【自己犠牲】クルセ娘を愛でる会 その2【神々の守護】
[43:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2005/03/02(水) 12:37 ID:/OvuE6E.)]
ギルメンのクルセ子に相談を持ちかけられた。
ク 「ホワイトデーのお返しといのは何がよいと思う?」
俺 「何でお前がそんな事するんだよ?」
省略10
[44:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2005/03/02(水) 16:52 ID:PlDBWPng)]
>43
詳しく。
やはりクルセ娘というのはそういうほうが「らしい」のでしょうか…?
当方>34だったりするわけですが、人にもらうと言うよりは、お互い交換のような形になってしまうので。
省略1
[45:35(2005/03/03(木) 00:59 ID:UehViPsU)]
何とか作れたので・・・行きます・・・。
題名は「ある少女の物語」です
といってもオレはもっぱらロムるだけなので書くのは全然ダメな人間です。っとあらかじめ断っておきますわ・・・。
まぁ少しでも楽しんでもらえたらいいかな?
[46:ある少女の物語(2005/03/03(木) 01:00 ID:UehViPsU)]
【プロローグ】
遥か昔の対戦の折に廃城となったグラストヘイム。その修道院の中にあるカタコンベでは一人の女聖堂騎士が彼女を取り囲んだ異形と剣を交えていた。
まだ顔には少女らしいあどけなさが残るがその目は研ぎ澄まされた刃の如く鋭く、獲物を探す鷹のようにもみえた。遠くで壁の一部が崩れ落ちる音が響いたのと同時に少女めがけて何匹かの異形が痺れを切らせて踊りかかった。次の瞬間、少女の放った凛とした裂帛の声が響き、飛び掛った異形たちのあげた断末魔の叫びが静まり返ったカタコンベに響き渡った。切り裂いた異形たちの返り血で紫色に染まりながらも少女はなおも愛剣を振るい周囲の異形を次々に葬り去って行く。しばらくするとカタコンベに普段の静けさが戻った。先ほどの少女以外は全て原形をとどめていなかった。しかし少女は油断無く臨戦態勢の構えを解くことも無く虚空をにらみ続けていた。その視線の先の空間が歪んだと思った瞬間、空間の歪みの中心より魔界の支配者の一人であるダークロードが現れた。
ダークロードは周囲を見渡し、そして目の前に立つ少女に目を向け、「汝か、わが眷属を倒せし強者は?」っと問いかけた。
その問いかけに対する少女の答えは剣撃。ギリギリで避け、中に浮かんだダークロードは再び問いかけを発した。
「汝がわが眷属を倒せし強者か?」
省略33
[47:ある少女の物語 2(2005/03/03(木) 01:01 ID:UehViPsU)]
【1】
どこまでも続く白い空間。またこの風景かと周囲に目をやろうとしたその矢先にどこからか声が聞こえてきた、どことなく懐かしい感じのする声色とともに・・・。
『あらあら、困りましたわね。また、傷だらけでお帰りですか。あらまぁ、綺麗な肌が傷だらけですわ。こんなに傷だらけでは折角のお肌も、お顔も台無しになってしまいしますわ。』
『確かに貴方は剣士ですがそれ以前に一人の女性なのですよ。このことは頭の片隅にとどめて置いてくださいませ・・・といっても貴方はまた傷だらけになって帰ってくるのでしょうけれど。』
声のした方を見ると一人の女司祭が無表情の剣士風の服装をした少女の傷の手当てをしながら語りかけた。
「何故、そこまで強くなろうとなさるのですか?さしさわりがなければ教えてくださいませんか?」
省略46
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