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【18歳未満進入禁止】みんなで作るRagnarok萌えるエロ小説スレ 十五冊目
- 1名無しさん(*´Д`)ハァハァ :2006/06/20(火) 15:25:25 ID:kcb01Jw.
- このスレは、萌えスレの書き込みから『電波キタ━━━((( ⊂⌒~⊃。Д。)⊃━━━━ッ!!! 』ではない
萌えでなおかつえちぃ描写の含まれる自作小説の発表の場です。
【重要】
18禁レートのスレッドは<<sage進行>>でおながいします。
(ageてしまった場合にはメール欄にdameと入力して書き込みましょう。一番下に下がります)
基本的ルール
・ マターリ厳守
・ 荒らしは完全放置。
・ ROまたは小説と関連のないネタで盛り上がるのはダメ。
・ コテハン叩きも、スレの雰囲気が荒れるからダメ。
・ コテハンの人も、荒れる元になるので暴走したりしないように慎重に発言しましょう。
ローカルルール
・ 萌えだけでなく燃えも期待してまつ。
・ このスレでの『えちぃ』基準は、「手淫」(オナーニ)だとか「目合い」(セクース)だとかのレベルでつ。
・ 特殊ジャンルは苦手な人もいるということを考慮してやってください。
(タイトルに明記するとか、配慮を)
・ 催促はやめましょう。
(絵、文を上げてくれる人は自分のプレイ時間を削って上げてくれてます)
・ 感想は無いよりあった方が良いです。ちょっと思った事でも書いてくれると(・∀・)イイ!!
・ 文神を育てるのは読者です。建設的な否定をおながいします(;´Д`)人
・ 文神ではない読者各位様は、文神様各位が書きやすい環境を作るようにおながいします。
・ リレー小説でも、万事OK。
リレールール
・ リレー小説の場合、先に書き込んだ人のストーリーが原則優先なので、それに無理なく話を続かせること。
・ イベント発生時には次の人がわかりやすいように。
・ 命の危機に遭遇しても良いが、主人公を殺すのはダメです。
板内共通ルール:
http://www.ragnarokonlinejpportal.net/bbs2/test/read.cgi/ROMoe/1063859424/
みんなで作るRagnarok萌えるエロ小説保管庫(Wiki):
http://f38.aaa.livedoor.jp/~charlot/pukiwiki2/pukiwiki.php
前スレ:
【18歳未満進入禁止】みんなで作るRagnarok萌えるエロ小説スレ 十四冊目
http://www.ragnarokonlinejpportal.net/bbs2/test/read.cgi/ROMoe/1134766236
- 2名無しさん(*´Д`)ハァハァdame :2006/06/20(火) 15:26:19 ID:kcb01Jw.
- はいはい、今までスレ立てやったことないことするから上げちゃったよ。
とりあえず作っておいたっす。
- 3名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2006/06/20(火) 16:00:19 ID:ikGVcMJQ
- スレ立て乙。
保管作業してくれた人も乙。
- 4名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2006/06/22(木) 23:06:07 ID:07.4SNjU
- スレ立ておつかれ
- 5名無しさん(*´Д`)ハァハァ :2006/06/24(土) 04:23:03 ID:WmI5fjR6
- >>1
スレ立て乙
最近の作品はなんかイメージが浮かびやすいって言うか描写が細かい物が中々ないよな・・・。
悪いわけじゃないけどちょっと物足りない感じがする・・・。
まぁ、ろくな文章すらかけない奴の戯言だと思ってくれ・・・・。
- 6名無しさん(*´Д`)ハァハァdame :2006/06/24(土) 04:23:34 ID:WmI5fjR6
- すまん・・・あげちった
一番下に埋葬しておく
- 7名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2006/06/26(月) 09:06:58 ID:VhpP/dwA
- >>5
背景描写が細かすぎるのも読みづらい気がするけどな
描写を最小限にしてテンポよく読めるのが個人的に好み
・・・しかし自分で書くと細かくなるメルヘン
- 8名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2006/06/29(木) 20:58:09 ID:bmvtsSBc
- スレ違いで悪いんだが
Mantisってタイトル?の話どこのサイトに載ってるのか教えてくださいorz
前一度みたんだけど、もう一回読みたくて(´・ω・`)
- 9名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2006/06/29(木) 21:40:44 ID:oNuzWyrk
- つ『ウラカンダ』
- 10letters 1dame :2006/06/30(金) 01:15:23 ID:bPTYi8QM
- ビクビクしながら投下。エロは初めてです。
おとなしめの、ちょっと寂しい感じの話です。
クリムゾンから手紙が来た。
「久しぶりに会いたい」といういたって簡単な内容のもの。
待ち合わせはここ、アルベルタの別荘の一室。
宵っ張りのミッドガルツ住人もそろそろ床に就こうかという時間である。
クリムゾンとはあたしが剣士時代からの付き合いだった。
海底洞窟で一緒にタラフロッグをやっつけて。疲れたら座って他愛のないおしゃべりをしたり、冗談を言い合ったり。お互いの転職まで励ましあって頑張ったっけ。
彼の転職のときはアサシンギルドに行くのも大変だったんだよなぁ。
あたしが聖騎士になってすぐにギルドに誘われて入ってから、彼とは疎遠になってしまった。
だから、久しぶりの手紙がとても嬉しい。
彼のことは嫌いじゃなかったし、一緒にいてとても楽しかったから。
今日は何処に行こうかな。あたしもヒール飛ばせるからたいていのところなら行ける。効率なんか気にしないで、おしゃべりしながら。ああ、あたし、すごいわくわくしてる。
あのころかぶっていたピンクのハットを倉庫から引っ張り出してあたしは、待ってる。
足音はなかった。
扉がかすかにきしんだのであたしは彼の来訪に気づいた。
彼はアサシンの平服のままで、武器も防具も身に着けてはいなかった。何だ、何処かに行くわけじゃないんだ。
「…久しぶり、だね。」
今までどうしてたの?これからどうする?あたしはねぇ……
言いたい事は沢山あるのに言葉はなかなか出てきてくれない。どうしてだろう、胸がいっぱいで切ない。
クリムゾンはつかつかとあたしのそばまで歩み寄り
「…アクア」
あたしの名前を呼ぶとおもむろに唇を重ねた。
?
??
状況を理解するのに何秒かかったろう。
やわらかくてあたたかい舌に口中をまさぐられる快感。
胸の奥がキュン、となるのと同時に体がピクン、と反応する。
思考が急激に減速する。理性のメーターが下がっていく。
「すまんな」
苦しそうにクリムゾンが言った。
「あまり時間がない。」
そのまま二人でベッドに倒れこんだ。
衝撃でハットが床に飛んだ。
あたしは堕ちた。
その声と、思い出と、濃厚なキスによって。
心も身体も蕩かされちゃってるのがわかる。
「やさしく、してよね?」
承諾の意を告げると彼は薄い唇を引いて笑った。
- 11letters 2dame :2006/06/30(金) 01:16:55 ID:bPTYi8QM
- キスをしながら彼は片手で器用にあたしの服を脱がせてゆく。
鎧の留め金をはずし、ボタンをはずし、紐を解く。
露わになった胸は尖端がこれ異常ないほど尖っていて、恥ずかしくなったあたしはふざけて彼の顔を胸にうずめた。
日に焼けないあたしの白い胸に、彼の唇が紅い花びらを散らしてゆく。
「や。ちょっと」
咎めるあたしに
「彼氏に見られたら困る?」
意地悪な質問で返す。
「そんなんいないけどぉ…」
これでしばらくはプロンテラ騎士団のシャワールームにはいけない。
あそこ、タダで気に入ってたのにな。
その瞬間、あたしの身体を快感が貫いた。
乳首を甘噛みされて先端を舌ででちろちろと舐めまわされる。
もう片方も指でこりこりと刺激されて堪えきれずにあたしは声を漏らした。
・・・ダメ。そんなにされたら、あたし。もう・・・
「もう?」
手を胸からショーツの下へと滑り込ませる。
「ぅわ、すっごい」
にやりと笑って
「とろとろになってるよ」
潤んであふれかえるそこを指でかき混ぜられるとくちゅ、という水音が部屋に響いた。
あんたのせいじゃない、と言ってやりたかったけど恥ずかしさが先で何もいえなかった。
それにもうだめ。限界が近い。
「・・・お願い・・・」
切なくて苦しくて、搾り出すようにそれだけ言うとあたしは嘆願のまなざしを彼に向けた。
彼は頷くと着衣を全部脱いで彼自身をあたしにあてがった。
ゆっくりと沈められていく。知らずに溜息が出ちゃう。
緊張と安堵が一緒になった、不思議な気持ち。
つながったまま彼はまた唇を重ねてきた。
さっきのとは違う、吐息のもれるみだらなキス。
そのまま腰を動かして。上も下もつながったまま。
このまま溶け合って一つになれればいいのに。
彼は少し角度を確かめていたみたいだった。
やがて唇を離すと、あたしの足首を両肩に担ぐように乗せた。
ちょっと苦しいけど、これだと一番深くまで入る。衝撃がダイレクトにおなかに、身体に響く。
あたしはもう快楽を得ることにのみ意識が集中しちゃって、魂魄半ば身体を離れて、正体を失う寸前だった。
腰を打ち付けるスピードが速くなって彼が苦しそうに
「・・・っ。いくっ・・」
あたしは微笑んで両手を広げ
「来て。一緒に、いこ」
二人はしっかりと抱き合って同時に絶頂を迎えた。
これでも飲めよってクリムゾンが赤potを荷物から出して投げてよこした。
「懐かしいねぇー。昔はずっとこれだったよね。」
喉に絡むちょっとくどい甘さも昔のまんまで。やっぱり彼も昔のことを忘れていなかったんだと嬉しくなる。
「あ、そうだ」
アンダーウェアを着たクリムゾンが思い出したように重そうな袋を出した。
「これ、ちょっと預かってもらえないかな?」
中を覗くと大量の金貨だった。30Mくらいあるだろうか。
驚き戸惑うあたしに彼は笑って言った。
「心配するな。汚い金じゃない。」
尚も抗議しようとするあたしの、視界がぐらりと揺らいだ。急激に眠気が襲ってくる。
「・・・何か、・・・盛ったね・・・?」
空になった赤potの瓶があたしの手を離れて床にコン、と音を立てて落ちた。
「すまんな」
「起きてられると困るんでな。」
窓から入る潮風に頬をなでられてあたしは目が覚めた。
まだ朝だろうか。朝寝坊のミッドガルツ住人がようやく目覚めるころのようだ。
部屋にクリムゾンはいなかった。彼の荷物も消えていた。
サイドテーブルには金貨の入った袋と、一通の手紙が残されていた。
アクアへ
君がこれを手にする頃には俺はもうこの世界にはいない。
君と過ごした時間は本当に楽しかった。
後に一度だけ会いたかったんだ。
こんな形でしか気持ちを伝えることが出来なくてごめんな。
君が幸せでいられるように祈っている。
・・・相変わらずの簡単な手紙。
あたしは何度も彼の名前を呼んだが返事は返ってこなかった。
胸の花びらは紅いままだというのに。
fin
- 12名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2006/06/30(金) 08:17:51 ID:9etSLKKY
- これ既出だと即座に判断できる俺ってどうなんだろうなぁ。
http://f38.aaa.livedoor.jp/~charlot/pukiwiki2/pukiwiki.php?cmd=read&page=letters&word=%A5%AF%A5%EA%A5%E0%A5%BE%A5
http://www.ragnarokonlinejpportal.net/bbs2/test/read.cgi/ROMoe/1087711749/360-362
- 13名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2006/06/30(金) 09:22:53 ID:KvAsi/lk
- >>10
最後のシーン、手紙を胸に押し当ててむせび泣くクルセ子に萌えた!
って書こうと思ってたのによぅ……こいつはどういうことだ!?
これは国家の陰謀の前触れなのか!?
>>12
すげえよ。その記憶力にGJ!だ。
- 14lettersのひとdame :2006/06/30(金) 09:51:24 ID:bPTYi8QM
- うわ、なんだこりゃ。
昔、自分のブログにあげたことがあったですよ。
知らないところにあげられて感想貰ってたなんて・・・はう。
- 15名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2006/06/30(金) 10:44:16 ID:925rw.rs
- 前も勝手にあげられてたってのあったもんなぁ。
前回投稿された際に改行がおかしかったのはそのせい?
実際がどうなのかはしりませんが。
- 16名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2006/06/30(金) 16:43:54 ID:BhyAcqxI
- 以前何度か拙文を投稿したものですが。
この度、自宅PCでもこの板を見れるようになった記念に、お題を募集してみます。(´・ω・`)
- 17名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2006/06/30(金) 17:27:19 ID:wgrCamVQ
- BS娘たんのラブラブハッピーな話をお願いします。
- 18名無しさん(*´Д`)ハァハァdame :2006/07/01(土) 14:15:25 ID:QLm49l8E
- WS男とジルタス様のツンデレ夫婦SSキボンヌ
いや、アサクロ男とアリス嬢の甘々SSでもOK!
俺?書けません・・・・・・・・・・・・・・・OTZOTZOTZOTZOTZOTZOTZOTZOTZ
- 19名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2006/07/01(土) 14:24:19 ID:x08YaELo
- 殴りMEプリの話を見た相方が、本当に殴りMEプリを作ってしまった。
そんな私は二極志望ハンタ '`,、('∀`) '`,、
続きが読みたいですのぉ
- 20ある錬金術師の私的性欲処理法sage :2006/07/02(日) 18:10:24 ID:7Lp6aZ/g
- 流れを読まず投下してみる
==========================================
私はアルケミストをしている
最近になってホムンクルスの技術が確立し
それにより実践投入なども成されて来た
未知のホムンクルスの研究はやりがいもあると聞いている
しかし私は他の同僚がホムンクルスの研究に勤しむ中
もっと前から確立されている理論……バイオプラントについて研究をしていた
昔はフローラしか作り出せなかったが
新しい理論が発表されたことで
フェアリーフやジオグラファーのような高等植物も作り出すことが出来るようになった
私が今やっているのは
ドライアードやペノメナなどの高等植物や生物を作り出そうという研究だ
おかげで私は植物についての知識なら
ジュノーやアルケミストギルドの中でもトップの位置に上り詰めることが出来た
そして植物を使えば
私の変わった性癖を満たすことも出来る様にもなった
- 21ある錬金術師の私的性欲処理法sage :2006/07/02(日) 18:22:52 ID:7Lp6aZ/g
- いくら研究者とは言え お金が無ければ何も出来ない
アルケミストギルドから配給される研究費なんかたかが知れているので
私も自発的に狩りは行っている
「今日は良い天気だ」
自宅の窓から顔を出していた私はそう呟くと露店の準備に取り掛かった
狩場で出したカードや装備品などを 纏めてカートの中に入れていく
一週間分を溜めておいたので カートの中は商品で一杯だった
「よし………………………………………………………………………………
……………………………………………………………………………………
……………………………………………………………………………………
……………………………………………………………………………ダメだ」
長い間沈黙して、さらには頬を赤くしてしまったのには理由がある
それは私の性癖によるものだった
いくら理論を冷静に組み立てる私であっても
……その、時々は、ものすごく、したくなる時はある
だが、残念ながら私には恋人は居ないために……一人ですることを迫られるのだが
しかし、普通に一人で済ませようとしても、満足できない様な性格らしい
実は私の植物の研究……そうヒドラのことだが
ヒドラを使っても、満足を得ることは出来なかった
………だが、今の私は、私の異常な情欲を満たす術を知っている
「……………………………………………………………………………………
……………………………………………………………………………………
……………………………………全く……知られたら、ただではすまないのだろうな……」
ため息混じりにプラントボトルを一個だけ懐に忍ばせた後
私はカートを引いて大通りへと向っていった
- 22ある錬金術師の私的性欲処理法sage :2006/07/02(日) 18:34:29 ID:7Lp6aZ/g
- 最近は暑くなって来たが、それでも大通りには幾人もの商人たちが露店を並べていた
隣り合わせにして居るが、私は大通りから少々逆らって、
日を凌げる街路樹の下で露店を始めた
「……………………………………………………………………………………よし」
露店を始めてすぐに、私は周囲を確認した
流れから外れた場所にあるので、今のところ私に注意を払っている人間は居ない
他の商人たちも、自分の商品を売るために声を掛けるのに集中しているはずだ。
スッと私の手をスカートへと滑らせる……
昔はぎこちなく、赤面もしたものだが、今は手馴れたものだ
すぐさま下着の――いわゆる紐パンツというやつだ――の紐を解く
そしてシーフのスティールの手つき宛らに下着を掴むと
それをポケットの中へと押し込んだ
(バレてない……な?
……バレていたら、この場で襲われかねないが………)
流石に緊張し胸が高鳴ったが、やはり私には注意は向いていなかった
安堵しながらも、今度は別の意味で心臓が鐘を打ってきた
(……全く……
自分でも恥ずかしくなるくらい、私は好きモノだな……)
ため息がちに、懐のプラントボトルを素早く取り出し…
それをスカートの中に転がした
「………【バイオプラント!!】……」
小声でささやくと
何も履いていないスカートの内で、小瓶が割れる音がした
- 23ある錬金術師の私的性欲処理法sage :2006/07/02(日) 18:49:22 ID:7Lp6aZ/g
- >>22
小瓶はヒドラのモノだ
しかも研究の間に副産物として生まれた、平均的なヒドラの個体よりも小さなタイプのもの
ここまでくれば、大体の人間は察しがつくだろう
この夏の暑い日中では、本来水辺に棲むヒドラは長くは持たない
その生存本能は、近くの水辺に対して触手を伸ばし、水分を吸……
「………ふっ!」
そこまで考えていたとき、甘い痺れが生まれた
そう、予想通りに、ヒドラの触手は私の内部へと侵入せんと鎌首を擡げてきたのだ
しかし小型なので力不足もあるのだろう、内部には完全に進入できず、
外側を何本もの触手が撫で回すという結果になっているのだ
「……っ……ん……は………
……まった……く……わた、わた……しは……」
私の性癖とは、つまりは『露出癖』のようなものだ
普通のものでは満足できず、周囲の目のある中こっそりと自慰することに
どうしようもなく興奮し、深い快楽を得ることが出来てしまうのだ
「くっ……ふっ…… ……んぁっ!?」
しかしそんな自虐感や罪悪感を吹き飛ばすような巨大な甘い感覚に
既に私の理性は削がれ始めてきた
きっとヒドラの触手が私のクリを捉えたのだろう
思わずビクリと体が痙攣してしまう
「?」
近くに居たブラックスミスの男性が?のエモーションを出した
突然声を掛けられたと思ったのだろう、不思議な顔をしながらこちらに向ってきた
(ああ……う……まず……バレ……ちゃう……! ふああっ!)
クリを責める触手の動きにあわせるように、私の心拍数が上がり始めてきた。
そして、ブラックスミスが露店の前に立つ
- 24ある錬金術師の私的性欲処理法sage :2006/07/02(日) 19:17:30 ID:7Lp6aZ/g
- 「あ、……あの! い、いらっしゃいませ!」
ジクジクと快楽が私を苛む中、とっさにセールススマイルを浮かべた
すると向こうも単に客寄せだと勘違いしてくれたのだろう
笑い返しながら、こちらの露店を眺め始めた
しかしその間もヒドラの責めは躊躇無かった
向こうにしてみれば生きるか死ぬかの問題なので、当然なのだが
「………く……ふ…… ん っぁ……」
周りの喧騒に掻き消されるように祈りながら、必死の思いで声を押し殺していた
膣口を撫で回され、子宮は既に飢餓感を訴えるように液体を分泌していたし、
クリを弄られたときの鋭い快楽は、私の最後の抵抗をあざ笑うかのようだった
口から痴呆の様に涎が垂れかけるのも気にせず、ただ堪え続ける
しかし時に運命は非情だ
ブラックスミスがスロット付メイルについて、値引きしてもらえないかと頼んできたのだ
つまりは、ここでさらに時間が長引くということ
「……ぁぁぁぁぁあっ!?」
どうしようかと受け答えを考えていた瞬間、
ついにヒドラが私の子宮内へと触手を突っ込んできたのだ
散々焦らされたことに加え、もう我慢できず声が口から漏れる
再度?マークを浮かべるブラックスミスを、ギリギリになった理性でいなすため、
通常よりも100kも安く売ることにした
♪マークを浮かべ財布を取り出すブラックスミスに対し、
恐らく私はとろん、とした顔を浮かべていただろう
・・・・・・
ブラックスミスが立ち去った後、
私は、今まで散々私を嬲っていた触手が脱力していることに気がつけた
めくって確認するわけにも行かないが……恐らく、時間切れだろう
この暑さもヒドラのダメージになったのかもしれない
「はぁ……はぁ……
……もう…とつぜんやめるなんて……ずるい……」
かすかな安堵と、強い不満足という感覚
それは当然、「もうひとつ」に手を伸ばすに尤もな理由だったが……
「………………………………あ……………………………………………………」
そういえば、一個しかもってきてなかった。
- 25ある錬金術師の私的性欲処理法sage :2006/07/02(日) 19:17:53 ID:7Lp6aZ/g
- 以上でした
- 26名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2006/07/02(日) 19:19:42 ID:W6BMLmzw
- 後半リアルタイムで読んだ。GJ
- 27名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2006/07/02(日) 19:47:14 ID:8LY3VN4U
- なんてえろぃアルケミさんだ…(´∀`)
- 28名無しさん(*´Д`)ハァハァdame :2006/07/03(月) 10:39:03 ID:XrSsbGRM
- 馬鹿野郎!仕事中に読んでたから前傾姿勢になって周りから不審の目で見られちまったじゃねえか!!
いつもお茶を入れてくれる先輩には哀れみの目で見られるし・・・俺の今までの努力を返せや、ごらぁ!!
でもGJ!!
- 2916sage :2006/07/03(月) 11:39:19 ID:1wkPYC82
- アリスたんの話は以前書かせていただいたので
>>17、>>18さんのお題をMIXさせて、WS男とツンデレBS娘たんの
ラブラブ話に挑戦してみます。(´・ω・`)
- 30名無しさん(*´Д`)ハァハァdame :2006/07/04(火) 16:18:38 ID:lpytl3nc
- なぁ、今から需要のあるやつを書きたいと思うんだが意見を聞かせてくれないか?
- 31名無しさん(*´Д`)ハァハァdame :2006/07/04(火) 20:40:42 ID:.NJfbfoI
- 百戦錬磨のアサクロ嬢が、何も知らないノビを手解きする話が読みたいです!
- 32名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2006/07/04(火) 23:48:18 ID:p8tDpgz.
- 最近おされ気味で少ない、無理やり系が読みたい
- 33名無しさん(*´Д`)ハァハァdame :2006/07/06(木) 01:38:30 ID:SxiTiKho
- 流れをdぎって投下させていただきます。
バトROワスレ7冊目355氏にインスパイヤというか電波を受けたSSでございます。
通常スレに落とせないエロ妄想文なのでこちらをお借りすることをお許しください。
また読まれる前にこちら(ttp://www6.atwiki.jp/battleroyale/pages/526.html)を一読いただけるとありがたいです。
というか、読まないと何のことやらさっぱりかもしれません……
あ、ちなみにNGワードです。
(`・ω・')つ【おしりえっち】
- 34名無しさん(*´Д`)ハァハァdame :2006/07/06(木) 01:39:51 ID:SxiTiKho
- ランプの底で燻るほのかな灯りが、くたびれたベッドの上で淫らに絡み合う男女を闇の中に浮かび上がらせる。暗暖色の炎に照らされた幼い顔立ちを戸惑いと恥じらいに歪め、♀アサシンが声を押し殺しきれずに啼いた。
「ぅんっ……あぅ……ぁ……あぁっ!」
お椀のように形の良い乳房を、柔らかく撫で上げる男の――♂アサシンの指が双丘の上で痛いほどに充血した尖端をじわじわと押し潰すように摘んでいた。薄桃色の乳首がこねられる度に、全身を襲う炙るような痺れに♀アサシンの瑞々しい肢体が細かく跳ねた。
「や、やめ……そこ、そ、そんな強くされたら、お、おかしく……あうぅっ!」
柔らかな唇からまろびでた声は、蕩けた艶と熱で彩られた吐息でかすれている。弱々しく喘ぐ少女の様に暗い悦びを刺激されたのか、♂アサシンは意地の悪い笑みを頬に浮かべた。
「どうした? 俺を鍛えてくれるんじゃなかったのか?」
「ふぁっ……お、お前、なんで……ひぅ……こ、こんなに……ぁう……上手いん……ぅんんっっ!」
「さあな。お前の感度が良すぎるだけだろ」
「ち、違っ……ぁ……アタシ……い、いつもはこんなに……感じな……ああぁっ!」
「コリコリに尖らせてるくせに何言ってやがる」
「ひぁあああっ!」
散々嬲られて敏感になった肉の突起を強く爪弾かれ、♀アサシンが悲鳴を上げて仰け反った。
軽い絶頂にだらしなく涎を垂らし、気の抜けた瞳を♂アサシンに向ける。
「ぅ……嘘……乳首だけなのに……ぁ……アタシ……」
「……まだ終わりじゃないぞ」
「え? あ、きゃっ!?」
絶頂の余韻に浸る間を♀アサシンに与えず、♂アサシンは彼女の内股に手を伸ばした。
愛液を溢れさせる秘所――の下、薄茶色の蕾に指を這わせると、驚いたように♀アサシンが身体を強張らせた。
「や、やめっ……ば、ばか……そこ、違……っ!」
「違くねえよ。ここでも気持ち良くさせてやる」
「ひっ……!」
ちゅくぅ――
♀アサシンが滴らせた愛液を己の指に塗りたくり、震えてすぼまる少女のアヌスへと♂アサシンは優しく人差し指を押し当てる。
少女の身体はライトニングボルトを打ち込まれた魚のごとく跳ねた。
「や、やだぁ……変っ、へんになっちゃ……あああっ!!」
「第一関節まで入れてないのにイイ感じっぷりだな」
「やめ……や……ぁ……動かさな……ぃ……でぇ……」
「きちんとほぐさないと、痛いぞ。力抜いとけ」
「え……ちょっ……や……ぁんっっ!」
適度に湿る腸壁を指でなぞりながら、括約筋の硬直をゆっくりとほぐしてゆく。
異物を差し込まれたことの無いその中は、人差し指を押し返そうと粘膜全体で指を圧迫し、菊門は喰いちぎらんばかりにキュッと締まる。
だが逆に花弁はヒクヒクと震え、濃く甘い女の蜜をしたたらせている。
イイ反応だ。♂アサシンはほくそ笑んだ。
垂れ落ちる蜜がアヌスを弄う指に絡み、滑りを助ける。
指が動くたびに♀アサシンの細い肢体は登り詰めるように強張った。
「ぃや……やぁ……アタシっ……お尻でっ……お尻でイっちゃう…………っ!!」
「指だけで大騒ぎするな。もっと気持ちよくさせてやる」
「あ……ぁ……あはっ……ちゅ……んっ――」
愛撫を催促するように♀アサシンは、彼の荒れた唇に水蜜桃のような自分のを押し当てた。
ちろちろと舌先で♂アサシンの歯茎を擦り、応じるように伸びてきた彼の舌を歯で甘くついばみ、流れてくる唾液をすする。
- 35名無しさん(*´Д`)ハァハァdame :2006/07/06(木) 01:40:55 ID:SxiTiKho
- 「……そろそろ頃合か」
「ふぇ……? ひゃうっ!」
蕾を広げていた指を、そっと引き抜く。
優しく抜いたにもかかわらず、少女は悦楽で湿った悲鳴をあげた。
♀アサシンを四つんばいにさせると、淫靡に内側にめくれて奥を覗かせる菊門に♂アサシンは怒張した己をあてがった。
「あ……」
心細げに息を飲む少女の姿からは、戦闘技術で♂アサシンを圧倒した強さは微塵も感じられない。
まるで生まれて初めて男に抱かれるような、うぶで青い硬さに♂アサシンは苦笑した。
「いくぞ。力、抜けよな」
「は、はい……」
ほぐしたとは言え、そこは今まで指さえ受け付けていなかった場所だ。怯えるのも仕方の無いことだろう。
それが逆に♂アサシンの嗜虐心をくすぐった。
「――ぁンああぁっ!!」
ぐい、と一気に己を突き込ませる。
指よりもはるかに太いモノを押し込まれ、♀アサシンは苦しげに喘いだ。
「ぁ、ぁぁ……はぁ……キツ……くて……大き……くて……熱ぅ……ぃ……」
「くっ……かなりキツいな……」
中から分泌される腸液が潤滑の役目を果たしていたが、すべて入りきるには抵抗が強い。
直腸全体が♂アサシンを先に進ませまいと強く握り締めている。
気持ちよさは半端なものではなかったが、ここで果てては半端もいいところだ。
尻たぶを両の手で揉みほぐしつつ、少女の白い背中に♂アサシンはくちづけを落とす。
細い身体つきの割りにしっかりと筋肉のついた肩を、背筋を、腰を唇が這う。
「あ、ぁ……あ……」
うわずった喘ぎが♀アサシンから零れ落ちた。
荒い呼吸に合わせるように♂アサシンを咥える蕾が緩む。
少しずつ慣れてきたのか、先ほどに比べて抵抗は少なくなっていた。
「……動くぞ」
「ぇ……あ、ま、待てっ……まだ心の準備が……あぁんっ!」
ぐいぐいと肉茎が注挿されるたびに、少女の柔肉がふるふると震える。
秘所から落ちた雫は太ももを伝ってベッドの上で染みを作ってゆく。
♂アサシンの腰のグラインドは徐々に速さを増していった。
腰と尻肉が打ち合わされるたびに、汗にまみれ体液を掻き回す淫音を響かせる。
「あ、あっ……やっ……いゃ……そ、そこ……気持ち……ぃ……ん――っ!」
ぐい、と♀アサシンの尻が持ち上がった。
両腕で身体を支えきれなくなったらしく、シーツに顔と肩をつける格好になったからだ。
出来るだけ楽な姿勢をとろうとしたのだろうが、それは逆効果だった。
尻が上がった分、挿入の角度がキツくなり、♂アサシンの熱く硬い先端が腸を抉る。
「ひゃ……ふぁっ……あぁんっ!」
「はっ……やっぱりお前、感じやすいみたいだな……」
「……そ、そんなこと……ぁ……ない……ひゃううっ!」
「……くっ!」
キツいのは♂アサシンも同様だった。
抵抗は少なくなったものの、全体を締め付ける力は強く、そして腰が砕けるほど気持ちがいい。
「ココでするのは、初めてなんだろ?」
「う、うるさ……ぃ……この……変態ぃ……」
肩越しに♀アサシンが恨めしげに睨んだ。
その肌に浮かぶ珠のような汗。
羞恥で桜色に染まった頬。
涙で潤んだ瞳。
欲情した犬のように速い呼吸。
歯が立たなかった女を組み伏せている征服感。
何もかも淫らで、燃料を入れられたみたいに下腹がさらに熱くなってくる。
「あ……ぅ……罵られてるのに……か、硬くするなぁ……っ!」
「そうは言うがな……お前のココは嬉しそうに咥えてくれているぜ」
「ばかっ、い、言ぅ……なっ……い、言わな……ぃ……で……よぉ……やぁんっ!」
うろたえたように喘ぐ♀アサシンの蕾をさらに強く貫く。
男根を締め付ける力は段々と強くなり、少女の絶頂が近いことを教えていた。
♂アサシンは♀アサシンの背に覆いかぶさり、髪に隠れた耳たぶを甘く噛んで囁いた。
「……そろそろイくぞ」
「ぁう……へ、へんたぃ……」
ぴくん、と少女の身体がくすぐったそうに小さく跳ねた。
動きを早める肉茎を逃すまいと括約筋はきゅうきゅうと締め付けを強めてくる。
互いに限界だった。
「はぁ……ぁんっ……んんっ……ぅんん――――っ!!」
「……くぅっ!!」
ひときわ強く中を突いた瞬間、♀アサシンは絶頂に身を仰け反らせ、♂アサシンは白濁の情欲を少女の直腸にぶちまけた。
- 36名無しさん(*´Д`)ハァハァdame :2006/07/06(木) 01:41:33 ID:SxiTiKho
- ♂アサシンが突き刺していた己を引き抜くと、少女の乱れた蕾から、こぽっ、と音を立ててゼラチン質の塊みたいに濃い精が溢れ出る。
♀アサシンは気を失っているようだった。
肛門から垂れて流れる白濁は花弁を濡らし、シーツに落ちた愛液と混じって染みを作っている。
ベッドから音も無く降りると、♂アサシンは自分の荷物入れからタバコを取り出した。
しばらくすれば消えてしまいそうなランプの灯りで火をつけ、一口吸ってメンソールを肺の中に取り込む。
「まったく……どうかしてるな、俺も」
つい先ほどまで命の取り合いをした女とベッドの上で目合うなど、正気の沙汰とも思えない。
しかし、無性にこの女を抱きたいと思う気持ちがあったのは確かだった。
「……いや、俺はこんな小娘にイカレるようなロリコンじゃなかったんだが……」
「……だったら変態ね」
声のしたほうを見やると、ベッドの上で♀アサシンが起き上がっていた。
痛むのか、しきりに座り位置を気にしていたが、やはり音も無くベッドから降りて♂アサシンが咥えるタバコを掠め取った。
「タバコはやめとくんだね。健康に悪いし、なにより匂いで相手に感づかれる」
「……ふん。だったら、こっちはいいのか?」
ランプの火が羽虫のような音を立てて消える。
タバコのかすかなともし火に照らされながら、二人の暗殺者は唇を重ね合わせた。
――この後、彼らは何度か共にギルドの依頼をこなしてゆく事となる。
そして、最後に顔を合わせたのは動員令違反者取締法――通称BR法の舞台となる絶海の孤島でのことであった。
- 3733dame :2006/07/06(木) 01:43:51 ID:SxiTiKho
- 以上っす。
拙文にてお目汚しの点があるかとは思いますが、
皆様の実用に耐えうるSSであればと願うばかりです。
- 38small, small, small ringsage :2006/07/07(金) 20:07:45 ID:/f/ouJ.6
- 流れを読まずに投下。
途中までしか書いてないけど、一応続かせるつもり。
- 39small, small, small ringsage :2006/07/07(金) 20:08:36 ID:/f/ouJ.6
- クリティカルリング、というものを知っているだろうか?
持つ者の隠れた力を引き出し、防御も回避も許さない必中の一撃を
繰り出すことができるという―――
これは、そんな魔性の指輪に魅入られてしまった、
とあるアサシンの物語である。
私は今、葛藤と戦っている。
「あ……ダメよ、こんなコト―――
もう、もうしないって決めたのに……」
口から滑り出るのは否定の言葉だけど、
なのに指は、勝手に机の引き出しに潜り込んで、閉じこめたハズの指輪を求めている。
「そうよ、私はこんなコトしない。
こんなの、したいだなんて思ってないんだから」
違う違う。私はアサシン。
心を冷たく。湖面よりも静かに
ほら大丈夫。この手を止めれば
「あ―――」
探り当てて、しまった。
一週間前に、捨て値同然の価格で買ったクリティカルリング。
それを手に取ったとき、どこかで歓喜の声があがるのを
確かに私は聞いた。
- 40small, small, small ringsage :2006/07/07(金) 20:10:02 ID:/f/ouJ.6
- くちゃ―――
「あ、ひぅ」
股間からの濡れた刺激に、体が軽く弓なりになる。
なんだ、冷静だと思っていたのは頭のほうだけで
体のほうは、とっくに準備が整ってしまっていたらしい。
もう堪えるべくもなく、布地の隙間からするりと指が股間に潜り込む。
私ので濡れた指が、大きくなりはじめたクリトリスを探り当て
じんじんとした快楽を送り込んできた。
「あ。ぅあ、あ、あ。あ! あ、―――」
それこそ燃え上がるのは一瞬だった。
欲しい。
肩をやさしく抱きしめて欲しい。
胸を荒々しく揉みしだいて欲しい。
色づく乳首を虐めて欲しい。
ひくつくアソコを、貫いて欲しい。
体中の全てが快楽を求めて暴走しだす。
首筋を、下腹部を、胸の先端を、小さな痺れが走り回り
どんどん私を切なくしていく。
ふと、窓に映る私の姿。
完全に上気してしまい、紅潮している頬。
快楽に潤んだ瞳。
そして、アソコの部分を暗色に濡らしてしまったアサシンスーツ。
スク水とも揶揄されるその布地は、アソコにぴったりと貼り付いて
私自身の形をくっきりとさらけ出しているようだった。
なんて―――いやらしい。
「―――いやらしい子。こんな子には、お仕置きしなきゃね……」
そう、こんなに淫らで、ハズかしい子には
このクリティカルリングで、お仕置きをしなければ。
- 41名無しさん(*´Д`)ハァハァsageこのカキコでヘソまげたら…… :2006/07/07(金) 21:02:58 ID:97Hfzx3.
- >>38
流れ読まないのはともかく、流れ読まないまんまぶった切って流れを止めるのはマナー違反だ
罰として流れをよくするように早く続きを書きなさいハアハア
- 42名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2006/07/08(土) 10:46:48 ID:6melPgqo
- >>42
おまいもな〜
- 43small, small, small ringsage :2006/07/11(火) 12:34:52 ID:6ZGyxxu6
- ズバン!バン!
ジュルの刃先が硬い皮の隙間に滑りこみ、アルギオペの命を削っていく。
でも、私の関心はもうそんなところにはない。
ズバン!バン!
(ぶるっぶるるっ
「……あ、ふぅ……く、あぅ」
クリティカル攻撃が決まる度、クリトリスを掴んだままの指輪がブルブル振動し
股間から痺れるような快楽を送ってくる。
霞がかった視界が、いっぱいまで鎌首をもたげたアルギオペの姿を捉えた。
攻撃が来る―――と判断した瞬間反射的に地を蹴り、その重い突進を避けきった。が。
ごりっ
「―――ひっ! ふああああっ!?」
大きな回避動作は、ぴったりとしたインナーを通してクリティカルリングへと伝わり
クリトリスを残酷なまでに捻り潰した。
白いフラッシュが頭を満たし、背筋にぞくぞくとした強烈な快感が走る。
イきたい、イきたい―――。
座り込んでしまいそうになる自分を必死で制し
震える腕でジュルを握り直して、目の前の怪物に突き立てた。
クリティカル攻撃の衝撃に指輪がブルブルと震え、
さんざんに熱くなったクリトリスをさらに虐めてくる。
―――ワケもなく泣きたくなってくる感覚。
―――はぁ、はぁ、息が荒い。
アルギオペの巨体はその一撃で動きを止め、
爆発でもしたかのようにバラバラに散っていった。
―――これで20匹。
軽く達しかけること2回。
いつもなら「たったの」とつけるとこだけど、
今の私には「ようやく」だ。
戦いなんてどうでもいい。
アソコがきゅっと締まり、挿れて挿れてとせがんでくる。
決めた。
もう、イってもいいよね。
「はぁ、はぁ、……よく頑張ったね―――
そろそろ、ご褒美、あげる」
ここまで我慢した自分をちょっと褒める。
ここからはご褒美の時間。
今まで我慢に我慢を重ねた分、思いっきり気持ちよくならないと。
- 44small, small, small ringsage :2006/07/11(火) 12:35:43 ID:6ZGyxxu6
- 近くに生えていた青い草から、まだ固いブドウを刈り取り、
慎重な手つきで、形を整えていく。
―――できた。
ぐちゃぐちゃのどろどろになった下着をずらす。
ぴったりと貼り付いてしまった下着は、にちゃっと音をたてて剥がれ
それだけで余計な刺激と羞恥心を与えてしまう。
そして、まるで数珠のような形になったブドウを
ゆっくりと、ひくつくアソコに押し込んでいく。
「うっ、んうっ! き、気持ちいいよぉっ!」
ブドウの玉が膣口を通り抜ける度に、悲鳴のようなあえぎ声が口をついて出ていく。
嬲られ弄られきたアソコが、待ち望んでいた刺激に嬌声を抑えられない。
左手が勝手におっぱいを揉みしだき、乳首をこりこりと潰している。
耐えられなくなって地面に座り込み、それでも右手も左手も
自分自身を虐めるのを止めたりはしない。
「ふ、ふぁんっ―――だめ、もうだめ……!」
ブドウがごりごりとお腹の中をこすり上げていくのが切なくてたまらない。
じゅぶじゅぶを音を立てて引き抜かれる度、恥ずかしさと気持ちよさで
理性がとびかける。
もっと、もっとしてぇ……!
だんだんとお腹の奥に熱がたまっていくのが分かる。
ブドウが深く挿し込まれる度、乳首を捻られる度、
そこに熱が流し込まれていく。
「あ、あっ、来るっ来ちゃうよ……! ひあっ、来ちゃうよぉっ!」
熱はお腹の奥から、背筋を伝わって、頭の後ろへ駆け上る。
指輪がきゅうっと、クリトリスを激しく締め付けた時―――
「だめっ、あっ! あっ! ああああーーーっ!!」
私は体中をびくびくと震わせて、達してしまっていた。
- 45small, small, small ring あとがきsage :2006/07/11(火) 12:42:10 ID:6ZGyxxu6
- 魔性のクリティカルリング編、残りをお届けにきました。
お待たせしてすみません。
ってまじに流れ止まってるし!?
世界中の人にゴメンナサイ。
土下座して誤ります。
生まれてきてゴメンナサイ。
大した出来じゃありませんが、文才あげてまた帰ってきますので
その時はまたよろしくお願いするであります。
- 46名無しさん(*´Д`)ハァハァdame :2006/07/12(水) 01:02:22 ID:gylAQxtU
- 「別にいいのですよ、無理されなくても。戦乙女の祝福を受けた誇り高き
ロードナイト様が、淫具として品種改良されたヒドラの実験に罪なき女どもを
丸め込んで提供するなどと、そんな恐ろしい真似ができるはずありませんもの」
歌うように、揶揄するように。
女錬金術師は微笑を浮かべながら、拳を握り締め立ちすくむロードナイトの傍で
ステップを踏みくるくる回る。
「あなたには選ぶ権利がありますわ。ロードナイト様」
いつの間にか背後へ回った彼女は、背伸びして耳元へ唇を寄せるとぞっとするほど
妖艶な声で囁く。
「ここで非人道的な実験を行っていた錬金術師を騎士団へ突き出し、何もかも明白に
して悪を断つか。あるいはたった一人の少女を守るために、何も知らぬ数え切れぬ
ほどの女どもを騙して化け物の慰み者にするのか」
という話を思いついた。時間はかかりますがお届けできるよういたしますので、
その時はよしなに。
- 47名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2006/07/13(木) 20:11:39 ID:yprAsLxY
- + +
∧_∧ +
(0゚・∀・) ワクワクテカテカ
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
- 48名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2006/07/15(土) 02:58:00 ID:iogHM6rQ
- 電波来たので、ネタだけ置いて行きますね。
モロクの魔王クエストのキド(♂アサクロ)と、耳年間な♀プリ。
歴史学者に追い返されてイライラしてるキドを
慰めてやってくれって言われたのでエチー方で…。
- 49名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2006/07/17(月) 20:12:49 ID:M7jrIRos
- うはww
まさに似たようなネタで書き始めたとこだったorz
漏れのは報酬の仮面袋開けた騎士子たんが
中身にガッカリして怒ってるのを、なだめて満足させるのに
キド大将がエチーする方向だったんだけどww
- 50名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2006/07/18(火) 08:10:13 ID:ZL19ujEY
- 似ていても作者が違えばまったく別の話の流れにもなりますよ。
むしろ両者の作品をぜひみたいワクテカなので心待ちにしてる漏れがいる。(・∀・)
- 51名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2006/07/19(水) 22:18:44 ID:4ZNXv2do
- |ω・`)ノお久しぶりです、年下なのに「ねーさん」な騎士子とアサ男書いてた者です。
RO引退して久しいですが、ネタ浮かんできてしまったので近日投下させて頂きます…。
|д゚)ねーさん虐めが楽しいです。
|彡サッ
- 52名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2006/07/20(木) 01:07:13 ID:7Vlb9Klo
- >>51
虐められる騎士子ねーさん大好きなのでお待ちしております。
そんな俺は今、リンカー娘に首ったけ。
オリエンタルな感じの衣装のくせにミニスカというアンバランスさに悶え中。
過去最強の娼婦の魂を降霊して超絶テクで愚息も昇天なネタを思いついたので
書きなぐってくることにします。ノシ
- 53名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2006/07/20(木) 21:32:57 ID:0XQFSpPQ
- 誰もいない。
書き込むなら今のうち。
|ミ サッ
- 5453sage :2006/07/20(木) 21:33:33 ID:0XQFSpPQ
- 1.
「餌。」
「ん・・・」
大柄の男は頷いてまだ未成熟な少女の前に座り込む。
少女が慣れた手つきで男のモノを導きだし、何度かしごいただけですぐにソレは物欲
しそうに
首をもたげる。
否。
物欲しそうなのは少女の面だ。
妖しい光を湛える紅の双眼。
瑞々しい唇から覗く小さな舌。
そのどれもが、眼前にある男の欲望の塊を喉の奥から欲しているのが一目瞭然であっ
た。
「はぁ、はぁ・・・ちゅっ・・・。」
たっぷりと濡らした舌で絡めとり、巻きつけて吸い上げ、根元を握って同じリズムで
上下に擦る。
「・・・っくっ!」
床に落ちた男の陰がかすかに揺れ、少女が喉を鳴らしてソレを飲み干す。
一見奇妙な光景に見えるが、この二人にとってはごく日常的な行為であった。
男の方は30過ぎのぱっとしない大柄なモンク。
もう一人は10代半ばの小柄で華奢な少女。
よく観察してみれば、少女が人ではない何かだということが判るだろう。
甘色の金髪に見え隠れする美しい金色の角。
蝙蝠のような禍々しい翼。
人々はその高位悪魔をサキュバスと呼んでいた。
この行為はそれがどんなに淫猥であったとしても、彼女にとっては生きていくために
必要な
「食事」でしかなかった。
いわゆる一日一回行われる儀式のような物。
しかし、男の胸中ではいささか複雑な感情が渦を巻いていた。
「食事」はモンクにとっては明らかな性行為ではあったけれども、少女にとっては単
に「空腹」
を紛らわす「本能」が働いているだけで、モンクが側にいなかったなら恐らく他の男
で代用する
だけの話だった。
いつの間にか男はそれが怖くなっていた。
少女と共に行動をし、毎日深く触れ合っていくうちに、あってはならない感情が
徐々に男を侵食していった。
それは知らぬ間に流砂に捕らえられていたことに気づいたような、そんな絶望的で苦
しい感情だった。
20近く歳の離れた少女。
自分が「餌」以外に価値を持たないこと。
その気になれば、少女はいつでも自分から離れていけること。
「この俺が好かれるはずもない。」
「望んではならない。」
毎日呪文のように心の中で繰り返してきた。
それが逆に少女の存在を意識させる結果になっていることに気がつき後悔した。
瑞々しい命・・・。
あまりにも不釣合いすぎた。
だが求めずにもいられなかった。
いつの間にか、目が耳が皮膚が少女の一挙手一党足を追っていた。
背を向けていても常に少女の気配を探している、そんな自分に気がつき益々気が滅入
ってしまった。
「はじめに行為ありき、か。」
ヨハネの福音書の一部をもじってみるも気が晴れることは全くなく。
かえって背徳的な思いに苛まれてしまう。
『せめて自分が祭司ならば―いや暗殺者の方がお似合いだろうか。』
「行為」の後にそういうくだらない妄想をするのがすでに定例化しつつあった。
もう一度深いため息。
例えそれが「彼女を生かす為に自ら望んだ関係」であったとしても、こうして自分の
一番弱い部分を
慰めてもらっていれば、誰でも少なからずそういった感情は持つだろう。
そんなことは判っていたはずだ。
だがあえて目をつぶった。
何故だ。
本当に久しぶりに触れたMOB以外の暖かな温もり、女性特有の柔らかさが彼の判断力
を鈍らせた。
「だぁーーー!!!」
唐突に男は頭を掻き毟りながら奇声を上げる。
「修行だ修行!!」
シャドーボクシングならぬシャドー三段掌を、己の中の脆弱さにHITさせた。
- 5553sage :2006/07/20(木) 21:33:55 ID:0XQFSpPQ
- 2.
その夜。
男は馴染みの酒場にいた。
城下町らしい広々としたホールに丸テーブルと椅子がところ狭しと並び、その間を短
めのスカートと
エプロンをつけたウエイトレスが、花から花へと飛び回る蝶のように忙しそうに動き
回っていた。
酒場は常に冒険者や攻防戦を生業としている者、それに地元連中が加わっていつ行っ
ても満員だった。
同じテーブルには軽鎧を着た騎士。
その細身の体型の割に大きな幅広の両手剣を腰から下げていた。
いわゆる「両手剣AGI騎士」という物だった。
やや長身でスリムな体格。髪は褐色で巻き毛であったが、三日ほど風呂に入っていな
いため、
髭は伸び放題でひどく汚らしく見えた。
「サキュバスにホr・・・・ムグゥゥゥ!!!???」
両手剣騎士が突然叫び声を上げるのをモンクの分厚い掌が言葉途中で制した。
「シーーー!!バカッ!やっかいごとなのにそんな大声出すなってば。」
モンクが騎士に顔を寄せぼそぼそと話す。
口も鼻も同時にふさがれた騎士は、顔を赤くしながら何度も頷く。
それを確認するとモンク手を離した。
「げほげほ・・・うぐっ。し、しかしなぁ。」
喉を詰まらせながら騎士は続ける。
「まさかシェルが恋に落ちることがあるとはなぁ。」
モンクの顔をまじまじと観察しながら、さっぱりとした酸味のある新葡萄酒をぐいっ
とあおる。
「そうは言うがなブリュイ。」
ブリュイとは青という言葉が訛った物だ。
褐色の毛なのにブリュイとは名付け親のいい加減さが露呈されていた。
彼の兄弟は上からレドゥ、ブリュイ、イエールとなっているので、
最初からある順番でつけることが決まっていたようだ。
「まぁ、恋なんてのはそういうもんだがなぁ・・・姉さんコレお代わり!
あ、コイツにツケといてくれ。」
シェルと呼ばれたモンクは一瞬眉をひそめたが、仕方なしといった表情で騎士を見た。
「で、どんな子なんだよ?かわいいの?まっ淫魔っていうぐらいだからかわいいんだ
ろうな。」
「うん、まぁかわいいさ。それなりに。」
「勿体ぶるなよ。で、名前なんていうんだ?魔族っていうのは教えないものなのか?」
「本当の名前かどうか判らんが、小雪って言ってた。」
そこでシェルは小雪のことを思い出した。
はっとするほど大きな澄んだ目。
瞳の周りを縁取る長い睫毛。
彼女はサキュバスになる前からあんなに魅力的だったんだろうか。
共に行動することになってから数ヶ月経ったある雨の日。
小雪が過去の話をポツリポツリ話すことがあった。
娼婦だった母親のこと。
謎に包まれた美形司祭のこと。
そいつが好きだったこと。
裏切られたこと・・・。
彼女はサキュバスである自分を嫌っていた。
でも、生きていく為にはそれを受け入れざるを得なかった。
不安、孤独、自責。
彼女が本当に心休まる場所など生まれた時から存在しなかったのだ。
それがどれだけの苦痛をもたらせるのか。シェルには想像もつかなかった。
「小雪を人間に戻してあげたいんだ。」
ブリュイの質問の合間にシェルがポツリとつぶやいた。
「はぁっ!?」
ベテラン騎士も思わず面食らったような顔になる。
「そりゃなぁ、お前・・・うーん。」
その間シェルはグラスに注がれたボルドー色の液体を見るとはなしに眺めていた。
「ん、まぁ、もしかしたらな。」
「?」
「可能かどうか判らんが、ヴァルキリー様ならなんとかしてくれるかもな。」
「・・・ヴァルキリーさんか。」
「いや、ほら、転生させる力があるぐらいだから、魔族を人の子に戻すことだって・
・・って、
おおおいいい!!!」
椅子を蹴り倒しながら勢いよく立ち上がったシェルを見てブリュイは驚き、
危うくワイングラスを落とすところだった。
「帰る。」
「まて、まてってば・・・勘定!!おおい!!!」
くるりと向き直るとそのまま大股で歩き始める背中を見ながら、騎士は慌てて紙幣を
カウンターに
叩きつける。
「釣りはいらないからっ!」
女将にそう告げると、大柄なモンクの姿を宵闇の中に見失うまいと店を走り出ていっ
た。
- 5653sage :2006/07/20(木) 21:34:20 ID:0XQFSpPQ
- 3.
その日以来、男は少女と暮らす安宿を空ける日が多くなった。
決して多くは無い蓄えの中から非公平で支援を雇い、来る日も来る日もタートルアイ
ランドに
足を運んだ。
非公平狩りを彼は忌み嫌っていたが、目的の前にはどうしようもなかった。
一日も早く「彼女」を悲しい追憶の日々から開放させて上げたかった。
「1万飛んで250匹目っ!」
2万匹目の獲物を倒せば、モンクとして最高の位を得ることができるはずだった。
人はそれを畏敬の念を込めて「オーラバトラー」と呼んだ。
彼は知己である両手剣騎士の言葉を信じ、休みなくひたすら狩りを続けた。
拳についた獲物の体液が乾く間を惜しむように、次の獲物に殴りかかる。
「レックス・エーテルナ!!」
「発頸!!!!」
息の合った二人の声がダンジョンにこだまする。
金を掛け、体を酷使しながら彼は三日間それを続けては、安宿に戻り死んだように眠
って
つかの間の休息をとる。
翌日には収集品を売り払い、再びプロンテラ南の臨時広場で支援を雇う。
ただそれを繰り返した。
この労役が果たして彼の望みを叶えてくれる物なのかどうか、そんなことはどうでも
良かった。
自分が信じる。
ただそれだけだ。
少女の方は夜行性のため、日中寝ている間は特に気にならなかったが、幾日も孤独な
夜を過ごすたび
いいようのない寂しさを覚えるようになっていた。
今までいつも側にあった存在がいない。
「食事」自体は数日空けても問題はなかったが、それでもたった一人で過ごす安宿の
夜というものは、
まだ年若くて好奇心旺盛なサキュバスにとって途方もなく長い時間に思えた。
それに、万が一に備え外出はなるべくしないようシェルから言われていた。
そんなことが続いたある日の深夜。
少女はラプンツェルよろしく、四角く切り取られた小さな夜空を眺めていた。
「お腹空いたな・・・」
思い出したかのようにぼそっとつぶやく。
いつもなら三日目の夕方にはへとへとになりながらも宿に戻るシェルも、今日に限っ
て深夜になっても
まだ戻らない。
何かあったんだろうか。
彼の馴染みの店でも探してみようか。
このままでは空腹で宿の主人を襲い兼ねない。
ずっと狭い部屋に独りでいるのにも嫌気が差していた。
小雪は、シンプルなワンピースに、壁にかけられていたモンク僧のジャケットを羽織
り、
フードをかぶって角と翼を隠すと、宿屋の主人に見つからないようそっと部屋から抜
け出した。
『確か一角獣亭だったかしら?』
裏通りにコツコツと靴音を響かせながら、彼の話に時々登場する酒場の名前を一生懸
命に思い出していた。
暗い通りを女一人で歩くのが心細くて、早く表通りに出ようと足を早めた時だった。
「おじょうちゃん。」
後ろから声を掛けられ肩を掴まれて無理やり振り向かされた。
そこにいたのはプロンテラ衛兵の制服を着た中年の男。
普段は重々しい兜の下から鋭い眼光を飛ばしているその目も酒で濁り、口元は終始薄
ら笑いを浮かべていた。
「何してるの?こんなところで?」
幾分呂律が回っていない。肩に置かれた手がゆっくりと動いていた。
「・・・。」
少女は中年男が衛兵の制服を着ていることでどこか安心感を覚えていた。
「あの・・・お店を探しているんですが、一緒に探してもらえないですか?」
それを聞いた衛兵は、人の良さそうな笑顔を浮かべてうなづいた。
その目が宙をさまよっていることを覗けば、とても親切な人物に見えた。
「じゃあ、歩きながら話を聞こうかな?」
少女は黙って頷いた。
衛兵はさも愛おしそうに少女の背中を撫でると、そのまま促すように表通りとは反対
側へと誘導した。
「参ったなぁ。」
運悪く雇った支援さんが急にギルドに呼び出され、今回の報酬を渡す為に結構な時間
広場で待ちぼうけを食らった。
「ゲッ、もうこんな時間かぁ。怒って寝ちゃってるかも知れないなぁ。」
すっかり重くなった足を引きずるようになるべく早足で宿に戻る。
部屋のドアを開ける度、少しだけほっとしたような顔で出迎えてくれる少女の姿が
見えなかった。
気がつくと換えのジャケットが無くなっている。
―胸騒ぎが、した。
- 5753sage :2006/07/20(木) 21:34:40 ID:0XQFSpPQ
- 4.
「はぁ・・・ふぅ・・・。」
中年衛兵の荒い息遣いと粘着質な水音。
暗い路地裏では二つの影が蠢いていた。
「んっ・・・んぅ。」
少女が舌で奉仕すると、衛兵のモノは喜びでビクビクと跳ねる。
「かわいいよ・・・かわいいよ・・・。」
その手が少女の柔らかな髪を撫で、無意識に彼女の喉の奥に自分を押し込んだ。
「ふぐぅ・・・んっ!!」
喉の奥を突かれて苦しさと嘔吐感に思わずうめき声を上げてしまう。
衛兵は構わず喉の奥を自身で何度も突き上げた。
「うぐっ!?ぐっ・・・うぅぅ。」
苦しげな声を漏らしながら、唾液で濡れたモノと少女の口腔が擦られて
いびつな音を放つ。
「ほら、もっと舌からめちゃって・・・おふぅっ、出る、出るぞぉっ。」
衛兵が宣言するのと同時に、小雪の喉の奥で男のモノが爆ぜる。
それでも衛兵が腰を引かなかったため、彼女は咳をして苦しさを緩和することも許さ
れず、
更に粘り気のある嫌な匂いの精液を飲み込まなければならなかった。
「・・・ぅっ。」
一連の「行為」にはシェルとしてるような、興奮も甘さもひとかけらの幸福感も
何も感じなかった。
ただ、吐き気を催すような後悔の念だけが頭を支配していた。
――イヤダ。
衛兵は吐き出した精で彼女の口内を念入りに犯してから、ようやくその汚らしいモノ
を抜いた。
「ほら・・・おいで。もっとかわいがってあげよう。」
顔にへばりついたようなイヤラシイ笑い。
小雪の腰に手が回ってそのまま引き寄せられる。
下着をつけていない胸をいいようにまさぐられて背中に悪寒が走った。
空腹――理由はそれだけだった。
例え目の前に出されたのが汚らわしいモノだとしても、満たされればそれで良かった。
その時はそう思った・・・でも。
スルッ。
大事な場所を撫で上げられた。
2・3度ショーツの上を指が往復すると、脇から侵入して直接触られた。
くちゅくちゅという音でそこが濡れているのが判った。
濡れた指で突起を優しく撫でられると、思わず腰を浮かしたくなるぐらい感じてしま
った。
それがあまりにも恥ずかしくて、頭の中がもやがかかったようになって、
だんだん何も考えられなくなっていった。
時々、腰から下がビクンとなって、その都度衛兵の酒臭い息が小雪の首筋にかかった。
そうしてるうちに、今度はもっと硬く大きなモノが小雪の大事な部分に侵入を始めた。
もう、いてもたってもいられなかった。
頭の中では一つのことしか考えられなかった。
――コロシテヤル!!!
- 5853sage :2006/07/20(木) 21:34:57 ID:0XQFSpPQ
- 5.
裏路地を二つの影が凄い速さで走り抜けていく。
「小雪!」
シェルが叫んだ。
後から追いかけるブリュイも声を張り上げた。
「こゆきちゃーんっ!!!どこだーー!?」
一体どれぐらいこうして走り回ったのか判らない。
「助けてくれええええ!!!」
夜の闇を引き裂くような野太い声が右手の方から上がった。
二人は一瞬顔を見合わせると、すぐさまその声の方向に向かって全力で走った。
ブリュイは邪魔な鎧を背のバックパックに仕舞って軽装になっていた。
シェルも上着を脱いで上半身裸であったが、この寒空に二人とも全身汗でびっしょり
になっていた。
先を走っていたシェルの足が袋小路で止まる。
追いついたブリュイが、彼の後ろからその先を覗き込む。
袋小路の先には二つの影。
地べたに這いつくばっている中年の衛兵と、立ちすくんだ異形の者。
禍々しい角と大きな黒い翼。
「ひぃぃぃ・・・たすけっ、助けてくれぇぇ!!」
衛兵の服を着た下半身裸の中年男が、すっかり抜けた腰を引きずってブリュイの方に
にじり寄る。
彼は心底げんなりした表情になり、彼の情けない姿を見ると唾を吐き捨てた。
「・・・お前何してんだよ。」
「――小雪。」
シェルの言葉にブリュイが目を見開く。
彼は手前に落ちているモンク僧のジャケットを拾うと、そのままゆっくりと異形の少
女に
近づいていった。
こわばった表情の美しい魔族がゆっくりと振り返る。
「・・・シェル。」
少女の声がかすれながら自分の名を辿る。
その声に頭が熱くなり、ひどくうろたえる自分が滑稽だった。
それは、今までのような生理的欲求を満たすために発せられたのではなく、確かな「
感情」をもって、
「自分だけ」に向けられたものだった。
『そういや、名前呼ばれたの初めてだっけか。』
「行為」の時ですら、名前を呼ばれることはなかった。
――自分には名前すら必要とされていなかったのかも知れない。
そんな事実にいまさら気がついて、彼は胸の中で軽く笑った。
情けない声を上げながら、中年男が両手剣騎士の両足にすがりついてきた。
「なぁぁ・・・ブリュイ、助けてくれよぉ、あいつが・・・サキュバスがぁ、襲って
きたんだよぉ。」
酒やら食物の匂いの混ざった気分の悪くなるような口臭を放ちながら、必死の形相で
訴え続ける中年衛兵を、
彼は汚物でも見るような目で見ながら、最後には額に手を当てそのまま天を仰いだ。
「真っ赤な爪が、こうさ長くなって・・・俺を殺すって喉元に突きつけてきやがった
んだよぉぉ。」
確かに彼の首筋には一筋の赤い傷跡が残されていたが、すっかり縮みあがった彼の下
肢を見ると、
一体どういう顛末なのかが悲しいぐらいに判ってしまった。
「だぁーーー、もぉ情けねぇったら!それでもお前はプロンテラ近衛兵かよ!!」
ブリュイはそう吐き捨てながら中年男を蹴り倒した。
中年男はと蛙が潰れたような声を上げて、再び汚い路地に転がされた。
「だいだいなぁ、おい!」
だらしなく地べたに這いずった中年男に向かって、彼は吐き捨てるように続ける。
「酔ってるんだかテンパってるんだか知らねーが、こぉぉんなかわいい女の子に『サ
キュバス』だなんて、
あんまりじゃねぇかよ?をい!!」
平然と言い放つ軽装の男を、唖然として見つめている小雪。
衛兵に気付かれないようにブリュイが目配せすると、シェルは彼の後ろに音も無く回
り込んだ。
「俺はぁ酔ってないぞぉぉ!!こいつがっ!こいつがぁぁ・・・ぐへぇ。」
胃の中の物を逆流させながら、衛兵が前のめりに地面に倒れた。
その後ろでシェルがゆっくりと「指弾」の構えを解く。
ブリュイが口笛を鳴らした。
彼はそのまま少女の側にしゃがみこんだ。
「――遅くなって済まなかった。」
少女は堰を切ったように大声で泣き出し、彼の体にしがみついた。
その光景をブリュイはしばらく見ていたが、気恥ずかしそうに後頭部を二三度掻くと
、そっとその場を後にした。
- 5953sage :2006/07/20(木) 21:35:26 ID:0XQFSpPQ
- 6.
二人はその足でジュノーに向かった。
「そこで見てろよ?」
そういうとシェルはのんきに動き回っているポリンに向かって、阿修羅覇王拳を炸裂
させる。
轟音と共にポリンの体は一瞬で蒸発して――。
「光りが・・・。」
そこには眩いばかりの光りに包まれた一人の修行僧が立っていた。
彼の冴えない茶色の髪と瞳は金色に染まり、まるで安堵したような表情で彼女を見つ
めていた。
「じゃぁ、行ってくるよ。」
シェルは初めて自分の意思で小雪の体に触れた。
彼女の手は彼の大きくて不恰好な手と比べると、まるでガラス細工のような繊細で柔
らかかった。
不思議そうに見つめる彼女の手に蝶の羽をそっと握らせる。
「そこで待ってて。じき戻るから。」
そう言って彼は踵を返し、ジュノーのセージキャッスルへと向かった。
『ヴァルキリーさん聞いてくれ。』
『彼女を助けたい。』
『そのためになら、この修行で得た物を全て捧げるから。』
『どうか俺の願いを聞きとげてください。』
ヴァルラの住人たちが騒然とする中、ヴァルキリーだけが微笑んだように見えた――。
次の瞬間、目の前が暗転して、体からあらゆる力が抜けていくのを感じた。
「死」の瞬間というのはこんな感じなのかな。
心の中で苦笑しつつ、彼は深い闇に意識を同調させた。
気が付いた時、彼は首都の大聖堂の中にいた。
懐かしい神父やシスターの顔が並び、口々に彼を賞賛していた。
彼の友人であるAGI剣士のブリュイの隣に、青みを帯びた黒髪のノービスの少女がいた。
シェルが視線を合わせると、恥ずかしそうに微笑む。
彼は少女の前まで歩み寄った。
「さっきヴァルキリー様が現れて。」
彼女はそこで言葉に詰まった。
陶磁器のような真っ白な肌。
その顔がみるみる真っ赤になり、表情が崩れた。
「あなたが、修行の成果と引き換えに、私のことを・・・。」
涙と嗚咽が混ざり、言いながら少女はうつむいてしまった。
側で見ていたブリュイは、黙ってシェルの方へと彼女の体を押し出した。
彼は少女の髪を優しく撫でながら呟いた。
「俺の存在はもう必要ないから。その体で君は自由に生きていいよ。」
彼の優しい声に泣きながら少女は首を振った。
「・・・わ、私、もぅ自分のこと守れないの。そんな力ないの。」
しゃくり上げながら言葉を綴る。
大粒の涙が何度も少女の頬を伝い落ちた。
「お願いだから側にいて。もうッ、一人はいやぁ・・・。」
シェルは黙って頷いた。
「ヒューヒュー!このロリコン野郎!!」
二人の顔が見る見る赤くなる。
「ちょwwwwっをまwwwwwww」
流れぶったぎってブリュイがそうはやし立てると、大聖堂の中にどっと笑いが起こった。
「こんなとこで見せ付けてないで、とっとと付き合っちまいな。」
真面目な顔で不真面目なことを言う親友を見て、シェルは戸惑いながらも小雪に問う。
彼女はうなづくと、彼の手を握った。
二人はその数ヵ月後、交際を始めた教会で結婚式を挙げた。
彼らの甘い甘い初夜の話はまたいずれ・・・。
END
- 6053sage :2006/07/20(木) 21:36:53 ID:0XQFSpPQ
- 萌エロスレの
連)アビス
長)NOIZE
♂萌えスレの
近似値融合
関係のお話でした。
小人さん方が萌え庫にUPしLINKまでつけて下さっていますので、
ご興味ある方は足を運んでください。(´・ω・`)
最初と雰囲気が変わりすぎてるとか、自分自身連作ヘタレなのですが、
途中まで書きかけのものをみつけてしまい、思わず続きをUPしてしまいますた。orz
今度は需要の多そうなものをっ!!
- 61名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2006/07/20(木) 22:57:15 ID:PXC6JP36
- まえのちょん切られるかも!っていう自称「独身貴族」モンクですな。
ひさしぶりだ。
今回はギャグ要素ちと薄いが、最後はめでたしめでたしでよかったよかった。
- 62名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2006/07/20(木) 22:58:15 ID:PXC6JP36
- 追記
ちなみに、モンク氏は廃ノビになったのかモンクのままなのか?
- 63名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2006/07/21(金) 13:10:32 ID:KwqZFYdo
- やべwwwwwww最後の野次で茶吹いたwwwwwwwwww
ってか俺のキャラもペット可愛がりすぎて仲間に式挙げろとかよく言われるな・・・
いや、ジルタス様だけど・・・
- 6453sage :2006/07/21(金) 13:12:54 ID:5ntfO0/k
- >>61
最後はちょっと真面目にいってきますた。
自分も発見するまで忘れてたとか。
覚えていてもらえるのは何気にうれしいことですね。(*´□`)
一応廃ノビってことで書いてますが、普通のノビでも問題ない展開。(笑
でも、自分転生した時ってプロの復帰ポイントに現れた記憶が。orz
検索不足で申し訳ないです。
- 65名無しさん(*´Д`)ハァハァ :2006/07/21(金) 16:09:29 ID:DYfrj4BQ
- >>53様
ご馳走様でした。悲恋系が大好きなわたしは最初の出だしのあたりでドキドキでした。
最後がハッピーエンドというのもまたいいですねっ
続編楽しみにしてございます。
前スレ終了間際に投下したロズエル篇の人です。
エロなし続編を書きつづけ、ようやくエロな部分に持ち込めましたので
抜粋して投下いたしまする。
エロなし部分にご興味を持って戴いた方は大変お手数ですが
「ロズエル篇」でぐぐって下さいm( )m
抜粋したものなので登場人物説明は以下に少し書きます。
エロなし部分をご所望の方はねたばれになってしまうかもですが、
さほど気にしなくてもOKかと思いまする。
それでは。
- 66名無しさん(*´Д`)ハァハァdame :2006/07/21(金) 16:10:34 ID:DYfrj4BQ
- っと大変失礼いたしました!下げ下げ
- 67名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2006/07/21(金) 16:18:10 ID:DYfrj4BQ
- 登場人物
エルディス=ラ=フィン(26〜27?)
自他ともに認める元孤児のソリストWIZ。
GHへ行く途中の草原で行き倒れのクラウンを拾う。
シルヴィエ(19?)
ブリトニア統治王ロジオンの一人娘。家出中。
世襲称号デュークを継承するため男子と公表されており、職業もクラウン。
行き倒れを救ってくれたWIZと旅を共にしており、心惹かれているが
素性と出生の秘密は明かしていない。
- 683.The Serenadesage :2006/07/21(金) 16:22:06 ID:DYfrj4BQ
- ロズエル篇2 The tear of the Libra
「ああーーっ!! エルディス先輩ーっ!!!」
久しぶりに立ち寄った首都プロンテラの大通りで、突如俺は甲高い声に呼び止められた。
魔法道具屋で触媒石を物色しているところで、
シルヴィエは通りの反対側のジューススタンドに飲み物を買いに行っているところだった。
「うわぁぁこんなところでお会いできるなんてー!もう学校では先輩の話でもちきりなんですよぉぉ」
甲高い声の主は雑踏をかきわけ駆け寄ってきて、俺の前で目をきらきらさせてはしゃいだ。
魔術学校の中等部の卒業演習を補佐してやった後輩マジシャンだった。
青い髪をおさげにして、馬鹿でかいリボンをくっつけている。
その声はやたら大きくて、人ごみの向こうからシルヴィエがしきりにこちらを振り返っているのが見えた。
「もう、超かっこいいクラウン様とペアを組んで、あちこちで超大活躍してるって!
あたし、卒業演習の担当が先輩だったから、友達みんなに、先輩と連絡とってよぉぉって言われてて!
でもぉ!ここで会えるなんて!あっあのですね!あたし今学校では…」
ジュースを持って戻ってきたシルヴィエに、マジシャンの目がくぎ付けになっているのがわかった。
シルヴィエの動きを追って、マジシャンの首が動く。シルヴィエは極上に優雅な会釈をした。
「あ…あわわわ!く、クラウンさまぁ!うわぁぁどうしよう、いつも先輩がお世話になってます!」
軽く興奮状態になってますます声のトーンをあげる。通行人が立ち止まってこちらを見ている。
シルヴィエも、両手にジュースを持ったまま伺うような顔で俺を見ている。
俺は有無を言わさずマジシャンの少女の腕をつかんで歩き出した。
「とりあえず、場所をうつそう」
3.The Serenade
赤いレンガ造りの冒険者向けの小さな酒場で、マジシャンは二人の冒険譚を飽きることなく何時間もねだった。
まだ日没までは時間があったが、俺の前にはブランデーをたたえたゴブレットが置かれている。
俺の隣のスツールにちょこんと腰をすえたマジシャンは明るい黄色のマンゴージュースを飲み、
マジシャンを挟んで向こう側に座ったシルヴィエは炭酸の入ったミネラルウォーターを傾けていた。
マジシャンは時折オーバーなアクションをくわえ、くるくる表情を変えながら話に聞き入った。
中でもしつこく食い下がって詳細まで聞こうとしたのは、俺とシルヴィエが二人で時計塔の最上階へ行った話だった。
フクロウの姿をした魔族を、歌の力を得た炎の魔法で一瞬で灰塵に帰したことを聞かせてやると、
マジシャンはうるうると瞳をうるませながら素敵、だの見たい、だのと溜息を漏らした。
シルヴィエは特に進んで語るでもなく、黙ってミネラルウォーターに目を落としていた。
数回、シルヴィエの身に付けている宝玉の髪飾りとブローチについて
なにやらマジシャンが質問を投げかけたが、あまり話したくないのか適当にかわしたようで、
そうこうするうち、話題はやがて魔術学校を懐かしむものになった。
マジシャンはエルディスに寄り添って上目遣いに何か話し掛けている。
天真爛漫という言葉がぴったりの、無邪気で愛らしい娘。
わたしには真似できない人懐っこい笑顔を振り撒いて、彼をあんなに笑わせている。
人ごみの中で急に飛びついてきたマジシャンを見た時は驚いて、
つられるように彼に従ってこの酒場へ来てしまったけれど、
今は旧知の仲の二人の間にわたしが居ることがひどく場違いな気がしていた。
彼はおしゃべりな少女の会話にまんざらでもない様子で、
お酒はいつもより進んでいるようだった。
優しい茶色の目。
わたしを見る時の目はあんなふうに優しいのだろうか?
シルヴィエは静かにグラスを置くと黙って席を立った。
透明な水の中で炭酸の泡が儚くはじける。
バーなんかに来なきゃよかった。
シルヴィエは何度目かの寝返りをうった。
怒りに我を忘れていて、エルディスの部屋の鍵まで持ってきてしまった。
早く取りにくればいいと思うのに、彼は来ない。
まだ飲んでいるのか。
それとも、あの女マジシャンの部屋にいるのか…
シルヴィエはまくらに顔をうずめた。
やりばのないもやもやとした感情が胸の中で渦をまいている。
父王が職務で忙しくて、なかなか構ってもらえなかった幼い頃、
次々とやってきて親しげに父と歓談するたくさんの人たち。
柱の影からそれを眺め、彼らに抱いたくやしいような、はがゆいような気持ちと似たものが、
シルヴィエを苛んでいた。
- 693.The Serenadesage :2006/07/21(金) 16:28:59 ID:DYfrj4BQ
- 何時の間にか眠ってしまっていたようだった。シルヴィエは人の気配を感じて飛び起きた。
子供の頃から夜目の利く彼女は、すぐに窓際の小さなソファに座っているウイザードに気付いた。
「エルディス」
衣服をかき合わせて寝台から飛び降りる。
鍵がなかったからこちらに来たのだろう、だが彼女は彼の部屋の鍵を胸元に抱いて寝ていたことを思い出した。
「エルディスは、彼女のところに戻ったほうがいい」
突き放すようなシルヴィエの口調に、エルディスは困惑したように答える。
「彼女?誰のこと」
「あの魔術師の女の子よ!」
必死に平静を押し通そうとしているシルヴィエの努力は、まったく無駄だった。
新緑の瞳は燃えるように揺れて、彼女の言い表せない感情を複雑に映していた。
落ち着かせようと一歩踏み出したエルディスに、シルヴィエは追い詰められた猫のように怒りをあらわにした。
「早く行って!」
鍵を押し付けて素早く離れようとするシルヴィエを、彼は無理やり捕まえて後ろから抱きしめた。
「…っ俺が好きなのはお前だよ!」
二人の間を緊迫した空気が流れる。
エルディスは自分の気持ちを思わずさらけ出してしまった事を、一瞬で後悔したに違いない。
黙ったままのシルヴィエの返事を拒否と取ったのか、彼は慌てて言い繕うように言葉を足した。
「まあ気にするなって!さ、それより明日は早いから…」
「わたしも、好き」
シルヴィエは俯いたまま囁くような小さな声でつぶやいた。
「え?」
「わたしも、エルディスが好き」
彼の腕の中の頭二つ分低い場所でシルヴィエが囁く。
そして、何回も言わせないで、と顔を覆った。
静かな部屋で二人の呼吸音だけが規則的に響く。
背を向けたままのシルヴィエの、白いうなじがエルディスの茶色の目を惹きつけて放さない。
眩暈がしそうな展開に、エルディスは瞼を閉じた。
月の光がベッドに横たわる男女を淡く照らす。
シルヴィエの金色の短い髪を繰り返し撫でながら、エルディスは囁く。
「かわいいよ」
シルヴィエは耳まで赤くなって俯いた。
「そんなの…恥ずかしい」
我慢できなかった。ぐいと肩を引き寄せ、抱きしめる。
彼女は一瞬びくっと身体をすくめたが、俺の温かなぬくもりにやがて身を任せた。
「シル…好きだ」
かすれた自分の声に内心驚きながら、俺は彼女を抱く腕に力をこめる。
身体の奥深くの自分でも分からない場所から、シルヴィエへの想いが次々とあふれてきて
彼は戸惑っていた。
そっとあごに手をかけ、軽く上向かせると、シルヴィエは潤んだ新緑の瞳をそっと閉じた。
俺は薔薇のつぼみのような可憐な唇に、ゆっくりと自らの唇を重ねる。
それはふっくらと柔らかく、俺は初めての少年のように心臓が早鐘を打つのを感じた。
「エルディス…」
喘ぐシルヴィエに、俺は低く囁いた。
「フィンと呼んで」
俺は目を閉じて再び唇に唇を重ねた。
孤児だった自分が持っていた、唯一の持ち物である古ぼけた安物のロザリオ。
赤子に洗礼を受けさせる時に戴くそのロザリオには、
"フィン"と小さく名前が記されていた。安物のロザリオと、その名のみが、俺の財産の全てだったのだ。
魔術学院に初めて登記したとき、名前を書くためのやたら長い記入欄に恐れをなした俺は
咄嗟に自分で自分に名を与えた。
それ以来、俺はエルディスになり、孤児のフィンは過去とロザリオとともに記憶の底へ幽閉された。
「フィ…ン」
今度は強引に唇を奪った。
空気を求めて無意識に半開きになる無邪気な唇に舌をねじこみ、口内を責めた。
おびえたように固まっている彼女の舌を絡め、ゆっくりと吸い上げる。
唾液を混ぜ合わせるようにくちゅくちゅと長いキスを交わすうち、次第に彼女の身体が火照ってくるのがわかった。
唇をはなすと、二人の濡れた唇の間を銀色の糸が引いた。
シルヴィエはぼうっとした瞳で俺を見つめ、やがて手を伸ばして俺のウイザードの服に手をかける。
着崩れて半分はだけていた胸元に、彼女の細い指がそっと触れる。
「フィンのからだ。とても綺麗」
シルヴィエはランタンの灯に照らし出された俺の身体を見てつぶやいた。
筋肉隆々などではないが、歳の割にひきしまっている方だと思う。鍛えていてよかった。俺はふと思ってくすりと笑った。
「シルも見せて」
彼女のローブをはだけ滑らかな肌に顔を寄せると、
石鹸の柔らかな匂いと、かすかな甘酸っぱい汗の匂いが俺の鼻腔を満たし、欲望をかきたてた。
はじめて見るシルヴィエの身体は、想像よりずっと綺麗で、
俺は何故か一種の畏怖を感じていた。
これまで抱いたどんな女とも違う、純粋な身体の造形美を目の当たりにし、
これからしようとしていることを思って戦慄したのだ。
もしかすると、いや間違いなく、シルは生娘だ。
俺は神の寵愛を一身に受けて生まれてきたとしか思えないような美しい彼女を、
この手で堕とすことにいまさらためらいを感じていた。
親も家族も無い流浪の冒険者である俺が。
俺のためらいをシルは感じ取っていた。
シルは新緑の瞳で俺を見つめて、小声だったがはっきりと俺に訴えた。
「わたし、フィンがほしい」
あるときは弓の、あるときは楽器の、弦をはじく細い指が俺の指に絡まる。
俺はふっきれたようにシルに覆い被さった。
もう、後戻りはできない。
- 703.The Serenadesage :2006/07/21(金) 16:29:52 ID:DYfrj4BQ
- シルの割れ目は熱く濡れていた。
そっと指で肉芽をはじくと、全身をびくんと震わせて小さく喘ぐ。
触られるのは初めてなのだろう、無意識のうちに身体を突っ張らせ、強張る彼女を
俺は優しく名を呼びながら抱きしめた。
「フィン…フィンっ」
金色のしげみをぬらす夜露のように、とろとろと蜜が溢れる。
愛液で満たされた肉壷にぬるりと指を滑り込ませると、シルヴィエは息を呑んでのけぞった。
その、普段の燐とした美しさとはかけ離れた淫らな表情に、俺はますます情欲をたぎらせる。
「くぅ…やぁぁっ…!」
くちゅくちゅと音を立てて指をかき混ぜる。
濡れた膣壁はひくひくと痙攣して俺の指にまとわりつき、肉棒を突き入れた時の快感を想像させて止まない。
俺の下半身は血がのぼったように疼き、痛みすら覚えた。
俺はのけぞる白い首に舌を這わせ、そのまま唇を吸い上げた。
形のよい乳房が俺を挑発するようにふるふると揺れる。
少年のような服装からはまったく想像ができなかったが、
その双丘は二十歳そこそこの少女の割にはふくよかに感じられた。
先端のつぼみはすでに硬く充血していて、重なり合った俺の裸の胸を下から小さく突いた。
俺は性器への愛撫を続けながら、そっと乳首を口に含む。
「やぁぁん!」
彼女は過剰なほど敏感に反応し、俺の背に何度も爪を立てた。
絹のようななめらかな肌に肌を合わせていると、こっちまで敏感さがうつってしまいそうで
俺はうめいた。
やがて俺は愛液まみれの指を引き抜くと、緩みかけたシルヴィエの性器に
自分自身の充血したものを添わせた。
シルの目が怯えたように俺を見る。
上向きにそそり立った赤黒い肉棒は、確かに恐ろしく見えるのだろう。
「大丈夫、痛いのは最初だけだから」
傍から聞けば間抜けな台詞だったが、俺はなんとか彼女を安心させようと必死だった。
抱きしめるとシルヴィエは身体の力を抜いた。
俺の中の雄の本能が、腕の中の女を滅茶苦茶に犯し壊してしまえと命じ、
別の本能は女神のように崇め慈しみ守れと命じる。
俺は迷わず両方に従った。
(シル…シル…愛してる)
シルの鋭敏な聴覚が声に出さない俺の声を聴き取り、ぴくんと身体を反応させる。
金色の柔らかな髪をかき抱き、その形の良い唇にキスの雨を降らせる。
そして、シルの濡れた割れ目に押し付けていた肉棒を、彼女の中にゆっくりと押し進めた。
「んっ…! あっ…あああ…!」
逃げようとする腰を引き寄せ、押さえつける。
シルが必死に俺にすがりつく。
じゅる、じゅる、と擦れる音と共に、きつく狭い少女の秘肉に赤黒い剛直がめり込んでいく。
俺はしっかりと両腕で抱きしめ、清らかな身体を一気に貫いた。
「やあああ…あぁああぁんっ…!!」
きつい先端が、扉を開けるように開放される。シルのより奥へと道が開かれ、俺は突き進む。
シルの爪が背に食い込んで心地よい痛みを与える。
シルは少女から女になった瞬間だった。
「ぁぁぁっ…」
シルの悲鳴は、小鳥の最期の歌のようだった。
白い薔薇の棘に胸を刺し、命を賭けて歌った小夜鳴き鳥の話が浮かぶ。
俺は貫いたまましばらく彼女を抱きしめていた。
新緑の瞳からこぼれた涙を指でぬぐってやり、キスを落とす。
硬直していた身体がほぐれてくるころ、俺はゆっくりと抽迭をはじめる。
やがて苦痛のなき声は、さえずりに変わっていく。
腰を打ち付けるリズムに合わせて、
シルの抑えた、だが隠せない快楽の喘ぎがこぼれる。
「あっ…ああんっ…あんんっ…!」
あふれた愛液がぐちゅぐちゅと音を立てる。
物語の中の小夜鳴き鳥は白い薔薇が自らの血で真紅に染まるまで歌いつづけた。
俺はシルを繰り返し突き上げた。
細い腰を抱き、柔らかな肉に楔を打ち込む。
シルは白い薔薇が紅く染まるように頬を上気させて啼いた。
「フィン…フィン!! 大好き…!」
男を知ったばかりの窮屈な肉壁が俺を締め上げる。
端正な顔を快感に悶えさせ、シルは繰り返し俺の名を呼ぶ。
この世界の中に、まるで二人しか居ないかのように、馬鹿のように狂ったように、
俺達はお互いを求め合った。
すがるように俺の背に腕を回す彼女の身体に、より深く挿入する。
シルヴィエの最奥でからみあう肉が、次々と二人の身体に激しい快感をもたらす。
小さな身体の窮屈な膣に、俺は長くは耐えられなかった。
「シル…いくよ、出すよ」
「フィンっ…来てぇぇ!」
激しい波にさらわれるように、一気に絶頂に押し上げられる。
俺は抑えきれない想いを吐き出すように、全ての熱情をフィンの中に注ぎ込んだ。
どくどくと脈動する精が、シルヴィエの子宮を犯すように迸る。
膣壁がびくんびくんと収縮し、俺の子種を一滴残さず搾り取るように締め付けた。
いきり立ったままおさまらない暴君を引き抜くと、
シルヴィエのひくつく割れ目から赤い色の混じった白い精液ががごぷりと溢れ出た。
ベッドには赤い華が印のように散っている。
俺は荒く息をつきながらぐったりと横たわるシルヴィエを、この上なく愛しい思いに襲われて抱きしめた。
「魂を重ねるの」
情事を終えた部屋は、精液と愛液の独特のにおいに満ちていた。
シルはまだ頬を紅潮させたまま、俺の腕に頭をあずけて言った。
「ん?」
新緑の澄んだ瞳が潤んでいる。
ベッドサイドの小さなランタンの灯を受けて、
猫目石のようにゆるゆるときらめいている。
「父さまの言葉。人は生まれたときからずっとひとりぼっち。
だから、かたわれを探すの。そして、ひとつになりたがるの。
それは、寂しいから」
俺は彼女の死んだ父を思った。
彼女が生まれる前に死んだという父。
残される悲しみを背負うくらいならば、家族はいっそ初めから居ないほうがいいのだろうか。
「フィンはわたしのかたわれかしら…」
つぶやくように言って目を閉じたシルを、包み込むように抱きしめる。
柔らかな時間が流れる。
あ、そだそだ。そう言って俺は、テーブルに置いた荷物袋から紫色の布を取り出し、
シルヴィエに放った。
「リボン?」
「あのマジシャンから。お前に惚れたって」
シルヴィエは目をまんまるくした。
そしてリボンを俺を交互に見て、頓狂な声で言った。
「あなたのことを慕っていたんじゃないの?」
俺はその顔があんまりおかしくて、堪えきれず吹き出した。
「あっはっは。かわいいよ」
「…フィン!」
殴ろうと手を出してきたシルの腕をつかみ、きつく抱きしめる。
俺達は歓声をあげて再びベッドに転がり込んだ。
ほてりが覚めたのか、ひんやりとつめたいシルの細い肩に気付き、
俺は彼女を腕の中に包み込みながら尋ねた。
「寒いか?」
シルヴィエの新緑の瞳が愛しさを湛えて俺を見上げる。
「ううん、寒くない。フィンが居れば、世界中どこでも暖かい」
俺達は無邪気な子供のように頬をすりよせあい、見つめ合い、微笑を交わした。
生まれて初めて感じる、せつないくらい温かな感情が血潮となって体中をめぐっていた。
- 71名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2006/07/21(金) 16:32:38 ID:DYfrj4BQ
- 以上です。
この板から派生した物語がエロとエロ無し混在になった場合の投下方法…
今回はこのような形を取らせて戴きましたが、
何か気付いた点、アドバイスなどありましたら仰ってください〜。難しいです。。。
ではでは失礼いたします。
- 72アサシンクロスだからな3sage :2006/07/21(金) 17:05:44 ID:aYXpDTFI
- こっそりと投下
- 73アサシンクロスだからな3sage :2006/07/21(金) 17:06:28 ID:aYXpDTFI
- アイツのために魔族になると決心し、ヤツラの住処に渡って十日。
ついにバフォメットとダークロードに直接対話の機会が巡って来た。
前回会った時はまだ軽い雰囲気ではあったが…
今回はどうだろうか、正直不安だ。
なんたって抗争真っ最中の人間が仲間入りすると言うんだ。
簡単に済むわけがない。
「こちらでございます、くれぐれも失礼のないように」
「もちろん」
案内へ現れたのはアイツとは別のサキュバスだった。
肝心のアイツはミッドガルドに長く居すぎたため
こちらへ帰ってきた時に体長を崩したらしい。
心配はしていない、サキュバスにとって必要な「栄養」は十分らしい。
…まぁあんだけヤりゃな。
こんな事を考えるくらい余裕が出来てきたのか首を二、三コキッと鳴らす。
(いくか)
彼らが好むのか禍々しい装飾のされた扉を開けると
奥にはバフォメット一人だけが王座に深く腰を降ろして待っていた。
威厳たっぷりだがここは億さず、堂々と王座まで歩み寄る。
部屋の中腹まで来るとバフォメットが顔を上げオレも足を止める。
「魔族の住処には馴れたかな?」
「元々人間にしては変わってる方らしくてな、オレは
ここの生活は大して苦でもないよ…待遇もいい」
「そうかそれは良かった…さっそく本題だが、我が魔族に属すると言うのは
間違いなくお前自身の意思だな?」
「オレの意思だ、人間社会に見切りはつけた」
そう言い切る前、オレの頭に青空のミッドガルドが一瞬よぎった。
暗殺者とはいえ…仮にも人間社会で産まれて育ったんだ。
故郷を離れ人を辞めるとう事実はそれなりにオレのココロを動揺させているらしい。
問題ない、むしろいい。
オレの中にも一応人間らしい所が残っていたようだ…一瞬だったのがそれらしい。
「ところでこの十日間、お前には色々検査をしたと思うのだが」
「あぁ、色々させられたが…別のサキュバスとヤッたアレは何の意味が」
「そう恨むな…お前の一部をその"専門"のサキュバスに採取させただけだ
お前と一緒に帰ってきたサキュバスのように特別な感情があるわけでもない」
「結構だが、アイツには内緒にしといてくれよ…後でなにされるか」
そう軽口を叩いていると、バフォメットの王座の隣に魔方陣が現れた。
ひときわ強く発光すると目が慣れる頃にはダークロードが王座に腰をかけていた。
毎回思うが空間転移なんて簡単に自力でやってのけるこいつらに
人間は戦争を挑んでどうしようと言うのだろう。
やはり見切りをつけて正解だったか。
「どうだった?」
「想定外だな、少し問題だぞ」
どうやら何かあったようだ、二人の王はしきりに話し合っている。
人間でも攻めてきたのか?
いや、それが想定外なわけがない。
となるとなんだろう、内部の事情だろうか。
一人で考えていると二人は話し終えたのかこちらを見下ろして話し始めた。
「実はお前の事で問題が三点程な」
「オレが…というと」
「一つだが…人間が魔族になるには我らの魔力の核を媒体とし
それを取り込んで人から魔への転生を行うが…
お前は人間にしてはこちらに近すぎたようだ」
「それはオレが暗殺者ということが?」
「それが原因だろうな、常に人の負の面に触れて、負の面に生き
人間として…なりより死に近かった存在だったからだろう
お前はあまりに我々に適合しすぎる」
「それが問題とどう関係が」
「お前は我々の幹部になるに相応しい器と言うことだよ」
「だがそれまでの魔族がいい顔をしない」
「そういうことだ、だが我々は人間社会以上の実力社会だ
結果さえ出せば周りの雑音などすぐに消えるから安心するといい
それともう一つの問題だ」
「それは私が話そう」
バフォメットの方へ目をやると、彼の周りが妖しく歪みだした。
青黒い、禍々しい魔力を放出している。
それがバフォメットの手の平に少しづつ集まり、輝く光へ変化した。
それから手を離すと光はオレの方向へゆらゆらと迫ってきた。
「…これは?」
「これが先ほどダークロードが話した魔力の核だ」
「あぁ…そういうことか」
「お前に適応する核がな…我が魔族に見つからなかったのが問題だ
正直お前に渡す核がまさか我の物になるとは思わなかったが」
「なるほど、これを手にすれば人間失格というわけか」
「その通りそれを手に取り、胸に押し込むといい」
言われた通り…光を手に取ると自分の胸へもっていく。
「待て」
不意にダークロードがオレを止める
「お前はこれから本当に人間へ戻ることが出来なくなる
闇を好む我々と同種となる、もはや光のある世界へは帰れないだろう
また、お前がバフォメットの核に耐え切れるかも保障はない
その場で四散するということもありえる」
「忠告か?」
「助言だ」
オレは胸から光を離すと手の平の光を見つめる。
…ロクな24年じゃなかったな。
生れ落ちて父も母もなく、人の非難と怒号で育った。
物心ついたころには刃物の扱いを覚えており。
10代前に頭のイカれたモロクの娼婦に女を教えられ。
生き抜くために物を奪い、魔物を食らい。
我ながら良く歪まなかったものだ…
(………?)
いやいや、待て。
他人からみたら十二分にサイコ野郎なんじゃないか?
果ては人間より魔族寄りと言われる始末。
今更こんなこと悩む程でもないだろう。
オレは光を勢い良く胸へ叩き付けた。
- 74アサシンクロスだからな3sage :2006/07/21(金) 17:07:48 ID:aYXpDTFI
- 「ぐ…!」
一瞬身体中に熱が走った。
光が溶け込んだかのようだ。
「お前の覚悟、見せてもらった」
「…覚悟は最初の暗殺の時からしてる」
「愚問だったか、光が身体になじんで完全に魔族と化すまで丁度一日は必要だ。
それまで人間だと言うことを忘れる事のないようにな。
さて三つの問題のうち最後の問題だが…」
今まで十分な問題だったのに二人とも顔をしかめた。
一体なんだと言うんだ?
「お前の適合を検査するために一人サキュバスを仕向けた」
「それは知っている、一発ヌかれた」
「それだが…そのサキュバスがお前の特異体質
つまるところ性的交渉に強いことを全てのサキュバスにバラした」
「……………」
「……………」
「……………」
「ちょっ!勘弁してくれよ!なんだってそんな事に!
大体魔族は人間を毛嫌いしてるんだろ!?」
「はっはっは、モテる人間はつらいな…いやもう魔族か」
「笑えねぇ!!」
「我々も予想外だったのだ、そして厄介なことに
我がサキュバス達は柔軟な思考の持ち主でな
彼女達が満足するなら人間魔族分け隔てなく相手をする
まぁ異文化コミニュケーションというやつだ、はっはっは」」
「笑えねぇって!!」
「結果だが全てのサキュバスがお前を狙っている
我々との話が終わった後、すぐにでも犯しに来るだろう
なぁにざっと数百人というところ頑張ればすぐだ」
「アンタらは!ヤツらがどれだけ底無しか分かってない!!
それにオレはアイツ以外とヤるつもりも無いし!興味もない!」
「安心しろ、お前も体験済みと思うがサキュバスは相手の意思と関係なく
性器だけその気にさせる事が可能だ、その上イかせることも彼女らの自由だ
それに我の核はお前の身体に溶け込むと共に強力な副作用で
性的な行為に対する能力や、精力が驚異的に上がる」
「いらねぇ!!先に言えよこのヤギ!いや羊か!?」
「メェー」
「こんのっ…!!」
「はっはっは、だから問題なく楽しんでくれ
我々からのささやかなお祝いだ、魔族誕生のな」
「うるせぇ!全身ドクロ!!」
久しく半ギレになったオレはずかずかと部屋を後にした。
が、やはり暗殺者たるもの冷静さを欠いてはならなかったようだ。
基本中の基本だ…アサシン6年、アサシンクロス2年やっておきながら
我ながら、なんたる無様。
頭に血が上っていたオレは何の警戒も無く扉を開けた。
その先には…
「来たわね、デカチ○ポ男」
昨晩オレと性的交渉を行ったサキュバスが腕を組んで待っていた。
さらにその後ろには無数のサキュバス達が待っていた。
舌なめずりする者や、オレの股間を見て嬉しそうに顔を隠す者(つか見えてんのか?)
すでに全裸の者もいれば、もうレズッてる者もいた。
断言する、この世の地獄だ。
「先に言っておく、断る」
「あら、そんな選択権があって?」
「お前らにもオレをレイプする権利もなかろうに」
「お前は魔族のなりたて、誰の核をもらったのかは知らないけど
言うなれば新人、先輩の言うことはよーく聞くものよ?
それに人間の言葉であるじゃない、郷に入っては郷に習えってね」
(なんでそんな言葉知ってんだよ)
「だがここは魔族の世界だろう?人間のルールが当てはまると思えんね」
「あぁ、もうまどろこしいわね…ヤッちゃいなさい」
「はぁーーい!」
「やった!デカチン○いただきぃ!」
「あっ!ちょおっ!私が先よ!」
「私は唇もらっちゃおー!」
反論する前にサキュバス達が一斉に飛び掛ってくる。
多勢に無勢もいいところだがこうなれば仕方ない。
オレはズボンを下着越しに降ろしてポロッとブツをお披露目する。
「あ……!」
「うぁ……?」
「お、おいしそ…」
「…すっ…すごっ」
そこにいる全てのサキュバスの行動がピタッと止まる。
目を見開いてじっと見つめる者や
よだれを垂らす者。
思わず股間に手を持っていく者もいた。
(今だ!)
オレはズボンを履き戻すと足に渾身の力を込め、高く跳躍する。
「しまっ……!」
昨晩オレとヤッたリーダー格のサキュバスがいち早く気づくが遅い。
すでに数十人のサキュバスを飛び越え包囲網は突破した。
だが安心するのはまだ早い、後ろを振り向かず全速力で駆け抜ける。
今日ほどAGI極で良かったと思う日は無かった。
「待ちなさい!」
不意に人影が視界に飛び込んだ。
奥にどうやら一人残っていたらしい、だがサキュバス一人などどうと言うこともな――
「クァグマイヤー!」
「ウソだろォ!?」
- 75アサシンクロスだからな3sage :2006/07/21(金) 17:08:09 ID:aYXpDTFI
- 突然現れた魔法の沼にオレの身体はスローモーションのように動きが鈍る。
焦るな、焦って駆け抜けようとすればさらにもがくだけだ。
ここは冷静に周りを良く見て…周りを…
「お、おい…このクァグマイヤーなんか範囲広くないか…」
「あら、お兄さん良く分かったわね〜〜
私達の世界だと使えない魔法も使えたり〜
効果も強力になったりするの!」
満面の笑顔で説明するサキュバス。
そしてもがくオレを掴み倒す大勢の追手達。
オレはクァグマイヤーと数の暴力により成すすべも無く捕らわれた。
今日ほどAGI極を恨んだ日は無かった。
…………………
オレは不自然に広い部屋をつまらなそうに見渡す、いつになったら開放されるのか…
ベッドに手足を拘束されて20分、サキュバス達はとなりの部屋でしきりに口論し合っている。
私が先だの、なんだの…どうせオレのブツは一本しかないんだ。
さっさとヤッて回せばいい、こっちはアイツの容態が気になるっていうのに…
オレの見張り役のサキュバスもおもしろくなさそうに頬を膨らませている。
チャンスと踏んでオレはそのサキュバスに話しかけた。
「どうした、どうにも不機嫌そうだな」
「だってそうでしょ〜、捕まえたのは私なのに誰が一番最初かなんてさ
こういう時くらい譲ってくれてもいいってものでしょ?」
「お前の言うとおりだな、結局実力社会なんて言っておきながら
上のヤツらが美味しいとこをもってくのさ」
「だよね〜、もうホント働く気なくなっちゃう」
「ところで、この部屋暑くないか?」
「へ?」
「オレさっきから暑くてな、服脱がせてくれないか?」
最初は目を丸くさせてキョトンとしていたが
オレの言葉の意味を察すると頬を赤らめて目を妖しく細めて答えた。
「そう…そういえば暑いわねぇ」
オレに向かって近付きながら上着を脱ぎ捨てる。
アイツに負けず劣らずの形の良い爆乳が目を引く、こいつら人間凶器だ。
ベッドまでたどり着くとオレの上に寄りかかるように倒れ込んできた。
「どっちの服から脱がせたらいいかしらぁ?」
「特別暑苦しいのは下でね」
そう答えると、嬉しそうに微笑みオレのズボンをずらしていく。
下着を破らんとばかりにガチガチに勃起した(もといさせられている)オレのブツがお披露目となる。
サキュバスは満足気な溜息を吐くと下着越しに舌を滑らせたり頬擦りしたりしている。
「ちょぉっとぉ〜…デカくない?コレぇ〜」
「お気に召さないか?」
「ううん、あんまりにデカいから予想外…ホント美味しそう…」
我慢できないのかオレの下着をずらすと一気にむしゃぶりつくサキュバス。
かなり気に入ったのか容赦なく唾液の音を立ててフェラに夢中だ。
これでいい、オレは手首の間接を外し手錠から手を引き抜こうと試みた。
「ねっ…ねぇっ!入れてもいいでしょ?もう入れてもいいでしょ!?」
一瞬焦ったが相手はもうソレにしか興味が無いらしく濡れて汚れきった下着を脱ぎ捨て
オレの上にまたがりなんとか挿入しようと四苦八苦している。
時間を稼ぐためにオレはクイッとブツを動かして入れないようにさせる。
「もぉ〜!いじわるぅ〜…!ダメ!入れるの!」
まだ全然手錠から抜けてはいないが焦ってはいけない。
気づかれないようにするのが第一だ、じっくりゆっくり抜いていけばいい。
じれったくなったのかサキュバスはオレのブツを掴んで固定させてしまった。
「んふふ…捕まえたぁ〜」
嬉しそうに舌なめずりすると自分自身の膣内へと滑り込ませていく。
十二分に濡れているのにもかかわらずサイズのせいか少しづつの挿入だ。
「ん、はぁぁあ……何…これ…?何これ……何これ何これ何これ何これぇぇええ!!」
なぜかサキュバスがガクガクと身体を震わせ快楽に身悶え出した。
おかしいな、まだ三分の一程しか入ってないが…
と、サキュバスに嬌声がついに耳に入ったのか隣部屋から一人のサキュバスが顔を出した。
「あぁぁ〜〜!!抜け駆け〜!!」
非常にマズいことになった、入ってきたサキュバスが目撃してしまい。
さらに五人、六人とこの部屋になだれ込んで来る。
畜生、こうなれば仕方ない。
バキッ!!
「えっ…?」
「なん…何?」
オレは手錠をダメ元で思い切り引っ張るといとも簡単に壊すことが出来た。
我ながら驚いたが足を軽く動かすと、足枷も音を立てて簡単に壊すことが可能だった。
まさか魔族と化し始めたのか?
丸一日はかかるらしいが…まぁいい。
それより相変わらずオレの上で悶えているサキュバスをなんとかしないとな。
オレはまたがっているサキュバスの腰を掴むと一気に根元まで刺し込む。
「えっあっ!?ああああ゛ああ゛あああぁあぁぁああ゛あ゛あ゛あ゛!!」
いとも簡単にサキュバスが強烈な絶頂を迎えた、ビクビクと痙攣している。
その獣じみた嬌声は周りのサキュバスを黙らせた程だった。
いくらオレが女の身体を知り尽くしているとはいえこれはありえない…
となると魔族と化したとしか考えようもないわけだ。
確信した、数百人なぞ造作もない。
オレは痙攣して天国を彷徨っているサキュバスを叩き起こすかのように腰を振る。
「だめ゛ぇ!!今動がしぢゃあぁぁあ゛!!死ぬ!しんぢゃう゛ぅううう゛!!」
勢い良く失禁すると(コイツらは出さないと気が済まないのか)ぐったりと倒れ
サキュバスはベッドに沈んだ、心底嬉しそうな顔で息も切れぎれに震えている。
オレは少し身体を持ち上げると息を呑むサキュバスを顎であしらい一言放った。
「どうした?次はお前らだぞ」
…………………
六時間後、数百人を全員失神させたオレはフラフラと廊下を歩いていた。
いくらなんでもやはりあの数は辛かった…
あてもなく歩くオレはついに廊下に座り込んだ。
「どこにあんだよ…」
やはり一人くらいは尋問するべきだったか
オレはアイツのいる部屋をずっと探し続けているが
まったく見当たらない、運悪くサキュバスとエンカウントしたこともあった。
やはりどこかのサキュバスを尋問して場所を吐かしたほうが早そうだ。
と考えていると、ガチャガチャと鎧の音が聞こえる。
「どうした…気分でも悪いのか」
顔を上げるとレイドリックがオレを見下ろしていた。
「少しだけな、何か用か?」
「バフォメット様とダークロード様がお前をお呼びだ
人間どもがついに大きな動きを見せた」
「そうか、案内してくれ」
- 76アサシンクロスだからな3sage :2006/07/21(金) 17:14:25 ID:aYXpDTFI
- 前回会話だけで色々そっけないって事で少し頑張りました。
どうだろうか…ところで次の4作目で最後のつもりです。
- 77名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2006/07/22(土) 00:34:52 ID:lYPqbCNI
- >>76
アサクロの超絶絶倫ぶりに尊敬の念を抱いた
そして想像とはかけ離れたバフォ&DLのはっちゃけぶりに惚れた・・・
- 78アサシンクロスだからな3sage :2006/07/22(土) 00:50:39 ID:DLrwo7Ig
- >77
そこまで言ってもらえるとは嬉しい限りですぜ!
前回の教訓を生かしたらちょっと短くなっちゃったけど
ラスト4作目はトリにふさわしい作りにするんで!
- 79名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2006/07/22(土) 01:39:32 ID:IkuN58ac
- >>76
面白かった!!
前回のも読ませていただきましたが、見違えるほどよくなってると思います!
アサクロの背景とかもわかって、自分的に読んでて満足でしたw
バフォ&DLの「それまで人間だと言うことを忘れる事のないように」って言葉が
気になるところですが、続きが楽しみです。
- 80カトリーヌsage :2006/07/22(土) 07:53:14 ID:zLnoS/VM
- 某生体スレに触発されたお話をひとつ。
♂萌エロの方に投下したのと微妙に繋がってますが、こっちだけでも大丈夫と思います。
キャラのイメージが違っても私は謝らない。
- 81カトリーヌ1sage :2006/07/22(土) 07:55:36 ID:zLnoS/VM
- 血の臭い。
むせかえるようなソレにも、もう慣れてしまった。
思いつきでストームガストを唱えると、普段ならじきにドス黒くなってしまう血が、鮮や
かな赤を保ったまま回廊を彩った。
・・・キレイ。
戯れに塊を砕けば、とろりと流れ出す赤。
なんてキレイ。
あぁ、私はどこかおかしい。
昔は血なんて大嫌いだったというのに。
角を曲がると、一際血臭が強くなった。
濡れた布を叩きつけるような音と断末魔の絶叫。
ごとり、と崩折れる体。
最後の侵入者が倒されたところだった。
いくつもの屍が転がる中、天を仰いで哄笑する男ーエレメス。
それはそれは楽しそうに。
この男が殺戮を楽しんでいることを知ったのはいつだったろうか。
そう、確か一人だけ別階層に行けることを訝しんで行動を追ったのがきっかけ。
他にやりたいことも無かったから、暇つぶしも兼ねて観察して。
ある日、とうとう見た。
いつもの「暗殺者」としての戦いではなく、ただただ楽しいから殺すという「殺人鬼」の
彼を。
スナイパーの鷹に射貫かれて倒れてもなお、嗤っていたエレメス。
羨ましい、と思った。
私はいまひとつ感情の起伏が乏しい。
魔法の正確な行使のために抑制をかけられているからだ。
「こう」なる前のこともろくに覚えていない。
本性を見ても驚かないのか、という問いかけに「興味ない」と答えたものの、あの時のエ
レメスの姿は目に焼き付いていた。
あんなふうに感情を爆発させることができたら、どんなにいいだろう。
私は、機会を見ては、他の者が立ち入れないよう通路を封鎖して、エレメスの楽しみやす
い状況を作ってあげるようになった。
そして、彼が殺戮の喜びに浸るのを観察する。
心底楽しそうなエレメスを見ていると、なんだか自分も楽しいような気がしてくるから。
「カトリ」
気が付けばエレメスがすぐ目の前にいた。
「楽しかった?」
「あぁ。なかなかいい腕の連中だったしな」
そう言うエレメスは満身創痍。
私たちの回復力をもってしても、未だ出血が止まりきっていない深い傷がいくつも刻まれ
ている。
私たちにだって、やや鈍く調整されているとはいえ「痛み」はある。
全身を激痛が駆け巡っているだろうに、エレメスは上機嫌だ。
手を伸ばして胸元の傷に触れる。
熱い。
流れ出る血も、彼の体も。
ぺちゃり。
体を寄せて、傷をなめ上げる。
「ね、ごほうび、ちょうだい?」
上目使いでねだると、噛み付くような口づけが降って来た。
- 82カトリーヌ2sage :2006/07/22(土) 07:56:53 ID:zLnoS/VM
- 「ごほうび」はは殺戮の場で。
その方が興奮するー彼も私も。
「あ・・・ふぅ」
口づけだけでも体の奥から熱いものが込み上げてくる。
荒々しく胸を揉みしだかれ、たまらずのけぞれば首筋を熱い舌が這う。
肩や胸元にしたたるエレメスの血が、まるで体に染み込む毒のように熱を広げて行く。
・・・血。
ふと思いついてストームガストを使う。
「カトリ?」
「キレイ、でしょ?」
凍りついた死体の周囲に鮮やかな赤。
火照った体に冷気が心地よい。
「ふふ、お前さんもなかなかイイ趣味だ」
くちゅり。
下着越しにエレメスの指が性器をなぞるとはしたない音がする。
「んんっ」
その手に腰を擦り付ける。
もっと、もっと触って。
いつものようにめちゃくちゃにして。
・・・何も考えないですむように。
「あぁっ」
ぐり、と敏感な芽を捻られ、叫ぶ。
目の前に火花が散り、足ががくがくと震えた。
ぐちゅぐちゅぐちゅ。
深く入り込んだ指が中で蠢く。
的確に感じやすいところを責められて、体がびくびくと痙攣した。
もう、イきそう。
「は、ぁ、エレメス、も、わた、し」
視線で哀願する。
あなたのモノが欲しいと。
「あぁ、わかってる。」
ちゅ、と触れるだけのキス。
エレメスは私のマントを剥いで床に放った。
「そこに四つん這いになれ」
にやり、となんだか性質の悪い笑みを浮かべて命令してくる。
私は素直にそうした。
お尻を高くあげてねだる。
「いい子だ」
「んぅ・・・はぁっ」
ゆっくりと入ってくるエレメス。
でも、浅い抜き差しを繰り返すばかり。
もどかしい。
「やぁっ、もっと、奥までぇっ」
より深い交わりを求めて上がる腰は、がっしりと押さえ込まれて震えるだけ。
「カトリ、顔上げろ」
くい、と顎を持ち上げられて初めて気づいた。
目の前に先程倒れた騎士の首。
それを包む氷に映る欲情にとろけた自分の顔。
思わず目を逸らそうとして、エレメスに阻まれた。
「どうした?血の赤が好きなんだろう?」
氷越しに見える彼の顔もまた、熱を孕んでいて。
無念そうに見開かれた眼の中に、もどかしげに腰を振る私の姿。
なんてイヤラシイ。
ぞくぞくと昏い悦びが背筋を走り抜けた。
「ひあぁああっ」
ずぅん、と奥の奥までえぐられる。
先程とはうってかわって激しく、深く。
「あ、あぁっ、もぅ、もうこ・・・こわれちゃうぅっ」
「まだ、だ。見せつけてやれ、こいつらにな」
ぐいと体を起こされ、胡座をかいたエレメスの上に、足を広げたまま座らされた。
死者の目の前に、エレメスのモノが私を貫いている様が曝されている。
生理的な涙に霞んだ視界の中、目の前の騎士の眼だけがやけに鮮やかに見えた。
その視線を感じて、
「ああぁぁあっ」
体の奥底から噴き上がった快楽が私の意識を白く染め上げた。
- 83カトリーヌ3sage :2006/07/22(土) 07:58:01 ID:zLnoS/VM
- 気が付くと、そこはエレメスの部屋だった。
傍らには珍しく眠っているエレメス。
普段は寝姿を晒さないこの男が私が起きても寝てるのは、やはり受けた傷の影響だろう。
滅多に無い機会なので、じっくり寝顔を観察する。
こうして眠っていると、意外と幼い印象だ。
ちょっと、かわいいかも。
なんて考えて苦笑する。
ひとでなしの「殺人鬼」につける形容ではないな、と。
でも、穏やかに眠る彼からは、先程の狂気は微塵も感じられない。
ふと、ある歌の一節が唇からまろびでた。
歌といっても、ほんの数フレーズ。
「こう」なる前のおぼろな記憶の中で聞いていた歌。
断片的にしか覚えていないから、短いフレーズを繰り返すだけだけれど。
「カトリは、フェイの出身か」
けだるげなエレメスの声で我に返った。
彼は、この歌を知っている?
「それ、フェイヨンの子守歌だろ?」
フェイヨン、森に包まれた弓手の街という知識しか思い浮かばない。
「何故、そんなこと知っているの?」
もしかして、彼もこの歌を聞いていたのだろうか。
だとしたら、同郷者?
僅かな期待に胸が騒いだ。
だけど。
「暗殺者だからな」
返ってきた答えはなんとも味気無い。
「え、暗殺者、だから?」
首をひねる私に、エレメスが苦笑する。
「各地方の習慣や特色などは暗殺者の必須知識だ。対象の生活習慣を探るのは確実な仕事の第一歩だしな」
「そう・・・」
自分でも驚くほど落胆している。
私は、この男との繋がりが欲しいのだろうか。
いや・・・違う。
もう手の届かない過去への縁が欲しいのか。
「子守歌、だったんだ」
フレーズを、口ずさむ。
歌ってくれたのは、母親だろうか?
顔もわからないその人は、今どうしているのだろうか。
・・・やめよう。
昔のことは考えない、そう決めてたはず。
「カトリ」
エレメスが手を伸ばして涙を拭った。
私、泣いているのだろうか。
ぐいと抱き寄せられる。
あぁ、抱いてくれるならそれがいい。
いつものように醒めた目で巧みに弄んでくれたら、何も考えないで快楽に溺れられる。
なのに。
「おねむりよいこ、よもふけた・・・」
低く、優しい声で歌うエレメス。
懐かしい、その歌。
やめてやめてやめて。
押し込めていたモノが溢れてきてしまう。
やめて、と叫ぼうとした唇を指で塞いで、エレメスは微笑んだ。
あぁ、どうしてあなたはそんな優しい目をしているの。
殺人が趣味のひとでなしの癖に。
きゅ、と胸元に抱き込まれる。
頭や背を撫でる手、受け止めてくれる広い胸が温かい。
どうしようもなく、胸が一杯になってエレメスにしがみつく。
そうして、私は「こう」なって初めて、声をあげて泣いた。
- 84カトリーヌsage :2006/07/22(土) 08:00:43 ID:zLnoS/VM
- 以上です。
アサクロ好きなのでエレメスにめろめろな今日この頃。
なので、妄想フィルター全開でございます。
一時のお楽しみになれば幸いです。
- 85名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2006/07/22(土) 08:45:47 ID:lYPqbCNI
- >>84
お前のせいで今後生体3Fいけなくなったじゃねえか!!
GJ!!
- 86名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2006/07/22(土) 10:10:31 ID:R4h353Z2
- >85
ばっか! ログでPT募集してエレメス+カトリを見つけたら全力で抵抗して、全滅して
……その後一人だけトンドルでお楽しみ観察タイムだ!
- 87名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2006/07/22(土) 18:32:33 ID:f9h9nkN2
- だがそのエレメスは既に悪魔化していた。
- 88名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2006/07/22(土) 21:14:35 ID:TCujHkjI
- 悪魔化したエレメスなら、知っててもヤりそう。
ほどよいとこで「生きてこっち見てるのがいるぜ・・・」とか言葉責め。
んでもって、「冥土の土産にイイモノ見れてよかったなぁ?」と殺しにくると。
>>84
あなたの書くエレメスは大変好みなので、他のメンツとの絡みも書いてくれると嬉しいなぁ。
- 89名無しさん(*´Д`)ハァハァ :2006/08/10(木) 18:36:01 ID:gMAdbVGs
- 次まだかな(・∀・)
書きたいが文才の問題がorz
- 90名無しさん(*´Д`)ハァハァdame :2006/08/10(木) 18:37:31 ID:gMAdbVGs
- sage
- 91名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2006/08/10(木) 18:43:43 ID:gMAdbVGs
- アブネ、sage忘れてたorz
連続スマソ
- 92名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2006/08/12(土) 02:02:11 ID:SzMQeBmM
- 陵辱無理矢理スキーな文神様はまだですか?
- 93名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2006/08/12(土) 02:10:37 ID:CemdGorw
- >>92
どんなカップリングの陵辱が見たいか詳しく書いて欲しいな
詳しいシュチュレーションや願望が書いてあると執筆欲も沸きやすい
- 94名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2006/08/12(土) 03:13:46 ID:7DRa9yaQ
- 愛嬌のある(重要)♂ローグのお話とか読みたいとか小さな願望。
案外少ない…
- 95名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2006/08/13(日) 02:02:21 ID:gjY8H9aE
- ┬┴|・ω・`)ダレモイナイ・・・イマノウチカナ・・・
┬┴|≡流れを無視して投下っ
- 96名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2006/08/13(日) 02:03:05 ID:gjY8H9aE
- 「う・・・あぅぅ・・・はうっ!」
まだ、あどけなさの残る可愛い顔立ちの剣士きゅんが喘いでいる。
あたしのお口で、剣士きゅんの肉棒を可愛がってあげているんだもん、当たり前よね。
お口をすぼめて、ジュルジュルと音を立てながら肉棒を吸い上げ、同時に舌でねっとりと舐め上げる。
「はうっ!」
ビクン、と、剣士きゅんが仰け反った。
あぁん、可愛ぃ♪
あたしは、さらに激しく肉棒を責め立てた。
「あああっ!!!」
ビクン、ビクンと肉棒が痙攣し、剣士きゅんは、あたしのお口の中で果てた。
ドロリとした熱い精気が、口内にほとばしる。
あん、若いだけあっていっぱい出るぅ♪
ちゅーって、尿道に残っているのも全部吸い取ってあげて、あたしはそれを味わった。
美味しい♪
少し元気のなくなった剣士きゅんの肉棒を、今度はいたわるように優しく口の中で転がす。
暫くそうしているうちに、肉棒は、再び硬さを取り戻した。
若い子っていいわぁ。
うふふ・・・今度は下のお口で可愛がってあげる。
あたしは剣士きゅんに跨って、下のお口を擦り付けた。
クチュクチュって、いやらしい水音がして、すごくエッチな感じ。
やだ、あたし、濡れちゃってる。
我慢できなくなって、あたしは熱い肉棒を咥え込んだ。
「ふうぅん・・・ハアハア・・・」
ヌチュッ、ヌチュッてエッチな音がしてる。
ちょっと小さめだけど、硬さは十分。
あたしの最奥にちょうど届くか届かないかという微妙さもいいかも♪
じれったくて自然に腰を密着させてしまう。
いやン、イッちゃいそう!!
ハァハァと喘ぎながら、あたしは無我夢中で腰を擦り付けていた。
「・・・え?!」
って、声がしたので下を見ると、ちょうど剣士きゅんが目を開けていた。
驚いた顔もすごく可愛いわぁ♪
あたしはにっこりと、最高の笑顔で剣士きゅんを見つめてあげた。
「うわぁぁぁ!!!」
剣士きゅんは悲鳴をあげると、ヒュンって消えてしまった。
あらやだ、蝶を使っちゃったのね。でも、あんな状態で戻って大丈夫かしら・・・
あたしはそのままぺたんって座り込んで、そんなことを頭の片隅で考えながら、呆然としていた。
「残念だったな、姉御・・・」
声を掛けられ、あたしは我に返った。
青い肌の、鍛え抜かれた体の男がニヤニヤしていた。
「もうっ!あと少しでイけるところだったのにぃ!もっとしっかりスタンさせなさいよぉ!」
あたしは文句を言ってやった。
「ふむ・・・すまんな・・・剣士にしては思ったより体力が高かったようだな・・・」
ふと周りを見ると、そこら中からハァハァって声がしている。
緑の肌の男たちが股間を押さえて、熱い視線をあたしに投げかけていた。
「姉御ぉ、たまには俺たちの相手もしてくれよぅ」
ハァハァ言いながら、そのうちの一人が切なそうに訴えてきた。
「フンっ!だったらスタンでも覚えて、若い子をあたしに差し出すんだね」
「姉御も変わっているのぉ・・・何で人間なんかを・・・」
青い奴がため息まじりに呟いた。
「う、うるさいっ!ちゃんと夜には相手してあげてるでしょっ!あんたもたまには騎士様でも・・・あ?!」
青い奴の後ろの方にアコきゅん発見!
仲間とはぐれたのかしら、不安そうにキョロキョロしているところが可愛ぃ♪
まだハァハァしている男達は放っておいて、あたしは速度上昇をかけて、アコきゅんに走り寄っていった。
「あ・・・うわぁぁぁ!」
アコきゅんがあたしに気付いて悲鳴をあげる。怯える顔も素敵よ♪
あたしはアコきゅんに、最高の投げキッスをサービスしてあげた。
- 97名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2006/08/13(日) 02:04:30 ID:gjY8H9aE
- ごめんなさいごめんなさいごめんなさい
もうしないから・・・もうしないから許してくださいorz
- 98名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2006/08/13(日) 04:24:39 ID:EA5HWYkI
- >>96
コンパクトで軽くなおかつ楽しく読ませて頂きました。
姉御・・・イイわぁ(・∀・)
- 99名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2006/08/13(日) 23:08:35 ID:FR0vEv9Y
- こ、こいつはオークレd
- 100名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2006/08/14(月) 00:00:05 ID:MvMN23UM
- 知らないの?
オークレディはキグルミなんだよ。
中の人はそれはもう……
と脳内保管するとイイヨ!
- 101名無しさん(*´Д`)ハァハァdame :2006/08/14(月) 04:29:13 ID:iUCarJD2
- (叫):
これがオーク村の火なのか!
- 102接近に失敗しました接近に失敗しました :接近に失敗しました
- 接近に失敗しました
- 103接近に失敗しました接近に失敗しました :接近に失敗しました
- 接近に失敗しました
- 104名無しさん(*´Д`)ハァハァdame :2006/08/14(月) 15:01:23 ID:L0O.Yh16
- はいはいdamedame
- 105愛されたいsage :2006/08/20(日) 10:28:30 ID:4blempcE
- 「……別れよ? 私、ルイスについていけないよ」
プロンテラの街中、花売り少女のそばのベンチ。
弓を抱えたハンターの少女が、隣に座るタバコを吸う横柄な態度のプリーストの男――ルイスに別れを切り出した。
「……ハ? なんで?」
「私との約束忘れて、狩に行っちゃうし……」
「それなら、約束あるのにって言えばよかっただろ」
「言おうとしたけど、もう行ったあとだったし…WIS届かなかったし……」
「行動がいつも、おせぇんだよ。お前はっっ」
ルイスは大きく煙を吐き出して、少女を怒鳴りつける。
それにビクンッと目をつぶって震え、おびえた瞳で少女はルイスを見上げる。
「それにギルメンのエマとも最近仲良いし、私と狩ほとんど行ってくれなくなった」
「オレがVIT型でWIZと組んだ方が効率出るからに決まってるだろ。大体オレが好きなのはお前で、浮気したことないだろ」
「……でも……突然狩り中に呼び出されて……何かと思ったら、えっちするだけだし……」
「嫌ならことわればいいじゃねえか」
「だって、断ったらルイス絶対浮気するでしょ?!」
思わず、涙目になって立ち上がって少女は叫んでしまった。
その声に周囲の露店を開く商人達や狩りの清算をしている者たちから注目が集まり、
視線に気がついた少女は真っ赤になってベンチに座りなおした。
「なんで、お前はそこまでオレを信用できないんだ?」
「ねえ、ルイス、本当に私のこと好きなの?
「言わなきゃわかんない? オレはシェリーと別れるつもりはないからな……と、わりぃ。そろそろDOPが沸く時間だから、もう行く」
「え、ルイス? ねえ話終わってないよっ」
ハンターの少女――シェリーが止める言葉も聴かず、ルイスは目の前にワープポータルを開くとさっさと乗って行ってしまった。
取り残されたシェリは呆然としてルイスが消えた後を見詰める。
「……また別れられなかったわね」
シェリーの隣の何もない空間から声だけが響き、クローキングを解いたアサシンクロスの女性が現れた。
「うん……ごめんサンドラ。折角そばにいてもらったのに……」
シェリーと、このアサシンクロス――サンドラと呼ばれているが、実際の名前はアレクサンドラと言うのだが――は、幼馴染の親友だ。
シェリーは銀色のストレートロングヘアにベビーフェイスで、年齢よりも幼く見える。そしてその外見通り、嫌といえない性格で要領が悪い。
そのせいか、サンドラと同時に転職したのにもかかわらずレベルの上がりが遅く、転生を果たした彼女に一周回って追いつかれてしまったほど。
サンドラは漆黒のゆるいウェーブのかかったロングヘアに派手な顔立ちで、赤いルージュが印象的な美人だ。
シェリーとは正反対に気が強くハキハキしているため周囲に敵を作ってしまいがちな性格だ。その上、なんでもそつなく要領良くこなす。
そんなわけで実際は同い年なのだが、どう見てもサンドラのほうが年上に見えてしまう。
唯一共通なのは、その発育した胸の大きさくらいだけれど。
「ところで……シェリー、ルイスと別れるって決意したの何回目?」
「えと……7回目……」
「あの性格は、どんなに待っても直らないよ? いい加減、しっかり別れな」
「わかってるけど……ルイスが私のこと嫌いになってくれないと、きっと無理……」
愛用の弓を抱えて深くため息をついたシェリーの頭を、サンドラは容赦なく素手で殴った。
「ちょっと、その後ろ向きなの何とかしなさいよ。それだから別れられないのよ?!」
- 106愛されたいsage :2006/08/20(日) 10:31:12 ID:4blempcE
- 「ぅぅ……いたぁーい……」
殴られた場所を押さえて、シェリーは涙目になった。
「……ま、溜まり場帰ろ」
髪の毛を掻き揚げて、サンドラはそう言いながら歩き出した。
「あ、待ってよサンドラぁ」
―――ルイスの自分とは違う強気な性格と……スゴク激しいえっちにひかれてる……けど
ルイスにとって、私はきっと「都合のイイ女」なんだろうな……―――
「―――――で、ルイスってばさぁ――でね?」
「へぇ――て、――――だよね? いいのかなあ」
ギルドの溜まり場である精錬所の裏に来ると、WIZのエマ――エマニュエルというのが正しい名前なのだが――が他のメンバーと話をしているのが眼に入る。
エマはベビーフェイスなのはシェリーと同じだが、金髪のショートカットの上、小柄でどちらかというと女性らしい凹凸の少ないロリ体型である。性格はサンドラと同じ勝気な性格だが。
必然的に、シェリーの表情は硬くなり、サンドラの表情は険しくなる。
「あ。こんにちはー」
エマは勝ち誇ったような(少なくともシェリーにはそう見える)笑みを浮かべて、挨拶してくる。
「こんにちは」
「……こんにちは……」
どよんと沈み込みそうになるのをサンドラに小脇を小突かれて、ようやく挨拶をシェリーは返す。
「シェリー、ルイスと一緒じゃないのー?」
「そろそろ沸く時間だからって、ゲフェンにDOP狩に行ったみたいよ」
エマの質問には、サンドラが答えた。
「あら、私はシェリーに質問したのに」
「どっちが答えても一緒でしょ。」
「ふーん? まあどっちでもかまわないけれど、じゃあそろそろ帰ってくるかしら」
そう話していたときだった。
ルイスが一緒に行ったらしい他のギルドメンバーと共にワープアウトして溜まり場に現れる。
「――マジ最悪。競合PTに負けた。くっそぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
思い切り叫んで地面に座り込む。
「あと少しだったんだぜ? 沸き時間だって秘密にしといたのに何であんなにいるんだよ。くっそぅ……」
「……次がんばればいいじゃない……?」
かける言葉が見つからず、シェリーはついそう言ってしまった。
「次がんばれ……? BOSSに縁が無い職は黙っとけよ」
ルイスの言葉にショックを受けてシェリーは黙り込む。
「そういう言い方は無いんじゃない? そんなこというなら、あんたがハイプリなら、きっと勝てたんじゃないの?」
「うるせえな。ピクロスは黙っとけよ。転生してもカタール使いなんて今時はやんねえ癖に」
ルイスは勘違いしているが、サンドラはカタール使いでもEDP型だ。
ある意味、BOSSも一部であれば簡単に狩れるし、数が少ないタイプでもないのだが、そんなことは彼の知識には無いのだろう。
「ルイスぅ。気晴らしに古城かノーグ行こうよー」
- 107愛されたいsage :2006/08/20(日) 10:47:52 ID:4blempcE
- 「OK。じゃあ、ノーグ行こうぜ。ポタ出す」
「わぁい♪」
エマを抱き寄せるように腕を回して立ち上がると、ルイスはそのままワープポータルを出した。
「ちょっと、ルイス!」
さすがに頭にきたらしいサンドラがルイスをとがめるが、エマとルイスはそのままポータルの光の中に消えていった。
「……もぅ……いいよ……」
怒り覚めやらないサンドラが、手当たり次第に他のギルドメンバーのプリーストやハイプリースト達にノーグのワープポータルを要求しているのをシェリーは肩を引張り、止めた。
「――わかった。じゃあ、ちょっと待って」
サンドラは誰かとWISで話を始める。
「シェリー、ゲフェン行くよ」
サンドラは話の飲み込めないシェリーの手を引いて、カプラに向かっていった。
「ちょ……そこ、大手の砦っ! うちらが行ったらなんて言われるか、わかんないよ?!」
ずるずると引張られるシェリーとは対照的に、落ち着いた足取りでサンドラは歩く。
「大丈夫、大丈夫。私最近良くここ来るし」
「最近って……なんで、こんなところにっ」
「んー、臨時で知り合ったジンっていうのがここに入っててさ。良くWIS貰うのよ」
「いや、それはいいけど……私、そんな大手の人相手になんてできないよ?」
「だーかーらー、大丈夫だってば」
砦の中をサンドラは気にもせずに進んでいく。
シェリーは周囲に座って談笑している人たちに圧倒されて、ますます小さくなってしまう。
「こんにちは。ジンいます?」
テラスで座って本をよんでいたハイWIZの男にサンドラは恐れもせずに話しかける。
「やあ、サンドラ。奥でクロードと話してるみたいだよ」
「あ、クロードさんもいるんだ。それはちょうど良かった」
「くろーど?」
「絶対、シェリーにお似合いだと思うのよね。会わせたかったんだ」
「え??」
困惑するシェリーを更に引張って、サンドラは奥に向かっていった。
- 108名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2006/08/20(日) 10:52:12 ID:4blempcE
- 導入が長い&若干職叩きっぽい文章がありますが、そんなつもりは無いので御了承くださいorz
全3回の予定です。最後までお付き合いくださると助かります。
ではでは
- 109名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2006/08/20(日) 13:26:29 ID:DlndQDeU
- 萌えた
サンドラ姉さんに
続き待ってます( *'∀)
- 110名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2006/08/20(日) 14:31:13 ID:gdnWApRg
- いいように使われるシェリーさんかわいそす・・
是非とも幸せになって欲しいですね。
- 111名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2006/08/20(日) 15:48:53 ID:v8XN/RsM
- むしろ他の男としてる所をルイスに見せ付ける、というような
ダークな展開?を期待してる漏れ
スワッピングってやつだな
- 112名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2006/08/20(日) 18:17:35 ID:DMgmzPGQ
- 一瞬♀×♀スレと思っちまった
サンドラの姉御と呼ばせて頂いていいですか?
- 113名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2006/08/20(日) 19:51:37 ID:Y8dyiVcM
- プリの名前がmyキャラと一緒で複雑っすorz
続ききぼん
- 114名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2006/08/20(日) 22:05:03 ID:byjhhGrc
- >>93
女プリたんが臨公で組んで狩りへ出かけたが、出先で悪人グループに絡まれリンカーン
とか
狩りへ出かけたが、全滅してPTの女の子リンカーン
どうでしょうか・・・ベタだけど頼みます!
- 115名無しさん(*´Д`)ハァハァ :2006/08/21(月) 01:17:55 ID:XKSkz.p6
- ・・・・アサクロの名前がうちのパラディンなんだが・・・
しかも今時いないであろうバランス完全防御仕様・・・
少数臨時やBOSS狩りには呼ばれるけどソロや大人数臨時には縁がありません
えっ?Gv?
砦突入→クローク→前線のすぐ後ろにいる支援組のど真ん中に入る→Wizやプリの横でGXでの盛大な自爆
以上を前線突破までエンドレス・・・
前線突破後は入り口で囮w
ソロの狩場は一人寂しくニブル村・・・常時ハロウィーンだぜ、ヒャッホ〜♪
チクショー!
- 116名無しさん(*´Д`)ハァハァdame :2006/08/21(月) 01:49:36 ID:VPfYC01E
- あげちゃだめよー
- 117名無しさん(*´Д`)ハァハァdame :2006/08/21(月) 14:46:00 ID:bV.1VmLA
- 久々にエロぃ電波受信しましたので投下します…
「ひとりえっち」ネタが苦手な人はご注意ください…
空き瓶を集めに一人のプリーストがポリン島と呼ばれる場所へ
黙々と色とりどりのゼリー質のモンスターを叩き割っていた
何が悲しくて高レベルのプリーストが、最近はノビでさえもあまり来ない場所で…
一人、愚痴をこぼしながら砕けたゼリー体の中からべとついた液体と空き瓶を集めながら、
プリーストが耳を澄ますと遠くから少女の泣き声が聞こえてきた。
ああ…きっとポリンに反撃されて泣いているんだろうと、
プリーストは気にせずに残り物を食べにきたゼラチンを聖書で殴り潰した。
「ああ…だめぇ…いやぁ…」
少女は泣きながら自分の身体にへばりつく物体を素手で殴るが、
まだ力が弱くてポリンには一撃も当たらず、びくともしない。
それどころか、ポリンはまだ弱い女の子の足元にへばりつき、
ゼリー質の舌で股の間を啜り始めていた。
「あ、…あぁ…やぁん…」
抵抗する少女の声を無視してポリンは少女の愛液を舐め続け、
辺りには少女の甘い匂いが漂っていた。
嫌がっていた少女はいつしか腰を振り、両足はだらしなく開き、
半透明のポリンの身体を通して、赤くひくついた少女の花弁が蜜を滴らせているのが見えた。
「や、…あ、…ああ…んっ!!」
ポリンが既に突起した陰核を甘噛みした瞬間、少女の身体は大きく跳ねた。
行き着く暇もなく、少女は後から集まってきたポリン達に身体を舐められ、
着ている服はポリンの唾液によってボロボロになって裸に近い状態にされている。
最初に少女の股にいたポリンはもっと沢山の蜜を啜ろうと、身体を少女の膣内へと進入させ始めた。
「ふあ!!…いやぁ…冷たいぃ…」
卑猥な音を立てながらポリンは少女の膣内へ進入し、ずるずると音を立てながら身体を動かした瞬間。
少女の身体は面白いほど跳ね、開いた足からはポリンを通してどろどろの花弁が口を開いている。
その光景を見ていたプリーストは木陰で覗き見、思わず生唾を飲み込んだ。
「ああ…ああん…ああ…」
愛液を啜れない残りのポリン達は少女の乳房や首筋、
わき腹を舐め感じた事のない快感に少女は身体を強くポリンを押し付けた瞬間。
グシャと言う音と共に蜜を啜っていたポリンが砕け弾けた。
「―― あ、…」
べと液に塗れた少女は足元で砕けたポリンを残念そうな顔で見つめ、
今度は自分の指で突起した陰核を弄りながら乳首を残りの手で転がしながら上り詰めた。
― ポリン島にいるのも悪くないかも?―
覗き見をしたプリーストはそれ以来、空き瓶集めにしばらくはポリン島へくるようになったとか…?
- 118名無しさん(*´Д`)ハァハァdame :2006/08/21(月) 21:19:32 ID:kXTDyGbM
- 普段読むだけの者です。なので読みづらいかもしれませんが…orz
文章がやたら長くなっちゃいましたが、投下!
- 119♂プリ×♀ローグdame :2006/08/21(月) 21:21:04 ID:kXTDyGbM
- ニブルヘイム。死者の住む街。普通ならば、生きた人間が紛れ込む事はないはずの場所。
「ゼルグ。少し休んどけ、さっきの大量の沸きでかなり疲れたでしょ」
短剣――サンタポリン三匹が柄に描き込まれた、見た目は可愛らしいグラディウス――を片手に持ちながら、短髪のローグの少女が言う。
俺たちが今居るのは、ニブルヘイムのとある家の中だった。
純支援手である俺ですら、必死でヒールを飛ばすのが精一杯。手持ちの青ポーションすら使い果たしかけるほどの量を倒した後、
危険を避けて敵の踏み込まないここに入ったのだった。
「あぁ、悪いけど少し座らせてもらうよ。…フェルは座らないで大丈夫か?」
「…私が休憩中でも座らないって、知ってるだろが」
そう、例え疲弊困憊していようと彼女は狩りの休憩中に座る事は無かった。
もし敵がいきなり現れたら対処できないから、という理由からだと聞いたがそれでも。
「スタブにサプライズアタック。あんだけ連打してりゃ立つのもやっとじゃないのか…俺でも結構きついんだぞ」
「大丈夫だっての。私はそもそも動く事に慣れてるローグだぞ」
けらけらと楽しそうに笑う姿に、少しばかり冒険者―いやむしろ男としてのプライドが傷つく。
俺だって好き好んで座ってるわけじゃないんだけどな。
内心そう呟き、しかしこの建物には敵が入ってこないというのは経験上よく知っている。
「フェル。ちょっと手見せてみろ」
「んむ?手?」
怪我してるぞ、というような口調でさりげなく彼女の小さな手を取る。一体これのどこに、あのブラッディマーダーやロリルリを倒す力があるんだか。
なされるがままに大人しく、左手を差し出したフェルを自分の体重をかけて引っ張った。
「にょっへぁああ!?」
変な悲鳴あげながらも、向き合う形で倒れてきた。幸運にもグラの刃先はかすりもせず。
女の体っつぅのはなんでこうも柔らかいんだろうな、疲れてる時の抱き枕―……
そんな一瞬の