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【18歳未満進入禁止】みんなで作るRagnarok萌えるエロ小説スレ 九冊目

1その一dame :2004/09/14(火) 14:27 ID:u6MHdAJU
このスレは、萌えスレの書き込みから『電波キタ━━━((( ⊂⌒~⊃。Д。)⊃━━━━ッ!!! 』ではない
萌えでなおかつえちぃ描写の含まれる自作小説の発表の場です。

【重要】
18禁レートのスレッドは<<sage進行>>でおながいします。
(ageてしまった場合にはメール欄にdameと入力して書き込みましょう。一番下に下がります)

基本的ルール
・ マターリ厳守
・ 荒らしは完全放置。
・ ROまたは小説と関連のないネタで盛り上がるのはダメ。
・ コテハン叩きも、スレの雰囲気が荒れるからダメ。
・ コテハンの人も、荒れる元になるので暴走したりしないように慎重に発言しましょう。

ローカルルール
・ 萌えだけでなく燃えも期待してまつ。
・ このスレでの『えちぃ』基準は、「手淫」(オナーニ)だとか「目合い」(セクース)だとかのレベルでつ。
・ 特殊ジャンルは苦手な人もいるということを考慮してやってください。
 (タイトルに明記するとか、配慮を)
・ 催促はやめましょう。
 (絵、文を上げてくれる人は自分のプレイ時間を削って上げてくれてます)
・ 感想は無いよりあった方が良いです。ちょっと思った事でも書いてくれると(・∀・)イイ!!
・ 文神を育てるのは読者です。建設的な否定をおながいします(;´Д`)人
・ 文神ではない読者各位様は、文神様各位が書きやすい環境を作るようにおながいします。
・ リレー小説でも、万事OK。

リレールール
・ リレー小説の場合、先に書き込んだ人のストーリーが原則優先なので、それに無理なく話を続かせること。
・ イベント発生時には次の人がわかりやすいように。
・ 命の危機に遭遇しても良いが、主人公を殺すのはダメです。
2その二sage :2004/09/14(火) 14:28 ID:u6MHdAJU
板内共通ルール:
http://www.ragnarokonlinejpportal.net/bbs2/test/read.cgi?bbs=ROMoesub&key=1063859424&st=2&to=2&nofirst=true

新・RO萌え小説倉庫:
http://moe.novel.knight.client.jp/

みんなで作るRagnarok萌えるエロ小説保管庫(Wiki):
http://cgi.f38.aaacafe.ne.jp/~charlot/pukiwiki2/pukiwiki.php

前スレ:【お子チャマ進入禁止】みんなで描くRagnarok萌えエロ小説スレ 八冊目【18禁━(`∀´)━!!】
http://www.ragnarokonlinejpportal.net/bbs2/test/read.cgi/ROMoe/1087711749/
3名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/14(火) 14:29 ID:u6MHdAJU
適宜改変してしましましたがご容赦。
それでは九冊目、ふるってどーぞ!
4486sage :2004/09/14(火) 19:07 ID:jmphiym2
前スレ486が4ゲトしてしまいます!
最終の手直ししてます。じきにうpします、もう少々おまちくださいませませ
5486sage :2004/09/14(火) 19:38 ID:jmphiym2
一応完成しますた、投下します。
壁]´・ω・)つ[えろ]
壁]ミ ササッ [えろ]
壁]≪改善すべき点があれば指摘よろしくです〜
6486sage :2004/09/14(火) 19:42 ID:jmphiym2
オークダンジョン。そこは冒険者たちの登竜門。ほとんどの冒険者はそこを通るという。
そして、その剣士も例外ではなかった。

「なんか、今日は湧くなぁ」
いつもよりも湧きが激しかった。というよりも、わきが偏りすぎていた。
「マグナムブレイク!マグナムブレイク!」
ふと、そんな声がしてそちらを向いてみた。声だけしかきこえないが、それが剣士でないのは確かだった。連射回数が多すぎる。興味を覚え、そちらを見に行ってみると。プリーストが、鈍器を片手に(あれはおそらくスタナーだろう)オークゾンビにMBを連射していた。
「すごい……」
私はしばらくそのプリーストに見ほれていた。殴りプリだろうか。それにしてはヒールの回復量が多すぎるきがした。見ているうちに、プリーストにさらに4〜5匹のオークゾンビがたかりだした。プリーストの相手にしている数は14〜5体だろうか。さすがにつらそうにみえた。
「……」
プリーストが鈍器から杖に持ち替え、何かつぶやきだした。
「て、てつだいます!」
私はその時しらなかった。それが何の呪文であるかを。私は、そのプリーストがつらそうにみえて、横から手をだしたのだ。
「マグナムブレイク!」
それが、失敗だった。大半のオークゾンビの標的がこちらに変わった。剣士の私が15匹ものオークゾンビに耐えられるわけが無く、あっけなく殺されてしまった。意識が遠くなる直前。呪文の名前が耳に響いた。
「マグヌスエクソシズム!」
そうか、MEプリだったんだ……。私の意識はそこで深い闇に飲み込まれていった。

しまった……!
助けはいらないと返事した時、それがギルドにむけての発言になっていたことに気づく。もう遅い。剣士が走り寄ってきて、MBをたたきこんだ。そんなことをしてはいけないと言おうとしたが時既に遅し。剣士はオークゾンビにずたずたにされてしまった。
「マグヌスエクソシズム!」
術が完成する。回りにいたオークゾンビが消し飛ぶ。退魔の最強呪文なのだ。オークゾンビごときに耐えられるはずは無い。
「大丈夫か!」
剣士にはしりよる。剣士は死んでいたが、完全な死ではなかった。少し魂が離れているだけ。この状態であればリザレクションで蘇生させることが可能だ。すぐにリザレクションで蘇生させ、テレポートで安全な場所までつれていった。

ここはオーク村室内。冒険者達が待合いにつかったりする比較的安全な場所だ。
「う……ここは……天国……?」
そいつが目をさました。本を読みながらそちらを見もせずに返事を返す。
「残念ながら、オーク村室内ですよ。体、痛むところはありませんか?」
「はい……。あれ……?」
何か違和感でも感じたようだった。
「胸当てなら、そこに置いてありますよ。寝づらそうだったんで勝手にはずさしてもらいました」
「起こしてくれたんですか?」
「そうですね。元はと言えば私が返事をしなかったのが悪いのですから、起こして当然でしょう?」
黙り込む。しばらくの間考えた後。
「えっと……何かあなたに恩返しがしたいです」
「別に必要ないですよ。ブルージェムストーンぐらい高い物ではありません」
「でもっ」
「今のあなたになにができます?」
また黙り込んだ。まぁ、それも当然といえば当然だが。やっと剣士が口を開く。
「えっと……。あなたを楽しませるぐらいなら……」
顔を真っ赤にしながら、スカートをぐっと握りしめる。こんなことを言い出すかと思いはしたが、まさか本当に言うとはおもわなかった。
「そんなことを軽々しく言うもんじゃないですよ」
結局、恩返しは話し相手ということで決着がついた。そして、彼女が騎士になったとき、恩返しをしてもらうとも約束した。PTを組み、事実上その剣士と相方になった。こんなにLVの離れている相方もいないだろうが、俺はそれで満足だった。俺はかわいらしい彼女が気に入ってしまったのだから。

ゲフェンダンジョン二層。
数日後。
私は彼につれられて初めてここにきた。オークダンジョンとは比べ物にならないほど敵が強く。彼にもらった防具がなければ、そして彼がいなければ簡単に死んでいただろう。数度来るうちにかなり楽になりつつあったが。
「マニピ、IM、速度、ブレス、アスペ……」
次々に支援魔法がかけられていく。
身につけている新しい鎧。それは、彼が買ってくれたものだった。そんな物をもらうのは悪いと言ったのだが、先行投資だといって押し切られてしまった。曰く、騎士になってからその分を働いてくれればいいと。ただ一つ借り物なのは、+7モッキングマフラーだけ。私がAGI型なのを知って、無いと困るだろうからと貸してもらった。他の物は店売りなので返さなくてもいいらしい。
いや、店売りでないのにもらった物が一つあった。ウサ耳ヘアバンド。プリさん曰く、見てて和むからあげる、だそうで。過剰精練されたそれを私はもらってしまった。精練されていないヘルムより防御効果があるので狩り場でも付けている。正直見た目もかわいいから気に入っている。
彼は支援も上手だった。手元を狂わせることなく、確実に支援をかけて、出会うナイトメアすべてに呪いブレスをかける。おかげで、LVの低いわたしにもかなり避けることが可能だった。そして、呪文の詠唱が驚くほど早かった。
何匹目かのナイトメアを倒したとき、見慣れないアイテムが目の前におちた。古くて、青い箱。
「お、青箱だ」
彼がそれを拾い上げる。
「それ、高いんですか?」
「あぁ、これは250kぐらいかな」
250k。それは私には天文学的な数字におもえた。それをポケットにおしこんだ彼はとんでもない提案をしてきた。
「3Fにいってみる?」
私は、不安に思いつつも、好奇心が勝ってしまい3Fに行くことにした。
7486sage :2004/09/14(火) 19:47 ID:jmphiym2
ゲフェニアダンジョン。
2Fよりもさらに敵がつよかったが、それでもなんとかなった。それを喜んでいたのもつかの間。存在感の薄い剣士がこちらに走り寄ってきた。
はっとした。噂に聞いた、ドッペルゲンガー……。影の薄い剣士はまさにそれだった。
「いかん!……ワープポータル!のれ!」
彼にポタに蹴りこまれ、気がつくとゲフェンの町にいた。すぐ、血だらけのプリさんが隣にワープしてくる。
「血がっ…!」
「無事か……」
とだけいって、意識を失ってしまった。すぐにでも助けたかった。でも、私には回復の魔法なんて無い。泣きそうになった。もう、この人が居ないとだめなことに気がついてしまったから。とっさに、彼のポケットから青い箱を取り出し。道行く人に200kで買い取ってもらい、そのお金を白ポーションにかえてしまった。

宿。
俺が目を覚ますと、隣に泣きそうな顔をしたそいつがいた。傍らには、山のようなポーションの空瓶。残っている液体から白ポーションであることは容易に想像できた。いまの彼女にこれだけの物を買う金はない。おそらく……青い箱を売り飛ばして買ってきたのだろう。
「プリさん!」
俺が起きあがると、彼女が勢いよく飛びついてくる。
「おちつけ、俺は平気だ」
最初に出会ったときの言葉遣いはやめていた。聖堂の連中に言われて使っていただけで、本来嫌いな口調だ。
彼女がぐすぐすと泣き出す。泣きやまない彼女をぎゅっと抱き返してやった。頭のウサ耳がじゃまだったからはずしてかたわらに置き、強くだきしめてやる
「生きててよかった……。私、プリさんが居ないとだめ……。一緒に居るのがあたりまえみたいになっちゃってるけど、そうでないといや……」
押し倒された。そして、キスをされる。
「プリさん……。私じゃいや……?」
「とりあえず、鎧をはずしてくれないとイヤだな。痛い」
はっとしたように、あわてて胸当てだの小手だのをはずしていく。
「これで……いいかな?」
「ああ」
彼女がまた上に乗りかかってきてキスをしてくる。
「ん……」
遠慮がちに舌をこちらの唇にいれてくる。
「まて」
「ぅ…?」
一度それをやめさせる。
「大事なこと忘れてないか?」
「えっ……えと……」
しばらく考えて、結論は出ないようだった。
「俺は…」
一つ深呼吸をして、彼女の耳元に口をよせる。
「お前が好きだよ」
「ぁ…」
やっときがついたらしい。
「わ、わたしも好きっ。ごめんなさい……焦っちゃってて…」
あわてながら、必死に弁解をする彼女。それがかわいかった。
「いいよ。気持ち聞かせてもらったから」
頷いた彼女が、またキスをしてくる。おずおずと舌をいれてくる。それは上手とはいえなかったが、必死なのは良くつたわってきた。
その舌にこちらの舌を軽くふれさせると、ぴくりと反応がかえってくる。なかなか大胆にはなれないらしい。舌先を軽く触れあわせるのが、今の彼女の最大の努力らしい。
舌をのばして彼女のそれを絡め取るようになめてやる。びくっと体を震わせたが、決して嫌なわけではないらしい。
「ん……ちゅ…はむ…」
理性のタガが一つ飛んだらしい。唇をグイグイとおしつけて、こちらの吐息を全部吸ってしまうような勢いで吸い付いてくる。舌を絡ませる事にとまどいが無くなったらしく、奥の方まで舌を侵入させてくる。
こちらも負けじと吸い付き、舌を絡める。
「ふっ…うむぅ…」
息継ぎをする時間さえ惜しい。そんな感じだ。それこそむさぼるように、獣のようにキスをつづける。
「む…ちゅ…んっ…」
彼女がキスに夢中になっている間に服の前をはだけさせていく。鎧がなければ普通の服とおなじだ。はだけさせた所から手をつっこんで、胸をじかに揉む。
「ひうぅっ…」
激しい反応を返してきた。相当感じやすいらしい。
「やぁ…」
ぶんぶんと首を振る。
「嫌か?」
「ぁ…ううん…もうちょっと優しくして…」
あんまりにもかわいいから。このまま一気に壊したくなってしまう。俺は理性を総動員して感情を押さえ込んだ。
座らせて、後ろから抱えるような姿勢になる。脇の下から手をまわして、胸元に手をそっとさしいれる。
胸は大きすぎず小さすぎず程良い大きさで、手のひらに吸い付いてくる。頂点はとっくにとがっていて、つまんだりしようものならおもしろいぐらい反応してくれる。彼女はというと、恥ずかしそうに自分の胸元をながめながら、甘い声を立てている。
「んっ…あんっ…ふぅ…」
そこで、首筋にキスをして、ペロリとなめてやる。
「ひゃあっ」
胸の方しか見てなかった彼女は当然それに驚き、こちらを向く。耳を甘がみして、耳の中をペロリとなめる。
「やんっ…あぅぅ…んぅ…」
無意識だろう、もそもそと足をうごかしているのにきがついた。足首までのロングスカートをそろそろとたくし上げ、足首からなで上げるように手をはわせる。
「やっ…そっちは…やああっ…」
両手で顔を覆ってしまう仕草が妙にかわいかった。膝を通り過ぎて、太股をじらすようになで上げ。中の下着に手が到達する。
 じゅ……
そこにふれただけで大きな水音がたつ。
「えっ…そんな…」
「興奮してたんだろ?びしょびしょになってるぞ」
耳のすぐ近くでささやきかける。
「やっ…いわないで、やだやだ…ひゃああぅ!」
下着の上からクリトリスを軽くこすっただけで、飛び上がらんばかりに反応する。
「はっ…あああっ…こすらないでおかしくなっちゃううう…」
「腰上げて、下着脱がせるから」
「えええっ」
「上げなくても脱がせる。腰上げないと下着がのびるぞ?」
半泣きになりながらも、渋々腰を浮かせる。その下着を抜き取る。
「恥ずかしいよぉ…きゃぁっ…だめっ…直にこすったりなんかしたらとんじゃうよぉっ…」
俺はふと、ちょっとした演出を思いついた。道具袋から青ジェムを取り出す。
「…セイフティーウォール!!」
8486sage :2004/09/14(火) 19:48 ID:jmphiym2
ベッドの回りの床からピンクの光が立ち上がる。普段より広い範囲で出現させて、さらにバリアとしての効果を極力薄くし、持続時間の延長をこころみる。セイフティーウォールのピンクの光は、雰囲気を出すのにぴったりだった。
セイフティーウォールに彼女が見とれているスキをついて、スカートに顔をつっこむ。
「やあっ…!どうするの……?」
返事をせずに腰を抱えるように手でつかみ、クリトリスに吸い付いた。そこは一応毛は生えているがそれほど濃くはない。よく運動する職業なせいもあってか、ほっそりしていて無駄な肉がついていない。
「きゃああっ!すっちゃやだっ、だめっ、きもちよすぎるよぉっ…!」
膣内に舌を滑り込ませる。がくんがくんと、彼女の体が跳ねた。ぺちゃぺちゃと盛大に音をたてながらそこを責め立てる。
「な、なんかっ、なんかはいってきたよぉっ、うくぅっ…、あ、だめっ、とんじゃう!とんじゃうよぉっ」
体をよじり、達しようとした瞬間。まさにその直前に俺は舌の動きをとめた。
「えっ…」
高ぶった不完全燃焼の体が気持ち悪いのか、もそもそと足が動く。スカートに顔をつっこんだままだから顔はわからないが、泣きそうな声が上から降ってきた。
「や、やめないで…んっ…いかせてよぉ…」
「どうしてほしい?ん?」
「い、いれてぇ…硬いのをいれてぇ……」
きっと、半泣きのうえ顔を真っ赤にしているに違いない。
スカートからはいだし、唇に軽くキスをしてやる。SWのおかげで顔が赤いかどうかはわからない。
ズボンをずらし、はち切れんばかりに膨張したそれをとりだす。
「ま、まって、ちょっとだけまって!」
「ん?」
「えと…その…はじめてだから…」
「わかった」
一つ頷く。ぐいと押し倒し、あそこに当てたそれをゆっくりと突き入れた。
「んっ…入ってきたぁ…あっおっきいっ…んああっ…」
まだ先の方しかはいっていないそれを、俺は一気につきいれた。
「ひぐううぅぅぅ…うっああ」
一瞬息がとまってしまったらしい。目から涙があふれる。
「いたいっ!いたいよぉっ!」
おちついて下腹部に手をはわせ、ヒールで痛みを消し、傷をいやす。
「ぁ……」
「これでもう痛くないはずだ」
試しに軽くうごいてみる。
「あっ、あふっ…」
すでに声に痛みはなく、ただ、甘い声をだすだけだった。
「泣かせてごめんな。これが一番楽だとおもったんだ」
返答のかわりに首を横にふって、キスをしてきた。
「つづけて…いかせて…あんっ深い……あああ…」
ふと気がつけば、彼女の方から腰をふってきている。甘い声は徐々に高くなり、それにともない、俺の腰の動きもはやくなっていった。
「もっと奥っ…ああっ奥をごりごりしてぇっ…!あんっ」
もう、恥ずかしいとかそんなことは考えられないようだった。ただ、俺も彼女も快楽に身を任せる。
「もうだめっ…!んっ、ふあああっ…いっちゃう!いっちゃうよっ!」
どうやら絶頂が近いらしい、それは俺もおなじことだ。部屋にパンパンと腰がぶつかり合う音が響く。
「ふあっあああっ、中にっ、中にだしてっ…!」
「いくぞっ…!」
最後に多きく一突きして、望み通り中にぶちまけた。膣がものを搾り取るように痙攣する。
「ああっ…!いっちゃった…ん…あったかい…」
そのまま、俺達は眠りに落ちた。

それから、いくらか時間がすぎた。長かったような短かったようなそんな時間だ。
彼女は、有る意味名のしれた人物になった。理由は、しばらく俺達と行動したものならわかるはずだ。

ゲフェニアダンジョン。
今日も俺達はここにきていた。
「いい感じだ。なんだか良いことがありそうな気がする」
「私も。さてさて、今日も本気でいくよ!」
ポケットから出した赤い薬品を飲み干した彼女から、一瞬真っ赤なオーラが立ち上る。バーサークポーションを飲んだ者が発する特有のオーラだ。
彼女は、まだ剣士のままだった。とっくに騎士に転職していておかしく無い。
一般に狂気ポットと呼ばれるそれを飲める剣士はあまり居ないだろう。
「なぁ、転職しないのか?」
「何回も言ってるでしょ。私は、あなたが剣士の姿が好きだって言ったからこのままなんだよ?」
そう言われると、なんだか悪い事をしたような気になるが、喜んでいる自分がいることも事実だった。
「確かに剣士の格好は好きだけど、お前が騎士になったって俺はお前が好きだぞ」
「いいの。それに騎士は……スカート短すぎてはずかしいし……」
目の前にデビルチやマリオネット数体が姿をあらわす。
「お、さっそくお出ましだ。いくぞ」
「はい♪」
9486sage :2004/09/14(火) 19:51 ID:jmphiym2
でけたー。さて、私は逃げます。
λ=3 ダーッシュ。
10名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/14(火) 20:18 ID:mkC91/.s
486たんの剣士に萌えつつ10ズッザー
11名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/15(水) 01:06 ID:yGDl3d3o
SWのことを「エロオーラ」と呼んでいる人がここに。
12名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/15(水) 15:22 ID:ilW6Ce8g
ここにも。
13486sage :2004/09/15(水) 20:48 ID:Ltaf9JQc
あえて剣士ハァハァにしてみたのには理由があったりします。
前スレみてて、剣士ネタが無いことに気づいたので。剣士で検索したところ。
三回だけって……。剣士が不憫だ_| ̄|○
てなわけで剣士にしてみたのですよ。
続編作成中!
14名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/16(木) 01:52 ID:OZyw78ow
>>13
剣士どころか一次職自体すくないね。
15名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/16(木) 02:08 ID:BZvbqtj6
新たな文神の誕生を予感しつつ期待sage
16486sage :2004/09/16(木) 04:19 ID:RTJMxDco
>>14
そうなんですよねぇ、ノビネタはあるのに……。

改善が必要だと思われる場所の指摘と、感想等いただければ幸いです。
図々しいですが、イマイチ自身がないのですよ_| ̄|○

ギロチン台]λλ=3≪ハヤクツギカケッテイッテルダロー
ギロチン台]≪ギャー
17俺の側を離れるな-1sage :2004/09/17(金) 00:13 ID:NGpACAPI
落)94DEX支援プリ 装備無し

彼女が臨時広場でこの看板を立ててから、もう4時間は経過していた
だというのに拾われる気配はまったく無い、だか彼女は別にそのことを悲しんではいなかった
「当たり前ですよね…このLvで装備がまったく無い人なんか拾われるはずがありません…」
そう呟いて、彼女は空を見上げて。自分がこうなった経緯を思い出した

その日はフェイヨン周辺の森を散歩していた、特に理由は無かった。
強いて言うなら昔通った狩場が懐かしくなったという所だろう、そこで彼女はエルダ相手に苦戦している
1人のアコライトを見かけたのだ、彼女はそのアコに過去の自分を見た気がして、気が付けば「大丈夫ですか?」と声をかけていた
そして、まだ大変だと言うアコに自分の装備を貸したあげ。狩りに付きあってあげた
しばらくすると、アコは重量がいっぱいになったので一旦、街へ帰るから待っていてくださいと言って行ってしまった
彼女は「行ってらっしゃい」と言いアコを待ち続けた。1時間…2時間…盗まれたと気が付いたのは3時間目だった

はぁ……えっぐ…
思い出しただけでため息、それと涙がでてきた。彼女は唯一、手元に残ったバイブルを抱えて看板を消そうとした
どうせ待っていっても誰もこないのだから意味はない、そう思った瞬間
  ピーン!
甲高い音と共に入室者が訪れる
「あ…」
既に誰も来ないと思っていた彼女は、思わず間の抜けた声を出してしまう
入ってきたのは騎士だった、彼は少しだけキツイ目で彼女は見るから口を開いた
「お前、装備が無いというのは本当か?」
「は、はい!本当です!」
拾われた嬉しさから彼女は大きな声を出してしまった
(や、やだ…私ったら聖職者なのにはしたないです…)
「本当に本当か?そのLvで装備がないなんておかしいだろう、店売りでも持ってたらそう書け。姫気取りか?」
「姫って…ち、違うんです。訳があるんです!」
彼女は騎士に慌てて事情を説明した。すると騎士は………
「バカだなお前」
「え?」
「バカだと言ったんだ、初対面の他人に装備を貸すなんてバカ以外の何者でもない。盗まれて当然だな」
「ひどい…なんでそんなこと言うんですか…」
「本当の事だ仕方が無い、それにお前ゼニーはどうした。金があるならそれで店売りでも買ってこい」
「新しい装備買ったばかりで…」
「それも含めて盗られたのか、ここまでくるとウルトラバカの領域だな。MVPが狙えるぞ」
彼女はもう声も出なかった、出るのは涙だけだ。
この騎士の言ってることは正しい、確かに盗られてしまったのは自分の不注意だろう、そんな事はわかっている
だから初めて会った騎士に好き放題言われも何も言い返せずに、悔し涙だけが流れてくる
騎士はそんな彼女を暫く見ていると再び口を開いた
「いつまで泣いているつもりだ、早く立たんか、狩りに行くぞ」
「狩りって…私と?拾ってくれるんですか?」
「拾うつもりが無ければチャットに入らん、それにそのLvで装備が全く無いないと、どこに行っても断られる
 のがオチだろう。こんな落ち看板立てるくらいだから相方もいないのだろう?ならば俺が拾ってやる。来い」
騎士は一方的にそう言うと彼女の返事も聞かずに手を取って無理矢理立たせる
「きゃあ!」
「喚くなグズグズするな、今からグラストヘルムに行くぞ。さっさとポタ出さんか」
「あうう…わかりましたから乱暴しないでください」
(ああ…なんだか私、すっかりこの人のペースの乗せられてる気がします)
そんな事を思いながら彼女は騎士の後を追ってポータルの光の中に入っていった。
18俺の側を離れるな-2sage :2004/09/17(金) 00:14 ID:NGpACAPI
「俺の側を離れるな、ですか」
その夜
宿屋のベットに横になりながら彼女は今日、グラストヘルムに着いた時に言われた言葉を呟き、思い出していた

「俺の側を離れるな、俺はお前を死なせんから、お前も死にたくなかったら俺について来い」

そう言って騎士はペコを走らせ、狩りを始めたのだ
(初めてです、あんなこと言われたのは…ちょっとカッコイイって思っちゃいました)
「でもその後、何度も置いていかれたのは忘れるべきですね。狩り自体は成功でしたし…もう寝ましょう」
そう思い寝る準備を始めるとドアのノック音が聞こえてきた
「はーい、あれ?騎士さん?」
彼女がドアを開けるとそこには騎士が立っていた
「こんな夜にどうしたんですか?」
「ああ、お前に言い忘れたことがあってな」
「言い忘れ?」
「たいした事じゃない、お前を今から俺の相方にしてやろうと思ってな、惚れたぞ」
一瞬、何を言われたのか彼女はわからなったが、意味がわかると慌てふためいた
「ああああ、相方!?惚れた!?いきなりそんな事言われても困ります!」
「ん?なにが不満なんだ?どうせLvが高いだけで装備が無い、お前を拾う奴なんか俺くらいしかいないだろう」
「それはそうかも知れませんが…って、部屋に入って来ないでください!」
「なにを言っている部屋に入らないとベットが使えないだろ」
(え?ベット?)
「ちょ…!騎士さん、何を」考えているんですか、と言いかけの所で彼女は騎士に押し倒せれてしまった
「あぁ!イヤ…やめぇ…んんっ」
彼女は必死で拒絶の言葉を言おうとするが、騎士をそれを口で塞いでしまった
「んっ…ぷはっ!いぁ…ん…ぁ」
それでもなんとか言葉を出そうとするが、その度に突き出した舌を騎士に絡め取られ、吸われてしまう
(いやぁ…はじめてのキスなのに…)
「なんだ、随分と積極的だな。そんなに舌が感じるのか?」
「はぁ…はぁ……ち…が…」
彼女は「違います!」と言いたかったが初めてのキス。それも激しいディープキスのために酸欠状態になっていた
「どれ、次は胸を可愛がってやろう」
「ふぇ…?――あ、脱が…しちゃ…ダメ…」
彼女は力の入らない腕でなんとか騎士を押し返そうとするが、抵抗虚しく騎士の前に胸を露にしてしまう
「ほう、なかなか形のいいオッパイだな。乳首も綺麗なピンク色か…お前、処女だろ?」
「は…はい、そうです…だから、もうやめ――ひゃう!」
彼女の言葉はまたも遮られてしまった。騎士が胸を愛撫しはじめたのだ
キスもした事のなかった無垢な彼女には強すぎる刺激
胸からくるせつない疼きは次第に彼女の思考能力を奪われていった
「あ…あっ!は…ひっ…!!あぁぁっんん…!!」
騎士はいつの間にか彼女に下着の中に手を入れており、さらにアソコを使って彼女を責め立てる
部屋には彼女の喘ぎ声とくちゅくちゅという音が響くだけだ
「すごい感じようだな、とても生娘とは思えんが…まぁいい、もっと気持ち良くさせてやる」
「はぁはぁ…も…っと?なに…するんですか…?」
騎士は彼女の質問には答えなかった、ただベルトを外す音だけが聞こえてくる
(まさか、これって…。ああ…ダメです、それだけは、それだけはやめてくださ――
「!!!!いっ!…たぁ…」
彼女に身体に何かが切れる音と共に激痛が走る。痛い、痛い、涙が出るほど痛かった
「ん?痛かったのか?あんなに濡れていても処女は処女か、だが安心しろ。お前ならすぐに快感に変わる」
「なに勝手なこと言ってるんですかぁ…この涙が見えないんですか!?抜いてください!」
「ちっ、破瓜の痛みで正気に戻ったのか。こりゃさっさと淫乱モードにしないとな…」
騎士は彼女を無視して、ものすごく勝手なことを言いながら腰を振りはじめた。もちろん先程の愛撫で弱点だと
わかった胸への愛撫も忘れない
「いや…痛いです!いた――あれ?な、なに…?あ、ひゃうぅぅ!」
(な、なんですかこれ?さっきまですごく痛かったのに、今はなんか違う感じが…)
「ほれみろ、もう感じてきたじゃないか。やっぱりお前かなりの淫乱だな」
「あ…んっ!違います!私…淫乱なんかじゃ…ない…ああぁ!」
「いいじゃないか淫乱でも、俺は嫌いではない。むしろ好きな方だ。お前は今から俺の側にいるんだから
 淫乱な方が都合がいい、そうだろう?」
騎士は腰を止めずに彼女にそう問いかけるが…
「あぅ!あ…あっあっン!ヒっン…―ああぁぁぁ!」
彼女は既に答えられる状態ではなかった、はじめて味わう男のモノが膣内をなぞっていく快感の虜に
なっていた。自分でも気づかずに、より強い快感を求めて腰を振り。騎士におねだりの言葉を囁く
「もっとぉ…もっとください…私を…壊してください…!」
「すごい娘だな…お前は、いいだろう!望み通り壊れるくらい激しくやってやる!」
その言葉を合図に騎士が彼女の足を持ち上げスピードを上げる
「あ、はぁんんー!すごい、すごいれすっ…奥までエグられるみたいで…んん!
 お腹にズンズンきちゃいます――んはあぁ!!壊れる!わたし壊れちゃいますぅぅぅっ!」
「くっ…!締め付けすぎだ…!そろそろイクぞ!」
「イク?これイクっていうんれすか?…だったら私もイキますぅっ!アアァ!
 あーあぁ…、イっちゃいますっっ!壊れちゃいますっっ――!!!」
「こっちもだ!イクぞっ!
彼女の今までより一層高い叫びと同時に騎士は彼女に膣内に精を叩き付けた
 ドクン!ドクン!
(熱い…なにかとっても熱くて気持ちいいモノが身体に入ってきます…)
それが彼女の覚えている最後の記憶だった

翌朝、ベットの上で彼女は昨夜の頭を抱えていた。原因はもちろん隣で寝ている騎士だ
「うう…聖職に就く身でありながら処女を失ったばかりかあんなに乱れてしまうなんて、プリースト失格です」
そう言って再度、隣の騎士を見た。気持ちよさそうに寝ている
「とにかく、この騎士さんから逃げましょう。相方になれって言われた時にドキってしたのは記憶から抹消です」
そうと決めれば善は急げだ、彼女は自分の荷物をまとめはじめる
「とはいっても、盗られたばかりだから全然ない…って、え?なんで私の装備が…」
彼女は我が目を疑いながら装備を確認していった。
(間違いない、私のです。でもどうして――あ…)
そこで彼女は気が付いた。騎士の盾にヒビが入っていた、昨日の狩りの時点では無かったヒビだ
(それに鎧もキズがこんなにいっぱいです…どうして?)
「おい、なんで鎧なんか見てるんだ?」
「え!?あ、いや、これはですね…」
後ろを向くと騎士が起きていた。装備やら鎧を調べるのに時間を使いすぎたようだ
逃げる計画は失敗だ、だがそれより今は騎士に聞きたいことがあった
「騎士さん。私の装備がもどってきているんですが。何か知ってます?」
帰ってきたのは答えは意外…いや、ある程度、彼女が予想した答えだった
「ああ、それか。昨日、お前と別れた後にどっかのバカプリから装備盗ったぜ〜と大声で自慢していたアコが
 いたんでPvに連れて泣くまで殴ってやったぞ、途中でアコのギルドメンバーも来たが俺の敵ではなかったな
 全員戦闘不能にしてやって連中の着けていた装備と引き換えに装備を奪え返しやった。恩に着ろよ」
「敵ではないって…嘘つくの下手ですね、防具があんなになるまで戦ったのに。強がりな人です」
「なっ!?嘘ではないぞ!俺があんな蛆虫どもに遅れをとるか!なにを笑っている!」
「はいはい、わかりました。さぁさぁ、下に行って朝食を食べましょう。今日から相方同士なんですからね」
「あ、ああ…そうだな、これから相方なんだからな食事は一緒に取らんとな
 いいか?俺の側から離れるなよ」
「はい!離れませんよ。それと私からも言っておきたい事があります」
「ん?なんだ言ってみろ」

「私の側から離れるな!です」
19名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/17(金) 00:30 ID:d1lFBIVk
GJ
また書いてくださいね。
20名無したん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/17(金) 01:11 ID:gCbK2NwQ
ちょっと臨公広場行ってくる。
Intプリで。
21名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/17(金) 02:20 ID:YnyXeF/I
ちょっと臨公広場行ってくるわ
♂騎士で
22名無したん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/17(金) 02:23 ID:gCbK2NwQ
>>21
ウホッ!良い騎士…
23名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/17(金) 02:28 ID:PgNrTDoI
へい>20! これは貴女ですか?
ttp://enif.mmobbs.com/test/read.cgi/livero/1094650678/801
24名無したん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/17(金) 03:02 ID:gCbK2NwQ
いやいや。俺天使のHBなんて高級品持ってないよ。
あと、一つ訂正。俺、男だから。
とりあえず、やらないか。
25名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/17(金) 04:23 ID:J3uMxo8M
>>20-24
お前らもち(ry
26名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/17(金) 07:33 ID:byiWvtRc
ssはGJ!
その後の藻前様方はもっとGJ
27名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/17(金) 08:12 ID:IE2KokpM
んー!惚れた!マジで!お前(プリ)に一目惚れだ!んー
だからお前は俺の相方になれ!
俺は今まで好き放題言い放題ばかりやってきた。
ガラの悪い言葉を使い偉そうに俺TUEEEしてきた。
これからも俺は俺TUEEEするだろう。槍騎士だからなぁ。

だから俺の相方になれ、惚れたぞカンパーイ!

Dexプリ「黙って聞いていれば勝手なことを…お断りします。」

相方に向かってなんちゅー口のききかたですか!この装備なしDexプリごときがー!
・・・・可愛い
やっぱお前は俺の相方になれ、惚れたぞカンパーイ!
今夜はお前を寝かせないぜべいべ。
いざめくるめくラブワールドへれっつらごー!

(Dexプリ、騎士をバイブルで殴る)

威勢がいいな姫プリが。やっぱ騎士様の相方はそうでなくっちゃなぁ。
決まりだ!明日は結婚式だ!いいな?な?

「あなたと結婚するぐらいなら死にます」

全財産アラガヌサレーにクホらせて引退するぞ…お前に振られたら、装備クホって引退してやる。
今までに999人の女に断られた。お前で記念すべき1000人目だ!
流石に1000人ともなると俺はショックで生きていけない!
だからクホって引退する!
どうだー!此処まで言われれば相方になる気になっただろー!

Dexプリ「アラガヌサレーではなくてアラガムサレーです。」

カッチーン!
ねーちゃん、究極の選択だ。
俺様の嫁になるか、オーラまでカタコンに引きこもるか、二つに一つ。
さぁーーーーどっち!

Dexプリ「カタコンペでソロ狩りをします。」

返事はやっ!
28名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/17(金) 08:13 ID:IE2KokpM
ROニメの山賊と騎士が重なって感じたものでパロのパロを投下です。
29名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/17(金) 08:20 ID:8zlvQKEA
>>27
18禁スレだよね、ココ。
30名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/17(金) 10:45 ID:Hkw5fjrk
>29
レスだし問題ないでしょう。
31名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/17(金) 18:13 ID:Fm97LUns
>>17
騎士は暴言吐き捲くりで措置4、アカ停止でZeny全リセットだな。
アコも措置4と。
騎士はさらに暴言を吐いてアコの周囲の人間の装備をぱくったから、さらに措置4。
こりゃアカBANしかないね。アカウント永久停止。
32名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/17(金) 18:51 ID:0hy.OEEk
>>31
ネタをネタと理解できる人でないと(掲示板を使うのは)難しい
33名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/17(金) 19:03 ID:YqvRSsa.
>>31は小説やマンガで人が殺されたら警察に電話するタイプだな
34名無したん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/17(金) 20:57 ID:gCbK2NwQ
            ,.イ
          /iツ
         /! i!ツ
      , -/i! i! i.シ
    / (.i! i! i! i!シ
    /`'> ヽ、._シ、_,._
    ! /\ _ノ\ヽミ、\,.-- 、
    `ー--‐' l=.、 ヽ l=i> )、⌒ヾ=ュ、              さすがアッグだ
      i二ニ彡} } | l=! ,..-‐┐r、 lヨ ‐- 、           >>31が18歳未満に見えても
      ヾ=ニ-' ノ  レ.ソ \::(| |)::>Fj、__ ヽ          なんともないぜ!!
       `ー-‐' .r、  \ .. `┘'-' lヲノミ}〈>゙、
        \_ lミし‐'工)_)>=<,ス|_,.r=ニニミl
         L\`‐‐'´,rr.==>ニ〈\レ<i! i! i!|
       /⌒ヽ. ヽ ̄/L王ト|__j'-' 'i、 i! i! !
       _/.   l  `く.へ `-、.      ゙i、i! .!
    / ̄  ̄`ー、.._|    l-、_\ \      ヽ!
    ヒ===-、__l. ̄ ̄\...ニゝ ̄ \
    `ー┴┴-.l__l__l`ー─‐┐ニlニiニiニiコ
35名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/17(金) 21:08 ID:EXRfCrzo
>32-33
ネタをネタと理解できる人でないと(掲示板を使うのは)難しい
36名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/17(金) 21:35 ID:Xe0cjhJ2
>>31
   は

   は
    ア
37名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/17(金) 23:27 ID:80MTXA1Q
まず深呼吸してお茶でものめ つ旦~
38名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/18(土) 04:30 ID:VuYWn7ow
|
|∀・)っ[媚薬]、, サラサラ
|  )      .旦~


|
|≡<まぁお茶でも飲め
|≡ サッ     旦~
39名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/18(土) 04:56 ID:qkUWSphA
媚薬入りお茶…

媚薬が入ったミルクを販売して、何も知らずに買って飲みへろへろのくたくたになった騎士子を
ミルクと一緒に販売するBS男の話がふわふわっと頭の中に。
40名無したん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/18(土) 07:12 ID:Mt5TRxdk
>>39
某三期鯖にはその名前のアルケミがいたりする。
ポーション高いけど、つい買っちまうんだよなあ……
4120-21sage :2004/09/18(土) 10:44 ID:O0eXJZbs
>>23
遅レスですが、それは私じゃありません
今回のSSは私の実体験を元に書きましたが、その当時はまさに裸状態で頭装備すら
無い始末からね…

読んでくれたみなさん、ありがとう。また電波受信したらSS投下してみたいと
思いますので、その時はよろしく
42名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/18(土) 12:01 ID:lu4jee2o
最初は媚薬入り茶がこんなに流行るとは思わんかったなぁ・・・まぁ流行ってるわけでもないけど

( ´_>)旦~ゴクリ

( ´_>)・・・・・・・・・

( ´,_>)クックックックックックックック・・・・・
43名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/18(土) 22:48 ID:Vt5w8vjk
>>39-40
詳細キボン!
44名無しさん(*´Д`)ハァハァ :2004/09/18(土) 22:50 ID:kTe7joQ6
某所からのこぴぺだ

39 :名無しさん(*´Д`)ハァハァ [sage]:2004/01/11(日) 02:04 ID:xPX.QK.o sage
    _, ._
  ( ゚ Д゚)   イタダキマス
  ( つ旦O
  と_)_)

    _, ._
  ( ゚ ◎゚)   ズズ…
  ( ゙ノ ヾ
  と_)_)

    _, ._
  ( ゚ Д゚)   媚薬入り!?
  ( つ旦O
  と_)_)

    _, ._
  ( ゚ Д゚)   ガシャ
  ( つ O. __
  と_)_) (__()、;.o:。
          ゚*・:.。
45名無しさん(*´Д`)ハァハァdame :2004/09/19(日) 00:06 ID:LdU2vke.
【重要】
18禁レートのスレッドは<<sage進行>>でおながいします。
(ageてしまった場合にはメール欄にdameと入力して書き込みましょう。一番下に下がります)
46名無したん(*´Д`)ハァハァdame :2004/09/19(日) 02:00 ID:hj131iCo
念のために俺もdameておこう。
47名無しさん(*´Д`)ハァハァdame :2004/09/19(日) 02:30 ID:BDjf3L8A
いや、俺はdameなくてもいいから
48名無したん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/19(日) 04:53 ID:GiU/ms4A
>>43
某三期鯖にはその名前のアルケミがいて、たまにポーション売ってるんだよ。
一度製薬依頼したいなと思ってるんだけど中々みつからねえ・・・・
49ある所の24sage :2004/09/19(日) 09:57 ID:VqU238po
8スレにローグSSを書かせてもらいました者ですが、
♀ローグ×♂アコで電波受信(゚∀゚)では書きます!
50追憶sage :2004/09/19(日) 09:58 ID:VqU238po
「…ったく鈍い攻撃など当たらん…雑魚が!バックスタブ!!」
廃鉱の奥で女ローグが華麗に舞う。
幾多の敵が華麗な踊りの前に朽ち果て、消滅していく。
そうしてクランプも死骸に変わるとき、足元に…
「ん?『バーサークポーション』か…」
周囲の敵が全て消え去った事を確認、座りつつ『バーサークポーション』を手に取る。
ふと、過去の思い出を思い出す………

………

「ふーん…」
まじまじと瓶を眺めながらプロンテラの南、人がいないような所で海を眺めながら独り考え込む女ローグ…
身に着けている物の綺麗さ…まだまだ2次職に転職したてらしい。
その瓶には『バーサークポーション』の文字……
それは熟練した冒険者でしか飲む事を禁止されてる、1種の精神高揚剤である。
「暇つぶし炭鉱でクランプを倒したら出てきた物だが…私じゃまだ使えないだろうし…
 かと言って使わず売るのも勿体無いな…どうしたものか…」
と、言いつつも『熟練した冒険者の証』という響きに惹かれ…
「…そのうち飲めるようになるだろうし慣れとく為にも飲んでみるか。」
そう自分を納得させ瓶の蓋を開け中身を呷ろうとし、新たな気配に気づきハイドで様子を見に行く。

「ぽよんぽよん…」
「うりゃ!」
どうやら男アコが鈍器を片手にポリンに苦戦してるようで、
(何だ…アコとポリンか…あの様子だと転職したてってところかな)
素早くクリップを装着し木陰でハイドを解除し、指先をアコに向けて
「ヒール!」×5
「え?!」
(ハイド!&トンネルドライブ!&ミルクポイっ!)
「やれやれ、危なっかしい……頑張りな!」
そう言ってミルクを投げ捨ててその場から去りながら片手の開けた瓶に気づき、
(っと、忘れてた……ゴクゴク)
と、一気にバーサークポーションを呷って…
「!!!…………うむ、美味。」
体から活気が沸いてくる感じと、予想外の美味しさに気を良くに気を良くしていたが…
51追憶(2/4)sage :2004/09/19(日) 09:59 ID:VqU238po
「ふぅ…何だか熱いような……あぐっ?!?
 か、体が燃え…る、ように…熱い……いや、不味い、ぞ……」
女ローグは木陰に入り倒れ、横になった。
そうして一番熱気を帯びてる部分を再確認した。
(はぁぁ…体が…アソコが……熱い…疼いてる…)
気が付けば左手は胸を触り、右手は熱の中心に動きズボンの間に手を入れ弄っていた。
「あふっ…私…こんな、エッチじゃ…ない、はずなの、に…
 んぁ…い、今は、この熱を鎮め…な、きゃ…はぅ…」
口でそう言い、独り行為の正当性を説く。
「ぁっ…くぅん……ん…くぅ…はぁぁ……ぁ」
人通りが少ない事が幸いしたな、と辛うじて思いつつ独り自慰行為に没頭する…と
「あの!大丈夫ですか!?」
背中越しにそういわれて少し意識が戻る…ちらりと顔をみれば、ああ、さっきの男アコか…
少し意識が鮮明になり、思考を働かせる。
体に合わなかった『バーサークポーション』の効果は戦闘意欲向上ではなく、
(体から湧き出る活力、熱に体が対処できない…これじゃ…媚薬、だ…)
ふと男アコの顔を見る…幼げだけど…しっかりとした容姿…純粋な瞳…綺麗な銀髪…
そう思った時、さらに体が疼き意識が曇る……この熱を…慰めて欲しい…!
「だ…だめぇ!!!」
そう言って急に男アコの手を引っ張り、バランスを崩した男アコの顔を両手で掴み口付けをした。
「え?…むぐ?!」
いきなりのキスに驚いているのだろうけど、そんなのお構い無しに舌を入れ、口内を蹂躙する。
「ん…ふ…、ちゅ…ちゅぱ…ちゅる」
「むぐ…んん…ん、ちゅ…ふぁ…ん」
52追憶(3/4)sage :2004/09/19(日) 10:01 ID:VqU238po
長い口付け…どのくらいしてただろうか…
「ちゅ、ん……はぁ、だめ…我慢できない…」
そう言って一気に男アコのズボンを一気に脱がす…そこにはそそり立つ肉棒…
「あっ…」
「ぇ…わぁ……おっきい…
 (はぅ…初めて生で見る…これが男性の性器…なんだぁ…
 思ってたより、おっきいなぁ…こんなのが…入っちゃうんだぁ…)」
自分のアソコに挿入するシーンを想像し、さらに熱を帯びていく。
そしてもう我慢できないと言わんばかりに、しゃぶるように肉棒を咥えこむ。
「むぁ…ちゅぱ、ぴちゃぴちゃ…」
「んはぁ…いけませ、ん…こんな、こと…」
「ふぅ…ココをこんなに大きくして、えっちな蜜を垂らして言えるセリフぅ〜?(ペロ♪」
「んぁ、くぁぁぁ…」
左手は肉棒に添え、右手は自分の陰茎を弄り回す…
「はむ…、ちゅぱ…カミカミ…」
「ぅぁ、もうっ!イクッ!!」
女ローグが肉棒を甘噛みした瞬間、
言うが早いか男アコの腰が震え、女ローグの口内に一気に白濁液をぶちまける。
「むぐっ…ん♪(コクコク…)っぷはぁ……イッちゃったかぁ…」
「は…は…はぁ…はぁ……、」
「んもぅ…女より先にイクなんてぇ…でーも、まだ休憩させないよ♪」
そう言って女ローグはズボンと胸当てを脱ぎ捨てる。
上半身は赤いマントのようなコートだけで豊満な胸は露出させ、
下半身はタイツと……キラキラと光る陰茎…
仰向けに倒れるアコの顔に跨がり陰茎を添える、女ローグは勢いをなくした肉棒に手を添えしごく…すると…
「あは、まだまだココは元気だね♪」
また魔法にかかったように勢い良くそそり立つ肉棒を目に、子供のようにはしゃぐ女ローグ。
「さぁ、私をイカせて…」
男アコも女ローグの熱が移ったのか、乳飲み児のように女ローグの陰茎を吸い舐め回す。
「ふぁ…いい、もっとぉ…ひゃん」
「はぅ、ローグ…さ、ん…くぁ」
女ローグは口で男アコの肉棒を舐め回し、自分の手で胸を強く揉みしだきもう1方の手でクリを弄る。
男アコも懸命に女ローグの陰茎に吸い付く。
「んくぅ…ぴちゃ、すごぉ…もう、ダメぇ…!!」
「ちゅる…あ…っ…ま、またっ…!」
両者の体がビクッと反応した瞬間、互いの顔にべっとりとした液体がかかっていた。
53追憶(4/4)sage :2004/09/19(日) 10:01 ID:VqU238po
「…ん…、って!(何してんだ私はー!!)」
すっかり熱もおさまり、冷静さを取り戻した女ローグは
ぐったりとした男アコを他所に手早く服を着る。
「…私は、私を負かした男にしか結婚を許しません。
(うん、えっちな事はしたけどまだ初めてをあげたわけじゃないしね。)」
そう独り言を言い、蝶の羽でワープしようとする。
「女ローグさ…ん、な、名前…は…?」
と、うわ言が聞こえた気がしたので
「『クモ』よ、いつまでもそこにいたら風邪引くよ。じゃまた縁があればね。」
そう背中越しに言い残して去って行きました。
後には気だるそうな男アコが、さっきの光景が目に焼きついているのか、
頬を真っ赤にしながら惚けているのでした。

………

恥ずかしい思い出を思い出し、顔を真っ赤にする女ローグ。
思い出した事を忘れようと、素早く『バーサークポーション』をバックパックに仕舞いこむ。
「……今日は早めに引き上げよ」
そう言って蝶の羽で撤退した後、ローグの座ってた所には何かの液体が零れているのでした。
「……また何処かで会えるかな?…今度は名前を聞かなきゃ…」

きっと続く〜
54ある所の24sage :2004/09/19(日) 10:05 ID:VqU238po
お目汚しを…(;´Д`)今だ本番じゃないんだよね…モウチョットマッテネ…
感想などなどお待ちしてます。
55名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/19(日) 12:34 ID:UFyfsVzY
えろーい
ワイルドなムードの女ローグたんがアコきゅんを虐めるってどきどきですね。

でも女ローグの陰茎ですかふたなりですかorz
56名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/19(日) 16:44 ID:TnsCtm6U
エロい女ローグに(*´Д`)ハァハァ
なんか女ローグの去り方が好き(*´Д`)

陰茎って陰核(クリ)の間違いか?と思ったんだが、ふたなりでも(*´Д`)ハァハァ

>>55
orz ←これは余計だと思うぞ。紳士は(以下略
5755sage :2004/09/19(日) 17:20 ID:L2gkQWQQ
正直すまんかった。他人の(ry
58ある所の24sage :2004/09/19(日) 21:27 ID:VqU238po
Σ(゚Д゚;)…え!ああああああぁぁぁぁぁぁぁぁーーー!!
…シニタイ o......rz

寝起きで書いて間違えたですね…今度から推敲をしっかりします…(´・ω・`)
陰茎→秘所
ということに…くれぐれもこの事は御内密に…

                               三(*ノノ)大恥かいたーー!
59名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/20(月) 08:43 ID:i/KPxvlk
てっきりふたさんだと思ったw
60577sage :2004/09/20(月) 10:13 ID:FtNMvA0M
|・`)

・・・投稿

|彡サッ

※577で投稿致しますので、不快に思われたらNG登録お願い致します。
61577sage :2004/09/20(月) 10:13 ID:FtNMvA0M
(「サモア島の歌」のリズムで)
青い青い空だよ 雲のない空だよ コモドの島 常夏だよ
高い高いやしの木 大きな大きなやしの実 コモドの島 楽しい島よ
青い青い海だよ 海また海だよ コモドの島 常夏だよ
白い白いきれいな 浜辺の広場だ コモドの島 たのしい島よ

風は吹く 静かな海 ラッコ鳴く鳴く 波間をゆく
ララ 旅路を祝い 無事を祈る モンスの群れが 追いかける〜♪


「・・・ふう、避暑にはもってこいのところだねこりゃ、
年とったらここいらへんに家建てて、波の音を聞きながら
ノンビリ暮らすってのも悪くない・・・な・・・」

「ふいいい・・・あねさん、もう飲めない・・・足腰もたちません・・・」

「・・・馬鹿(ごきゃっ)」

さわやかな潮風が吹きぬける、爽快なコモドの宿屋に
相応しくない酒くささをまとわりつかせたまま、男モンクは
ちょっとセンチな気分になっていた姉御に不適切な答えをした罪により、
一撃でのされてしまいました。
恋人同士のバカンス・・・といえば聞こえがいいかもしれませんが、
飲みまくってヤルという単純な行為を昨日激しく繰り返した為、なんと一日目にして
相手がギブアップしてしまい、一人取り残された姉御はしょうがないので
何時ものとは違う、コモドカプラと色違いの紫のように見えるミニスカート衣装を身に着けると、
酔い覚ましにフレッシュなオレンジジュースでも飲むべく、モデル歩きで食堂へと
向かっていくのでありました・・・。

「あーあ、ヒマになっちゃったな・・・なんか面白いこと転がってないかなーーーー!」
(転がってませんって、あねさん)

大きな胸を強調するかのごとく、頭の後ろで手を組んだまま彼女は
浜辺をぶらぶらと散歩しています。
装備を取って来て狩りをする・・・という選択もありますが、折角休みということに
しているのにそれでは虚しいし、といってタマに時間が余ると使い方に困ってしまうという、
まるで休日のお父さんのような彼女。
そのまましばらく海岸線を歩いた後、暑いので洞窟の中に入り、入口で座り込むと、
アサシンは石ころを手のひらで転がしながら、パンツ丸見え三角座りで、
ついに独り言を言い始めてしまいました。

「・・・ヒマ・・・プロならまだ色々あるのに・・・アタシどーも刺激がない暮らしはダメなのよね、
エロ本も売ってないし、過激なショーとかお笑いとかもない・・・やっぱ私ここじゃダメだわ」

朝言ったことはころりと忘れて、彼女は目の前で跳ねる赤蛙を退屈そうに見遣って
ぼーっとしていました。
しかしココはアクティブが少ないとはいえ、れっきとしたダンジョンなので
ちょっとは危険なわけで・・・。

さわっ、びしっ!

「・・・ん・・・、いて・・・」

いつの間にか姉御の隣に生えたヒドラが、彼女に向かって必死に触手を伸ばして
攻撃してきました。
その一発が彼女のお尻をぐうぜん叩きましたが、つづいて繰り出されたぬめぬめしたモノを
軽いステップでかわすと、なんとそいつが引っ込む前に彼女は掴んでから・・・。

「ふん!!!!!(ブチッ)」

・・・哀れ触手をまとめて引きちぎられたヒドラは、身もだえした挙句
萎んでいってしまいました・・・。

そのあと千切れたソレをつまらなそうに上下に振っていた彼女でしたが、
ある時点から急に興味をもって観察していきます。
そして宿まで駆け足で帰ると、触手をまとめて水洗いし始め、その中から手ごろなモノを2本ほど
取り上げ、水気を絞ると満足そうな笑みを浮かべて・・・。

「へへへ・・・よくエロネタで使われるコイツ・・・試してみよっと、暇つぶしに・・・へへ・・・」

トイレの中で呟きつつ、下着を下げ自分のアソコを曝け出すと、ちょっとの間敏感な突起
をいじって濡らしてから・・・。

「ん・・・入るう・・・ん・・・いいかも・・・」

潮の溢れるソコに、2本並べてゆっくりゆっくり押し込んでいくと、その柔らかいモノは
液体を吸ってじわじわと膨れてきます。
抜き取れるように端だけ出して中に埋めきると、彼女は下着を戻してから
ちょっと赤い顔をして小声で

「ふふ・・・は・・・このまま・・・お散歩しよっと」

そう言い残して外へと出て行くのでした。
62577sage :2004/09/20(月) 10:14 ID:FtNMvA0M
「ふんふん〜♪、は・・・擦れる・・・好い感じ・・・、 誰かに・・・男に
ばれたら何て考えたら・・・濡れて・・・あっ!」

ちょっとスローペースでくねっとした様子のミニスカアサシンが、
潤んだ眼もそのままに浜辺を歩いていきます。
数人の男がその太ももに眼をやり、中にはナンパしようとよってくる者もいましたが、
彼女は軽くその脇をすり抜けで、心の中で・・・

「ふふ・・・坊やはお呼びじゃないの、でも・・・こんなことして歩いてると・・・
感じちゃうなあ、好みの男がいたらマズイね・・・ああっ!」

意識するとより収縮してしまう膣壁が、ぷよぷよした触手をしっかりと捕らえ、
スカートの下では透明な液体が下着に吸い取られていきます。
歩くとさらにそれが擦れて、微妙な快感を体に伝え、平日の昼間にこんなことを
しているというのが、彼女に与える感触を倍化させて・・・

「あふ・・・、んん・・・ちょっと・・・我慢するのつらいかも・・・
トイレ、トイレ・・・っと」

そうつぶやいて早足でトイレに駆け込むアサシンのふとともには、
もうすでに汗ではない液体が、つーっとすじを引いていたのでした。

「う・・・ふっ・・・、(観光地のトイレって壁薄いから・・・声抑えなきゃ)・・・うっ!」

考えとは裏腹に、ぷっくら膨らんだ真珠を指先でまるく擦ると、
ぐぐもったあえぎ声が個室の中に広がります。
ミニスカートをたくし上げ、下着だけをずらして、さっき突っ込んだ触手をそのままに、
敏感なぶぶんだけを刺激しまくると、自分の体のことは自分が一番扱いを知っているといった感じで、
彼女の下半身は震えがくるほど高まっていくのでした・・・。

「あ・・・はっ、(止めたくない・・・)んんんん・・・(このまま・・・)ふ・・・
いい・・・(いけそう・・・)、ん・・・はあ・・・」

心の中のだけのはずだった声が、高まりとともに唇をついて出て。

「ひ・・・いいよお・・・、もっと・・・うねうね・・・、やだ・・・アタシ・・・
こんなに・・・濡れてる・・・ああっ!」

いったん指をゆるめ、耳を澄まして周囲に誰もいないことを確認すると。

「ひ・・・ああああ・・・く・・・くっ!くっ!くっ!・・・あ
はああああ・・・も、ちょい・・・あっ!くっ!ひっ!・・・んんんんんん!!!!」

唇を強くかんだまま、強い一擦りで彼女は最期の高みに達し、
そのまま膝を崩して便座に座り込むと、しばらくは息と心を落ち着けるため
ぼおっとしていたのでした。
そして・・・。

ぬる・・・きゅぽん!

「へへ・・・ちょっと良かったな、次はまた新鮮なの手に入れるか・・・アバヨ!」

ジャーーーーーー・・・

役目を終えたヒドラの触手は、こき使われるだけ使われて
暗い闇の中へと吸い込まれていったのでした・・・。

「お・し・ま・い♪」
63名無したん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/20(月) 15:10 ID:DdYDKhJM
('A`)
64名無しさん(*´Д`)ハァハァ :2004/09/20(月) 15:23 ID:Xm.PT6pU
:.,' . : : ; .::i'メ、,_  i.::l ';:.: l '、:.:::! l::! : :'、:i'、: : !, : : : : : :l:.'、: :
'! ,' . : i .;'l;' _,,ニ';、,iソ  '; :l ,';.::! i:.!  : '、!:';:. :!:. : : : :.; i : :'、:
i:.i、: :。:!.i.:',r'゙,rf"`'iミ,`'' ゙ ';.i `N,_i;i___,,_,'、-';‐l'i'':':':':‐!: i : : '、
i:.!:'、: :.:!l :'゙ i゙:;i{igil};:;l'   ヾ!  'i : l',r',テr'‐ミ;‐ミ';i:'i::. : i i i : : :i
:!!゚:i.'、o:'、 ゙、::゙''".::ノ        i゙:;:li,__,ノ;:'.、'、 :'i:::. i. !! : : !:
.' :,'. :゙>;::'、⊂‐ニ;;'´          '、';{|llll!: :;ノ ! : !::i. : : : : i :
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: i ,'. . : :',      、,,_            ,.:': ,r'. : , : : !: :        あやまれ!!
:,'/. : : . :;::'、     ゙|llllllllllllF':-.、       ,r';、r': . : :,i. : ;i : :     ヒドラにあやまれ!!
i,': : : :.::;.'.:::;`、    |llllH". : : : :`、    ,rシイ...: : ; : :/:i : i:!::i:
;'. : :..:::;':::::;':::::`.、  |ソ/. : : : : : : ;,! ,/'゙. /.:::: :,:': :./',:!: j:;:i;!;
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65名無したん(*´Д`)ハァハァdame :2004/09/20(月) 17:33 ID:CBMsUURo
:.,' . : : ; .::i'メ、,_  i.::l ';:.: l '、:.:::! l::! : :'、:i'、: : !, : : : : : :l:.'、: :
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: i ,'. . : :',      、,,_            ,.:': ,r'. : , : : !: :        あやまれ!!
:,'/. : : . :;::'、     ゙|llllllllllllF':-.、       ,r';、r': . : :,i. : ;i : :     スレ住人にあやまれ!!
i,': : : :.::;.'.:::;`、    |llllH". : : : :`、    ,rシイ...: : ; : :/:i : i:!::i:
;'. : :..:::;':::::;':::::`.、  |ソ/. : : : : : : ;,! ,/'゙. /.:::: :,:': :./',:!: j:;:i;!;
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66名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/20(月) 18:05 ID:GHEFFecI
二度もAA貼る必要もないと思うが・・・(;´Д`)

577氏、エロくて良かったですよ。
ですが、わざわざ此処に投下せずとも、作品は発表することはできる、と思いますよ。
67名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/20(月) 19:23 ID:izd0hytc
エロだけど萌えないから他へ。
ってとこなのかな。
68名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/20(月) 20:04 ID:O2UGA1Ls
ただ嫌ってるだけなんじゃない?
前の一件のせいで、人によってはその存在を見聞きするだけで
拒否反応を示すようになったわけで。

あのことが無ければこんな事言わなかった、って人も多いとおもうんだけどなぁ。
69名無したん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/20(月) 20:25 ID:CBMsUURo
すまん、ageてあったからdameようと思ったんだがそれだけじゃ寂しかったから(´・ω・`)
70名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/20(月) 20:38 ID:z9tXODgI
>>69
それより貴方、IDの末尾が格好良過ぎですョ
71577sage :2004/09/20(月) 20:58 ID:FtNMvA0M
すみません、荒らしてしまったようで・・・。
現在は普通に課金しROを楽しんでいる身となりましたが、
やはり投稿するのには問題が多数あると思います。
残念ではありますが、身から出た錆でありますので
今回をもって投稿を終了させて頂きます。
今まで有難うございました。

>>保管庫の方々
誘導されてくる方に申し訳ないので、
出来ましたら私のサイトへのリンクを削除して頂きたく
お願い申し上げます。

スレ違いご容赦頂けますよう、お願い申し上げます。
72名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/20(月) 21:06 ID:7Oa47IgQ
みんな嫌悪感むき出しでイクナイな。もちつけ
577氏。オモモカターヨ。GJ
信頼を得ることより失った信頼を取り戻す方が難しいだろうが
まあ、がむばれ

とえらそーに言った所でフィニッシュDEATH!
73名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/20(月) 21:20 ID:ScRy/H1w
>>72
フィニッシュか。此処で読むと何故かえろいな。
74名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/20(月) 21:21 ID:efBORjnE
>>557

せめてアコとローグの話を完結さ せ な い か
今回のも十分面白いと思うし。
明らかに嫌悪感丸出しなのも63だけだし(64はネタ臭い、65は64宛)
ほら、無問題。
75名無しさん(*´Д`)ハァハァ :2004/09/20(月) 22:59 ID:rP2eDPTU
>>577
頼む、かえって来い。

・・・トイウカ 帰ってきて下さい お願いします。

掲示板なら、一人や二人そういうのがいて当然なんですから。
女々しいぞ!
>74
ほらほら、ココにも無問題
76萌え板の保管庫のひとsage :2004/09/20(月) 23:20 ID:84da0JYQ
>577氏
 とりあえず、私が保管している間は誘導アドレスは削除しません。
保管庫の人がファンなんだから! 個人管理だ文句は言わさないっ! うははー!(壊
>住人諸氏
 というか人間誰しも間違いはあるわけで、気の迷いもあるわけで。
エミュ鯖は悪いことだけど、みんなに言われたことで、ダメだったんだー! って思って
やめてくれたんならそれでいいじゃない?
みんなの力でROの世界から悪い事を一つ減らしたんだよっ!(少年誌風味

 まぁ、個人的意見です。はい。
77名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/20(月) 23:40 ID:0NNW3Dr2
えーと・・・
>>75>>76は一体いつの話をしてるんだ?特に>>76
流れにまるで関係ない話がいきなり出てきてちょっと戸惑い気味
78名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/21(火) 00:01 ID:9PB54HsI
>>77
前スレの395から415ぐらいまで読めば分かるかなぁ。
79名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/21(火) 00:13 ID:OysLf1NE
なんだただの犯罪者じゃないか。
オマケに今回の微妙だったし…
過去のエミュやってて本鯖来てるって正気か?
同じ鯖じゃなきゃいいな。。。
80名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/21(火) 01:03 ID:wt1ww5y2
とりあえず577氏にあれこれ言ってるやつ>>1読んで来い
わざわざ文神を追い出すやつはなんなんだ
81名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/21(火) 01:04 ID:OysLf1NE
いや神と思えないんだが?
以前のは確かにいいんだが今回のは微妙だと思う。
82名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/21(火) 01:14 ID:dRqH9nWs
>>81
ならば「どこがどう微妙であったか」を感想として書けばいいじゃないか。
犯罪者とか同じ鯖じゃなきゃいいとか、どうみても叩きにしか見えない。

>>577
あなたの作品のファンです。
催促も御法度ですが、作品を書くのをやめる事はなんとかなりませんか。
83名無したん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/21(火) 01:52 ID:UlKb6jQE
なるほど。SS書いてりゃ犯罪者だろうが何だろうが擁護します、か。
なるほどな。
84名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/21(火) 02:07 ID:kze1I7hk
>(「○○の歌/○○のテーマ」のリズムで)
とか書いてあってそれ知ってる奴にしかわからない。
内容もよくわからない それを知ってるから一人突っ込みいれてるんだろうな。
無駄に「・・・・」も多い。
だんだん(「○○の歌/○○のテーマ」のリズムで)って書いてあると
「またこいつのか」と思って終わりまで高速スクロールもしたくなる。
85名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/21(火) 02:17 ID:p0Y/OuGw
見たくなけりゃスルーすれば?
コテハン側も叩き側も。それですっきり。
専用ブラウザならIDやコテ、決まった言い回しでもアボーンできるからお勧め。
86名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/21(火) 02:17 ID:OysLf1NE
>>84に同意。
過去は過去で素晴らしい人でも現在はエミュ鯖をやっていた犯罪者紛いであり、
一部の人にしかネタわからん微妙作品上げる人。
ごめん、おもしろいともエロいとも萌えとも一切思えなかったんだ…
87名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/21(火) 02:20 ID:KGGds026
犯罪者とか文句言ってるのは聖人気取ってるのか?
誰でも間違いはするんだし過去の事を掘り返してぐちぐち言うなと
叩いてるやつは>>1読んで来いスレ違いだ

>>577
今まで楽しく読ましてもらってます。
叩きと等で辛いと思いますができれば作品の継続をお願いします。
88名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/21(火) 02:26 ID:OysLf1NE
エミュ鯖やってたけど今は普通に課金しています!
いい作品を上げるので見逃してください!

…これいいのか?
>>1がどうとかいう以前の問題だっての。
89名無しさん(*´Д`)ハァハァ :2004/09/21(火) 02:35 ID:GpLj7Xic
ヤク中だったけど更生しました。
まじめに仕事しますので見逃してください。


…これいいのか?
>>1がどうとかいう以前の問題だっての。
90名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/21(火) 02:38 ID:FCM1dOSA
まとめようか。

叩き派:おもしろくない。エミュ鯖がちょっとだけ羨ましい。専用ブラウザはめんどくさそう。IEで見たいから消えて欲しい。
擁護派:鯖に優しくて便利な専用ブラウザいれてNG設定すればいいだけじゃないか。ぶっちゃけ割とどうでもいい。

平和的解決として、この期に叩き派は↓をよく読んで導入してみてはどうか。
OpenJaneはとても快適だし、実にわかりやすく解説されていて超おすすめだ。
http://www.ragnarokonlinejpportal.net/bbs2/test/read.cgi/ROMoe/1063859424/3n
擁護派は煽るんじゃなくて、リンクを張ってNG設定のやり方を解説するべきだろう。
91名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/21(火) 02:39 ID:p0Y/OuGw
>>89
槙原のことかーーーー!!!!
92名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/21(火) 02:43 ID:wVENzQ5s
>>89
いいかも。

>>577さん
作品好きだから書いて欲しいけど拒否反応起こす人いるから
ここに載せるのはどうなんかね。
自分のサイトで更新でもいいんじゃないか。
倉庫管理人さんリンクしてくれてるし。
まぁ自分はどっちでも構わないんで次の作品も楽しみにしてます。
書くのやめたりしないでおくれ。
93名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/21(火) 02:44 ID:OysLf1NE
叩き派:萌えないエロでもないつまらん、エミュ鯖erと同じ住人扱いされちゃ困る。
擁護派:ボクの大好きな577たんをいぢめるな!素晴らしい作品を上げてくれるんだしいいじゃないか!
94名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/21(火) 02:48 ID:G9MmhKmg
いい加減SSでも感想でもないレスでスレを消費すんのはやめて欲しいんだがなーとどうでもいい派のROMから一言。
95名無しさん(*´Д`)ハァハァ :2004/09/21(火) 03:08 ID:vRgdnvbA
それが叩き派の狙いなのだよ
96名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/21(火) 03:10 ID:fJ3jQbZM
別人としてスタートする方がいいんじゃね?
97名無したん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/21(火) 03:17 ID:UlKb6jQE
「自分にとっては作品が面白いから」擁護入ってるように見えるな。
これで577の文章能力がブツン!ズッニュー!の人並みだったらここまで擁護入らなかっただろうよ。

ある所に、小説を投稿する掲示板がありました。
昔からとてもとてもつまらない小説を投稿している人がいました。
掲示板住人は彼を疎ましく思いつつ、無視していました。
ある日、彼が言いました。「エミュ鯖やってま〜すw」

あなたは擁護しますか?
98名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/21(火) 03:18 ID:OysLf1NE
某宗教団体の教徒と似たよーなもんだ。
神格化して周りが見えてないって事。
99名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/21(火) 03:24 ID:p0Y/OuGw
全員へ
>>94
100名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/21(火) 04:50 ID:TQ7ox7EA
スレを過疎化させるようなことはあまりしないでほしいなぁ、スレの
無駄消費も然り。

こんな雰囲気じゃ投稿も躊躇うしね。

>577氏 についても、叩きについても。
101据え膳食わぬは・・・(1/4)sage :2004/09/21(火) 06:07 ID:WI2jO5TM
『ねぇ、まだ来れないのー?』
『悪い、タラ盾誰に貸してたのか忘れちゃってさ〜。
 時間までには準備できると思うから適当に待っててくれよ?』
『はーい』


「…まったく、あいつってペア狩りの時もあんな調子なの?」

PT会話を終え、同じPTMであるウィザードに話し掛ける。

「うーん、でも支援はしっかりしてるし、戦闘時は頼りになるから……」

苦笑する彼女。
今日のギルド集会はオークロード討伐だって前々から告知があったのに、
どうして前もって準備ができないんだろ。

「まあ、オークロードが現われるまでまだ時間はあるからな。
 何だったら適当に時間を潰してきても構わないぞ」

後50分近くも草むらでぼーっとしてるなんて、正直私には耐えられそうにない。
ギルマスの騎士の言葉に甘えて、私は辺りをぶらつく事にした。


「懐かしいなぁ……剣士時代は良くここで修行を積んでたっけ」

襲い掛かるオークを軽くさばきつつ、オーク村の中をのんびり散歩する。
当時は包帯で身体中をぐるぐる巻きにしながら頑張ってた私も、
今じゃ鬱陶しいオーラを輝かせて狩りもマンネリ化してる感じ。

だから週に一度のボス狩り集会は私にとって生きがいになりかかってたりする。
正直AGI型じゃあんまり役に立てないんだけど、面白いのでご愛嬌。


倒されても倒されても懲りずに襲ってくるオーク達。
そのガッツは認めるけど、さすがに今の私じゃどう転んでもやられる事はないんだよなぁ。

「何なら、素手でいってみる?」

ニヤリと笑い、ブロードソードを鞘に収める私。
その行動がプロボック並の効果になったのか、オーク達はいきり立って襲いかかってくる。

「――ごめん、遅すぎっ!」

初めの1匹の斧が振り下ろされる前に鳩尾に一撃、そのまま次のオークの横薙ぎをかわして顎に一撃。
最後は足元を払う攻撃を跳躍でかわしつつ、跳び蹴りで頭部に一撃。

私が着地したと同時に、3匹のオークは地響きをあげて地に伏した。


「残念〜。来世ではもう少し相手を選んで……って」

良く見ると、1匹だけまだ息がある。
気は失っているようなのでそのまま放置するつもりだった……が。

「……ん」

ふと、オークの下半身に目がいく。
ギルマスもVit騎士の名に恥じない頑強な身体……及び下半身を持っているが、
オークは彼を上回る立派な体つきをしている。
当然、その下半身もまた彼より立派であってしかるべきである。
アコライトがオークの集団に襲われて…って話はプリーストの隠し持っていたエロ本に良く書いてあったネタだが、
実際、この屈強な身体に犯された人っているんだろうか?
というか、そもそもオークが人間相手に発情するものなのだろうか?


「……試してみる価値はあるわね」

時計を見る。時間まであと40分。手早く済ませればギリギリ間に合う感じ。
私は気絶したオークをひきずり、そそくさと木陰に隠れた。
102据え膳食わぬは・・・(2/4)sage :2004/09/21(火) 06:07 ID:WI2jO5TM
道具袋からペコの手綱を取り出し、オークの手を縛り付けて木の幹に繋げる。
…まぁ、別に拘束しなくたって多分大丈夫だけどさ、この方が気分が出ていいじゃない。

「さって、それじゃ拝見させてもらうわよ……?」

オークのお腹の上にまたがり、ナイフで腰巻きをとめている紐をばっさり切る。
腰巻きの下は……ふんどしのような下着。意外と文化的ね。
さくさくとふんどしも切り払い、オークの着ていたものを全て払いのける。

「…うわぁ……」

思わず、声が漏れる。
露わになったオークのそれは人間のものと全く同じで、人間のそれとは比べ物にならない大きさを誇っていた。

「こ……これでまだ立ってないの?」

手甲を外し、オークのそれを両手で包む。
途端、オークの身体がぴくりと反応し、刺激を受けたそれはむくむくと固さを帯びてきた。

「……へぇ」

こしゅこしゅと軽く擦るたびに、面白いように膨れ上がっていく。
気絶してても、人間の手でも、しっかり反応するみたい。

――気付けば、それは人間の手首ほどの太さにまで張り詰めていた。

「っ…こ、これは予想以上ね……」

恐るべし戦闘民族。人間でここまで大きくなる人はそうはいないだろう。
当然私自身にとっても初体験な太さである。


「それじゃ、まずは味見から……」

腰を滑らせ、69のような体勢でオークに覆い被さる私。
そのままオークの下半身に顔を埋め、ぱんぱんに張り詰めたそれを口一杯に頬張る。

「ん、ぐ……」

…駄目だ、大き過ぎて根元までは頬張りきれない。
喉の奥までのストロークを2、3回繰り返した後、吸い上げつつ一旦口を離す。
――そして先端をちろちろと舐めながら、雁首を通って根元へ、袋へと舌を滑らして行く。

「…フ、ゴフッ……」
「あ……目が覚めたかな?」

オークの鼻息が、下着ごしに私のあそこにかかる。
後ろを向いて確認するが、寝息を立てただけでまだ目は覚めていないみたい。

「それじゃ…もう少し甘い夢を見させてあげる」

陰茎への愛撫を続けながら、オークの鼻に押し付けるように腰を降ろす。
私のあそこに気道を塞がれたオークは苦しそうに呼吸を荒げ、
鼻の動きと荒い鼻息は私のあそこを心地良く刺激してくれる。


「フ……フウッ、フッ、フゥ……ッ」
「あ、は……ぁん、ぁ………」

オークの鼻にあそこを何度も押し付けながら、陰茎への愛撫をさらに強める。
もう一度頬張って、舌で転がしながら両手で袋を刺激して……
その度にびくりびくりと跳ね回るオークの腰の動きを楽しみながら、
互いの絶頂を目指して愛撫を続ける。


何度目だろう、湿りきったパンティを押し付けるぐしゃりという感触を感じた次の瞬間。

「んぐ――っ!」

――オークが、絶頂に達した。
口内で勢い良く噴き出す粘液に押し上げられるように、慌てて口を陰茎から離す。
その途端顔面に降りかかる白い液体。
暴れまわるように脈打つそれは、大量の粘液を私の顔に、髪に、オーク自身の下腹部にもまき散らした。


「…すご……こんなに、いっぱい……」

顔に付着した粘液を拭いとり、うっとりとした眼で見つめる。
人間のものと全く同じ、真っ白で暖かい……精液。

大きさに見合うだけの量を放った後でも、オークのそれはまだ余力があるかのようにそびえ立つ。
むしろ射精によってますます硬さや太さが増しているようにも見えた。


「……まだ、時間は大丈夫……よね?」

呼吸を荒くしながら、虚ろな眼で時計を確認する。
……多分大丈夫。良く見えなかったけど。

仮に大丈夫じゃなくても、もはやどうでもいい。
このまま最後までやらなきゃ、とてもこの熱は収まりそうになかった。
103据え膳食わぬは・・・(3/4)sage :2004/09/21(火) 06:09 ID:WI2jO5TM
「あらら……まだ起きないのね」

一度立ち上がり、体勢を反転させつつオークの様子を確認する。
イかされても眠っていられるなんて、たいした生命力である。

スカートを捲り上げ、パンティの紐を引っ張る。
ぬろん、とした感触と共にずり落ちるパンティ。
薄手の布地は自分の愛液とオークの涎でぐしゃぐしゃに濡れており、
一度脱いだら再び履く気にはなれそうにない。

「今夜マスターにアタックする為の勝負パンツだったんだけどなぁ……」

軽く溜息をつきつつ、しかし目の前にそびえ立つオークのそれに胸踊らせながら、
再びオークにまたがり、下腹部めがけてゆっくりと腰を降ろしていく。

「……よいしょ」

スカートを捲ったまま狙いを定め、くちゅりと、先端と膣口を合わせる。
そしてオークの胸板に手をつき……静かに陰茎を膣内にうずめていく。

「ん…んんっ……っく……」

――侵入物のあまりの太さに、あそこが悲鳴をあげている。
こんなのが出し入れされたら、入口がゆるゆるになっちゃうかもしれない。

…でも、ダメ……根元まで挿し込みたくてたまらない……


「…っ……っあ……ああ…ぁ……」

ずるり、ずるりと腰は沈んでいき、とうとう根元まで到達する。
挿し込まれた下腹部はぱんぱんに膨らみ、呼吸をするたびに子宮口を小突くのが感じられた。

「すご……なか……いっぱい……」

根元まで繋がったままオークに覆い被さり、オークの唇を味わう。
発達した牙を避けるように舌を潜り込ませ、長く尖った舌と絡みつかせる。
そんなディープキスを行いながら、腰をゆっくりと出し入れさせてオークの陰茎を味わう。
下の口は、上の口よりも美味しそうにオークを頬張っていた。


「…はぁ、はぁ……おおきい……気持ちいい……」

――もっと、刺激が欲しい。

そう思いながら上半身を起こし、勢いをつけて腰を上下させる。
腰が降りる度に硬さを増した陰茎は膣の最奥を小突き、
今まで狙われた事のない未知の性感帯を激しく刺激する。

その快楽に溺れながら激しく腰を動かしていた……その時。


「――フゥッ!?フゴッ、フゴッ!!」
「え――きゃ、きゃあぁっ!?」

それまで気絶していたオークが、ようやく眼を覚ました。
覚醒したオークは自分の現在の状況を認識し、
次の瞬間には、脱出するためか、はたまた本能を全うする為か、
私以上の激しさで腰を暴れさせたのである。

「や、やぁっ!ちょ――激し――ぃっ!」

ロデオのように暴れるオークに貫かれ、私は倒れないように体勢を保つのが精一杯だった。
主導権を握られたまま、オークは確実に自分自身を、そして私を快楽の頂点へ追い詰めていく。

「あ、だ、だめっ!もう……おかしく……っああぁ――っ!!」

意識が飛びかけるのと同時に、オークの腰の動きが小刻みになる。

――もうすぐ、出る。私の中で――!
さっきと同じくらいの量が、私の最奥で……
…そのまま、腰を打ち付けて、そのまま――


「……っあぅ――っ!?」


――瞬間、根元まで挿し込まれた陰茎が私の中で弾けた。
激しく打ち付ける感触。1回。2回、3回――

「……っあ、も、もう入らな……っあぁぅ――っ!」

ポンプのように脈打つ陰茎は際限なく精液を注ぎ込み、
子宮に納まりきらない精液は膣内を逆流し、泡立ちながら結合部から溢れ出てくる。

その先端はびゅくびゅくと収縮しながらなおも私の最奥を刺激し続ける。
多分…膣内射精の時だけで軽く3回は絶頂に達したと思う。


「…ぁ……はぁ……さい…こう……」

1度目と変わらぬ量の射精を終え、挿し込まれた陰茎が徐々に萎えていくのを感じながら、
私はぐったりとオークの身体にもたれかかった……。
104据え膳食わぬは・・・(4/4)sage :2004/09/21(火) 06:09 ID:WI2jO5TM
『ちょっと、どこ行ってたんですか!?』
『ごめんごめん〜。……ちょっと、寝過ごしちゃってさ』
『……もう、とりあえず迎えに行きますからね?』


ウィザードとのPT会話を終え、ゆっくりと上半身を起こす。
結局、私がオークと繋がったままうとうとしている間に狩りは終了していた。
でもまぁ、狩りなんかよりこっちの方がずっと気持ちいいし大満足……

「……って、やばっ!」

茂みの向こうから彼女がこっちに向かって来るのが小さく見える。
と、とりあえずこの状況を見られたらまずいから、まずはオークから引き抜いて、

「っ…くぅ……っ」

って、感じてる場合じゃないっ!
えっと、ハンカチで精液を取れるだけ拭き取って、下着は……ノーパンでいいや、もう!
オークを解放して暴れられたら面倒だから、このままで腰巻きだけつけ直して、
あぁぁでもペコの手綱持っていかないとまた買い直さなきゃいけないし……


「こんなところにいたのですか」

――背後から声。もう来たの!?
と、とりあえず冷静に、平静を装って振り返る。

「う、うん〜。ちょっとそこで横になってたらついうとうとと……」
「まったく……ここの木陰で寝ていたのですか?」
「あ、待って!そこは――」
「え?……きゃあっ!」

うまく死角に隠してたつもりなのに、あっさりと寝転がってるオークを発見されてしまった。
両手は私の手綱で縛られたまま、下半身もいまだに勃起したままなのが見てわかる。
あぁ、どう説明しよう……

「え、えっと……こ、このオークは?」
「……ん、ん〜と………じ、実は…このオーク、さっきテイムしたのよ!」
「テイム……?」
「そ、そう!横になってたらオークが襲って来たから、たまたま持っていた組織の掟でバシーンと!」
「でも、なんで縛ってるんですか……?」
「こ、これは……しつけなのよ!まだ懐いてないから、こうしてしつけてたの!」

…あぁ、我ながらINTの足りない苦し過ぎる言い訳だ。
彼女もこんな説明で納得するわけが……

「……そうですか。わかりました」

……あれ?

「せっかくテイムしたのですし、連れていくのでしょう?」
「ん?……あ、うん」

納得してもらったの…かな。


「……どういう具合だったのか、後で詳しく教えて下さいね」
「………へ?」





その後、私たちはオークを連れてギルメン達と合流した。
ペットとしてのオークは世間的に珍しい存在でもなく、ギルメン達にもあっさりと受け入れられた。


でも、オークをペットにした経緯や目的は私たちだけの秘密。
105据え膳食わぬは・・・(5/4)sage :2004/09/21(火) 06:11 ID:WI2jO5TM
勢いが続く内に書き上げたらこんな時間に・・・
そそくさと投下して寝かせていただきます|ω・)ノ

あと、題名は激しく思いつきませんでした _| ̄|○
106名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/21(火) 10:45 ID:sI0c/v5.
据え膳食わぬは・・・女の恥?w
朝早くからお疲れ様です。楽しく読ませていただきましたー。
107名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/21(火) 10:58 ID:3YlzEFzY
なんかいいようにやられる兄貴に萌え。
強気な騎士子たんもGJ!!

>>一連の騒動。
全員ルティエ行って頭冷やして来い。ROが厨だらけって言われるのも頷けるな、BBS見てると。
悪いことはした、今は更正してちゃんとやってる。それで何が悪い?
まぁ、至言は>>94かね。…スルーできない俺もまた厨。


ルティエ|  λ......
108名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/21(火) 13:34 ID:OysLf1NE
「悪いことはした、今は更正してちゃんとやってる。それで何が悪い?」
更正も何もリアル犯罪者だからなんともいえん。
罪償ったわけでもなく過去を「見逃して下さい」で何とかしようとしてるだけだし。
109名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/21(火) 13:53 ID:sI0c/v5.
>>186
もう触れるなよ。
擁護派も叩き派も107の言う通りに鯖のメンテが終わったら
ルティエ行って頭冷やしたら、以後はスルーだ。

と・・・こんなこと書いてる俺も厨だが;
とりあえず、577氏はまさか書き込んで荒れないなどと思ってないだろうが・・・
92の言うとおり、創作続けるなら自サイトでの更新かえろだにうpすることにして
ここには書き込まないほうがいいじゃんないか?
ここに投下しなくても、アンタのファンはちゃんと読んでくれると思うぞ。
110名無したん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/21(火) 14:49 ID:UlKb6jQE
分かった分かった。こうしよう。577の事はこれ以上続けたいならLiveROでスレ立ててそっちでやれ。
577はもう出てくるな。荒れるから。
で、そんな事はどうでも良い。

>>101
素手騎士vsオークに萌えました。

・・・ゴメンナサイ、戦闘シーン好きなんです。
111名無しさん(*´Д`)ハァハァdame :2004/09/21(火) 17:01 ID:XAQYhONg
思ったんだけどエミュ鯖ってガンホーの規約に反してるだけで犯罪でもない気がするんだが。
112名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/21(火) 17:07 ID:OysLf1NE
じゃあなんで逮捕者出たのでせう。
113名無しさん(*´Д`)ハァハァ :2004/09/21(火) 17:20 ID:ueaxxv7s
もういいじゃん
577氏はもうこないっていってんだし。

神は死んだ。
114名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/21(火) 17:31 ID:U6Ki/Wh.
神、ココへ死す・・・・か。
577氏、でもHPは見続けます。

・・・・・でも元ネタわかりませ(以下略
115名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/21(火) 17:38 ID:klteqwoU
安っぽい神だな。
116名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/21(火) 17:46 ID:/TTQ3Y8g
何か・・・どうせ叩くなら場所違うが田代叩いてこいよ・・・
4度目の逮捕だ・・・ぜ?
117名無しさん(*´Д`)ハァハァsage SSに縦仕込もうと思ったけど失敗∧||∧ :2004/09/21(火) 17:54 ID:p0Y/OuGw
いちおう言っておこう。
いいか?エミュだなんだ言ってるがそれがどうしたよ?大したことじゃないだろ?
加えて人のことを犯罪者だなんだって。それがSS読みふけってる”たかが読者”が言う言葉か?文神様が
減るじゃねぇかよ。
やだやだ、これだから偽善者は。自分が主張するのは正しいことだからみんな聞けってか?
目障りなんだよ正直。せっかく人が楽しみにしてた小説につまらないとか元ネタシラネとか下らない感想にもならん
レスつけやがって。
ばっかじゃねーの?>>1読めます?・ コテハン叩きも、スレの雰囲気が荒れるからダメ。って明記してあるんですけど????
???????????????????????????????????????????????
118名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/21(火) 17:56 ID:OysLf1NE
>>1「・ コテハンの人も、荒れる元になるので暴走したりしないように慎重に発言しましょう。

この時点で577オワッテルな。
119名無したん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/21(火) 17:57 ID:UlKb6jQE
もう、終わっとけ。

これ以上やる意味無いだろ。
まだ続けたいならマジでLiveRO行け。
まだ続けるなら俺がLiveROでスレ立ててくる。
120名無しさん(*´Д`)ハァハァ :2004/09/21(火) 17:58 ID:ueaxxv7s
もう終わってるだろうが
それを何時までもひっぱりやがって・・・・・・・


これでおわりな

____________________________________________猫線__________________
121名無しさん(*´Д`)ハァハァdame :2004/09/21(火) 18:02 ID:VRrJiVQ6
>>ueaxxv7s
とりあえずsageろ。話はそれからだ。
122名無したん(*´Д`)ハァハァdame :2004/09/21(火) 18:09 ID:UlKb6jQE
とりあえず俺もdameておこう。

あと、>>2の板内共通ルールが見れないから修正。

板内共通ルール:
http://www.ragnarokonlinejpportal.net/bbs2/test/read.cgi/ROMoe/1063859424/2/
123名無しさん(*´Д`)ハァハァsage 一連の流れはスレ違いだと思うのでスルーします|ω・`) :2004/09/21(火) 18:21 ID:WI2jO5TM
>106
>107
>110
感想ありがとうございます〜。
戦闘シーンは微妙にこだわってみたので、それを喜んでもらえたのは嬉しかったです(*ノノ)

次回作は前スレ211の続きになりそうですが・・・これって需要あるんだろうか _| ̄|○
124名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/21(火) 18:39 ID:sI0c/v5.
前211・・・というと「壁と背徳」ですな。
アコ育成がどうなるのか楽しみにしてます(゚∀゚)
ダークな話を読むのは好きなものですから。

そういえば、作者様はなんと呼べばいいのでしょうね。
前211氏?または、ノビの凌辱の人とか・・・(マテ
125名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/21(火) 19:09 ID:3YlzEFzY
211氏
ぜひ、書いていただきたいものですが。
…ああいうの好きなんですよ、はい。
ラブラブも好きだけどねー。
126名無したん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/21(火) 21:01 ID:UlKb6jQE
ダークなのは耐性無いから正直きついです。
でも、書きたい物を書いて下さい。

・・・両手剣折られて短剣でレイドリックと斬り結ぶ騎士子たんが見たいと独り言をこぼしてみるテスト。
127壁と背徳(0/4)sage :2004/09/21(火) 23:28 ID:WI2jO5TM
ご意見有難うございます。・・・ID見ると感想くれたお三方ですね_(。。_*)
今回は前回ほど酷い話ではないと思いますが、少なくともラブラブではないと思います(汗

また、呼んで下さる際は作品ごとの番号で呼んでいただければそれで問題ないと思います。
ノビ陵辱の人でもそれはそれで構いませんが(´¬`*)
128壁と背徳(1/4)sage :2004/09/21(火) 23:29 ID:WI2jO5TM
「それじゃ、そろそろ入れるよ」
「……ん……んぅっ」

私の反応を待たぬまま、プリーストが腰を前に進める。
私自身は私の意思に関係なく、それをすんなりと受け入れる。

アコライトになったあの日から、私は毎晩ギルメン達と夜を共にしていた。
一日目はギルマスのハンター、次の日は……確か、転職したてのWiz。
いつだったか、ギャンブルの会場になっていた部屋に呼ばれ数人で代わる代わる抱かれた事もあった。

ギルメン達に順番に抱かれ犯される事が日常となってから早2週間。
心はともかく、身体は既にその日常に適応してしまっていた。


「……は、ぁ…でも、どうして……ぁ、わざわざ…私をプリーストに……?」
「ああ、それはGv要員として必要だからだよ。プリーストになった暁には
 僕と一緒にサンクとポタを担当する事になると思う」

腰をリズミカルに動かしながら、プリさんは説明する。
土曜の晩に抱かれるのがいつもプリさんなのも、もしかしたらその事情と関係あるのかもしれない。


……夜はいつも嫌だけど、土曜の夜はまだ我慢できる。
プリさんはそんなに乱暴にしないから。


「……っ、そろそろ……かな。口と中、どっちに出して欲しい?」
「ぁ……」

容赦なく胎内に注ぎ込む他のギルメンと違い、プリさんだけはいつも選ばせてくれた。
今までは少しでも妊娠の可能性を減らそうと口内への射精を選んでいた…けど。

「……そのまま、中に出してください」

私の言葉にプリさんは頷き、私に覆い被さって腰を激しく動かす。
しばらく無言の抽挿が続いた後――プリさんの短い呻きと共に熱い液体が注ぎ込まれていく。

「……んぅ――」

膣内でプリさん自身が暴れまわるのを感じながら、ぐったりと身体を投げ出す。
――心も、段々慣れてきているのかもしれない。
129壁と背徳(1/4)sage :2004/09/21(火) 23:31 ID:WI2jO5TM
そんな私でも昼間はまだ、一人の少女として想いを巡らす事ができた。

転職してから毎日連れて来られる森で、私は狩りもせず、ただ座って経験を積んでいく。
ギルド情報で監視されているので逃げる事はできないが、側で誰かが見張っているわけでもない。
木々のざわめき、木漏れ日の温もり、鳥の鳴き声……
時々頭上に現われる天使を見ながら、私は一人、喧騒から隔離された空間で空想にふける。
そんな静かな時間が、私は好きだった。


「おーいっ、ヒールお願い〜」

――やがて、一人の剣士が森の奥からやってくる。……いや、戻ってくる。
話によると彼は私と同じくらいのLvで、私のお座りを補佐する役目として雇われたらしい。
はじめの頃は彼も私と接する事なく黙々と狩っていたが、
私がヒールを覚えてからはしばしば私の元に来るようになっていった。

「お疲れ様。あと、さっきブレスも覚えたからかけますね」
「お、サンキュー」
「……あの、わざわざ戻ってくるのも大変でしょうし、迷惑でなければ私も一緒についていきますが…」
「ん?ああ、気にしないで。俺一人で狩るって契約だから、君に手伝ってもらうと怒られちまう」
「でも、誰も見てないから気付かれないですし……」

食い下がる私の肩を、彼の手がぽんと掴む。

「いいよいいよ。…ってか、実は木陰からちょっと見てたんだけどさ、
 一人で物思いにふけってるアコさん、何か楽しそうだったんだよね」
「え……」
「俺についてきたらのんびり物思いにふけられないと思うし、さ。ゆっくり休んでなよ」
「あ…は、はい。……すみません」

頭を下げる私に親指を立てて笑い、その笑顔のまま再び森の奥へ消えていく。
そんな彼の姿を見るのも、いつしか昼間の楽しみのひとつに

――いや、気付けば私の心のほとんどを埋めてしまっていたように思う。


サベージの子供が駆け回る静かな森。
耳を澄ませば、彼の振り下ろす剣の音が聞こえてきそう。
彼の事を考えている間は、夜の事も忘れられる。

見たことないエンブレムだけど、どんなギルドに入ってるのかな。
ギルドの人はどんな人達なのかな。恋人は…いるのかな。
それよりもまず、何ていう名前なのかな。
今度、無理言ってでも狩りに着いて行ってみようかな。

――夜の私の事を知ったら、なんて思うかな。


「……はぁ」

いろいろと難儀がありそうな恋路に、思わず溜息が漏れる。


その時。


「まるで恋する乙女だな」

ガサリという草の音と聞き慣れた声。
振り返ると、そこにはギルマスの姿があった。

「――!?」

思わず、身体が強張る。
夜毎の行為が脳裏に蘇り、冷や汗が浮かぶ。
もう、あの日常には慣れたはずなのに。
少なくとも夜の私は、心までもがあの行為に染まっているはずなのに。

「……ど、どうしたのですか……?」
「なに、丁度近くを通りかかったから様子を見ようと思ってな。
 しかしどうだ、あれだけ男の味を知っておいて、まだあんな処女みたいな仕草ができるとはな」

先程の彼とのやり取りを見ていたのか、ギルマスは笑いを噛み殺すように口元を押さえる。

「……っ」

何も、言い返せない。
どう言い返せばいいのかわからない。
そんな私をよそに、ギルマスは言葉を続ける。

「ふむ……そう言えば、あの剣士にはまだお前の本業については話していなかったな」
「――!や、やめて下さい、あの事はあの人には話さないで――」
「何故だ?お前の立派な役割なのだし、別に隠す事でもあるまい。
 ……何ならあいつにも参加してもらうとするか。そうすればお前も想いを遂げられるぞ?」

――違う。
彼とのそんな結末など望んでいない。
私はただ、普通に恋がしたいだけなのに。
昼間だけでもいい、彼と助け合い、笑い合いたいだけなのに。


私は押し黙り、ギルマスもしばらく言葉を止める。
そして少しの沈黙が流れた後……ギルマスが再び口を開く。

「よし、それでは今、あいつにお前の実態を見てもらうとするか」
「え――」

ギルマスの言葉の意味を理解するより早く、ギルマスの両手が私の服に届く。

「――っ!!い、嫌っ!やめて、やめ……いやぁぁっ―――!」


視界がぐるりと回り、ギルマスの狂喜に満ちた顔が映る。
私の悲鳴は、飛び立つ鳥の音にかき消された。
130壁と背徳(3/4)sage :2004/09/21(火) 23:35 ID:WI2jO5TM
「あっ、はぁっ……い、いやぁ……っ!」

服は剥がれ、身体は地に伏され。
私は夜と同じように、後ろから激しく貫かれていた。

宿の薄暗い照明とは違う、木の葉越しに照りつける太陽の下。
手の甲に滲む汗が、乱れる髪が――私の嬌態が、くっきりと照らし出されている。

「どうだ、たまには昼間に犯されるのも悪くないだろう」
「……っ、い、嫌です、やめて……っあぁ……っ!」

私の声を無視して腰を打ち続けるギルマス。
……犯されるのはもう、構わない。
だけど彼にだけは、あの剣士さんだけには私のこんな姿は見られたくない。

終わって。早く中に出して、終わってください。
彼が戻ってくる前に、早く……!


「――ほう?自ら腰を振り始めるとは、いよいよ本性を現し始めたか」
「……!?」

違う、これは、早く終わって欲しいから。
早く射精して欲しいから、無意識に急かしただけ。
欲しいわけでは決してない。欲しいわけでは……


「お前はどう思う?この女のこんな姿を見て」
「…ぇ……?」


……誰?
この人は誰に向かって言ったの?

うつ伏せでぐったりとしながら、ギルマスが声をかけた方向に向けて顔を上げる。
――そこには、呆然と立ち尽くす彼の姿があった。


「……っ!?……嫌っ、ち…違うの!これは……」


誤魔化しようがない、私の乱れた姿。
彼の瞳に映されるたび、彼の私に対する印象が黒く醜く塗り替えられていく。
もう……どうする事もできない。

「……ぁ、あの、マスター、これは……一体?」
「これがこいつの本業だ。こいつは毎晩、こうやってギルメンを咥え込んでるのさ」
「――はぁぅっ!」

不意にギルマスに腰を叩きつけられ、悲鳴と共に身体が跳ね上がる。

「や、やめて下さい!彼女にこんな……こんな!」
「残念だがこれがギルドの方針だからな、やめるわけにはいかない」
「…くっ……どうしても、ですか……」
「……なんだその眼は。力尽くで止めようと思ってるなら止めておけ。心臓を撃ち抜くぞ」

私を後背位で犯しながら、背中の上でギルマスが小型の弓を構えたのがわかった。
…駄目、この人は本気……剣士さん、やめて……


「っ……」
「賢明だな。どうせならお前も楽しむといい。仕事のねぎらいと言っては何だが、こいつを抱かせてやる」

――!?

「な、何を……!?」
「遠慮はいらん、絞まりも悪くはないぞ?……ほら、良く見るといい」
「――きゃあっ!?」

不意に腰の動きが止まり、お腹のあたりを掴まれる。
――次の瞬間、私の身体はギルマスの腰の上に乗るように持ち上げられた。


「――い……いやぁぁっ!!」

後ろから犯されていた時よりも深く突き挿さった結合部が、
大きく股を広げられた状態で前方に、彼の目の前に晒される。

「嫌っ、見ないで…見ないでぇ……っ!!」

必死に両脚を閉じようとしても、ギルマスに太股を掴まれては動かす事すらできない。
拘束する手を振り解こうとしても、女の力では身体をよじらせる程度にしかならない。

「……ほぅ、先程より絞まりが良くなったな。こいつに見られるのがそんなにいいのか」
「…違う……違う……っ!!」

屈辱的な言葉を受け、私は両手で顔を覆いいやいやと首を振り続ける事しかできなかった。

「どうだ?この淫乱な女を犯したくはないか?」
「………結構…です……」
「……ふん、意気地なしが。まあいい、俺一人で楽しませてもらう」
「――あぁ…っ!!」

舌打ちと共に、再び激しい抽挿が始まる。
重力も加わったグラインドは私の最奥を何度も打ち付け、
意思とは関係なく溢れ出る愛液がかき回されていく。

「…ひゃぁ、あぅ……っ、っあぁ……っ」

右手で乳首を弄ばれ、左手の指は口内にねじ込まれ……
そんな状態で抱きかかえられ、私は目を閉じたままギルマスに犯され続ける。

……目の前が暗ければ、そこはもう夜と同じ。
夜の私なら、きっと心も耐えられる。

「……っく、そろそろ…出すぞ……っ」
「…はぁ、ひゃ……ら、らめ……ぇ……」

膣内射精を拒むのも…もはや、一種の通例。
心の中では、陵辱が終わりを継げようとしていることを喜んでいる。

早く、出してください。
そうすればまた、少しの間だけ自由になれるから。


「――っ!」


胸を鷲掴みにされたままの、最後の一突き。
――直後、膣内で勢い良く精液が弾けた。

何度も、何度も最奥に注ぎ込まれる感覚。
ギルマスが身体を震わせ、射精の余韻に浸っているのが膣壁ごしに伝わっていく。
弄ばれ力尽きた私は、ギルマスの拘束を離れどさりと前のめりに倒れる。
そのまま肉棒が引き抜かれる感触、そしてギルマスが衣服を整える衣擦れの音。


「それじゃ俺は行くが……後で気が変わったらこの女を好きに犯すといい」

そう言い残し、ギルマスは立ち去った。
その一言で彼に、剣士さんに見られていた事実を思い出す。
……しかし悲しむ暇もなく、私の意識は闇に墜ちていった。
131壁と背徳(4/4)sage :2004/09/21(火) 23:39 ID:WI2jO5TM
再び目が覚めたのは、陽も既に暮れかけた夕刻だった。
彼も契約の時間を終え、既にこの狩場を発った後だろう。

「……。」

半裸の身体を静かに起こし、肌に付着した土や葉を払おうとする。

「……あれ」

そこで、気がついた。
背中に何者かのマントがかけられていた事に。

「このマントは……」

彼がかけてくれたマントだと思いたい。
しかし…そう思う一方で、あのような自分の姿を見て愛想を尽かさぬはずはない、
こんな情けをかけられるはずがない…そんな悲しい予感がつきまとう。


――そんな葛藤も、マントの間に挟まれていた手紙がかき消してくれた。


『アコさん、ごめん。
 俺……助けたかったけど、今の俺じゃ何もできなかった。
 だけどいつか、俺が強くなったら必ず助け出すから、
 その時までがんばって、今まで通り耐えていて欲しい。
 何も助けになれないけど、この森で相談相手にぐらいはなれると思うから……』


「…っ……」

文面が、滲んで見えなくなる。
ぽたぽたと、紙の上に雫が落ちる。


「……ありがとう……がんばるから、私…頑張るから……」


素足のまま土の上に座り込む。
そのまま彼の温もりに身を包み、陽が落ちるまで彼の優しさを抱きしめ続けた。
132壁と背徳(5/4)sage :2004/09/21(火) 23:40 ID:WI2jO5TM
・・・(1/4)が二つできてしまった _| ̄|○|||
133名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/22(水) 01:24 ID:TKoBGl1I
もう新作が(゚∀゚*
>>127-132様GJです!
しかし、今回もかなり可哀相な内容だと思いますよ。あんな風に人前で・・・とは(つω;`)
そこがダーク系のいいとこですけど。

今後、アコがプリになって・・・どういう結末になるのか。
救いがあるのか、救いはないのか・・・かなり気になる(;´Д`)
134名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/22(水) 03:00 ID:EJQEY4GA
エミュ鯖の話しなんてサロンでやれよ
スレ違いだ
そこで幾らでもしてくれ
相手してやる

あと隔離→晒し→キモスレ→廃スレ住人だった漏れとしてはそんなの日常茶飯事
むしろ577氏にはそんなのどうでもいいからもっと書いて欲しいんだが

BOTer升erDUPEerはこっちに迷惑掛かるから晒して祭るが
エミュはどうでもいい、著作者が困るだけ、知ったこっちゃないってのが心情だ
135名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/22(水) 04:04 ID:6dCVTayw
>>134 該当スレから出てくるな
晒しやら何やら言ってる時点で577と頭の中身は似たよーなもんだ。
136名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/22(水) 04:51 ID:6KaYOcKE
>134
お願い、もう蒸し返さないで・・・
137名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/22(水) 06:19 ID:j827/zzc
>>211

GJ!今後、ハッピーorバッドどちらにも行ける展開になりましたね。
出来れば両方希望(贅沢

で、蒸し返さないように。また荒れるからな。
全員チラシの裏にでも書いてろ、な!(AAry

>>134-137

>>94
138名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/22(水) 06:21 ID:EJQEY4GA
>>135
違うだろ?
「該当スレから出てくるな」
ではなく
「該当スレ以外はスレ違い」
だと言うだけだ
139名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/22(水) 06:32 ID:F.7ez/Fg
壁|ω・`)いいかなぁ?

♀パラディンのドットを見て思いついた電波が…。
ついでに転生2次達のSSって有り?

私の文章系統ってどっちかと言えば馬鹿甘なのですがよろしければ…。
少し時間くださいね。
140長い時を越えた想い…。(前書き)sage :2004/09/22(水) 09:04 ID:F.7ez/Fg
139です。

勢いだけで書き上げて勢いで投稿しちゃいます…。
クルセ萌えスレに投稿できる内容ではないのでこちらに…。

♀パラディンと♂ハイプリーストのお話…。

注意:♀パラディンは自分を「ぼく」って言うタイプの女の子です。

初エチ物なんで…文章がヘタでも許してください orz
141長い時を越えた想い…。(1)sage :2004/09/22(水) 09:05 ID:F.7ez/Fg
ここは首都プロンテラ。
城門の前の橋に2人の2次職…。にしては格好が…。
そう、彼らは転生した者たちで転生2次職と呼ばれている。
彼らみたいな転生職はまだ少なく人々は彼らを珍しげに見ていた。

(…。こうじろじろ見られると、彼女に触れる事も出来ないなぁ。)

彼の視線の先は、銀髪のショートボブの女パラディンが居た。

「ん?どうしたの?ぼくをじろじろと見て…。」
「あ・・・あの、改めて…。」

「ん???」
そう言った途端、彼の方に彼女は顔を近づけた。

(そんなに近くにこられると、私の心臓の音が…。まだ…気持ちも伝えてないのに…。)

「よろしくです。」
「ぼくこそよろしくね。」
「ぼく達、転生前からずっと一緒だよね…。」
「ですね…。」

「やっぱ、体力馬鹿ってダメなのかな…。」
「何がです?」
じっと彼女は彼の方を見つめた。
(ぼくが、気持ち伝えて…壊れるのは嫌…。なら、今のように狩仲間の方が良いのかな…。)

「ん?やっぱなんでもない。」

そう言って彼女は視線をそらした。
そして彼は彼女の両肩を掴み顔を彼女の真正面に持っていった。

「何でもないような顔ですが…。」
「何でもないってば!」

彼の手とほどこうとした…でも彼の力は思ったより強かった…。
彼は、困った顔をして
(もうこれは隠しておけないな…。ずっと言いそびれた訳ですが…。)
「取りあえず、私に付いてきてもらいますか…。」
そう言って彼は彼女を彼自身が出したワープポータルに強引に乗せ自分も乗ったのだった。
142長い時を越えた想い…。(2)sage :2004/09/22(水) 09:06 ID:F.7ez/Fg
其所は雪が舞い散る北の国「ルティエ」だった。
そしてポタの先は、教会の前だった。

「何故ぼくをここに?」
(期待しちゃったら良くないよね?だってずっと狩りをするだけの仲だったから…。結局貰った指輪も「ただのお返し」って…。)
「ん?私達、神に仕えるものなら教会の方がいいでしょう…。」
「?」

「取りあえず中に。」

ルティエの教会の中には誰もいなかった…。
静寂に包まれた聖なる場所と言う言葉が似合っている。

「本来は国王殿下の前で報告すべきでしょうが…。申し訳ないです。」

(こ、国王殿下に報告って…結婚意外…あったっけ?)

「なんで謝ってるの?」
「貴女を正式に妻に貰いたいのですが…。」
「ぼ、ぼく?」
「貴女以外に誰がいます?今ここに…。」

「ちょ・・・ちょっと!ぼくで本当に良いのか良ーく考えた方……。」

二人は唇を合せていた…。
舌を絡み合せ、彼女の方は唇を合せてるだけでもう夢心地のようだった…。
どれだけ長い間唇を重ね合わせていたのだろうか、そっと唇が離れた。

そして彼は彼女を押し倒していた。
神の前と言う事を忘れ、彼女に魅かれた己のすべてをさらけ出していた。
「貴女のすべてを私に預けてもらえませんか?」
「そんなの…決まってるよ…。ぼく…。ぼく…。ずっと好きだったもん!」

彼は彼女のミニスカートの中、そして太ももを…。
「あ…。な…なんか…。」
「気にしなくて良いですよ、貴女のままで…。乱れる貴女もすべて見せて欲しい…。」
彼は彼女の首筋に唇を這わせながら手は、胸当ての中の乳房と秘所の辺りに触れていた。

「は…はぁん…。」
「だ…だめ…。変になっちゃうってば…。」
「こっちはどうかなぁ…。」
彼はいつの間にか彼女のスカートの中に顔をうずめていた。

「そ…そんな所を見ないで……。」
「可愛い…。もう、こんなに濡れてる…。」
143長い時を越えた想い…。(3)sage :2004/09/22(水) 09:07 ID:F.7ez/Fg
彼女の秘所からは蜜がしみ出ていて下着を濡らしていた。
彼は彼女の下着の脇からしなやかな指を秘所に滑り込ませた。
そしてゆっくり秘所を指で愛撫していく

愛撫しながら、彼女の秘所から溢れる蜜を舌で舐めていた。

くちゅ…くちゅ…。

静寂な教会の中で、彼女の蜜の音と少し荒く甘い吐息の音だけが響いていた…。

「はぁ…ん…。い…いいよぉ…。」
「そろそろ私も気持ち良くさせてもらっていいかな?」
「う…ん…。ぼ…ぼくに出来る事でいいなら…。」
彼はズボンから硬くなったそれを出した。
「私のこれ…貴女の中にに入れさせてもらうね…。」

彼はそう言うと彼女の中に自分の欲望を押し込めた…。

(──。せ…狭い。)

「い…いたい…。痛いよぉ…。」
「ま…待っててくださいね。今痛みを和らげますから…。」

──彼女に…神のご加護を…。
彼女にくちづけをしながら、そっと痛みを消し癒す魔法を彼女にかけたのである。

彼の欲望は相変わらず彼女の中で暴れていた…。が、彼女は痛みを感じずただ甘い声で子猫のように鳴いていた。

「あっ…ん。もっと…気持ち良くさせて…。」

彼の腰づかいがだんだん激しくなりそれに伴い欲望も彼女の中で暴れていった…。
「はぁん!…いいよぉ……。奥に当たってるよぉ…。」

「な…中に…だしていいですか?」
「出して…。ぼく…。感じたいよ…。すべてを…。」

彼は彼女の中で果てた…。
彼女の上に覆いかぶさり、彼女の耳元でこう囁いた…。

「責任はすべて私がとります…。そして…。
 これからもずっと、貴女と冒険させてください…。」
「ばか…。きみはぼくの旦那でしょ!一緒に居なくてどうするの?
 ま、責任はとってもらうよ…。ぼくにエッチな事教えたんだからっ!」
「もちろん。でも…次は普通にしましょうね…。」
「え?」
「そ…その…。無我夢中で鎧を着せたままだったんで…。」
「あ…。通りで動きが取り難く…。」

(まさか彼女の鎧から見えた肌に…ってのは秘密ですけど…。)

「ぼく魅力無いのかとずぅーっと思ってたよ…。」
「だったら指輪を渡しません!」
「えー!きみ…あれ、『ただのホワイトデーのお返し』と…。」
「恥ずかしいから…照れで言っただけなのに…。」
 貴女は…。そう言うのを素直に取り過ぎるから今日まで何も出来なかったんですっ!」

「あぅぅ…。其所まで言わなくても…。」
「そりゃ体力馬鹿で、モテ無いぼくに付いてきてくれるほど優しいきみだけどさぁ…。」

(天然だか演技なんだか…。ま、彼女に告白しようとした野郎を全部追い返したのももちろん秘密ですけどね。)
144長い時を越えた想い…。(後書き)sage :2004/09/22(水) 09:13 ID:F.7ez/Fg
しかし…皆さんはどうやって、通し番号を付けてるのでしょう…。

投稿してみた思った不思議な事です。

批判、感想戴けたら幸せです。では!

nounai鯖| λ....<♂プリ×♀クルセが好きなのさぁ〜
145名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/22(水) 09:22 ID:j827/zzc
>>139
あえて言おう、萌えであると!
そしてそれら文神の集団を我々は抜くことは出来ないと断言する。


146名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/22(水) 10:56 ID:58zjaY72
感想、面白かったよ。転生後に目をつけちゃったのが素敵です。
 というか、ずっと焦がれてたギルメンのおねーさんが転生して弱々しいノビさんになったら
保護欲もそそられてもうとまれなくなっちゃった騎士さまとかいう電波がっ

批判、というほどでもないのですが。
()書きの部分で二人がちょこちょこ入れ替っちゃうのに少し違和感を感じました。
あと、些細な点ですが↓の

「ぼくこそよろしくね。」
「ぼく達、転生前からずっと一緒だよね…。」

 と、同一人物の台詞が続く場合、つなげちゃうか、描写を間に挟むかした方がいいかも。
場面にいるの、二人しかいないですし。A>B>A>Bと会話は書かれるという先入観が読み手に
どうしてもあると思うので…。
147名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/22(水) 14:13 ID:6dCVTayw
ID:EJQEY4GAは2chで引き篭っててくれ…
アタマイタイ
148名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/22(水) 15:56 ID:EJQEY4GA
>>147
直前にSSが投下されているにもかかわらず
感想をつけることなくこの俺を釣る為だけにレスつけるとはいい度胸だ
遊んで欲しいのか?
149名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/22(水) 16:28 ID:etcwy2UM
君らはまた余計なことを言う・・・

ID:EJQEY4GA
お前もSSが投下されてるにもかかわらずに、感想レスもつけないで
蒸し返してんな、と小一時間・・・。
ちゃんねらー自慢はいいから、ROMってろ。
150名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/22(水) 16:39 ID:etcwy2UM
>>139-144
せっかく投下してもらったのに、スレ汚してスマソ。
感想は、萌えました。ぼくっ娘パラディン萌え萌え。
ただ、書くのに勢いは必要だけど、書き終えた後に推敲するのも重要かと思いました。
151名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/22(水) 17:04 ID:EJQEY4GA
>>149
違うだろ、そこは感想つけてみろ、って煽るのが優しさってモンだ
あとちゃんねらー自慢じゃないし
βテスター気取りって言ってもらうと嬉しいな

>>139
面白かったです
が、個人的にはフェラが見たかった
あと、痛がられるのはちょっと苦手だ…
152139sage :2004/09/22(水) 19:52 ID:F.7ez/Fg
色々と感想有難うございました。

確かに推敲&読み直し必要でしたね…。 orz

>>151さん
処女の初体験って(しかも設定上転生前も経験なし)痛いって物だと思ったもので。(^^;
確かに、痛くないってのは良く漫画とかではあるのですが…。

綺麗な表現と言うのは難しいものです。
ここら辺は精進のみですね…。(-_-)

ついでにこのお話の前後はまたの機会にでも…。
153ある所の24sage :2004/09/22(水) 22:08 ID:3uUEamgI
この前の謝罪の意味も込めて、♀ログ×♂アコ別視線Verです。
壁|ω・`)ノ ドーゾー
154過去の情景(1/4)sage :2004/09/22(水) 22:09 ID:3uUEamgI
「ヒール!ブレッシング!速度増加!よし、がんばれよ〜」
がんばるノービスに対して辻支援をかける1人の男プリースト、
知り合いからも『放浪者』と言われる彼は固定でPTを組む事も無く、
ある時は臨時で、ある時はソロで、またある時は独りで世界を旅する。
知り合いからすれば『変わり者』と呼ばれるが、
外見は整った容姿、綺麗な銀髪。知り合えば暖かく包み込むような優しさ、故にしばしば…
「あの、好きです。付き合ってください!」
「え?」
首都プロンテラの南にある草原で海を眺めていると、不意に後ろから声がかけられる。
振り向けば、たまに公平を組んで狩りに行ったりしている女のハンターが意を決したように立っていた。
「あ、キミか…」
あどけなさが残る可愛らしい顔立ち、短く整った青い髪。
10人中8、9人は『はい』と言うだろうその可愛さ。
「私、真剣なんです…から…その…付き合ってください!」
彼女の流れる短い青髪、そしてこの場所…彼はふと、昔を思い出していた……

………

まだプリーストになる前どころか、アコに転職したばっかりの頃の事。
「レベル上げは、しばらくは殴りで上げよっと」
そう決めてとりあえずプパやポリンを相手に鈍器で殴り倒していく。
「いた〜…ヒール!」
まだ弱いヒールであるが、それさえも連続で打てないばかりか、
「ぽよんぽよん…」
「くっ…硬い(?)な…。うりゃ!」
経験も、力も、強い武器も無いためポリンにでさえ苦戦する、そんな時
「ヒール!」×5
「え?!」
体が癒される感覚、実際癒されてるわけだけど…
向いた方向には癒しの術を使う人が…あ、れ?消えた??
短く青い髪、赤いマント(?)、それぐらいしか見て取れなかった、が
「やれやれ、危なっかしい……頑張りな!」
何処からか聞こえる声、気が付けば足元に落ちてるミルクが数本。
はっと気が付いた頃には人の気配が無く、落ちてたミルクを拾い、
とりあえずお礼を言わなきゃと思い、周囲を探しまわる事にした。
155過去の情景(2/4)sage :2004/09/22(水) 22:12 ID:3uUEamgI
「うーん、お礼言いたいのに…どこ行ったのかな?」
キョロキョロと周囲を見渡すが、しかしこの周囲にはまったく人がいなかった。
と、ふと、木陰に横たわっている赤い影…誰かの背中…
近づいて見れば、短い青い髪、赤いマントのようなコートを着た、
女のローグさんが熱に浮かされ息も荒ぶりながら横になっていた。
さっきチラリと見えた短く青い髪型、赤いマント(?)これはコートだったのか…
「うん…さっきの人だ…けど…」
「ん…くぅ…はぁぁ……ぁ」
容態を観察する…顔が火照り、息も荒い。
何かの病気にかかったのではないかと思いつき手を差し伸べ看病を…
「あの!大丈夫ですか!?」
そう言うと、チラっとこっちを見る。
『ああ、さっきのキミか』
と、その目が言っているようだった。
苦しくも何かを考えていたようだったが、ふとこっちをまじまじと見る。
とりあえずこっちも女のローグさんの容態を観察してみる。
熱にうかされている…その顔が…、荒い息に上下する豊満な胸が…、もの凄く、扇情的に…見え…
と、『神に仕える聖職者』という言葉を思い出し、その思いを断ち切r
「だ…だめぇ!!!」
「え?…むぐ?!」
腕を引っ張られバランスを崩し、そこを顔を両手で掴まれ…いきなりのキス
口の中に舌を入れられ暴れまわられている感触…顔の左に熱い液体が塗られたような感触
でもそんなことより意識はこの扇情的な女のローグさんにしか向いてなかった…
「ん…ふ…、ちゅ…ちゅぱ…ちゅる」
「むぐ…んん…ん、ちゅ…ふぁ…ん」
挨拶程度のキスはあるけど、こんなに長く、激しいキスは初めてだった。
「ちゅ、ん……はぁ、だめ…我慢できない…」
口が離れ、どっちのか分からない唾液が口から垂れる。
あまりに長いキスに惚けていると、下半身が外気に晒される感覚で目が覚める。
自分の下半身に目をやると、そこには既に充血した肉棒が堂々と…
「あっ…」
「ぇ…わぁ……おっきい…」
驚きつつも嬉しそうに眺めるその表情に興奮してしまい、肉棒はさらに大きく脈打つ。
「むぁ…ちゅぱ、ぴちゃぴちゃ…」
!!!、いきなりしゃぶるかのように肉棒を咥えだす女のローグさん。
「んはぁ…いけませ、ん…こんな、こと…」
最後の理性がそうつぶやく、そう聞いて楽しげな顔を浮かべながら、
「ふぅ…ココをこんなに大きくして、えっちな蜜を垂らして言えるセリフぅ〜?(ペロ♪」
「んぁ、くぁぁぁ…」
そう言った、ああ、体は正直だなって思った。
目の前の女のローグさんは嬉しそうに肉棒を咥え舐め回しながら自分のズボンに手を入れ、何かしている。
それが自慰だと分かった時、体が更なる高揚感につつまれ今にもイキそうになった。
156過去の情景(3/4)sage :2004/09/22(水) 22:12 ID:3uUEamgI
「はむ…、ちゅぱ…カミカミ…」
そんな時に肉棒への刺激、甘噛みに
「ぅぁ、もうっ!イクッ!!」
その言葉を言い切る前に背中に電撃が走り、腰が震え、白濁液が肉棒から迸る衝撃!
それを待っていたかのように口で受け止め、
「むぐっ…ん♪(コクコク…)っぷはぁ……イッちゃったかぁ…」
飲み干し、ちょっと残念そうにそう言った。
「は…は…はぁ…はぁ……、」
仰向けに倒れ込み、『そんな行為されて、あんな姿を見せられてイカない男はいないでしょ』
…と思ったけど口は言葉を出すより酸素を入れたかったらしく、声は出なかった。
「んもぅ…女より先にイクなんてぇ…でーも、まだ休憩させないよ♪」
楽しそうな、ノリノリな声が聞こえる。カチャカチャと音が聞こえる。
ふと、眺めるように視界に現われる女のローグさん。
赤いマントのようなコートとタイツだけを残して、
豊満な胸を揺らしながら、蜜が溢れてる秘所を見せながら、跨がり、
真上に秘所が見える格好になった…え?秘所が近づいt…

……男のツボを抑えているとしか思えない格好、行動…しごかれる肉棒…
「あは、まだまだココは元気だね♪」
無邪気な、嬉しそうな声が聞こえる。女神のような、サキュバスのような響き。
「さぁ、私をイカせて…」
その言葉に、様々な考えは飛び、意識が蕩けそうになった…
そうして、目の前の蜜が溢れ出す秘所に舌を伸ばし、舐め回し、吸い付く。
「ふぁ…いい、もっとぉ…ひゃん」
「はぅ、ローグ…さ、ん…くぁ」
扇情的な声、目の前の秘所を、舌を突き出しクリをを舐め回す感触、狂わない要素が無かった。
だから狂った用に、舐め回し、舐め回され、吸い付き、吸い付かされた。
「んくぅ…ぴちゃ、すごぉ…もう、ダメぇ…!!」
「ちゅる…あ…っ…ま、またっ…!」
そうしてイッた。こんな激しく攻め合って長く続くわけがない…意識がまどろんでいく…
157過去の情景(4/4)sage :2004/09/22(水) 22:13 ID:3uUEamgI
そのあとは2人とも息は落ち着いたが、行為の余韻に浸っていたけど
「…ん…、って!」
いそいそと服を着込む女のローグさん、
「…私は、私を負かした男にしか結婚を許しません。」
独り言なのか、そう言って蝶の羽を取り出す。ああ、せめて、せめて…
「女ローグさ…ん、な、名前…は…?」
なんとか声を絞り出した。せめて、名前だけでも聞きたかった。
「『クモ』よ、いつまでもそこにいたら風邪引くよ。じゃまた縁があればね。」
背中越しにそう言って、蝶の羽でワープしていった。
男アコは暫く2回の射精、激しい行為の余波で動けなかったが
「『クモ』さんか…これからの修行、忙しくなりそうだ。」
そう言ってバッっと立ち上がり衣服を整えると、
「テレポーション!」
目標が出来た事にウキウキしながらその場を去って行きました。

………

「あ、あのっ!」
「とと、ゴメン。昔を思い出してた。」
ははは、と笑ってひとまず誤魔化す。ふっと真面目な顔になり、正面から女のハンターを見る。
「…ゴメン、俺には約束があるんだ…向こうは覚えて無いかもしれないけど、
 それでも、それでも俺はその人が好きなんだ…ゴメンな…」
ポン、と頭に手を乗せる。
「うん、分かったよ〜。………その、うん…がんばっ…て…、…ぐすん…」
顔は精一杯笑う彼女の頭を、乗せた手で優しく撫で、独り言を呟く。
「俺は強くなる。なってみせる。」

きっと続く〜
158ある所の24sage :2004/09/22(水) 22:19 ID:3uUEamgI
(;´Д`)ミス無ければいいなぁ…先日はお目汚しを…Λ||Λ
まだまだSS書きLv.1なので書き方の指摘、注意、要望などなどドンドン言ってください〜

あとヤッパリ感想なども欲しいでのすよ(・∀・)ニンニン
159名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/22(水) 22:28 ID:F.7ez/Fg
ローグさんもプリさんもかっこよ過ぎ… 。
先日のもお目汚しとは思いません。頑張ってください。

#リアルタイムで書き込みを見てた1住人より

壁|ミ サッ
160名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/22(水) 22:34 ID:prJ1e32k
|ω`*)<そのハンタ娘頂きます

|彡サッ
161名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/22(水) 22:47 ID:rTx/gQEc
|ω・)漏れもハンタ娘に萌えました

|彡「テレポーション!」
162名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/22(水) 23:36 ID:AkIw3Quw
ハンタ娘ください!

グッジョ!
163名無したん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/23(木) 01:25 ID:EqXiYl12
じゃあ作者さんをください!
164名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/23(木) 04:44 ID:xTyg.axA
>>163
貴様!さてわ通だな!!?
165ある所の24sage :2004/09/23(木) 08:03 ID:KwVJzE9E
>>160-162
(;´Д`)ああ、やっぱハンタ娘かー…
いや、好きですよ。ハンタ娘。ええ、大好きです。

>>159
恐縮ですm(_ _)m ・゜・(ノД`)・゜・ボク ウレシイ

>>163-164
Σ(゚д゚;)まだまだ精進します。

>>ALL
書き方とかこんな感じでいいかな?見難いとか、あーした方が良いとかないかなー?
要望、感想ドンドンカモン(・∀・)
166名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/23(木) 12:03 ID:qOKk2AIw
書き方も作者の個性のひとつですよッ。
それに見難いとかはないんで、これでよろしいかと。

ただ、もっと長い話になる場合はセリフの前後に改行入れるといいかも。
167名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/24(金) 22:21 ID:8.mm95s6
クモたん(*´Д`)ハァハァ
これからも楽しみにしてますb
168名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/25(土) 07:59 ID:c5/Z272Q
個人的には>>128の続きに期待(´¬`)
169ある所の24sage :2004/09/25(土) 14:35 ID:isTOmcAY
みなさんの声援のお陰で電波がドンドンキテル―――(゚∀゚)――――!!!!
ってな訳でドーゾー。
( ´-`)。o0(即興で書き上げたからミスあるかも…あったら構わず指摘お願い…)
170無力…(1/5)sage :2004/09/25(土) 14:36 ID:isTOmcAY
特に行く当てもなく、フェイヨンの美しい森林が並ぶ草原を独り歩く。
支援職なので敵を倒す術は無きに等しいが、旅をする分には支援職は適してる。
知人達には『世界観光や辻支援だ』って言ってるが本当は探し人をしている。
そうして世界のいたる所を回ってきたが…見つける事は出来なかった。
あの時の女ローグ、クモさん。…見つけて、会って、…どうするのか考えてなかったが
会えば何か言葉が出るだろうと楽観し、独りブラリ旅。


フェイの森、自然は美しく、街中の喧騒など無関係なこの地はとても心地良い…

「ぐぁぁぁぁぁーーー!!!」

突然、静寂を破る悲鳴。気が付けば足が悲鳴の方向に駆けていた。
木々が開けたその場所に1人の男アーチャーと…悪魔モンスター『サキュバス』の姿が見えた。
男アーチャーはぐったりと力無く倒れているが、まだ息はある!

「ヒーールッ!!」

止めとばかりに男アーチャー目掛け走り寄るサキュバスの前に、
アーチャーにヒールをかけながら割り入る。
脇腹を抉るような攻撃をバックラーで受け止め、男アーチャーを気付けとばかりに蹴り飛ばす。

「くっ…はっぁ?!?」
「早く逃げろ!ここは食い止める!速度増加!!」

目を覚ました男アーチャーに一気に捲し立てる。
慌てて逃げる男アーチャーを他所に、目の前の敵に向き直る。

「さて、長期戦になりそうだな」

1対1という状況に、独り愚痴る。
支援と言っても、体力、防御力には自信があったし、耐え続けるなら造作も無いとタカをくくっていた。
……異変に気が付いたのは、すぐだった。
171無力…(2/5)sage :2004/09/25(土) 14:37 ID:isTOmcAY
「ぐっ?危な…目がかすむ…何だ、体が熱っぽい…のか?」

致命傷を避けつつ避けてきたが、どうも視界がぼやけてきた…熱でもあるかのように熱い。
急にサキュバスが間合いを空ける、その目は妖艶的で、口元は笑っているかのように吊り上げている。
そうしてハッと気が付く。ズボンの中の物が痛いくらいまでにいきり立っていた。

「くっ…そ…、『魅惑』の魔法、か…」

体が動かず膝が折れる。息が荒くなり視界に靄がかかる。ゆっくりと近づいてくるサキュバス。
ズボンが破られる、拘束具が無くなり飛び出す肉棒。
力が入らず大した抵抗もできないまま、サキュバスは肉棒を口に含んで舐め始める。

「ずっ…ちゅ、ちゅ」

前もこんな事があった気がする…、まぁ前の時の方が断然気持ちよかった…な…
そう思っていたら、サキュバスが微笑んだ。途端、視界が歪む。
…今、肉棒を口に含んでるのは…ローグ、女、…あの人……『魅惑』だけじゃなく『幻影』も、か…
その姿を見た途端、脈打つ肉棒、一気に迫る射精感……抑えられず、腰が震えた。

「ぐっ!!!はっ、ぁ…」
「……(ゴクッゴクッ)、ずちゅずちゅ」

イッた…力が更に抜ける、吸い取られる気がした。しかし、止まる事無く更に行為は続く。
これが淫魔『サキュバス』の力…ドンドンと力が抜けて、しかし為す術も無い…
ああ、短い人生だったな…と、視界にノイズが走る。
幻影が消え、目の前には口から血を流すサキュバス。
倒れこむサキュバスの後ろには、ローグが、あの女ローグ『クモ』が立っていた。

「大丈夫か?それとも手助けは無用だったか?」
「…いや、ありが、とう…」

さっきの幻影が思い出される。真っ赤になる顔をバレないように伏せる。

「…仮にもレディの前なんだから、前を隠したらどうだ?」

そう言われ、とりあえず上着を深く羽織った。無言で、
172無力…(3/5)sage :2004/09/25(土) 14:37 ID:isTOmcAY
…暫く時が流れる、クモさんはこっちをジロジロを観察しているようだ。
俯いていても視線を感じる。…話を切り出そうと

「あの、クモさん?」
「もしかして、あの時の…?」

!!…同時に言葉が出る。

「あ…やっぱ、あの時のアコ君か…」
「久しぶり…ですね…」
「う…。ああ、久しいな。」
「…(探してはいたけど…まさかこんな所で会えるなんて…)」
「…」

静寂、ただ時間だけが流れる。
暫くして、ふとクモさんが歩み寄ってきて、目の前に座り込む。

「…どうせ、熱が収まってないんでしょ?」
「え…?」

そう言って上着の間から手を入れて肉棒を擦られる。

「やっぱり…こんなに熱く、大きくして…」
「え?!あっ!」

きっとサキュバスの魔法のせいじゃない、あなたの誘惑、魅力のせいだ…
そんな事を考えていると、いつの間にか肉棒を取り出し嬉しそうに口を開けた。

「はむ…ちゅ、ちゅぱ…前の時より、大きくなってる…ぢゅ…んぁ
 職も、立派なプリーストに…んちゅ…なってるようだし…んっ、ちゅぱ」
「んぅ…!」

いきなり激しく攻められる。前の時の行為でツボを覚えているのか、的確に攻められる。

「ココ、んっ…弱い、のかな?ちゅ、ちゅ」
「っ〜〜〜!」

自分でも肉棒が脈打つのが分かった。もの凄い早さで高まっていく射精感。

「ふふ、可愛い…ちゅ、ん…ぺろ、ぺろ…」
「うっ、くぁ!だ……め」

脊髄に電撃が走る。その電撃は肉棒に走り…

「ぇ?わぁぁ!?!」
「ぐっ!!……は…は、はっ…はっ…」

達した…サキュバスの時など比べ物にならないかの如く、大量に…
あ、クモさんの顔だけじゃなく髪にまで白濁液が……あの美しい顔を、綺麗な髪を俺の白濁液、欲望で…
クモさんはべっとりかかった白濁液をぼんやり眺めながら

「……イッちゃったか…、ちゅ」

と、名残惜しそうに肉棒にキスをして離れた。
173無力…(4/5)sage :2004/09/25(土) 14:38 ID:isTOmcAY
「それじゃ、また縁があれば」
「待って、くれ…」

そう言い残して去ろうとする背中に、声をかけていた。

「…ん?何だ?」
「好きだ…。俺はあなたが好きだ!」

振り向かないその背中に告白を、想いを告げていた…

「……」
「あの時から、あなたの事がずっと忘れられなかった…
 あなたの美しさ、優しさ…あなたの全てが欲しい!」

一気に言ってしまった…、しかしその背中は暫し無言で聞いていたが…

「…そうか……」

風が吹き抜け、クモさんが消える。

「なら、私と勝負だ!」

森から声が聞こえる。気配が感じられない…いや、どこからでも気配がする…

「ッ!…ルアフ!」

背中がゾクゾクと、蜘蛛に背中を這われる錯覚に慌ててルアフを詠唱する…この気配、本気だ…
ルアフで照らされた辺りを見回すが…いない?!

「ダブル…ストレイフィング」
「!?、ニューマ!」

すんでの所でニューマを張る。遠くの木の陰に弓を構えた影、蜘蛛…
174無力…(5/5)sage :2004/09/25(土) 14:39 ID:isTOmcAY
「良い反応速度!だがこれはどうだ!!」
「ッ?!!」

短剣に持ち替え、一息で走り寄られる。
気が付けば短剣をバックラーで受け止めていた。

「何故、戦わなきゃならないんだ!」
「私付き合うのに、私より弱くてどうする?
 私を好きにしたいのなら、私を超えてからにしな!」

間合いを離す、できるだけ早めに勝負をつけなければ!

「ならば勝たしてもらう!ホーリーライト」
「おっと!(ハイディング!)」
「くっ!…ルアf」
「バックスタブ!!」

弓矢から打ち出された強力なバックスタブに体が吹き飛び、草むらに落ちる。
体を仰向きにさせ、傷をヒールで塞ぐ。しかしそれ以上の行動はできなかった。

「チェックメイト…!」
「………!」

仰向きの体を馬乗りにされ、喉元に短剣をつきつけられた。

「…くっ、」
「…残念ね…キミなら私を…」

残念そうに俯きながら言う言葉は、語尾が聞き取れなかった…

「…さよなら」

短く言われ、一陣の風が吹いた時、既にその姿は無かった。
何も言えなかった、何も出来なかった…
自身の無力さを知り、その手はただ硬く握られるばかりだった…

きっと続く〜
175ある所の24sage :2004/09/25(土) 14:43 ID:isTOmcAY
166さんの指摘を採用してみて自分でも見やすいと思います、

(・∀・)ドンドン感想、指摘、あんなことやこんなことカモン!!


( ´-`)。o0(そういえば今回もアナザーあるんだよね…ってかログ中心じゃなかったのか24よ!このままじゃプリSSになrウボァー)
176名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/26(日) 14:48 ID:cPCMlNR2
2連発射精直後で○ンコ部分が敗れたズボンで
いきなりシリアルバトルはアコ(プリ)さん不利だと思います。
177名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/26(日) 19:36 ID:Vkby5cR6
シリアル→連続する、逐次
バトル→戦い

まあ連戦だけど、、
178ある所の24sage :2004/09/26(日) 21:01 ID:fSeCan.U
>>176
(;´Д`)まぁ書いてて詰めすぎた感はありましたね…萌えと燃えの両立は難しい…
まぁ1回目は負けるってのはお約束って事で…ドウッスカ…ダメッスカ…orz
♂プリさんが本気出せばログ娘さんなんて簡単に組み伏せらrウワナニヲスルー

何でフェイ森にサキュバスなのかと言うと、体験談です、作者の。趣味じゃないですよ、決して…
179壁と背徳(1/3)sage :2004/09/27(月) 00:30 ID:L2j.g9Mo
草木が眠る時間になり、なお明かりが灯り続ける宿屋の一室。
響くのは甘い水音、行われるのはいつも通りの行為。

「そういや、そろそろJobLvが40になるのかな?」

プリさんは上半身だけを脱いだ状態で、全裸の私を後ろから抱き抱えるように愛撫する。
左手は両胸を比べるように交互に刺激し、右手は…私の股の間へ。

「…っ、ん……っ、はい、後1LvでJob40に……っく!」
「ん、ここがいいみたいだね。……あのギルマスの事だ、40になったらすぐ転職させるんだろうな」

淫核とその裏側を器用に刺激しながらプリさんが呟く。
アコライトの修行は本来Job50まであり、当然そこまで修行した方がより有能なプリーストになれる……
という情報は聞いた事がある。
私としても充分に修行を積みたいところだけど…所詮、私はギルドの所有物。
いつ転職すれば役に立てるか、などはギルドが決めることなのだろう。

「――実は僕もJob40で転職した…させられたんだけどね」
「…はぁ、ぁっ……え……?」

私の疑問符にも手を止める事なく、プリさんは独り言のように話を続ける。

「僕も何もわからないままこのギルドに入って、Job40で転職した。サンク10も覚えた。
 でも、それらが足枷になって他のスキルが満足に修得できなくてね……
 気がつけば壁やスカウト、サンクやポタといった雑用係になっちまってる」
「…ん……っ……」
「――君が来るまでは、君みたいな事もやった。世の中には男でもいいって奴も多くてね。
 君を連れてきて立場が逆転したけど…やる側になると、いかに酷い事をしてるかがわかった」
「……っ」

プリさんの優しい愛撫に身体が甘く痺れていく一方で、心はプリさんの話に耳を傾けている。


「ギルドの他の連中は自分勝手に君を抱いてるだろうから、せめて僕だけは――」

そこまで言って、プリさんの言葉と愛撫が止まる。

「…馬鹿だな。どんなに奇麗事を言ったって、君にとっては犯されてる事に変わりないのに。
 そもそも、君をここに連れて来たのは僕だってのに……」

自嘲するように笑い、私を解放しようとする。
――無意識に、その手を引き止めていた。

「……?」
「…プリさんの気持ち、伝わってましたよ?……その、他の人より痛くなかったですし……」
「あ……いや、でも、結局やってた事は変わらないし、中にだって……」

言いながらうなだれるプリさんをいじらしく思える程、今の私には余裕があった。
あるいはプリさんが同じ境遇であった事を知り、同調し始めているのだろうか。

「プリさんが抱いていなかったら、きっと私…壊れちゃってたと思います。
 確かに最初はプリさんを恨んでたけど……ギルメンの中では、プリさんが一番優しくて好きでした」

嘘でも世辞でもない、以前から思っていた本当の気持ち。
もしかすると、最近はプリさんとの夜を心のどこかで楽しみにしていたかもしれない。

「…その、今だって凄く気持ち良かったし…できれば最後まで……」
「……ぇ、あ、んー……まあ、君がそうして欲しいなら…」
「はい…お願いします」

やれやれ、といった溜息と共にプリさんはいつもの調子に戻る。
再び私の背中に当たる胸板の感触、そして膣内に滑り込む指。


もう少したてば、彼が約束を果たしてくれれば、この狂った日常も終わる。
貴方も私もこの輪廻から解放される。

それまでは――この日常を耐えるのではなく、貴方と楽しんでいたい。
180壁と背徳(2/3)sage :2004/09/27(月) 00:39 ID:L2j.g9Mo
数日後、私はJobLvが40に上がった。
剣士さんは一足早く「騎士さん」となり、彼の所属するギルドで活躍しているという。
……あの日以来あまり話はできなかったけど、彼は自分を鍛え、私を育ててくれた。
私は待つ事しかできなかったけど、騎士さんの姿を見ていたから日々の陵辱にも耐えられたのだと思う。

私も強くなれたし、彼も私以上に強くなった。
だからきっと、大丈夫……


「何を考えている?」
「っ――」

刺すように冷たい声が、私を空想から現実へと引き戻す。
ギルドの溜まり場である建材置き場で待機しているよう言い渡されていた私は、
予想通りギルマスと1対1で対峙する形となった。

「別に……」
「アコに転職した時の事でも思い出していたか」
「――!」

途端、目の前に浮かぶあの時の惨劇。
この狂った日常の出発点にして、最も凄惨な陵辱。

「…ち、違います……」
「そう言えばお前はいつも狩場か宿屋にいて、ここに来る事はほとんどなかったな。
 今日はプリーストへ転職させるために来て貰ったが……ここでお前の成長を確かめるのも悪くはないな」

あの時とは反対に、建材の上に座る私に歩み寄るギルマス。
――あの時の私は何もわからず、ただ恐怖に震えているだけだった。
だけど今は違う。
搾取されるという立場は変わらなくても…自分を見失わない強さを持っている。
負けない。この人の思い通りにはならない。

「――ほう?」

握り締めていた杖を置き、ゆっくりと立ち上がる。
そして手袋を外し、ケープを止めるボタンに手をかける。

「……クックッ、まあ待て、お前が自分から脱いでくれるのも悪くはないが、
 お前のその服も今日で見納めだからな……なるべく、その服を脱がさないよう楽しみたい」
「…では、どうすれば良いでしょうか」
「そうだな……まずはスカートのまま、下着を脱いでもらおうか」
「……はい」

命令に逆らわず、スカートを捲り上げて中のショーツに両手をかける。
そしてそのまま、屈み込むようにしてショーツだけを取り去る。

「これで、良いでしょうか」
「ふ、いいだろう。それじゃ、いつものようにしてもらおうか」

言って、ギルマスは建材に座り大きく脚を広げる。
わずかの沈黙の後、私はその間に四つん這いになってギルマスのズボンに手をかける。

「――待て。いつもの言葉はどうした」

…忘れていた。覚えていたくもないけど。

「……私の…下品な口で、貴方の……、…に、御奉仕させてください……」
「クックッ……相変わらず肝心な部分が聞こえないぞ。…まあいい、存分にしゃぶれ」

ただ入れて出すだけのギルメン達と違い、ギルマスの行為の最中にはいつもこう言った命令があった。
命令を繰り返す事で私を心から服従させるつもりか、それとも単にこういう嗜好なのか。
いずれにせよ……私には理解できない、不気味な思考である。


「ん……ちゅ…んむ……っ」

ギルマスのズボンを下ろし、下着から取り出した肉棒を口に含み、私は奉仕を続ける。
拒否も抵抗もせず、言う事に従いながら……それでも、自我を保ち続ける。

「姿だけ見ると、ただ膝をついただけのアコライトなんだがな」
「――んぅっ!?」

程なく、奉仕に身を任せていたギルマスが突然服越しに秘所をなぞり始めた。

「ここを濡らして、美味しそうに男のイチモツをしゃぶって……全く、たいした性職者だ」
「んっ……んん……っ!」

上体を乗り出してスカートを捲り上げ、お尻を撫でまわしながら秘所に指を滑り込ませるギルマス。
わずかに湿った膣内を掻き回される度、溢れ出た愛液が太股を伝い流れ落ちていくのを感じる。

「そら、口を休めていてはイかせられないぞ?挿れて欲しかったらしっかり舐めろ」
「……んむ……ん…ぅ……っ」

下腹部をいいように弄ばれながらも、懸命に奉仕を続ける。
決して挿れて欲しいからじゃない、命令に屈服しない為。
自分の強さを誇示し続ける為。

「んぅっ、んむっ……ん……っ」
「…く……今日は、やけに熱心だな……っく、そろそろ……イクぞっ!」
「――んぐ……っ!?」

肉棒を含ませたまま突然立ち上がり、私の頭を抑えて激しく腰を前後させる。
そのままギルマスは、私の喉奥で大量の精液を暴発させた。

「ん、ぐ――!…んぐ……かはぁっ!」

大半の精液が強制的に喉を下った後、私は振りほどくようにギルマスから口を離す。

「ふん、どうもお前は外でするのがお気に入りみたいだな……なんなら転職後はここで犯し続けてやろうか!?」


逃げる間もなく身体を抱えられ、建材の上に押し倒される。
脚を大きく開かされ、スカートの中に隠された秘所を露わにされる。

…ここまでもここからも、やられる事はいつもと同じ。
だからこそ、きっと耐え抜ける。
耐え抜いてみせる。
181壁と背徳(3/3)sage :2004/09/27(月) 00:47 ID:L2j.g9Mo
「さあ、何を挿れて欲しいんだ、言ってみろ!」
「んく――っ!」

スカートを完全に捲り上げ、膣内を指で乱暴に掻き回すギルマス。

「指だけじゃ満足できないだろ……言ってみろよ!?」
「ん、あぁっ!……貴方の、大きい……、を……」
「聞こえねぇ……聞こえねぇよ!!」
「…貴方の……貴方の、大きいオ○ンチンを挿れて下さい……っ!!」
「……へ、へ……そんなに欲しいか、なら挿れてやるよ!!」
「――っ!!っく、ぅぁ――っ!」

普段の冷静な彼とは違う、まるで獣のようなギルマスに両脚を掴まれ、一気に最奥まで貫かれる。
挿し込まれた肉棒は、すぐにでも2度目の暴発を起こしそうな程ビクビクと震えていた。

「くっ……やっぱり、お前の中は最高だよ……毎晩突っ込まれてるってのにまだ締め付けてきやがる……」
「……っ、はぁっ、ぁ……」
「こっちが使い物にならなくなったら後ろの穴で楽しむつもりだったが……まだまだ心配いらないようだな!」
「――くぅっ!!」

脚を抱え固定しながら、激しく腰を前後させるギルマス。
膣奥を打ち付ける衝撃が断続的に続き、頭の中が真っ白に塗り潰されそうになる。

――負けない。絶対に屈しない。
身体はプリさんのおかげで、そして心は騎士さんのおかげで強くなれた。
この屈辱を耐え抜く事が騎士さんとの約束。
その約束を果たすまでは……墜ちるわけにはいかない。


「んっ…あぅっ、んぅ……っ!」
「はぁ、はぁ……くく……こっちの方は…どうなってる?」
「…んぅ……っ!」

十数回目の抽挿の後最奥まで肉棒を埋め、そのままギルマスは普段興味を示さない両胸を服越しに嬲る。

「…んっ、んんっ……っあ…!」
「お前の胸も、唇も舌も、前の穴も後ろの穴も……全部このギルドの、俺のものだ……!」

服を引き裂き、下着をずり上げ、乳首を貪るようにしゃぶりつきながら、再び腰を前後し始める。
身体を押さえつけられたまま、ギルマスの抽挿が、歪んだ愛が続く。


――しかし、その愛も長くは続かない。


「……くっ、はぁっ、はぁ……そろそろ、出るぞ……お前の中に、出してやるぞ……っ!」

声を荒げながら、ギルマスの腰の動きが段々と速くなっていく。
肩と腰、双方を押さえる力は尋常ではなく、逃げる事も跳ね除ける事も叶わない。

――何故、こうまでして膣内で射精したがるのだろう。
気持ちがいいから?
それとも……一時でもその身体を支配できるから?


最奥まで貫かれ、休む事なく腰を動かされ、苦痛と嫌悪、快楽に心を乱されながら。
気がつけば私は、この方法でしか愛を表現できないギルマスに対し涙を流していた。


「――っ!!」

ビクン、という痙攣と共に撃ち出される白濁。
痙攣は2度、3度と続き、その度に私の胎内を熱く白く満たしていく。

「っ……ぁ…はぁ……ぅ……」

ぼやけた視線を泳がせたまま、膣内で痙攣を続ける肉棒の感触を、さまよう白濁の流れを感じ続ける。
――痙攣が終わり引き抜かれれば、その愛はすべからく股を伝い溢れ出る運命なのだろうか。


「俺のものだ……誰にも渡さない、お前は永遠に俺のものだ……」

深く繋がったまま私にもたれかかり、耳元で呟き続けるギルマス。
普段一分も見せない隙を今、私の胸の中でさらけ出している。
チャンスは――今しかない。


[>騎士との約束を果たす
 躊躇する
182壁と背徳(4/3)sage :2004/09/27(月) 00:50 ID:L2j.g9Mo
ごめんなさい時間切れです _| ̄|○
どちらの結末も構想はできてるので、続きは近日中にUPできると思います・・・多分(;´Д`)
183名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/27(月) 10:14 ID:rI41XOCc
>>178
フェイ森でサキュバス・・・24氏と同じ鯖だったりして(´ω`)
184名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/27(月) 11:26 ID:kWE1ZhSc
1匹のサキュバスでそんな事起こるならマイグレ期間の
GD3Fとかだとどのくらいの事が起こるのだろうか・・・・
考えるだけでもうね(以下略
185名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/27(月) 12:52 ID:eHuuAK1M
>>182
GJですよ!
2つ結末準備されてるのも読む人にフレンドリーですね
期待してますw
186名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/27(月) 15:43 ID:y3LdNbow
>>182
GJです!
自己中アコライトと自己中ギルマスがくっつくのか
優しい騎士君と一緒になるのか、どっちも楽しみですっ!

いかにも女性向けというか、女性好みムードな作品ですよね。結局両方とよろしくやるのかもw 妄想が広がります。
187名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/27(月) 17:38 ID:y/6ELlVM
そこでプリと一緒になって欲しい俺は異端なのか・・・
それはともかく>>182GJデス!!
188名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/28(火) 01:28 ID:wQf/lpoA
初めまして、Thorで細々とプレイしているある物書きです。
今回ネタを思い付いて書いたものを投稿させていただきます。ここへの投稿は初めてですが、皆様何卒よろしくお願いいたします。

一応始まり(全体像は長め)の部分なのでエロは少ないです。それでも無理矢理入ってますが……オナニー以下かもしれません_| ̄|○。
あと既出ネタかもしれませんがそこをふまえ楽しんで頂けたら幸いです。
オリジナル(脳内)設定が絶対に嫌な人はスルーした方がいいかもしれません(・ω・` )。
189D.M.M.@-1sage :2004/09/28(火) 01:29 ID:wQf/lpoA
Dear My Monster @

 美しい女はただ逃げていた。
 薄暗い、それこそ目の慣れぬ人間には数メートルの先すらも闇に包まれる洞窟で、人外の美女は生まれ持った人以上の感覚のみを頼りに

そこを走り逃げていた。
 ――否、『走る』と言ったら語弊があるか。その様はあまりにも遅く、酷く無様だ。金色の髪飾りは汚れ、悠々と伸びていた触覚は折れ

、本来地を蹴る八本の脚はその半数が折れている。
 女――女王蟻はずるずると下腹を半ば引きずるように、ゆっくりと、懸命に逃げていた。

 ――ガキン。
「――――っ」
 乾いた音と共に右の脚が折れた。本来は前から三番目に――今現在は二番目のそれが折られているために二番目に――位置するそれが急

に節からぽっきりと折れたために、女王は酷くバランスを崩して前のめりに倒れ込む。
 どうやら、先程出会った女の狩人の矢のつけた傷と、『玉座』の重さが相まって折れたらしい。よくよく考えると簡単なことだ。
「……無様――」
 へたり込むように座り、顔についた泥を払いもせずにそう一言呟いて、『玉座』に寄り掛かって惚と宙を眺めた。
 遠くで、人間の声が聞こえた気がした。もしかしたら先程から遭う人間の仲間かもしれないし、それ以外のパーティーなのかもしれない


 深く目を瞑って自分の死に様を想像する。斬られるだろうか、刺されるだろうか。焼かれるかもしれないし、爆ぜるかもしれない。いや

、どうでもいい。どう転んでも、まともな死に様ではあり得ないのだ。

 女王蟻の一生は『玉座』で始まり『玉座』で終わる。
 卵から孵った瞬間から、女王の足下には玉座がある。そこで生まれ、そこで死ぬだけ。一時もその上から降りることはない。

 『玉座』を失った女王はくすり、と自分自身を嘲り笑った。自分の足で立ったことすらないこの私に、『玉座』の壊れてしまった今何が

出来ようか。
 すべがないわけではない。知らないわけでもない。本能が覚えている。だが――、
 ――それをして、何になろうか。
 『玉座』の産んだ卵から兵隊蟻が産まれ、コロニーが出来る。つまりそれは同時に『玉座』が壊れてしまったらそのコロニーの終わりを

意味しているのだ。
 先にあるのは破滅のみ。そればかりはどうしようもない。
 くるくると、長い髪を指で巻き遊ぶ。
 どうせ殺すのなら、せめて早く、ひと思いにして欲しいものだ。今の女王は並の魔物はもちろん、もしかしたらその魔物の子供でも殺す

ことが出来るんじゃないかというくらいに脆い。それなのに、さっきから誰も近くに来ない。蟻の巣特有の地場の所為でテレポートが出来

ないのだが、それでもおかしい。
 遠くで声がするのだが、その声はいつまでも近づいて来ない。どうしたのだろうかと聴覚を澄ませても、その声はいつまでも近づいてこ

なかった。

 ――かつん、
 それからどのくらい経ったか、近づく足音がした。
 ――かつん、
 びくりと女王は肩を震わせた。酷く怖い。覚悟が出来たふりをしても、そう思いこもうとしてもダメなのだ。死ぬ覚悟など出来はしない


 ――かつん、
 その足音はどんどんと近づいてくる。
 ――かつん、
 そして、ついに、
 ――かつん。
 女王のすぐ隣で、止まった。
 それとほぼ同時に、恐怖の所為か、女王の意識は暗転した。
190D.M.M.@-2sage :2004/09/28(火) 01:30 ID:wQf/lpoA
 ――箱っていうのはね、開けてみないと何が入っているか分からないだろう?
 ――もしかしたら、それはこの世全ての不幸かもしれないし、死んだ猫が入っているかもしれない。
 ――でもさ、もしかしたら、
 ――ひと握りの希望が入っているかもしれないじゃないか。
 ――これは、そんなおはなし。
 ――幾千万の事象のなかで、ひとりの人間とひとりのモンスターのてのひらが握りあう、希望のおはなし。


 吸い込んだ空気に女王は酷く噎せた。肺を満たした空気が、この世に産まれてこのかた吸ってきたそれを遙かに凌駕する程に澄んでいた

からだ。
「――――?」
 荒い息を整えるように、もう一度ゆっくり空気を吸う。驚いて目をむく程に透明だった。暗い穴蔵――蟻の巣では絶対に吸えない空気だ


 ここは何処だろうかと思って、視界が暗いことに気づく。
「――ああ、目隠しは取っちゃダメだ」
 言われてみれば、それは人間が集中力を高めたりするために使うという目隠しなる布だった。蟻の巣で遭う幾人かもしていたのを憶えて

いる。
 ――と、一拍おいてから誰か――おそらく人間であろう――の声に気づいた。
「――――っ!」
「そんな身構えるなって、別に取って食ったりしねぇよ」
 呆れるような声と共に、声の主の指が優しく女王の手に触れる。無意識にびくりと身体が震えた。
 ――それでもその指が酷く温かくて、安心した。温度のない土でも、堅い兵隊蟻の皮でも、無機質な鉱石でもない、初めて触る人間であ

ろう者の指。それは火傷するほどに温かいのに、大嫌いな火とは違う優しい温もりを孕んでいた。
「ヒール!!」
 回復の法術。それと共に女王の手の擦り傷が消え去る。
 よし、と声の主――声色から男だろう――は歓喜の声をあげたが、解せぬのは女王の方だ。
「――ァ、ノ」
 紡ごうとした声は酷く醜くて、女王は顔を顰めた。人間と女王とではそもそも声の高さも質も全くに違うため、無理に人間に合わせよう

として失敗したのだ。
「ん? ああ」
 声の主がひとり納得したように呟く、そして――、
 ――あろうことか、女王の折れていなかった触覚を掴んだ。
「!! ◇○▽×□!!」
 女王は慌てて目の前にいるであろう無礼者を倒そうとしたが、そこで改めて『玉座』が壊れてしまったことを思い出す。必死に声の主を

手で押すが成人しているであろう男を押す力はなかった。
「まあ、待て。テレパスだよ、テレパス。こうすりゃあ一気に情報を交換できるだろうが」
 声の主はそう言うが、女王は全身の力を込めて押す。酷く必死だった。なにせ、その触覚は女王の性感帯の一つなのだから。
 思い浮かべて欲しい。例えば肉棒を誰かに握られ、その中の管で液体を強制的に押し流されたり吸い出されたりする様を。
 女王は声にならない声で抵抗したが、結局男の力に押し切られた。


 見えたのは草原。蟻の巣の外に位置する世界、ルーンミドッガルドの首都であるプロンテラの北。小川を水が流れ、ポリンと呼ばれるモ

ンスターが跳ね回る、どちらかと言えば安全でほのぼのとした世界。
 そこに、ひとりの司祭の男とモンスターの女が居る。司祭は若くて背の高い男だった。顔を白い仮面で隠していて、ぼさぼさとした茶髪

をしている。女は女王蟻だ。『玉座』と呼ばれる万能の鎧を失った、破滅を待つだけの女王。金色の髪飾りは酷く汚れていたが、その身体

には傷がない。一本の触覚を司祭に握られている。男女はふたりとも眠るように目を瞑っていたが、明らかに様子が違っていた。
 男は座ったまま女の触覚を握っている。一方の女は目を瞑ったまま身をくねらせて喘いでいた。
「ハァァッ――アァッ……」
 熱い吐息を吐いて、女王は身を捩った。一糸纏わぬ姿で、ほんのり紅く染まった肌を踊らせる。
 それは意図せずも、雄を誘う雌の舞のようだった。
「ファ、ファァ――」
 女王の秘所は愛液で濡れていた。未だに男というものをしらないそこも、執拗な性感帯責め――テレパスの応酬――により、止めどなく

蜜を溢れさせていた。
「アッ、ン……」
 陸揚げされたフェンのようにぱくぱくと口を開いては閉じる。それなりの大きさをしている乳房が動くたびに揺れ、形を変えた。
 頭に一番近い性感帯で、直接頭に快感を叩き込まれる。自己の弱い人間ならば狂ってしまうかもしれない程だ。
「アァァ――」
 傍らの男は何もしないのに、女がひとりで喘いでいるのは酷く滑稽だった。そんなのは喘いでいる身体が一番よく知っている。
 それでも舞は止まらない。
「アウァァァァァァァァァ――!」
 身体を弓なりに反らし、女王は絶頂を迎えた。一際大きく身体が痙攣し、乳房が揺れる。
 しかし、もちろんそれで終わったわけではない。男が手を離すまで、責めは続くのだ。
「! ア、ウア――!」
 ――十分にテレパスの応酬を終えたのは、それから暫く後のことだった。
191D.M.M.@-3sage :2004/09/28(火) 01:31 ID:wQf/lpoA
「だから、ごめんって」
 上半身裸の司祭は以前にアマツという国に行ったときに学んだ土下座で女王にひれ伏した。ちなみに着ていた上着は女王が羽織っている

。その全身からは怒ったような、拗ねたような雰囲気が漂っている。
「やめて下さい、って、言ったのに……」
 流暢な人間の発音。人間達の一般常識レベルの知識。テレパスのお陰で、女王にも変化があったのだ。だから憎むことは出来ないし、そ

んなことをしたらバチがあたると思っている。何故なら司祭は司祭は女王を助けてくれたのだから。
 脇道に入った女王の姿を見て、その分岐点に立ち、こっちには居ないと嘘を言い続けたそうだ。だから声は近づいてこなかったのだった

。そして幾分か時間が過ぎて、女王を見失ったパーティー達が帰った後、男は静かにワープポータルで女王をプロンテラの北まで運び、治

癒を施した、というのがテレパスで得た経過らしい。
 モンスターといえど心がないわけではない。辱められた怒るし、癒されたら感謝する。結局怒りと感謝が秤に掛けられず、女王は拗ねる

しかなかった。
「……で、自分の置かれてる状況は分かったんだろ?」
「はい……」
 そうだ、これまでどうだったのか、ではなく、これからどうするか、なのだ。――なんだかうまく誤魔化された気がしないでもないけれ

ど。
 巣には戻れない。戻ってもどうしようもない。『玉座』は完全に壊れてしまって、今はもう土塊だろう。そう、女の女王蟻としての人生

は、既に終わってしまったのだ。
「ここで、終わ――「まだ終わってなんかいないだろう?」」
 女王の言葉を遮るように、男が言った。女王は何を言っているんだろう、と一瞬呆れて、次の瞬間に思い至った。
 ――すべがないわけではない。知らないわけでもない。本能が覚えている。
 そう、一つだけ、女王には生きるすべがあった。女王蟻としての本能に刻まれたすべ。それは確かに幾つかの危機を回避できる。このま

まここにいて、女王蟻として殺される道は回避できる。だが、それだけだ。その先にどうなるか分からない。あまりにも愚かなすべかもし

れない。すべきではないのかもしれない。だけど――。
 眼前に居るであろう司祭の方を向く。長く暗闇の下にいた目を守るために着けてくれた目隠しの向こうに彼が居る。
「私は――」
 今までに感じたことがないぐらいに、女王の心臓は高鳴っていた。自分で感じるドキドキという音がうるさいと思う程に。
「私は――」
 躊躇する。こんなことを言っていいのだろうか? 司祭を困らせることになってしまわないだろうか?
「私は――」
 不意に、司祭のてのひらが女王のそれを握った。強く、優しく、しっかりと。

 ――握ったのは希望。
 ――握られた方も、握った方も、それは彼らだけが得ることが出来た小さくて大きい希望。

「私は、この世界を歩んでみたい。この世界で、生きてみたい――」
 女王が呟く。司祭はああと頷いた。
 とたん、すべが彼女を変える。女王を光源に光が溢れた。そのあまりにも強い光に、司祭は顔を顰めた。
 司祭の頭の中に思い浮かんだのは、失われた文明の御伽噺。光の巨人。騎乗の戦士。星の名を持った乙女。変身という言葉。
「――ヒュゥ♪」
 光の収まりと同時に、司祭は口笛を吹いた。そこには女王蟻の姿はなく、それだった者の姿があった。
「ダンサー、か」
 司祭服の下、ひょっこりと姿を現したのは、金色の髪をした美しい踊り子だった。頭には目隠しとティアラ、そして触覚のような髪がピ

ンと立っていた。
「この毛……」
「あ、だ、ダメです! 触覚ですから、それっ!」
 司祭ののばした手から逃げるように、女王だった踊り子は身体を反らした。見えない目の代わりに、しっかりと触覚が働くらしい。
「あ、そう」
 少し詰まらなそうに呟いて、司祭は手を戻す。酷く残念そうな表情をしているように感じたのは女の勘か。
 司祭は土を叩いて上着を着ると、首をこきこきと鳴らした。
「さ、行こうか」
「え?」
「あのね、宿ないんでしょ? それなら、俺が匿うしかないじゃないか」
 当たり前のように呟く司祭に、今度は踊り子の方が焦った。思えば人間に化けたはいいが、そこをすっかり失念していた。
「でも……」
「だって、満足に歩けもしないんだろ?」
 その通りだ。すらりと長い足はあっても、それを動かしたことがない。
「そうですけど、でも――」
 迷うような踊り子の声に、ああ、と苛立ったように呟いたあと、
 ――彼女を強引に抱きかかえた。
「きゃっ」
 お姫様だっこ、と言われるような状態で、バランスを崩さぬように司祭の肩を掴み、安定してから司祭の方を向く。司祭は笑った――気

がした。
「行こうか、お姫様」
 走り出す。プロンテラの市内へ向かい、悠々と。
 走る司祭の腕の中で揺られながら、ふと思う。何故彼は女王蟻なんかを助けたのだろうか。理由を訊こうとして、
「クロス」
 そんな声に遮られた。
「え?」
「俺の名前、クロスっていうんだ」
 クロス、と彼女は心の中で反芻する。良い響きだと素直に思った。
「あんたの名前は?」
「私の、名前は――」
 女王蟻だった頃の名前。あまり好きではなかったけど、今なら好きになれる気がした。もし、彼が良い名前だと言ってくれるのなら、だ

が。彼が良い名前だと言ってくれなかったら、変えてもいいと思った。
「私の名前は、マヤ」
「マヤ、か」
 クロスは小さく何度も口の中で反芻して、
「良い響きの、良い名前だ」
 そう、言った。

 ギルド砦を抜け、城を抜ける。そこには多くの希望がある。
 クロスは笑いながら全力で駆け、マヤは微笑みながら彼の肩をぎゅっと掴んだ。

 ――ふたりの行く末に、幸多きことを願って。


 ――続く。
192名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/28(火) 01:37 ID:wQf/lpoA
ああああああ、メモ帳で書いたのをコピペしたら変な改行が_| ̄|○|||。
慣れないことはするもんじゃないですね……。
続き出来たらまた張ります。
次は本番までしてエロい予定です( `・ω・)。
193名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/28(火) 01:48 ID:KNPJUmBk
>188
初めてのリアルタイムキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
何というか、文章表現が素敵で自分好みですた。本番が楽しみ(*ノノ)

脳内設定もマヤの外見に則したものだったから不自然に感じず良かったと思います〜。
194名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/28(火) 01:55 ID:iiDVkzl6
(*´∀`)…!

!…(´∀`*)

(*´∀`)人(´∀`*)


ボス狩りしてる合間に見に来てみたら…。
こんな萌えさせられたら、もうマヤー狩れませんよ!?
195名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/28(火) 06:13 ID:EtIgNVxU
ちょっと蟻の巣行って来る・・・マヤを見に
196D.M.M.作者sage :2004/09/28(火) 08:22 ID:wQf/lpoA
( ・ω・)……。
Σ( ・ω・)一番入れなきゃいけない(?)設定入れ忘れたーっ!

「ダンサー、か」
 司祭服の下、ひょっこりと姿を現したのは、金色の髪をした美しい踊り子だった。頭には目隠しとティアラ、そして触覚のような髪がピンと立っていた。
 女王には『擬態』と言うすべがあった。虫が植物に化けたり、フリルドラが色を変えたりするのと同じ。一部の人型モンスターが人間に化ける、その命を人間から守るすべ。人間に化けると言っても、女王の場合は体型が既に人間のそれなので特に容易だ。
「この毛……」

@-3に脳内パッチあてて挿入して下さい_| ̄|○。擬態だと表現しなきゃダメじゃん、俺。
コメント下さった方ありがとうございます。次の活力になりますヽ(´▽`)ノ。
197壁と背徳(0/2)sage :2004/09/28(火) 19:17 ID:KNPJUmBk
やっとこさ書き上がりました_(。。_)

騎士との約束を果たす→>>198
躊躇する→>>200
198壁と背徳(1/2)sage :2004/09/28(火) 19:18 ID:KNPJUmBk
「っ……」

ギルマスに気付かれないよう、先程地面に置いた杖を手探りで手繰り寄せる。
彼に託されたロッド……Qスタンロッド。
彼が剣士時代、サベージの森に篭り続けた努力の結晶。

「――例え身体を支配されても……心までは貴方のものにならない!」

ギルマスの肩口めがけ、杖を力一杯叩きつける。

「ぐぅ――っ!?」

短い呻きと共にがくりともたれ掛かるギルマス。
残りの力を振り絞ってその身体を跳ね除け、転がるように距離を置く。

「き…貴様、なに……を?」
「騎士さん、お願い――っ!!」
「――!?」

約束を果たした私の、最後の叫び。
その祈りは路地裏に届き彼へと引き継がれる。

「スピアブーメランっ!!」

路地裏から放たれる一筋の光。
渾身の力を込めて投げられたパイクは、轟音と共に身動きのできないギルマスを貫いた。


「……がっ…は……?」

一瞬の内に致命傷を負わされ何が起こったか把握できずにいるギルマスだったが、
路地裏から騎士さんが姿を現した事で全てを理解したらしい。

「…く…っ……まさか、飼い犬に…手を噛まれるとはな……」

その言葉の後、ギルマスは私に目を向ける。
無念、憎悪、愛情、懺悔……様々な感情が混ざった視線を閉じぬまま、彼は地に伏した。


「……。」

裂かれた服についていたエンブレムが音もなく消え去る。
ギルマスが絶命した事でギルドが消滅したのだろう。
それは束縛の終結を意味するものでもあった。

「……っ」

張り詰めていた空気が緩み、緊張の糸がぷつりと切れる。
その瞬間、涙が堰を切ったように溢れ出す。

「うっ……ぅわぁぁ……っ」

――この行為は、正しかったのだろうか?
この結末が最も望むべき結末だったのだろうか?

心の拠り所を求め、騎士さんにしがみ付くように抱き締める。
彼は何も言わず、私を抱き返しながらギルマスの骸を見続けていた。
199壁と背徳(2/2)sage :2004/09/28(火) 19:20 ID:KNPJUmBk
「……これから、どうするんだい?」

プロンテラから少し離れた川のほとりで、水浴びを終えた私に語りかける騎士さん。

「そうですね…とりあえず、もう少しアコライトの修行をしようと思います。
 今まで騎士さんに育ててもらってばかりだったから、これからは自分の力で経験を積んでいきたくて」
「そっか。ギルドはどうするの?」
「しばらくは未所属……かな。安易に加入するとどう言う事になるか思い知りましたし……」
「そうだね……。まぁ、もしいいギルドが見つからなかったらうちのギルドも考えてくれよ。いつでも歓迎だからさ」
「ふふ、わかりました」

狂った日常から解放され、笑い合える時間。
――だが、まだ完全には終わっていない。

「……でも、アコさんが直接手を下さなくて済んで本当に良かった。
 どんな理由があろうと、人を殺めたアコライトは神の祝福を受けられずプリーストになれないからね」
「あ、その事なんですが……」
「ん?」

「ごめんなさい、私、プリーストになれないみたいです」

言いながら、スカートを捲り下腹部に手を添える。

「…?何を……」
「これまでの陵辱の証が、この中に宿っています。これが消えないと……終わった事にならないんです」
「――!馬鹿、やめ――」

「…ホーリーライト……!」

祈りの言葉は浄化の光となって、汚された胎内を熱く焦がしていく。
欲望の果てに生まれた望まれぬ命は、母の凄惨な日常と共にその終わりを告げた。





数ヵ月後。
ひとつのギルドが攻城戦に名乗りを挙げた。

文字通り血に染まったQブラッディパイクを携える騎士。
阿修羅を冠する一撃必殺の拳を持つモンク。

善戦を続けるそのギルドの先頭には、常に二人の姿があったという。


>>202
200壁と背徳(1/2)sage :2004/09/28(火) 19:21 ID:KNPJUmBk
「っ……」

先程地面に置いた杖が視界に入る。
彼に託されたロッド……Qスタンロッド。
彼が剣士時代、サベージの森に篭り続けた努力の結晶。

手を伸ばせば、杖に手が届く。
その杖でギルマスを叩き、スタンさせるのが私の約束。
その瞬間、潜んでいた場所からスピアブーメランでギルマスを倒すのが騎士さんの約束。
ギルマスを殺せばギルドは消滅し、私は解放される。
騎士さんの手で解放される……

「……。」

――どうして?
そうしなければ、私は解放されない。
…だからといって、殺してしまってもいいものなの?

私をこの日常に陥れ、その償いに私に優しく接するプリさん。
私を助け出す為なら殺人をもいとわない騎士さん。
そしてただひたすらに犯し、私の身も心も自分のものにしようとするギルマス。

色や形は違えど、皆、私を愛してくれている。
……私は、その愛に応えただろうか?
プリさんの与える快楽に溺れ、騎士さんの厚意に甘え、ギルマスを切り捨てようとして……
彼らに私から愛情を注いだ事が、一度でもあっただろうか?
私から彼らを悦ばそうとした事が、一度でもあっただろうか――


「っ!!」

――突如ギルマスが私から引き抜きながら跳ね起き、建材の側にある自分の装備の元へ飛び込む。
瞬く間に、彼は騎士さんが潜む路地裏に向けて弓矢を構えていた。

「……5秒以内に出て来い。出て来なければ攻撃を開始する」

私を犯す時とは違う、刺すような殺意。
その殺意に燻し出されるように、騎士さんは両手を上げながら現われた。

「くっ……」
「おい、そこにある縄でそいつを拘束しろ」

弓を引き絞ったまま、私に指示するギルマス。


私は約束を果たす事ができず、作戦は失敗に終わった。
しかし私は……心のどこかで安堵していた。
201壁と背徳(2/2)sage :2004/09/28(火) 19:22 ID:KNPJUmBk
「なるほど、この杖でスタンさせて俺を殺すつもりだったのか」

不敵に笑うギルマスの足元には、拘束され目隠しをされた状態で寝転がる騎士さんの姿がある。

「命を狙った代償は命で……と言いたいところだが、そんな意味のない殺しはしたくない主義でな。
 せっかくならば、もっと楽しませてもらう」

そう言って、ギルマスは半裸で座り込む私を顎で促す。

「こいつの服を脱がせろ」
「――!?」

驚いたのは騎士さんだけ。
私は、驚かない。
むしろ……待ち望んでいた命令。

「…はい、わかりました……」
「――っ、ま、待って、アコさん、何で……」

制止の声を無視し、騎士さんの鎖かたびらを丁寧に外していく。
思えば、他の二人には数え切れぬほど抱かれたのに、騎士さんとは手すら触れ合った事がなかった。
ギルマスとは肉体だけの交わりしかなく、心で分かり合う事は決してなかった。
プリさんからは与えられるばかりで、こちらから何かしてあげる事がなかった。

これからは、騎士さんには積極的に肉体的な悦びを与えてあげよう。
ギルマスには心から服従し、プリさんにはもっと求めてもらおう。
……なんだ、簡単な事じゃない。
私がわがままを言わなければ、誰も傷つく事もなく幸せになれるんだ……


「咥えろ」

露わになった騎士さんの肉棒を口一杯に頬張る。
今まで私の愛撫を待ってくれていたかのように、肉棒が口の中でムクムクと反応する。

「跨れ」

反り返る肉棒を掴み、膣口にあてがいながら騎士さんの上に跨る。
膣内に出されたギルマスの精液が溢れ、張り詰めた騎士さんの肉棒を伝って落ちていく。
――彼の精液も、貴方の精液も、全部受け止めてあげる。

「――腰を降ろせ」
「…ん……んぅ……っ!」

ギルマスの最後の命令が言い終わらぬ内に、私は腰を降ろす。
騎士さんの欲望の塊が、私の中に深く深く飲み込まれて行く。


――初めて、自分から快楽を与える事ができた。
その悦びに打ち震えながら、私は彼の絶頂を求めて腰を激しく動かした。





数週間後。
プリーストになった私は、サンクチュアリを極めるまでお座りを続ける事となった。
昼は騎士さんが戻ってくるたびに身体を重ね、夜は以前同様ギルマスやギルメンに可愛がられる。
攻城戦の日は補給所でプリさんと甘い一時を楽しみ、暇な時は木陰で抱き合う事もあった。

そして今夜は、JobLvが上がったお祝いに3人に抱かれている。

「また俺の理想のプリーストに近づけたな。ご褒美に今日は後ろの穴を責めてやる」
「俺はサンク10になったらお別れなんだよな…だからそれまで、たくさん中に出してあげるよ」
「っ……また奉仕が上手になったね。僕、幸せだよ……」

「……はい…わたしも……しあわせ……っああぁ――っ!」


みんなの悦びの証が、幸せの証が私の中に注ぎ込まれる。

私も、凄く幸せ。
202壁と背徳(3/2)sage :2004/09/28(火) 19:25 ID:KNPJUmBk
以上です。
元々は前者の構想しか考えてなかったのですが、
こうして書き終えて見ると後者の構想の方が自分好みな気がします(死

長い間読んでいただき有難うございました〜。
203名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/28(火) 22:21 ID:7kWX1y8o
GJです。
私も後者のほうが好みですよ(゚∀゚)
204D.M.M.作者dame :2004/09/28(火) 22:23 ID:wQf/lpoA
>>202
凄く良かったです、特に後者gウワナニヲスルヤメロs;こいf;ぱf;、。
前者も燃えましたよ。ヽ(´▽`)ノ
205名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/29(水) 00:01 ID:zwnt8jyU
お前ら輪姦2穴責め3穴責め大好きですね。

俺もd(ry
206名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/29(水) 01:51 ID:.wFhrDlk
後者好きは俺だけかと思っていた、思っていたんだが
意外やおまいらも大好きなんですか(*´∀`)

一番最後の2行がツボです、かなり。
207名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/29(水) 02:20 ID:zwnt8jyU
「ダメぇ…――もうイくから―止めろぉ…」
「とめてください、でしょう?それに、そんなに甘ったるく喘いでおられて…
本当は止めて欲しくないのでしょうに。」

最も人通りの多いプロンテラの十字路で、雄雄しい女丈夫であるはずのモンク
は悩ましげに眉を寄せていた。
涙の止まらない眸。熱い吐息。息づく秘所より溢れる蜜。ほんの数日前に知り
合ったのに、顔も知らぬ間柄であったはずなのに。今ではまるで違う。

「人前だというのに感じておられるのですね。露店商人がみんな美しい
貴女のことを見ていますよ。もっと淫らなトコロを見て頂いたら如何ですか?」

カチリ……彼女と彼にだけ聞こえた音。遠隔操作の玩具の強弱を変更する音。
過敏なクリトリスに仕込まれ宛がわれたローターが容赦のない振動を浴びせてくる。

「ひぃッ……あッ…くッ…〜〜〜〜〜〜っ!!!」
高まる喜悦に彼女の限界は容易く超えてしまう。内股が引きつり、ガクガク
震えてとても立っていられない。その腰はStrが1+1しかないWiz如き
に支えられ、たまらない快楽に溢れてしまう喘ぎも彼に塞がれる。本来ならば
パンチ一発で吹き飛ばせる相手に逆らえない。
「皆さん心配そうに見ていますね…。神様の名の下に鍛えているモデルの
ような貴女がこんなに人通りの多いところでイっていると知ったら、どう
思われることでしょう。変態でイヤらしい子だと…指差されるでしょうね。」


何故…私がこんな目に逢っているのか……達しても終わらぬ拷問染みた快楽に遠くなる意識でぼんや
りと彼女は思い出す。
208名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/29(水) 02:23 ID:zwnt8jyU
ギルドの溜まり場に現れた青いリボンの黒髪Wiz。
彼が弄んでいたセージを輪姦するギルメン。
Wizに誘われて向かったグラストヘイム。

ワープポータルの光の輪から出たときに彼女がまずしたことは、Wizを思いっきり
ぶん殴ることだった。気持ちよく吹っ飛んだWizは痛がる様子も見せずにヒールを唱える。

「どういうつもりなんだい?アンタ。うちのギルドは滅茶苦茶になっちゃうよ。」
「何を仰るのですか。セージの御嬢様は大変に悦んでおられますし、ギルドの皆さんは彼女を犯すこ
とが出来て楽しそうにしておられました。賞賛されこそすれ誹謗される謂れは御座いませんよ。」
「よく言うよ。」

彼女はWizに背を向けて城へと向かった。通称城2。レイドリック、彷徨う者、ライドワードとい
った最強クラスのモブが徘徊するする危険なダンジョン。反面、十分な強さがあれば見返りも大きい
場所である。

「クァグマイア!!」
「三段掌!!」
柔らかく鍛えられた肉体から放たれる軽快な拳は的確にレイドリックの硬い鎧を打ち砕く。泥沼に浸
かったライドワードの攻撃など掠りもせずにかわし、そのまま連打掌を叩き込む。

「いやいや、お強いですね。見目麗しいだけでなく強い、素晴らしいお方ですね。」
「下らないこと言っている暇があったら魔法唱えな。全く使えないWiiiiiiz様だね。」
「はいはい」

Wizは杖を構え本を片手に魔法の詠唱を開始する。あっという間に完成した魔法が、暴れ狂う吹雪
が不愉快なまでの威力をもってモブを吹き飛ばす。
「ロードオブヴァーミリオン!!」
朗々と響き渡る声。数秒で詠唱は終わり爆雷が凍りついたモブにトドメをさし、残った敵を面白くな
さそうな顔でモンクが殴り倒す。

「どうかしましたか?そんなに私に怒った魅力的な顔を見せたいのですか?」
「黙れよ。どうせ女とみれば見境なくそんなこと言ってるんだろ?」
「貴女にしか申したことは御座いませんのに、酷いですね。」
「だから黙れ。」

モンクの頬に赤が浮かんでいた。



ゲフェンの街に戻り戦利品を分け合う。大量の収集品、イグドラシルの葉、エルニウム、オリデオコ
ン、カタナとボウ。二人で分けても十分良いお金になった。ご機嫌斜めになっていたモンクの頬も緩
む。
「これはどうすんだい?」
「コレ?」
カーリッツバーグカードをWizに向けて飛ばす。カードを目にした途端にWizの眸が輝いた。
「わぁ…!すごい!初めて見ましたよ、本当に落とすんですねぇ!」
「莫迦か?当たり前じゃないか。」
「でもびっくりです!カードの絵、格好いいなぁ……すごい!」

ぷっ…彼女は無邪気に喜ぶWizを見て思わず笑ってしまった。

「アンタってやっぱり莫迦だね。」
「莫迦で結構ですよ。出るだなんて、やっぱりすごい…。あ、でも、高価なカードでしょう?どこか
でどう分けるかゆっくり話しませんか?」
「いいよ。全く、意外と真面目に狩るし、普通にアイテムは分けるし、ほんとにアンタがうちのセー
ジにあんなことしたとは信じられなくなってきたよ。」
209名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/29(水) 02:27 ID:zwnt8jyU
Wizが借りているという小さな宿に案内された。
彼には買い取るだけのお金がないということで、結局モンクが引き取り半分を彼に渡すことになった。

「ほらよ。其の中に入ってる、確かめな。」
「……―――全然足りませんが?」
「ハァ?」
「5Mと仰ったのに、500kしか御座いません。」
「おう、スマン。間違えた。」
「謝ってすむ問題でしょうか?知り合ったばかりとはいえ、誤魔化すのは宜しくないものです。」
「間違えただけじゃないか、そんなに怒るなよ…うぐっ!」

モンクに圧し掛かり押し倒すWizのVit1+1の肉体は華奢なのに、言葉は重く強い。うっかり
ミスとはいえ、少なく渡そうとした弱みからか…――油断していたスキをついて、Wizは乳房を揉
みしだき、腰の太い縄を股間から美尻へと回し秘所を擦りあげてくる。

「う、わ…!あひゃぁ…―やめろっ、何するんだ変態ッ!」
「詐欺をなさっておいて、反省の色が御座いませんね。抵抗なさるならば当局に引き渡しますよ。そ
れに良い声を出しておられながらやめろと仰いましても。」
「当局が仕事するわけな…ひんッ!」

未経験ではないのだけれども、的確にスーツに手をいれ乳首とクリトリスを転がす指先に、勝手に鼻
にかかった息が漏れてしまう。良い声、と嬲る言葉に硬く口を噤んでも、全身が震え、背中がビクビ
ク跳ね上がる。

「ん、くぅ……―――ひぃあっっ…や、やめろ、あぅ…!」
「やめても宜しいのですか?こんなに身体を熱くして、欲情なさっておられますのに。」
「熱くしてない!止めていいに決まってる莫迦ッ!」
「詐欺師の貴女が何時までそのように仰るか愉しみです。」



高まる愉悦に熱くなったモンクの手をWizが掴み、手錠をかけて縄とでベッドと縛りつける。ダブ
ルデクストロースアークワンドを膝に通し、Mの字に180度近くにまで開かせ、緩衝材にタオルを
巻いて閉じることの出来ぬように縛る。実に手慣れた動作であった。パンツを部分的に切り裂かれ、
彼女の秘所のみが外気に晒される。

「綺麗な色をしていますね。それでいて淫乱な馨がします。」
「いちいち言わなくていいっ!んああッ!」
Wizの舌がクリトリスを一舐め。敏感に尖らせ、膣口が物欲しげに震えて蜜を零す。

「あら?また愛液が滴り落ちてきましたよ。何故でしょうね?」
「うるさ、い、んあぁっ!」
今度は激しくクリトリスを舌先で弾き、厚めの唇で挟み扱きあげる。ぷっくらと膨れ上がり、僅かな
刺激でも感じてしまうのに強い刺激に喘いで。ギシギシと太腿と手首に施された拘束が鳴る。

「ぅあ、イ、あ、ぁぁ…――?」
「イきたかったですか?」

カっと火の灯る顔。あとほんの少しで絶頂を迎えられたのに、止められて火照る一方の肉体。
「別にイきたくない…――こんなのヤだ―…」
狂おしいほどの悶えがモンクを縛り、解放を願う濡れた瞳がWizの顔を見上げる。けれども、当然
のように彼は再び不十分な刺激を与える。膣口の浅いところをかき回し、故意にクリトリスには触れないで。
かと思えば人差し指と中指で濃厚にクリトリスを擦り、イく寸前でとめて。

永劫かと思うほどに繰り返される焦らし。

「い、あ、う、ぁ、イくぅぅ…ぁあっ!やめちゃヤダ!」
「もう…やぁ!怖い、こわい!もうやあぁ!どうなるかわかんない、やだぁ!」
「なんでもしますから、もうイかせて!イきたい!!」
「奴隷になります!ご主人様…私、肉奴隷にシテクダサイ、イキたいのぉ…」


続きます、タブンorz
一応続きモノではありますが、単独でも問題はないハズです。
210名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/29(水) 02:52 ID:zwnt8jyU
Wizが耽美なる貌を股間に埋めているのを見ただけで感じ、熱っぽい吐息だけでも悶え、
舌がクリトリスを這えば一気に気が遠くなる。けれども決して高みには到達しない。
時間の観念すら徐々に薄れてくる。モンクの頭の中は既に、イくことだけで一杯になっていく。

「イかせて…――お願い、イかせて…――ご主人様だけに仕えます…ご主人様だけに抱かれますから…」
「ダメ、ですね。」
「いやぁあ!どうして!なんで!!!死んじゃう…」

最早空には白みさえ帯び、気の遠くなるような時間にモンクは発狂寸前であった。
そんな彼女の眸を掌で覆い、次の刹那にWizの男根が膣に沈み込み、美味しそうに愛液を垂らして
待ち望んでいたモノにキツく彼女の胎内がくわえ込む。自分から腰を振り必死になって男根を締め付け、
快楽を貪る。

「キャああぁぁっ、ああ、あぁぁっ!!」

モンクの喘ぎ声は最早悲鳴にも近く。声が小さく収束して、反対にWizの腰使いが激しくなり
奥まで激しく突き上げる。痙攣し、待ち望んでいた絶頂を迎える彼女の肉体。しかし男は
乳首を摘み引っ張り、愛液が絡みつく淫靡な音を奏でて、一層に激しく犯していく。

「ひ、ぎ、ぁううう!イった、もうイったの!十分だからやめてぇえっ!」
「イきたいと仰ったのは貴女でしょう?それなのに、今更何を仰るのですか。」

絶望に黒く反転するモンクの視界…――



此処はプロンテラ。数日前の記憶がフラッシュバックしたモンクの視界に、慇懃無礼なWizの姿と…
精液で白くべとべとに穢れたセージ子の姿、それにギルメンの一人、男BSの姿が映る。

Wiz「気絶なさったときは困りましたよ。体力がないですからね。」
男BS「こいつも犯しちゃっていいんだな?んじゃ、セージは返すぜ、兄弟。」
Wiz「兄弟扱いしなくとも結構です。それに、どんな男のでも咥えるような淫乱なセージの御嬢様など不要です。」

B「キッツいねぇ…お前なぁ、そういうなよ。同じ女を抱いたマラ兄弟じゃないか。」
W「それは喜ばしくない事実ですので。」
B「てめぇが抱かせておいて良く言うぜ。ちったぁ女に恨まれておっそろしいとか思わねぇのか?」
W「森羅万象を敵に回して一歩も退かなかったこの私が、今更高貴なる御嬢様に脅えるとでも?」
B「良く言うぜ。」


呆然とした表情でBSに拘束されるモンクを他所に、Wizはのんびりとプロンテラの露店を見て回っていた。
特に買いたいものがあるワケでもなく、ただまったりと…――


あまり続かないし、これから展開されるべきみんな大好き輪姦シーンがないのは仕様です!
御免なさいっ!
211名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/29(水) 03:26 ID:fea3uez6
なんて最高な日なんでしょう!!
私の好きなギルマスハンタ様と鬼畜WIZ様の新作が!!
両作者様、大好きですっ!!

[輪姦シーンが読みたいなーと思う読者 1/20]
212名無したん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/29(水) 18:55 ID:Vz9ZTw9E
最近輪姦ばっかでなんかぬと思う読者 1/20

違う!話はすばらしいんだ!楽しく読ませてもらった!
だが輪姦は心に来る・・・!orz ホノボノモイイモンダヨ…?
213名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/29(水) 19:41 ID:9s95kLPs
ほのぼのは日常で間に合っているので、創作でくらい鬼畜に触れたい読者 1/2

それは冗談だけど、どうしても苦手な傾向の作品に耐えられない場合は
NGワードを設定したり、時が来るまで過去の自分好みの話を掘り起こして気分転換したらどうかね。
勿論、人を選ぶと思われる話を投下する時は職人さんにも一言入れて欲しいけど、
これも駄目、あれも駄目、と表立って切り捨ててばかりじゃ、スレが細分化されてしまう一方だよ。
214名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/29(水) 19:44 ID:S0jezt8Y
あれだ。紳士は他人のm(ry
215名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/29(水) 20:01 ID:Q4Bs7Bsk
駄文おいときますorz
初投稿なんで下手です

彼女はアサシンだった

しかし殺人の依頼を受けたが警官につかまり

裁判中であった

結果裁判長は

「有罪だ」

と叫んだ

彼女の顔は絶望にゆがんだ

「罪は死刑だ」

彼女はそのあと牢屋に入れられた

そして夜中裁判長に牢屋から出され裁判長はこういった

「お前は死刑と晒し刑どっちがいい」
彼女は晒しという言葉をうまく聞き取らなくとりあえず生きたかったので

「死刑じゃないほうがいいです・・・・」
と彼女は言った

「わかった」

「じゃあとりあえず麻酔を打っておこう」

パタ・・・

そして彼女が目を覚ましたときをこは首都の中央だった

ザワザワジロジロ

(視線を感じる・・・)

そのとき自分が全裸のことに気が付いた

「中央に全裸の女がいるぞー!!!!」
誰かが叫んだ

彼女はあえて確信した

晒し刑とは中央の晒し台につながれ

全裸で放置されるのだ

特に女性の場合

秘所がよく見えるように晒される

「やぁ・・・みないで・・・・」

「ウルセー!この罪人が!」

そしてその男が近寄ってきて

私の秘所をじろじろみた

そして

「ひぁ」

女が声をあげた

なんと男性が秘所を指で広げている

「へー、これが女のあそこか」

「やめて、やめて、いやぁ・・・・」

私の大事な所が晒されている

写真をとられたり

舐めてきたり

指で広げられたり

「なぁ・・・こいつ処女じゃねえの?」

「確かに・・・・」

「犯してやるか」

「おう!」

そして一人の男は女の口中を犯し

一人の男は肛門に陰茎を押入したり

一人の男は陰部を広げ

一人の男は胸をもんだり舐めたりして

一人の男は私の陰部に押入してきた

「あ・・・・あああああああ!!!痛い痛い痛い!!」

「やっぱこいつ処女だぜ」

「だな」

「なぁ、出してもいいかな?」

「いいんじゃねーの?」

「よし」

そして男の腰が震えたら私の中になにかが注ぎ込まれた

「ああああああ!!!いく、いっちゃぅぅぅぅ!!!!」

そして女は気を失い

晒し刑が解除されても

あの時の男たちにつれていかれて

首にマタの首輪に鎖をつけられ

男たちが狩りから帰ってきたら

いつも犯された

そして

いまではもうこんなかんじだ

「ご主人様、早く入れてください」

「しかたねえなぁ」

ズボッ

今私は最高にうれしい
216名無しさん(*´Д`)ハァハァsage 18禁は書いた事がありません :2004/09/29(水) 20:31 ID:Hbdhfoio
>>215
すごい(作者様が)初々しくていいですな(・ω・)

これからどんどん成長するの、楽しみにしてますよ
217名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/29(水) 21:16 ID:TT43pLU2
この流れなら言える!
現行保管庫の人ですが、実は鬼系苦手です…。いえ、作品としてはよいと思うのです。
個人の好みの範疇だから、書き手さんに物申す気はないのです。でも、保管作業のために
目を通す時には結構大変なんです。Wikiですけど、作業者は私だけのようですし…orz
大変身勝手なのですが、誰か保管庫引き取ってはくれないでしょうか…とか。
218名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/29(水) 21:39 ID:H7UcspvI
NGワード登録しやすいように
鬼畜物は最初の一行に「これは鬼畜です」みたいに
入れておいてもらえるとうれしいかも
219202sage :2004/09/29(水) 23:00 ID:YiSsnIyE
>217
いつもお疲れ様です_(。。_)
保管作業をお一人に任せているのはいつも心苦しいのですが、
自分のHPを数年間放置してる身にはとてもこの重責を担えません。ゴメンナサイ゚・(ノД`)・゚・

とりあえず>218さんの指摘するように、鬼畜物に関しては注釈をつける形で協力させていただきます。

>215
前振りを最小限に省き、簡潔にまとめられた構成がとてもイイと思いました(*´Д`)
自分の文はいつも無駄に長文になっているので見習いたいですorz
220486sage :2004/09/29(水) 23:24 ID:cb590mo.
輪姦じゃないのを作成中です。
ちょっとごたごたあって停滞気味なんですご了承ください_| ̄|○

作中にチートを使用するのはNGでしょうか?
現在作成中の物とは別にGMを凌辱してしまうのを考えたのですが。
GMの能力をおさえるのにどうしてもチートをつかうしかおもいつかないのです。
_| ̄|○
意見お願いします。
22120-21sage :2004/09/29(水) 23:25 ID:BORB0/ck
あの…鬼畜系書いちゃったんですけど…
いまの流れだと投下したらなんかマズイみたいですね
もうちょっと待ってた方がいいかな?
222名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/29(水) 23:29 ID:cfX8SeAA
>>221
一行目に鬼畜ものですって書いて投稿すればいいんじゃないでしょうか。
期待あげ〜。
223保管庫"管理人"sage :2004/09/29(水) 23:54 ID:TT43pLU2
ああ、誤解を招いたようでごめんなさい。
せめて鬼畜の奴だけでも誰か保管してくれるとうれしいなぁ、と愚痴っただけです。
投稿はどしどしやるのがイイですよう。
224188sage :2004/09/29(水) 23:55 ID:LS9RZCmk
流れをぶった切ることになりますが、D.M.M.のAがもうすぐ完成。超ド純愛(?)のようです。
ただ心配なのが、あんまりROっぽくないところですが(マヤの設定も含めて)。
あと、エロ難しかったっす(エロシーンは完成済み)。(つД`)
225139sage :2004/09/30(木) 00:24 ID:N.u9kYpY
壁|ω・)バカ甘なんてもっと扱いに困るだろうなぁと思ってるぼくっ娘な作者です。

私的には鬼畜はかけないんですけどこのスレにいていいのかが気になります orz

私は最後幸せ系が好きです(まて

では〜。のしし
226188sage :2004/09/30(木) 00:33 ID:UbzEyXTU
はい、完成しましたD.M.M.A。
ド純愛というか、莫迦甘っぽいです(>>225様にACされたのは内緒)。
前ふりというか、えちくないとこも長いですが、最後までおつきあい頂ければと思います。
……容量20kって長いっすかね?( ;´Д`)

>>188-192 >>196 Dear My Monster @
227D.M.M.A-1sage :2004/09/30(木) 00:34 ID:UbzEyXTU
Dear My Monster A

「ふぁぁぁ――」
 上半身を起こし、あくびをして、目隠しの上から瞼を擦りながら、踊り子はぴょこぴょこと触覚――のような髪の毛――を動かす。それで家の中に彼が居ないことを知って、はぁ、と溜息を一つ。
「今日も、か……」
 今日も彼より起きるのが遅かった。一週間程前から居候をしているわけだが、朝は一度も同居人の彼に会ったことがない。
 踊り子――マヤの朝は酷く遅い。起きるのは太陽が昇り、それが丁度真南に来る二刻程前。別に眠るのが遅いわけではない。深夜に何もない時は日付が変わる前に眠りにつく。
 まあ、以前――女王蟻だった頃は昼夜のない穴蔵の中で過ごしていたのだから、それも仕方ないではないか、とは同居人の弁。だから司祭の同居人は彼女を起こすことなく毎朝仕事に出かける。
 それに腹が立っているのがマヤの方だ。何で起こしてくれないのか、と毎日帰ってきた司祭を問いつめる。その度に、眠そうだったから、寝顔が可愛くて、と誤魔化されるのだが。
 では、何故早く起きたいのだ、と問い返されると、マヤの方が赤面する。理由は言えない。だって、あなたと朝ご飯を食べて、行ってらっしゃいって送り出したいなんて、そんなこと、言えるわけがないではないか。
 斯くして、今日もマヤが起きると、家には彼女ひとりしか居ないのだった。

 ぎぃ、と軋んだ音を耳にしながら、私室として与えられている部屋のドアを開ける。もう一度ぴょこぴょこと髪を動かしてから食堂の方へと歩き出す。
 同居人で家主の司祭――クロスの家はプロンテラの中程にあった。本人に言わせると、平凡的な庶民の家だそうだ。まあ、一戸建てとしては庶民な方かもしれないが、そこに住む人数がひとりなら話は別だろう。寂しく感じる程にスペースが余っている。家族はどうしたの、と訊いたら、いない、と簡潔な答えが返ってきて、それきり話題になってない。
 そんな家のキッチン、マヤは好物の匂いを嗅ぎとった。触覚に比べると明らかに性能が低く、いつもは頼りにしていない嗅覚が反応するのはそれが好物だからだろうか。
「わーい♪」
 喜びに頬をゆるませながら、テーブルの上に置いてあったそれの瓶を持つ。ローヤルゼリーだ。少し指ですくい、嘗める。何とも言えぬ優しい甘さが口の中に広がり、自然といっそう口元が綻ぶ。
 隣に置いてあった食パンにこれでもか、と言うくらいに塗って食べる。以前その様子を見たクロスが、太るぞ、と言ったから小突いたのを思いだして少し不安になたが、食べる勢いは変わらなかった。

 ――タン、タタン、タン、
 軽やかなステップと共に上体を捻った。基点を腰におくよう心がけながら、滑らかに踊る。
 ――タタン、タン、タン、
 足の不自由さはもう感じない。クロスは驚いていたが、元々足がないわけではないのだから、コツさえ掴めば簡単だと思うのは、踊り子が人間ではない所為か。
 ――タン、タッ、タン。
 最後に、本物のギャラリーがいるかのようにお辞儀をして、マヤはダンスを終えた。椅子の背に掛けてあったタオルを取り、汗を拭う。
 マヤはひとり、私室でダンスの練習をしていた。練習は足に慣れるために自分自身が課したものだ。お陰で三日程前からよく足が動いてくれるようになったと思う。実際に昨日は彼女ひとりで散歩に出かけることも出来た。
 不意に、お腹がぐぅと鳴った。時刻はそろそろ正午だろうか。と言っても、彼女は二時間程前に食パンを二きれ、ローヤルをべっとりと塗って食べていたはずなのだが。もしかしたら本当に太ってしまうかもしれない、と頭を過ぎるが、ぶんぶんと頭を振って否定する。少しは食べる量を抑えようかなどと考えているうちに、お腹の虫が二度目の催促をした。

 キッチンのテーブル、その上のローヤルを再び手に取ろうとして――、
 ――マヤは、その隣の弁当箱に気づいた。


 ――例えば、
 ――例えばあなたが心から愛するものが、人間じゃなかったらどうするだろう?
 ――例えばあなたを心から愛するものが、人間じゃなかったらどうするだろう?
 ――愛せるか、愛せないか、
 ――愛するか、愛しないか、
 ――愛するものを人間にする方法を探すか、自分が人間を辞める方法を探すか。
 ――答えは一つじゃない。
 ――正解はなく、間違いもない。
 ――今すぐに答えなんて出せないし、もしかしたら答えなんて未来永劫見つからないかもしれない。
 ――ただそれでも、世界は静かに進んでいる。
228D.M.M.A-2sage :2004/09/30(木) 00:35 ID:UbzEyXTU
「ここ、かな……」
 微かに扉を押し開けると、そこから漏れる荘厳な雰囲気に気圧され、マヤはゆっくりと扉を締め直した。酷く場違いな気がして、入り口前の石階段に腰掛ける。
 弁当を忘れたクロスの職場はここ――プロンテラ大聖堂だ。言動はかなり不良臭いくせに、外ではしっかりと司祭をしているらしい。
 髪の毛を動かしてクロスの気配を探ってみるが、上手く掴めない。おそらく聖堂という神聖な場所が一種の結界の役目を果たしているのだろう。人間という生き物は心底生きるのが上手いな、と感心する。
 こうしてみると、プロンテラという街は本当に平和だ。女性のBSが武器を売り、それを買う男の暗殺者。身体の大きいクルセイダーの男性にじゃれつく司祭の少女。
 次いで蟻の巣にいた頃のことを思い出す。殺気立ったパーティー、殺されてゆく兵隊蟻。
 同時に、マヤはその手にかけた人間達のことを思い出した。畜生、と死んでゆく騎士。呪ってやる、と叫ぶ賢者。多くの死んでいった人間の亡骸と傷つけた人間の痛み。

 ――マヤは死体の山の頂に立っていた。
 足下にあるのは最後に殺した魔法使いの亡骸か。その山をゾンビのように登ってくる者。片腕を切り落とした狩人、右足を不自然な方向に折った修行僧。
 それは全て、罪だ。女王蟻であった彼女が犯した咎なのだ。身をもって償わなくてはならない咎なのだ――。
 登ってきた者が彼女の足を掴む。また別な者は腕を掴んだ。
 ヤメテ。
 ヤメテ!
 ヤメテ! ヤメテ! ヤメテ! ヤメテ! ヤメテ! ヤメテ! ヤメテ! ヤメテ! ヤメテ! ヤメテ! ヤメテ! ヤメテ! ヤメテ! ヤメテ! ヤメテ! ヤメテ! ヤメテ! ヤメテ! ヤメテ! ヤメテ! ヤメテ! ヤメテ! ヤメテ! ヤメテ! ヤメテ! ヤメテ――!

「大丈夫かい?」
 不意に頭の上から振ってきた聞き知らぬ男性の声に、マヤは顔を上げた。どうやら幻想をみていたらしい。
「あ、はい、すみません、大丈夫です……」
 本当は大丈夫なんかじゃないくせに。踊り子は心の中で自嘲した。酷い表情をしているのだろうということが自分でも分かる。
「……ふむ」
 声の主は軽く考え込むような声を出して、
「懺悔室にでも行ってみるといい」
 なんてことを言った。
「最近、そこの受け持ちになった男が、酷く好評でね。
 本来なら懺悔とは、自分の犯した罪悪に気づき、それを神仏や他人に告白し、悔い改めることを誓うことなんだが、その男は違う。叱ったり励ましたり、道を授けてしまうんだ」
 まったく困ったものだ、と声は続けた。
 マヤの方はただはぁ、とだけ相づちを打つ。
「ああ、ワタシかい? ワタシはここの中間管理職で、その男の上司の――っと、鬼ごっこの途中だった。怖い鬼が近づいてきているな」
 勝手に自己紹介を始め、勝手に終わらせる声。駆けてくる足音と駆け出す足音。待てー、と少し遠くで女性の声がした。
 駆けだしていく足音を止め、最後にもう一言、男の声。
「――希望を掴むのも放すのも、結局は自分次第なのだよ。どうせやるからには掴んだ方がいいに決まってるだろう? 臆することはない、前に進め。
 女王――否、マヤよ。世界はそなたが思っている程に、そなた自身に厳しくはないのだよ――」
 そして疑問の声を上げるマヤより先に、声の主は一陣の風となった。それを追う、もう一陣の風。
 ――ふたりのお話はまた別の機会にしよう。
229D.M.M.A-3sage :2004/09/30(木) 00:36 ID:UbzEyXTU
 懺悔室。
 そう書かれたドアの前で、マヤはごくりと唾を呑んだ。手に持っていた弁当の箱をぎゅっと抱きしめる。後戻りは出来そうにないし、したくない。
 ――コンコン。
 乾いたノックの音。返って来ないところを見ると、どうやら中には誰も居ないようだ。
 ひとつ深呼吸をする。ノブに手を掛けるとひんやりとしていて気持ち良かった。そのままぐるりと廻し、扉を押し開けた。

 ――コンコン。
 客か、と小さく呟いて口元を押さえる。違う違う、迷える子羊ってやつだ。間違えてはいけないと何度も説教されている。
 クロス司祭は読みかけの本を閉じると、入ってきた者の声に耳を傾ける。
『……聞いて下さい、司祭様』
 その声は変に聞き覚えがあって、クロスは椅子から滑り落ちそうになった。

「私は罪人です」
 狭い個室に跪き、壁一枚挟んだ向こう側に居るだろう彼が声を出す前に、マヤは言葉を続けた。その声に、向こう側の彼が固まった気がする。
「私は多くの人間を傷つけ、殺しました。本当に、多くの人を。
 その亡骸を積んだ山で、傷つけた人々に追われる夢を見る程に……」
 私は、生きていてはいけなんじゃないかと思う程に。

『その罪が死で贖えたら、それはどんなに楽なことでしょうか。死に逃げることが出来たら、どんなに楽なことでしょうか。
 でも、私は死ねませんでした。卑しくも死にたくない、と思ったのです。多くの命を奪った、この私が!
 ……そして、人を、ひとりの男性を好きになってしまったんです。浅ましくも、いやらしくも、私はひとりの男性を、好きになってしまったのです!
 いけないのに……。私がその生を奪った人の中にも、家族が、恋人が、想いを寄せる異性が居たでしょう。その人たちを、その人達の想いを奪っておいて、自分は今更普通の人間のように生きようとしているのです!
 私は、私は――!』
 涙声と言っても差し支えのない、酷く歪んでしまった声。彼女はこんなにも、苦しんでいたんだ。
 それなのに、とクロスは歯を食い縛る。その痛みを、苦しみを取ってやることが、自分に出来るだろうか――。
 ――否、しなくてはならないのだ。彼女の痛みを、苦しみを癒すことが出来るのは、この世界にただのひとり、自分しか居ないのだと言い聞かせる。――昔、上司にアドバイスされた、一種の自己暗示のような方法。だが今は、それに頼るしかないのだ。彼女を、マヤを失わぬために――!

『良く聞け、女。
 まずは信じろ、俺を、絶対に。俺の言葉は創造神の言葉だと思え。俺がもし殺せと言ったら、この国の王でも殺せ』
 強引だけれども、強く、優しい声。この世でただのひとり、マヤが想いを寄せる男の声だ。
『俺にはあんたの気持ちが分からない。何となくしか、いや、本当は全然分かってないのかもしれない。それでも――、
 ――誰かを想う気持ちは分かる。俺も今、ひとりの女のことを想ってる。
 最初はそんな高尚な切っ掛けじゃない。ただ、その面影が、死んでいった妹と、家族と重なっただけなんだ。刃物を持つ強盗、血まみれで倒れる両親、刺された妹を引きずりながら逃げる自分。俺の妹は死んでしまったから、倒れそうだった女を助けたいと思った。切っ掛けなんてそんなもんだ。
 だけどな、好きになったんだ。その女の表情とか、仕草とか、心とか、色々なものが恋しく思えるようになってた。
 孤児になった俺が、似合いもしない司祭になって、誰かの傷を癒すチカラを手に入れたのは、世界でたったひとり、その女のためだったんだと思ったんだ!
 家族を助けられなかった罪を背負う俺が、その女を忘れられないくらいに好きなってしまったんだ――!』
 マヤの頬を、目隠しの隙間から一筋の涙が伝った。一粒のそれが零れ落ちると、あとは洪水のように溢れ出る。
 クロスは決して同情や哀れみからではなく、マヤの苦しみを、悲しみを知って、分かるなど白々しいことも言わず、ただそれを受け止めてくれた。そして、彼自身の心を覗かせてくれたのだ。
『俺は、死ぬまで家族のことを忘れない。忘れちゃいけないんだ。忘れてしまったら、俺まで忘れてしまったら、そいつらのことを憶えてるやつが居なくなっちまうから。それが、俺の助けられなかった家族への償いだ。
 あんたも憶えていてやってくれ、そいつらの顔を。辛いかもしれないけど、誰かが憶えている限り、そいつらの想いは死なない。それは酷く辛いかもしれない。気が狂う程に悪夢にうなされるかもしれない。でもな――、
 ――あんたの好きな男が、俺くらいに莫迦なら、その想いを半分背負ってくれる! 絶対に、だ!
 あんたが死ぬまでそばにいて、あんたが疲れたらもっと多くを背負って手伝うし、もし挫けそうになったなら、一昼夜でも、一週間でも、一ヶ月でも、励ましてくれる。
 だから、絶対に死で償おうとなんてするな。二度と、思うな!』
 嗚呼、とマヤの口から嗚咽が漏れた。嗚呼、彼はこんなにも、こんなにも私に優しくしてくれる。
「もし――」

『もし、司祭様のような人なら、私のような咎人をも、愛して下さいますでしょうか――?』
 弱さと不安を孕んだ弱々しい声。出会った頃の何も知らなかったか弱い女王蟻のような声だ。不安なのだろう、クロスに拒絶されないかと。
 莫迦だな、とクロスは微笑む。
「そうだな、俺みたいなろくでなしなら――」

『――あんたをもう二度とひとりにはしない』


 ――マヤは死体の山の頂に立っていた、はずだった。
 もうそこには死体も、傷ついた人もいない。あるのは小高い丘と、満天の星空。
 隣に、ひとりの司祭が立っていた。空を見上げる彼に習って、マヤも星を見上げる。星ひとつひとつが、彼女の罪だ。この罪を忘れずに生きて行かなくてはならないのだ。それは酷く辛いし、苦しいだろう。でも、彼女は出来る気がした。彼が隣に居てくれるのなら、どんな困難だって、きっと――。
 ぎゅっと、隣に立つ男の手を握る。失わぬように、放さぬように、しっかりと、強く、優しく。
230D.M.M.A-4sage :2004/09/30(木) 00:37 ID:UbzEyXTU
 目を覚ますと、誰かがマヤの頬を撫でていた。髪を動かして、その手の主を探る。
「悪い、起こしたか」
 結論が出るより先にそんな声が返ってきて、マヤは酷く安堵した。優しくて、強い、この世で唯一心を許せる男の声。愛おしくてたまらなくなり、彼の手に自分のそれを重ねた。
 同時に酷く不安になる。ここは何処だろうか。何故自分は眠っていたんだったろうか。彼女の記憶にある問答は、もしかしたら全て夢だったのだろうか――。
「懺悔室で気を失ったのはあんたが初めてだ、って同僚が言ってたぜ」
 クロスは茶化すように笑っていた。どうやら懺悔室のの問答は夢ではなかったらしい。安心と同時に、激しい罪悪感がマヤを襲う。
「すみません……」
 自分がしたことを彼はどう思っているのだろうか、と不安になる。弱い心を見せて、彼の心を覗かせてもらうなんて、酷く卑怯なことではないか。
 クロスの方は呆れたように溜息を吐いて、
「謝る必要なんてないだろ、莫迦」
 こつん、とマヤの頭を小突く。逆に恥ずかしくなって、マヤは布団に顔をうずめた。
 彼女達が居たのはマヤに貸し与えられた私室。懺悔室の中で気絶してしまった彼女を、知り合いだから、とクロスが運んできたらしい。
「医学に通じてるやつの話だと、過呼吸とかなんとか言ってたけど――大丈夫か?」
「ええ、もう、大丈夫です」
 過呼吸というのが何だか分からなかったが、とりあえず今はもう大丈夫そうだった。
「莫迦、そんな顔すんなって」
 寝ていた彼女に覆い被さり、夢などではなかったと告げるように、クロスは静かに口づけた。

「ん……ぁ……」
 クロスの舌が口を離れてマヤの首筋を這う。初めての感覚に、彼女の身体は強張っていた。それに気づいているのだろう、クロスは態とらしくぴちゃぴちゃと唾液を鳴らした。
 ベッドの縁にクロスが座り、マヤは彼に背をあずけている。丁度後ろから抱きしめられるような体勢、――否、抱きしめられていた。
 肩口から耳の裏まで、クロスがつぅと舌を這わせると、マヤは熱い吐息を漏らす。
「マヤって、エロいよ」
 言いながら、クロスの手がマヤの水着のような服のホックを外す。形の良い乳房が抑圧を解かれてぷるんと揺れた。
「ぁん……えっちな……女、は……ぁ……嫌い、で……ふぁ……す、か……?」
 ぴんと立っていた乳房の先を弄られながら、息も途切れ途切れにマヤが問う。いいや、とクロスは頭を振って、
「大好きに決まってるじゃないか」
 優しく乳房全体を愛撫し始めた。
「ん、ぁっ……ふぁ、はぁっ」
 マヤの乳房が自分の手の中で形を変えていくのは酷く官能的で、頭がくらくらした。この柔らかさというか、心地よさは犯罪的だ。同時に先を摘むと、マヤはいっそう高い声で鳴いた。
「だ、ダメ、ですっ……気持ち、ん……良すぎてぇ……おかしく、なっちゃ――」
 言葉を言い終える前に、クロスはマヤの口を塞ぐ。舌を絡めて、唾液を混ぜた。口づけを超えた、もはや性行為のような激しいキス。唇を離すと、その間を唾液が橋のように線を引いた。
「マヤの下、蜜の出過ぎで、俺のズボンが濡れてる」
「クロスのも……熱くて、堅くなってますよ……」
 じぃとズボンのチャックを下ろすと、そこからある種グロテスクな程に滾った男性器が全貌を覗かせる。するりと下の服を脱がすと、愛液の糸を引く女性器が見えた。雄のにおいと雌のにおいが混ざり合う。
 ふたりは向かい合い、もう一度、濃厚に口づけた。
「クロス……」
「ん?」
「あなたの、顔が……見たい……」
 不意にマヤの発した声に、クロスは酷く吃驚した。何を言うか、まだ日も落ちておらず、部屋はどちらかと言えば明るい。もしかしたら失明してしまうかもしれない。
「失明しても……いい」
 一方のマヤは意志の強いはっきりとした声をあげた。外して失明するのと、失明を怖がっていつまでも目隠しを外さないのの何が違うか。何も違わないではないか。
「どうせ失明するのなら……今、あなたの顔を心に刻んで失明したいんです」
 少しも譲らぬ答え。その声に込められた意志の強さ。思い返してみれば、ここまで彼女が強い意志を言ったことがあっただろうか。
 クロスはああ、とだけ頷く。止めることはしない。止められはしない。それがどんな結果になろうとも、二度とひとりにはせぬと誓ったのだから。
 マヤもうん、と頷く。手を頭の後ろにまわし、結び目をほどく。
 しゅっと衣擦れの音がした。

 目の前に居たのは、ひとりの司祭。司祭は若くて背の高い男だった。顔を白い仮面で隠していて、ぼさぼさとした茶髪をしている。
 司祭の手が仮面にかかる。一瞬だけ躊躇するように手を止めたが、結局はゆっくりと取り去った。
 司祭の顔には、大きな傷があった。向かって左上から右下へ、刃物で斬られたのであろう大きな傷。強盗に襲われた時のものなのであろう。その時のことを忘れぬように、殺された家族を忘れぬようにと癒すことなく残している傷。
 酷く、愛しいと思った。私の罪を半分背負うと言った彼。ならば私も、彼の罪を半分背負おうではないか。彼が疲れたら、彼よりも多くその罪を背負おうではないか。
 ――マヤは優しく、クロスの傷に口づけた。

「腰、降ろしますよ……」
「ああ……」
 肉棒の先を微かに秘所の中に入れ、狙いが外れぬようにしてから、マヤはゆっくりと腰を下ろした。初めて感じる、柔肉をこじ開けて入ってくるような感覚。痛いと言うよりも、熱いと感じた。
「ん――あぁっ――」
 身体の奥に熱いものを突き刺されたように感じる。まるで瓶にコルクで栓をするとか、剣を鞘に収めるみたいだ、とマヤは他人事のように思った。
 マヤの女性器はクロスの男性器を根本まで包んでいた。そこには過もなく不過もない。まるで、最初からつがいになるようにと設計されて産まれてきたようだ。
「動くよ、マヤ……」
「ん、はい……クロス……」
 ゆっくりと腰を浮かし、クロスのそれがマヤのそれに打ち付けられる。マヤは腹の底から息を吐き、喘いだ。

 ――ぐちゅり、
 粘着質を孕んだ何処かくぐもった水音。
 ――ぐちゅり、ぐちゅり、
 汗とか、愛液とか、色々なものが混ざった淫靡な音。
 ――ぐちゅり、ぐちゅり、ぐちゅり。
 クロスが腰を突き上げ、マヤがそれを求めて動くたび、その音は激しくなってゆく。
「あ、ああっ――ふあ、ああ――」
「――――っ」
 勢いは止まらない。クロスはマヤを欲している。マヤはクロスを欲していた。ひたすらに腰を打ち付けあう。奥へ、奥へ――。
「う、ぁ――もう、私――っ」
 マヤが限界が近いことを告げる。告げてはいなかったが、限界なのはクロスも同じだった。
 それでもふたりは動き続ける。マヤのきつい締めつけは、肉棒をすり潰して喰らおうとしているかのように強くなってゆく。
「うぁ――ああっ、あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
「く――ぅっ」
 丁度マヤの一番奥に打ち付けたとき、膣が酷く締めつけた。絶頂を迎えたのだ。身体を反り返らせて痙攣する。
 その締めに、クロスの肉棒も絶頂を迎えた。熱い精液が、マヤの一番奥に注がれる。
 ふたりははぁはぁと荒い息を吐き、抱き合ったままベッドに倒れ込む。マヤの膣から零れ出た混合液が、こぷりと音を立てた。
231D.M.M.A-5sage :2004/09/30(木) 00:38 ID:UbzEyXTU
 ――幸せかい?
 ――幸せなら、おめでとう。それがキミの正解だ。
 ――不幸なら、残念でした。キミはどこかで間違った。
 ――なんてことは一概には言えないけれど、
 ――キミがそう決めたのなら、他人は何も口出しできない。
 ――だって、真の答えがないのだから、
 ――キミが胸を張れるなら、それはキミだけが見つけた、答え。
 ――偽りでもいいじゃないか、自己満足でもいいじゃないか、
 ――それでも、世界は静かに進むのだから。


「おーい、朝だよー。朝ですよー」
 ぐぃぐぃと身体を揺すっても、彼は寝息を立てたまま。少しむっときたから、彼の鼻と口を摘んでやった。ちょっとしてからがばりと起きて、はぁはぁと荒い息を整えてる。
「朝は静かに起こせって言ってるだろ、マヤ……」
「知りません。そんなことじゃ、仕事に遅れちゃうでしょうに」
 朝は仕事が少ないから遅刻してもいいんだー、なんてもう一度寝ようとしたから、コンと頭を殴ってやった。

「と言うか、前から思ってたんだけどさ」
「うん?」
 キッチンのテーブルに向かい合って座り、朝食を食べる。もちろんローヤルゼリーをたくさん塗ったパンを。彼はバターを塗って食べていた。
「ダンサーの服の上にエプロンって、エロくないか?」
「……莫迦」
 本当に、彼は莫迦なことを言う。そんなこと言われたら、気になっちゃうじゃない。
「……何紅くなってんの」
「く、クロスが変なこと言うからっ」
「自分だって毎晩エロいこと言ってるくせに……」
「――――っ!」
 思いっきり、ローヤルゼリーの空き瓶を投げつける。鈍い音がして、彼は後ろに倒れていった。
「クロスが言わせてるんでしょう! 一昨日なんか大変だったんですから!
 隣のプリさんに、種を護ることは大事ですが、もう少し声を落としていただけると助かります、とか言われたんですよ!」
 あれは本当に、顔から火が出るぐらいに恥ずかしかったんだから。
「ああ、悪かった。俺が悪かったって」
「もう、そうやって、あなたはいつも――」
 倒れ込む彼に詰め寄る私。それを遮って、彼は右手をこちらに伸ばした。
「――なんですか?」
 右手の中には小さな小箱。
「ごめんなさいと、ありがとうの気持ち。それと、これからもよろしく」
 それを私に押しつけて、彼は立ち上がった。鞄を取ってくる、と言って部屋の方に行ってしまう。ぽかんとそれを見送ってから、握らされた箱を見る。とりあえず包装を解いて、中身を確認すると――、
 ――銀色の指輪。刻まれた文字、“Dear Maya”。
 息を呑んだ。恐る恐る指で摘む。それは朝日を反射して、酷く綺麗だった。
 はめてみようと思う。でも、どの指に? 一瞬考えて――、
 ――指輪は左手の薬指にぴったりだった。


 時がふたりを変えてゆく。
 例えば口調。例えば性格。例えば記憶。
 それも悪いことではない。重要なのは、これから何を掴むことが出来るか。
 ふたりはそう思う。
 だから手を取り、歩き続ける。
 願わくば、世界の滅びるその日まで、この日々が続くことを願って――。


「じゃ、行ってくる」
「いってらっしゃい。……あ、ちょっと待って」
「ん?」
「ちゅ♪」

 ――ふたりの行く末に、幸多きことを願って。


 ――了。
232188sage :2004/09/30(木) 00:43 ID:UbzEyXTU
以上です。
D.M.M.ご愛読ありがとうございました。次回からはD.M.M.2が始まります(割と本気)。
コンセプトとしてはモンスター萌えを広めて狩りが出来ないようnウワナニヲ(ry
|x・)感想を貰えると泣いて喜びます。
|ミ
233名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/30(木) 01:11 ID:OU9J.iqA
>>232=188
お疲れ様です。
めちゃくちゃ感動しました。・゚・(ノД`)・゚・。
エロな部分もGJ!
D.M.M.2楽しみにしております。
234名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/30(木) 01:18 ID:cF6CgYbs
間を表現するにしろいくらなんでも――使いすぎだと思った。
単語覚えたての小学生のような。
235188sage :2004/09/30(木) 01:26 ID:UbzEyXTU
>>233
ありがとうございます。
ご期待に添えるよう頑張ります。ヽ(´▽`)ノ

>>234
ご指摘ありがとうございます。
確かに見苦しいかもしれませんね。次回からはもう少し注意しようと思います。
236名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/30(木) 12:16 ID:1132H.JE
俺は俺でこのダッシュの使い方がうまいな、と思ったよ。
いや、反論したいわけじゃなく。

適度な加減が見つかるといいですね、DMM作者さん(*´∀`)
237139sage :2004/09/30(木) 13:23 ID:N.u9kYpY
>>188

Σ('-'っ)っ

A.........ACっすか????

莫迦甘歓迎(´∀`)

ってかかっこええええええええ>プリ氏
マヤがうらやま...(わーなにをするー!)
238名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/30(木) 13:28 ID:k8zr7OtM
>>220
フィクションなんだからいいんでないの?
この件に限らず思うのだが、ネタのレーティング問題に(鬼畜/純愛とかね)君ら敏感すぎ。
かつて追い出す形で分化した百合スレは最近過疎化してるのに、これ以上鬼畜スレでも立てようっての?
ここは匿名掲示板、読むのも書くのも自己責任だろ。気に入らなければスルーなり専用ブラウザ導入なり、個々人の対応でなんとでもなるはず。

>>232
マヤ可愛いよマヤ。
――幸せかい? からのダッシュ連続は私もちょっと気になったかな。
   こんなふうに、二行目からをスペースにして行頭を揃えれば似たような感じで
   くどさを消せるんじゃないかな。
239名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/30(木) 18:07 ID:G6nU0pJo
>>238
いや、別に鬼畜を追い出そうなんてことは誰も書いてないと思うが。
ただ、保管庫さんが一人で大変だから、みんな保管を手伝ってくれないか、ってことだろ。
ぶっちゃけ頭に「鬼畜」だの「甘甘」だのの表記を入れる入れないも
個人の自由だと思う。

>保管庫の中の人
いつもお疲れさまです。
240名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/30(木) 20:28 ID:aBdD7S0Y
マヤに対するイメージが漏れと違うな
マヤの人間の部分は囮で
真っ暗な蟻穴では裸の女が立っているように見える
そこでその裸の女は冒険者(♂)を手招きするわけだ
そして生殖行為に及んでいる最中
人間を捕食する、それが漏れの中のマヤだ
人を殺すんじゃなく人を食べる、まぁどっちみち殺すわけではあるんだが
ベルセルクの触で似たようなシーンがあったが
マヤって元ネタとかあるのかな?

ってこれは感想じゃないな
ダッシュの使い方は別にこれでいいような…

感想とは別の話しで、どうでもいい事を思ったんだが
作中にギャグパロ入ってると例え和姦じゃなく強姦でも鬼畜に見えないんだが
こういうのってどういった分類するんだろうな
241名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/30(木) 21:25 ID:mOM9fabo
>>240
ギャグパロに分類しる
242名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/30(木) 21:57 ID:aBdD7S0Y
>>241
Sir,Yes Sir


どうでもいいが
>>240を補足しとくとこんな妄想が

マヤは人を食べ物だと思っている
勿論、まぐわっている最中の人間の雄の精液もだ
マヤにとって擬態のマンコは口でしかない
それを知った冒険者どもは喜んだ

「何?生贄とな?」
ここは蟻穴2B
マヤの前には数人の冒険者たちの姿があった
ちなみに、皆、男ばかりだ
「はい、マヤ様に是非食べて頂きたく…おい」
前に出てきたのは若い男剣士だった
そのチンポは既にマヤの美しい裸の前にいきりたっている

作戦はこう
マヤが腹一杯になるまで俺達が順番にマヤを犯すんだ
そうすれば奴は無闇に人を殺すこともなくなるし
俺達もマヤが抱けて一石二鳥だ

「ぁあ……うぅぅ」
男達の低い喘ぎ声蟻穴に響き渡る
その宴は終わる事無く続き、こうしてマヤは退治(?)され
モロクの町は平和になりましたとさ


……スレ汚しスマソ

いやね、マヤに対するイメージが違うと言ってしまった手前
無責任すぎるかなと思って即興で書いてみたところ
ヘタレな感じに…

というか保管庫からは外して欲しいと言うか…
243名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/09/30(木) 22:21 ID:k8zr7OtM
>>239
あー、百合スレを引き合いに出したのは見当違いかな。
どっちかっつーと「○○が苦手」というカキコに反応して作品投下を尻込みしてしまう書き手に向けたつもりだったんだが…
今見直したら全然そんな風に読みとれないね。すまぬ

>>242
作戦はこう〜のくだりでなぜかインペリアルクロスを思い出した。
244188sage :2004/09/30(木) 23:42 ID:UbzEyXTU
>>236様、>>238
ご助言ありがとうございます。
次に生かせるよう精進いたします。

>>237
これは『ド純愛』と言うより『莫迦甘』かなー、と思って張りに来たら、>>225のような書き込みがあったもので……。
皆様格好いい男プリは好きですか? 私は大好きです(何。
逆に男プリばっかりにならないよう気をつけないと……。_| ̄|○

>>240
イメージの相違はしかたないと思いますよ。
今回の小説は『人間とモンスターが戦う世界』よりも『萌えるエロ』『人間とモンスターの純愛』に主眼を置いて構成したのでこのような形になりましたけど、>>242の書き込みのような設定も素晴らしいと思います。
24520-21sage :2004/10/01(金) 11:41 ID:XYlq4DlM
書きあがったので投下します
一応、鬼畜系なんで苦手な人は飛ばしてください
246マチガッタ出会いsage :2004/10/01(金) 11:42 ID:XYlq4DlM
好きな人がいた。一目ぼれして、気が付けば話しかけて仲良くっていた
俺はアコライト、彼女はアサシン。無口で無表情な人だったが俺の前でだけは少しだけ笑ってくれたし
話もしてくれた。彼女とはLv差(俺が低い)がかなりあって、狩りは一緒にできなくて
時々、俺に何も言わずに一人でどこかへ出かける事もあったが。そんな事は大して気にしていなかった
一緒にいられるだけで満足だったのだ
しかし、何時からか俺は次第に強さを求めていた。彼女ともっと一緒にいられる強さが欲しかったのだ…

そして、あの日
俺はあの人のいい♀プリーストの会った
俺に何の疑いのなく自分の装備を貸す、人を疑う事なんて知らないプリだった
俺からは想像も出来ないような防御力の装備、それを身に着けた時、俺は悪魔に魅入られてしまった
(この装備があれば、あの人ともっと一緒にいれられる…これがあれば…)
気が付けば俺はプリから装備を盗んでプロンテラにいた。
罪悪感はあったが、それ以上に力を手に入れた歓喜があった

それから俺はどこか壊れてしまったようだ、一滴も飲まなかった酒を飲んでは自分の装備を自慢していた
だが、そんな生活もあの騎士がやって来て終わりを告げた…
結局、俺は装備を奪い返された挙句、ギルドからも追放された
そして…あの人からも別れを告げられた。その時の会話は今でも憶えている…
「な、なんでだよ、アサさん!?なんでそんな事を言わないでくれ!もうあんたしか居ないんだ」
「…ダメ、貴方とはもう一緒に居られない」
「そんな!確かに俺はとんでもない事やっちまったけど!でも、あれはっ!」
「…私のタメでしょう?だから一緒には居られない。
 貴方をそこまで追い詰めた事に気が付かなかった、私が居なければ貴方はあんな事しなかった…」
「違うよ!アサさん!あんたのせいじゃない!俺が勝手に!」
「…さようなら。アコ君」
「待って!待ってくれよっぉぉぉ!」


「って事が昔あったんだよ、プリさん聞いてる?」
そう言って、俺はプリに問いかけた
返事はない、プリはただ「んーんー」と苦しげに呻いてるだけだ
当然だろう今、プリの口は俺のモノによって塞がれている上に俺が押さえつけている、イマラチオってやつだ
そう…俺は今、プリーストを犯している。あの時の天然人畜無害プリーストだ
俺はこの時をすっと待っていた
すべてを失った、あの日から俺は復讐のために生きると決めたんだ。
逆恨みだって事はわかっている、だが頭では理解しても復讐心は止まらなかった
そのためにプリーストになる夢を捨て
モンクになった。復讐にはプリではなくモンクの力が必要だった
色々ヤバイ事にも手を染め、他人から恨まれる事にも慣れてしまい、今では気にもしていない
とにかくあの騎士に勝てる強さが欲しかったんだ、その為の手段は選ばなかった
そうして今日、俺は偶然にも路地裏を歩いているプリを見つけた
あの騎士の勝てる自信は無かったが奴の姿は見えない、つまりプリ一人だったわけだ
こんなチャンスを見逃す程バカじゃない
「プリさん…あんたもバカだな、一人で出歩くなんて、そんな俺に襲って欲しかったのか?」
「ングゥゥゥ!ンゥゥッ!」
プリが何かを言おうして口をモゴモゴさせる。だがそれは俺のモノを刺激して、より俺が快感を得るだけだ
しかしプリはそれに気が付いていないらしい。まだ、口を動かしてやがる
「おいおい、プリさんそんなに俺を気持ちよくさせたいの?頑張りすぎだって」
「あぶっ…ちが…い、ンゥ!」
「だから口を動かすなよ、あんたがそうやる度に俺が良くなるだけなんだよ!学習能力がないな、あんた!」
「!」
言われてプリはやっと口を動かすのを止めた
だが親切で教えてやったわけじゃない、次の段階に移るために口の中を動かされていては危険だからだ
今まで押さえていたプリの髪を鷲掴みにすると、口を性器の見たたて上下に動かし始めた
「ンぶ〜!ン!あっ…はっ!イヤァッ!」
プリはあまりの苦しさに涙を流しているが、そんな事にはおかまいなく俺は動かし続ける
プリが苦しそうな顔をすればするほど、俺のモノは昂ぶってくる
「いいぜ・・・プリさん、もっと苦しがってくれよ!」
「ン!…ンー!もう…い、やっ…あぶ〜!ン!はぁ…!」
「くっ…!そろそろ一発目イクぞ!」
俺はプリの頭を押さえ、今まで一番奥の捻じ込んだ
プリの喉奥にモノが当たる感触をきっかけに俺は激しく性を出した
247マチガッタ出会い-2sage :2004/10/01(金) 11:43 ID:XYlq4DlM
「ン、ゲホッ!ゲホッ!」
射精が終わったあと、プリはヤバイくらい咳き込んでいた。あれだけ喉の奥で出したんだから当然だろう
むしろ、嘔吐してないだけマシな方だ
「あー、ダメだなプリさん。ちゃんと飲んでくれないと。俺の子種が無駄になっちゃうじゃん」
それを、わかっていながら俺はプリに無茶苦茶な事を言う
「何…言ってるんですか…、貴方は自分がなにをしているのか判っているですか!」
プリは怒りの目でこちらを睨む、なかなかいい表情だ
「あんた、そんな目も出来るんだ。まだまだ楽しめそうだな」
そう言うと俺は、まだ座っているプリの前に立つと――
「これ以上なにをしようと…――きゃあっ!」
問答無用でプリを押し倒した、プリは抵抗するがDEX型のこいつが俺をどうにか出来る訳も無く
俺はプリの服をビリビリと引き千切っていった
「イヤァ…やてめください!これ以上、罪を重ねると外道に堕ちてしまいますよ!?」
「あぁ?外道に堕ちる?んなもんとっくに堕ちてんだよ!」
そうだ…俺はもう堕ちきっているんだ…、そんな事をいまさら思い出させやがって!
喚くプリにイラだって俺はプリのスリットに手を入れ、ショーツを剥ぎ取りって膣内を指で掻き混ぜる
「くっはぁ…いえまだです…まだ堕ちてはいません。だから私は貴方を説得に来たのですから
 確かに貴方は罪を重ねてきました…ンァ…模擬戦のつもりかも知れませんが何組かの騎士プリペアを
 私と騎士さんに見立てて闇討ちして重傷を負わせた事も知っています…くぁ…
 でも…でも…!まだ貴方を想う人もいるかも知れません!だから、こんな事は――…!」
「うるせぇ!勝手なこと言いやがって、あの日から俺はみんなに捨てられたんだよ!」
そう…アサさんだって俺を捨てて行ったんだ、俺を想う人なんて居る分けない
「それに俺を説得に来ただって?あんた、俺が騎士プリペアを襲ったのは知っていたんだろ?
 なら負かしたペアの女の方に俺がナニをヤったか知ってるか?」
「え…?ま、まさか…―ひっ!」
「そのまさかだよ、今からあんたにもシテやるよ…」
俺は自分もモノをプリの秘所に宛がうと、ゆっくりと膣内に進めていく
肉壁を押し広げていく感覚が伝わってくる。たまらない快感だ
「あ…いやぁ…ゃぁぁ…」
プリは俺の肉棒が進む度に絶望の色を、その綺麗な顔に増していく
「いいよ…プリさん…、俺はその顔が見たかったんだよ!」
「あ…ぅ…どうして…こんなひどい事できるのですかぁ…くぁっ…やめて――やめてよぉ……」
「うるさい!あんたが悪いんだ…あんたが…!」
「ぃや…!動かさないで…!痛い!痛いよぉ!もう…いやぁ!ぃゃぁ…」
顔を手で覆って泣きじゃくるプリを見下ろしながら俺は無言で腰を動かし続ける
もはやプリは抵抗らしい抵抗をしてこない、ただ幼子のように泣いているだけ…ひどく哀れな光景だった
だが俺はそれを見ても可哀相だと思わなかった。それどころか暗い歓喜が胸の奥からこみ上げてくる
「はは…――」
気が付けば俺は―
「ははははははは!いいぜ!もっと泣いてくれよっ!もっと苦しめよ!喚けよ!メス豚ぁっ!」
笑い狂い、罵り、爆裂状態なりながらプリの腰を掴んで激しく腰を撃ち付ける!
「…ぁ…っ…ィぁ…」
パンッ!パンッ!と身体と身体がぶつかる音がする
プリはもう、まともな言葉を出してない。こいつの叫び声が聞けないのは残念だったが
突くたびにリズミカルにプルンと揺れる胸や、手に吸い付くような腰の柔らかさ
繋がっている所から聞こえてくるグチュグチュという音は充分に俺を楽しませ、刺激してくる
そしてなにより、こいつの膣は具合がいい、実際には恐怖や絶望で身体が硬直しているだけなのだろうが
それでも肉棒を万力の様に締め付けてきて、俺はたまらず絶頂を迎えようとしていた
「うっ!…中に出してやるからな!」
「!…だめぇ!」
俺は今までのなかで最も深くプリを貫いて性を放つ
「ああぁ!赤ちゃん…赤ちゃんできちゃうよぉ…いややぁぁっぁ!」
プリが大きく叫ぶ
俺はそれと同時にプリから自分のモノを引き抜いて腹にも余っていた精子をぶっかけた
248マチガッタ出会い-3sage :2004/10/01(金) 11:44 ID:XYlq4DlM
これで…満足ですか?」
一通りの陵辱が終わったあと、プリは身を起こして俺に聞いてきた
「ん?復讐のことか?」
「そうです、もう充分でしょう。ここで止まってください、そうしない貴方は…」
「堕ちてしまいますってか。さっきの同じこと言ってたよな
 でも俺のことより自分の心配したらどうだ、まさか犯っただけで終わりなんて思ってない?
 これから、あんたには騎士の土産になって貰うぜ。もちろん冷たくしてからな」
「…私を、殺すつもりですか?」
「察しがいいな、犯したのはただの遊び。ここからが本番だぜ」
俺は拳を固めながら冷たく言い放った、プリはそんな俺を一瞬だけ酷く悲しそうに見つめる
「そう…そこまで堕ちてしまったのね、アコ君」
…………え?アコ君?
なんでこいつが、その呼び方を?
「お、おい!なんであんたが…って、あれ?」
俺が聞き返そうとした時、そこにはプリの姿は無かった
「!?」
慌てて周りを見渡すと、俺の所から少しだけ離れた場所に女の人影が見えた
だがそこに居たのはプリではなく…
「ア、アサさん…!?なんで…」
どういう事なんだ、一体何が起きている!?
「久しぶりね…アコ君、貴方を外道から救いにきたわ…」
混乱している俺にアサさんは静かに話しかけてくる
「救う?まってくれ!なにがなんだか…さっきまでプリが居たのにどうしてアサさん居るんだ」
「プリなんて初めから居ない、あれは私が変装していた姿。あの姿で貴方を説得する事が逃れる条件だった」
「変装…?なんで…、それに逃れるっていったいなにから?」
「死の救罪」
「…」
…いま、俺はなんて、言われたんだ?
「人の道から外れてしまった者に死を与える。それが私達アサシンの裏の顔
 アコ君、貴方は身勝手な理由で罪を重ねすぎた…、アサシンギルドは貴方の暗殺を認めている
 でも殺したく無かった!昔の貴方を知っているから!復讐なんてやめて昔のアコ君に戻ってくれたら…
 そのために変装して貴方の会いにきたの。あの姿で説得できれば、一緒にギルドから逃げようと思った…
 貴方なら最後には必ず自分の間違いに気づいくと思ってた」
「でも俺は、あんたの期待には応えられなかったんだな。俺を殺すのか?」
「殺すわ」
決定的な言葉だった
アサさんがカタールを構える、何故か俺もそれにつられるように拳を構えた。死にたくないんだろう、多分
「アサさん…俺…」
「それでいい、死にたくなければ闘いなさい。私を倒せればアサシンギルドからも逃げられるかも知れない」
「俺…俺…。くそっ!なんでだよっ!あんたのこと好きだったのに!」
「…私もアコ君のこと好きだったわ、誰とも話さない話そうとしなかった私に貴方だけは笑いかけてくれた
 貴方がいなかったら今だって笑い方さえ知らなかったかもしれない
 でも、私達は出会ったらいけなったのね。私なんかにさえ会わなければ貴方の人生が狂う事も無かった…
 ごめんね、アコ君。ごめんね」
そこでアサさんは言葉を切り、次にハッキリと言った
「…今から貴方を助けるからね…」
助ける、それは俺を殺すという意味だろう
「…っ!!ちくっしょぉぉぉぉぉっぉぉぉ!」
その意味に気が付いた時、アサさんに向かって俺は駆け出していた。アサさんを倒すために…
アサさんは俺を迎え撃つ、俺を殺すために…

「阿修羅っ――!」
「ソニック――!」

数ヶ月後
とある、外道に堕ちた女アサシンが騎士とプリーストに勝負を挑み、敗れて命を絶ったという…
249名無したん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/01(金) 14:58 ID:1ObZej/I
無関係な突っ込み

|・ω・)っ [×イ"マラ"チオ ○イ"ラマ"チオ]
25020-21sage :2004/10/01(金) 15:40 ID:XYlq4DlM
>>249
指摘サンクス。勉強し直します

あとこれは>>20-21のつづき(?)なのを初めに言うの忘れてました、ごめんなさい
251ある所の24sage :2004/10/01(金) 23:02 ID:WdEXqS26
>>184
遅レスですが、そんな事言ってたらみんな伊豆Dでヒドラにウワナニヲスルキサマラー

今回は>>170-174のアウトストーリーですよ。(゚∀゚)。o0(もとい別視点)
しかも今回はAfterもつけちゃってます。アフターなのでエロ無いですが勘弁(;´Д`)
252故郷帰り(1/5)sage :2004/10/01(金) 23:04 ID:WdEXqS26
山岳の都市フェイヨン、長閑で自然溢れるこの地。
たまには故郷にと思い帰ってきた。
フェイヨンが故郷なのに、ローグな私はよく変わり者と言われる…

「あ、クモちゃん!久しぶり〜!」
「お、久しぶりね、マオ〜。いい彼氏でもできた〜?」
「え?…ははは、ちょっとダメだったよぉ…
 あの人、好きな人いるんだって…さ…」
「そっか……、でも勿体無いよね〜、こんなに可愛いのに〜。ほお擦りしちゃう〜w」
「ぁぅ、クモちゃん…恥ずかしいよぉ…」

昔から馴染みの友達と、世間話をしながら故郷の町を歩く。
他にもマオと弓矢で勝負をしたり、
マオの鷹を借りて『ブリッツビート!』ってハンターの真似したりしていたが、

「マオ!お前お使いはどうした!」
「あ、…お父様だ…」
「おう、クモちゃんじゃないか。相変わらず娘のマオと似て綺麗だぞー
 同じ青髪だし、マオへの面倒見もいい…やっぱマオのお姉さんって感じだ、HAHAHAHAHA!」
「褒めてるんだか、娘自慢なんだか…まったく親父さんは相変わらずですねぇ。」
「HAHAHA!娘自慢に決まってるだろ!おっと、マオ。お使い行ってないだろう?さっさと済ましてきなさい。」
「はい、お父様。クモちゃんまたね〜」
「またね〜」
「ふむ。久々の故郷だろう、ゆっくりしていくといい。」

そう言ってマオの親父さんは家に帰っていった。
私はフェイの自然を満喫しようと森の中に駆けて行った。
森は殆ど変わっておらず、むしろ更に深みを増してるようで嬉しかった。
そう思っていたのも束の間、正面からボロボロになった男アーチャーが駆けてきた。
男アーチャーも、私を確認すると

「森に、サキュバスが…、プリさんが、僕をかばって…助けてあげて、ください…」
「!!!、場所は?」
「この先、まっすぐです…」

平穏な森の為、テロは許せない。
男アーチャーの言葉が終わる前に私は森を駆けていた。
253故郷帰り(2/5)sage :2004/10/01(金) 23:05 ID:WdEXqS26
森を抜けた所に敵がいる気配を感じ、気配を消しながら進む。

「ぐっ!!!はっ、ぁ…」
「……ずちゅずちゅ」

!!…冷静に状況を判断する。
サキュバスは人の精を食らう悪魔、なるほど食事中らしい。
食事に熱心で気づいていないのか、サキュバスの背後に回りこむ。

「朽ちろ!バックスタブ!バックスタブ!!バーックスターブ!!!!」

油断している背中にバックスタブを急所に対して寸分も違わず連射する。
倒れるサキュバスの後には男プリが顔を真っ赤にしてぼんやりしていた

「大丈夫か?それとも手助けは無用だったか?」
「…いや、ありが、とう…」

自分の格好に気が付いてないのか…?
ズボンがズボンと言えなくなっていて、アレが堂々と天を仰いでいる。

「…仮にもレディの前なんだから、前を隠したらどうだ?」

そう言うと、上着を深く羽織って俯いているが…何だか見たことのある銀髪……
顔を覗き込もうにも俯いているので確認できない…ってもしかして…!

「もしかして、あの時の…?」
「あの、クモさん?」

!…まさかこんな所に1人でいるなんて…

「あ…やっぱ、あの時のアコ君か…」
「久しぶり…ですね…」
「う(ん。じゃなくて、落ち着け、私)。ああ、久しいな。」
「…」
「…(会いたいとは思っていたけど…こりゃ不意打ちでしょ…いきなりアレ見せられちゃ…)」

……前に増して立派になった肉棒を見て、久しぶりに体が疼いていた。
254故郷帰り(3/5)sage :2004/10/01(金) 23:06 ID:WdEXqS26
「…どうせ、熱が収まってないんでしょ?」
「え…?」

気が付けば彼の目の前にいて、上着の間に手を入れて肉棒を触っていた。

「やっぱり…こんなに熱く、大きくして…」
「え?!あっ!」

触った瞬間、熱を感じた。私の理性を焼き切るくらいの熱を…
手じゃなくて、これを口で、アソコで味わいたい…

「はむ…ちゅ、ちゅぱ…前の時より、大きくなってる…ぢゅ…んぁ
 職も、立派なプリーストに…んちゅ…なってるようだし…んっ、ちゅぱ」
「んぅ…!」

気が付けば口に含み、激しく愛撫していた。
たしか、この裏側の所が…

「ココ、んっ…弱い、のかな?ちゅ、ちゅ」
「っ〜〜〜!」

弱点を付かれて声にならない声を出し、かわりに肉棒がドクン!と答える。

「ふふ、可愛い…ちゅ、ん…ぺろ、ぺろ…」
「うっ、くぁ!だ……め」
「ぇ?わぁぁ!?!」
「ぐっ!!……は…は、はっ…はっ…」

あ…、イッちゃったのか…いきなりだから顔中にかかっちゃった…

「……イッちゃったか…、ちゅ」

いきなりイかれてしまった事に、思考がクリアになる。
……私と付き合う為には、私に勝った人じゃなきゃ…あの二の舞はしたくないから…
255故郷帰り(4/5)sage :2004/10/01(金) 23:07 ID:WdEXqS26
「それじゃ、また縁があれば」

今日はもう街に戻ろう。頭を冷やさなきゃ…

「待って、くれ…」
「…ん?何だ?」

振り向かず答える。

「好きだ…。俺はあなたが好きだ!」

え?!(どきっ!!)
………まさか、そんな事を言われるなんて…理想が現実になるなんて…

「あの時から、あなたの事がずっと忘れられなかった…
 あなたの美しさ、優しさ…あなたの全てが欲しい!」

嬉しい、だけど今は自分の決めたルールが煩わしかった。
私の男は、私より強くなくちゃいけない。単純だけど、難関なそのルール。
…でも彼なら…或いは…

「…そうか……」

…あくまで冷静に答える。
呼吸を整え、戦闘態勢に入る。感情をカットし、ただ相手を倒す事を考える。
一陣の風が吹くのが分かる。その流れに沿って姿を隠す。

「なら、私と勝負だ!」

頭の中でスイッチが入る。戦闘が開始される。
256故郷帰り(5/5)sage :2004/10/01(金) 23:07 ID:WdEXqS26
「ッ!…ルアフ!」

ルアフが来るのは予想できた。だからあえて戦闘開始と同時に範囲外まで離れる。
木の陰から弓を魔力と力を持って引き絞る。その矢は自分の魔力で複製される2連の銀矢。

「ダブル…ストレイフィング」
「!?、ニューマ!」

!!!…不意打ちにも近いこの攻撃を防いだ。彼なら、私を…!

「良い反応速度!だがこれはどうだ!!」
「ッ?!!」

弓から短剣に持ち替え、一気に走り寄る。
高速で振るう短剣をバックラーで止められる。

「何故、戦わなきゃならないんだ!」
「私付き合うのに、私より弱くてどうする?
 私を好きにしたいのなら、私を超えてからにしな!」

戦いに私情は挟まない…だから手加減もしない…実力で勝ってもらわなきゃ…!
彼が間合いを離す、杖を構える、ルアフは既に切れている。

「ならば勝たしてもらう!ホーリーライト」
「おっと!(ハイディング!)」

ハイドと同時に彼の背中に回り込む。

「くっ!…ルアf」
「(……くっ…)バックスタブ!!」

体は無情にもバックスタブを打ち込む…それでもなお体は動く。
吹き飛び、傷の治癒をしている彼に馬乗りし、首元に短剣を突きつける…

「チェックメイト…!」
「………!」

……至極残念、だ…

「…くっ、負け…か」
「…残念ね…キミなら私を守ってくれると思ったのに…」

小さな声だったけど…そう呟いてしまった…

「…さよなら」

多分、彼はもう追ってこないだろう………ああ、馬鹿な私…

きっと続く〜
257After story-返り詣で-(1/2)sage :2004/10/01(金) 23:09 ID:WdEXqS26
気が付けば森の中を走っていた。

「…(…馬鹿!馬鹿!私の馬鹿!!)
 折角どっちも想っていたのに、勝負なんて…しなくてもいいじゃない!馬鹿!!」

街に着くと凄い疲れていた。
ゼエゼエと肩で息をしながら人気の無い街の隅、座って岩に背中を預ける。
そうして呼吸も整ってきた時に、

「あ、いたいた。クモちゃん〜」
「え…、マオか…」
「お使い終わったからね〜、って変な所にいるね。あれ…??」
「何か怪訝な顔してるけど…顔に何かついてる?」
「うん、顔じゃないけど髪に何かついてる…ねばねばした液体みたいなのが…」
「!!?!!?!!!」

バッとバックステッブをして離れる。顔は拭ったけど、まさか髪にかかってるなんて?!
触ると確かにねばねばした液体、白濁した液体がついていた。

「???」
「えっと、あー、うん、ポポリンが…」
「…(じーーー)」
「…(ぁぅ…)……とう!!」
「あーー!」

目の前に広がる河に飛び込む。河の水で髪についている液体を洗い流し、河から顔を出す。

「ぷはー、気持ちいいよ〜。マオも入れば?」

ゴメン、この事はノータッチでって視線をしながら言う。
まったく…と呆れた顔をしながら楽しそうに河に飛び込む。

「とーう!(バシャーン)……ぷは。」
「はは、ゴメンね。」
「いいけど…後でプロンテラ特製アイスおごってよ…」
「はいはい、まったくがめついんだから…」
「うー、私がめつくないもん…」
「はいはい、可愛い妹の頼みだもんね。」
「うん、あ、そうそう!お父様が今日は泊まっていけって!」
「そうだね…、そうさせてもらうよ。」
「わーい、お姉ちゃん大好きー!」
258After story-返り詣で-(2/2)sage :2004/10/01(金) 23:10 ID:WdEXqS26
そんなこんなで、忙しい1日が終わった。
夜も更け、隣には既に寝息を立てているマオ。
布団をそっと抜け、家を出る。
街の隅に並ぶ2つの石の前に立つ。

「ただいま、久しぶりです。父さん、母さん…」

そう呟いてぼんやりと立ち尽くす。

「子供はもう寝る時間だぞ。」
「あ。親父さん…あらら、忍び失格ですかね…」
「ふ…俺が凄いだけだ。気にするな…
 それ以上にお前の親父は凄かった訳だが…」

2つの墓石を見ながらマオの親父さんが言う。
たしか街で1、2を争う弓使いだった2人が、私の母さんの取り合いで争っただかなんとか…

「しかし、残念だ…もうヤツにリベンジできない……いや、この話は止めよう。
 ん〜、クモちゃんは親父に勝る男でも見つけれたか?」
「…いえ……」

俯き、答えた。心情を察してか

「そうか…今日は夜も遅い、早く帰って寝なさい。
 …悩んだってどうにも成らない事なんて山ほどある。
 そんな顔してたらマオも悲しむし、母親似の顔が台無しだ。
 それに、沈んでいたら廻る運気も廻らないぞ。笑って生きろ。」

背中で語る言葉に、お父さんの影が見えた気がした…


マオに気づかれないように布団に戻る…
…彼の事は忘れて、寝るとしよう…そう、忘れて…
薄れていく意識の中「ああ、そういえば名前聞いてなかったな…」
ふと、そんな事を考えた…

きっと続く〜
259ある所の24sage :2004/10/01(金) 23:13 ID:WdEXqS26
(;´Д`)失敗、ミスが無ければいいけど…
指摘、注意、ツッコミなどなどドシドシください。
レスが励みになったり勉強になったりしますヽ( ´ー`)ノ小躍りもします。
260188sage :2004/10/01(金) 23:58 ID:DznoZBW.
>>251
個人的に思ったことは、本編とAfterに分ける必要がなかったんじゃないかと思います。続くのなら本編の後ではなく、Afterの後の方がしっくりくるでしょうし。
ローグで純愛小説はあまり見たことない(と思います。やっぱり使いにくいのでようか……)分野なのでこの後どうなって行くのかが楽しみです。
あと男プリ分が補充できました。ヽ(´▽`)ノ

D.M.M.修正版をえろだにUPさせて頂きました。
261(1/3)sage :2004/10/05(火) 21:46 ID:Z7dz3nko
誰もいない隙にネタ投下。
甘めで女マジシャン×プリ男です。


マジ子「ファイアァーーウォール!!」

荘厳なる時計塔に可愛らしいマジシャンの声が響き渡る。
この時間だけは錘により刻まれる針も素敵な声に聞き惚れ歩みを止めているように感じる。

「ファイアアァァァ…――ボルトオォ…」

僕が付きっ切りで面倒を見てあげている彼女の詠唱はまだまだゼンマイが切れかけた時計のように遅い。
彼女と並んで、他人の事は言えぬほどのんびりとしたホーリーライトを唱えようとしたときに
ミミックが目にも留まらぬ速さで僕たちに向かって襲い掛かってきた。

悩む必要はない。僕はそれなりに鍛えた肉体とそれなりの装備を持つVit型の支援プリ。
アークワンドを握り締めてミミックに殴りかかる。当たるはずがない。だがそれで十分。
彼女が今焼いているクロックを倒すまで肉壁になって耐えていれば済む話だ。

なのに。

「ファイアーウォール!!」

ミミックの足元から噴出す炎の壁。しかも明らかに見当違いな角度で。
怒った化け物が彼女に牙を向き、気絶させてしまうのにクロックの針が一歩進むだけの
時間も掛からなかった。僕は口の中で溜息ついてフェンクリップを
装備してミミックをホーリーライトで倒す。
箱から抜けていく黒い霧の奥に、古く青い箱が落ちていくのが見えた。僕は箱を拾いあげる。


「…――もう。何時も言ってるじゃないか、別に平気だって。」
「だって、痛そうだったんだもの…」

僕たちは時計塔の前に戻っていた。彼女は何時までたってもファイアウォールを使うのがヘタだし、
少しぐらい攻撃を受けても平気だと言ってるのに僕を守ろうとする。

「あれぐらい平気だよ。ほら、青箱が出たんだ…これをあげるから泣かないで。」
「私のこと嫌いになったの?私へたっぴだからもう付き合うのイヤ?箱渡して帰るの?私はもういらない子?」
「そんなのじゃないってば。ね?開けて御覧。」
「いらない。プリさんが開けて。」

少し疲れてきた。いや、とても疲れている。いつもこうだから。
僕はこっそりと肩を落として、何時もは売ってお金に換えている青箱を開けることにした。

「お……」
中からは……柔らかな布、綺麗な白とピンク、1組の丸いシニョンキャップ。

「いいのが出たよ。つけて御覧。」
「つけていいの?」
彼女ははにかみながらシニョンキャップをつけた。金髪のロングを纏めたそれは、なかなか良く似合っていて…
そっと彼女の髪を抱いて、額へキスをする。

「やぁん……ねえ、プリさんもつけてみて。」
「僕が?」
実を言うと、少しだけシニョンキャップには憧れていた。自然に散らした緑の髪を纏めて、つけてみる。
思ったよりずっと……正直、彼より、僕にぴったりで似合っていた。

「可愛い…可愛いー、プリさん。」
今度は彼女の方が抱きついてキスをしてきた。積極的に舌が入り、僕の舌と複雑に絡みピチャピチャと
イヤらしい音が聞こえてくる。

「ダメだよ…みんなが見てる。」
「わかった…宿にいこ。」
唇の端で光る銀色の唾液をぬぐって、露な腰を抱いて宿に向かう。其の間に何度も何度も、軽く唇を重ね合わせた。
262(2/3)sage :2004/10/05(火) 21:47 ID:Z7dz3nko
僕と彼女はベッドに並んで座った。僕は掌で彼女の未発達な乳房に触れてそっと揉みしだきながら
押し倒す。胸だけをみたら男の子かとも思ってしまうような乳房。それでも、ブラをずらしてあげると
乳首はピンっと立ち上がっていた。
じっくりと顔を寄せて見つめる。そして指先で、つん…――っと突付いて、彼女の顔を覗き込んだ。

「やぁ……見ないで…恥ずかしい」
「とっても綺麗な乳首だもの。もっと良く見たいな…形だけじゃなくて触り心地も、味も、知りたいんだ。」

乳首を上下に唇で挟んで強めに吸うと、彼女の背中がびくっと揺れて反り返った。その背中を、指先を
立てて5本の指でなぞると擽ったそうに身体を捩る。僕は乳房だけでは満足できなくなって、紋様の入った
皇かなお腹をちゅ、っちゅと吸って僕の少女である証のキスをしていく。
前掛けを持ち上げて秘所を露にする。もう湿り気を帯びていた秘所を見つめて、鼻でクリトリスを突付いて
あげると、彼女はくぐもった可愛らしい甘い悲鳴をあげる。

「見ないでって言ってるのに…ぅん…ダメ…」
「ダメ?でも濡れてきてるよ。」
「知ってるよぉ…ぁん…」
恥ずかしそうに指を噛んで声を我慢する彼女。そんな、男を誘うような耐え方をするから、もの欲しそうに
腰をくねらせるから、興奮を抑えきれなくなった僕は控えめなお尻を掴んで激しくクリトリスを舐めあげる。
下から上へと舐めてあげると、ピンク色の可愛い突起が覗く。そこを唇で挟んで吸う。

「…んっ…――あ、ふぁぁッ…」
段々と声が我慢できなくなってきた様子の彼女。甘ったるい喘ぎ声。聞いているうちに、僕のも
熱く滾ってくるのを感じた。僕はピチャピチャと卑猥な水音を立てて舐めるのをやめて、彼女の
頭を抱きかかえて僕の股間へと導く。
蕩けていた顔をしていたのに、彼女は嬉しそうに僕のパンツのチャックを下ろして男根を握り、
小刻みに動かして扱いてくる。たちまち僕のは大きく跳ね上がり、ビクビクと脈打ち灼けるように熱を持った。

「待って…ダメ、だって。」
「……っ…んぐ…――やだ、待たない。」
彼女はもう夢中になって先端を吸い、裏筋もカリ首も丁寧に舐めてくる。次第に指の動きが激しくなり、
たまらず僕は精を勢い良く放った。驚いた様子の彼女。けれども、口を開いて溢れる精液を一滴残らず
飲み込み、舌先で亀頭を舐め尿道に残っていた精も全て吸いとって舐めてくる。

「っん!!すごい…―溜まってたんだ?今日はもう1回、ね。ねえ?気持ちよかった?全部飲んであげたからね。」
「気持ちよかった、よ。有難う。」
「ほんと?嬉しい!」
にっこりと微笑む彼女の顔はとてもイヤらしくて、僕のはあっという間にまた大きくなってしまう。
そんな僕を焦らすように、根元か上へとゆっくりと舌先を這わせ、それを何回も何回も繰り返してきて。
かと思えば男根を強く音をたててちゅっちゅと吸い痕をつけ、裏筋ばかりを念入りに吸い舌先でこね回してくる。
根元を握り、中間を握り、敏感な先端の亀頭へグリグリと舌を押し付けながら扱く彼女。
2度目の陥落も、あっさりと、早く。

「あ、アゥン…!」
「…ぁ…またこんなに一杯…プリさんの喘ぎ声、可愛かったよ。」
2度目は口で受け止める準備が出来てなかったからか、彼女は顔で熱いどろりとした精液を受け止めて
半ば恍惚とした表情をしていた。僕はその淫靡な貌に、ごくりとツバを飲み込んで彼女に覆いかぶさる。
足を広げさせて、ゆっくりと彼女の中へと挿入していく。
263(3/3)sage :2004/10/05(火) 21:50 ID:Z7dz3nko
「はあぁぁぁッ……!んっ、くうぅ…―」
彼女は恥ずかしそうにぎゅっと目を閉じる。さっきまで楽しそうに僕のを舐めていたのと同じ子とは
思えない。意地悪く入り口でじゅぶじゅぶ浅い突き込みを繰り返していると、切なげに腰を浮かせて
深く入れて欲しそうにしていた。

「可愛いよ…マジシャンのキミのことだけを、心から愛してる。」
「私も好き…私もッ…」
嬉しい言葉の御褒美に、じゅぶうっと一気に奥まで貫く。小柄な彼女のアソコは、すぐに行き止まりに
ぶつかってしまうのだけれども。アソコの肉がひくひくして締め付けてるのを感じる。彼女の弱い場所を、
ぐちゅぐちゅと突いて、掻き混ぜる。
段々と彼女の喘ぎ声が弱弱しくなってきた。僕は腰を振るのをやめて、耳元に舌を這わせて直接
アソコを突くのと同じ卑猥な水音を聞かせてあげる。

「まだイっちゃダメだよ?イくときは一緒に、ね?」
「やぁんっ!もうイきたいよぉ…」
「ダメだよ」というかわりに、人差し指と親指でぎゅっと強く乳首を捻った。今まで以上に早く、強く、
腰を振って激しく抜き差しし彼女の中を男根が出入りする。

びくびくっと、彼女が細い身体を痙攣させるのと僕が中へ精を流し込むのは殆ど同時だった。
「気持ちよかったよ…すごく。世界一キミのことが好き。」
「私も…」
「キミよりもずっと僕のほうが、キミのことを愛してるからね。」
「私のほうが好きなんだから…」
ベッドシーツをかけて、繋がったまま彼女の身体を抱きしめる。彼女の金髪を撫でて手櫛を通してあげている
うちに、すやすやと安心しきった無防備な顔で眠り初めてしまっていた。そんな可愛い寝顔を見ているうちに、
僕にも睡魔が襲ってきて……


1ヵ月後。彼女がWizに転職してから、僕は彼女と会う機会が少なくなっていた。聞いた話では
かなり金持ちのVitプリと仲良くしているらしい。確かめる勇気もなく、僕はあのときのシニョンキャップを
つけてプロンテラの南をうろついていた。

「ねえねえ!城に行こ、城!」
「お前は甘えん坊でしょうがないなぁ、全く。」
聞き覚えのある声。僕は其方を向くのを躊躇ったのだけれども、思い切って向いてみた。
そこにはシャープヘッドギアを装備した逞しいプリーストの腕にしがみついてにゃんにゃん
甘ええる、立派なウィザードに転職した彼女の姿が。

「わぁーい!プリさん大好き!大好き大好きぃ!」

僕の聞いたことのない声。僕の見たことのない顔。僕の感じたことのない態度。
僕はスマイルマスクを被り、シニョンキャップを剥ぎ取って聖職者の帽子を装備する。
仮面の下で目尻を熱くしながら、暇そうに座っていた女のウサシンさんに声をかけた。

「あの…もし良かったらペアで監獄に行きませんか?」
女ウサシン「あ、はい。宜しくお願いしますね。アスペルシオは習得していますか?」
「ええ、勿論。」
「でしたら空き瓶渡しますからお願いします。Vit型ですか?なら、敵を少し抱えてもらっても大丈夫ですね。」
ウサシンさんは妖精みたいに素敵に可愛い笑顔を僕に見せてくれた。この人は僕のことを
頼りにしてくれている…。

気がつくと、僕の涙は引いていた。スマイルマスクを外してとびっきりの笑顔を浮かべる。
今はWizになったマジ子には一度も見せたことのない顔だ。
「任せてください!アサシンさん、宜しくお願いしますね!」


流石ゴッグだ。
転職したら捨てられてもなんともないぜ!(AAry
って甘くないような気もしましたが甘いということで…。
264名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/05(火) 22:50 ID:H6Kep1Is
>>261

世の中の縮図のようなそうでないような。
甘いエロの後でそれだからちとショックですなぁ。

次はウサシンさんとのラブラブなんですよねっ?!
期待してます(´ω`)


私の方は
なぜか頭の中はクリスマスにお正月ネタが…。あはははは。
転生実装までには1つは投下したいものです。では
265名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/06(水) 00:04 ID:HHYkd3bg
頑張れプリ……・゚・(ノД`;)・゚・

ところで
>正直、彼より、僕にぴったりで〜
えと、マジが♀ですよね? 一瞬どっちが♂なのかと…。
266261sage :2004/10/06(水) 11:45 ID:areMHYpI
>>264
   _、_
 ( ,_ノ` )     n
 ̄    \   ( E) 転生の実装は秋の予定でしたが1月に延期します。
フ  癌  /ヽ ヽ_//   安心してネタを暖めてください!応援してます!

>>265
マジシャンが女です、御免なさいミスですね。
読み返すと直したつもりでもミスがちらほら…orz
ダメですね。
267名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/06(水) 15:31 ID:zWkYlm/Y
とある媚プリを思い出してすんげーむかついた気分になってしまった・・w
センセー!!!このマジを殺したいと思うのは僕だけでつかっ
268名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/06(水) 15:58 ID:pqn7KQK.
264でとある転生済み2人組の作者です。

>>266
本当に癌ならやりかねんなぁ(´Д`;)

転生前の爆走プリ君ネタを考えてますが…。
なぜか僕っ娘視点のその後の方が進んでる(汗)


>>267

そこは、そこは・・・。
プリを応援するところだー!!

ΩΩΩ<な、何だってー!!!!

#似た人が居てムカムカしてるのは私もですっ orz
269486sage :2004/10/06(水) 20:03 ID:rzMX4ves
何とか書き上がりそうですけどすごく短くなりそうです。
特にえちシーンが(殴打)
スランプから抜け出せないダメ作家のかず(1/20)
>>267 同じ事を思ってる奴の数(3/20)
PVPでぬっころすんだ!(AA略
270486sage :2004/10/06(水) 20:13 ID:rzMX4ves
目を覚ましてもあの人はいなかった。
(あの人が帰ってくるまで後三日かぁ……)
ベッドからでて、剣士の装束に着替える。
事情で相方のプリーストはしばらく来られないらしい。
「さみしいな……」
窓を開けて外をながめる。外はよい天気だった。服に取り付けられているギルドのエンブレムが太陽の光を反射して輝く。プリさんの作ったギルドのエンブレムで、それを眺めていればなんとなく安心できた。
「さて、今日も狩りしないと…」
私には目標があった。彼が戻ってくるまでに悪魔ヘアバンドを購入して、それをプレゼントするという目標が。
きっと彼は驚いてくれる。
今から、彼の驚く顔を想像して私は軽く笑った。
今日も、ゲフェンダンジョン二層に赴くことにした。

ゲフェンダンジョン二層。
「あ、こんにちわー」
入り口あたりでいつも固定している騎士とセージとプリーストがいた。みんな女の人で、ここ数日の間に仲良くなった。ハイスピードポーションを飲み下し、一つ深呼吸をして気合いを入れる。
「これ、あげる」
騎士さんが、何かを地面に落とした。青い箱……。
「えっ。そんなのわるいですよぉ」
「いいのいいの。私は恋する乙女の味方なんだから」
「なっ、もう、からかわないでくださいっ」
青い箱を拾い上げて、道具袋にしまいこむ。
「後いくつ?」
「えっと……、後三つか四つで買えます」
「ふむふむ」
騎士さんが頷く。
後ろから近寄ってきたナイトメアを軽く切り刻む。
「相変わらずいい腕してるわねぇ…。さすが古代に手が届いてるだけあるわ……」
古代というのは、古代のアクセサリーでなぜだかは分からないのだが、低LVの者が身につけることが禁じられている。
「買いかぶりすぎです」
「ねーねー、またあの騎士きてるよー?」
セージさんの寝ぼけたような声が聞こえてきた。そちらをみると、ここ数日私の近くをうろついている変な男騎士がいた。Dにいると近寄ってくる。タゲをもっていくのではっきりいって邪魔な存在なのだが。近寄ってくるだけで話しかけてもこないのだが、一定距離で後ろをずっとついてくる。
「なんかストーカーみたいで嫌だよね」
プリさんがぼそりとそんな事をいう。
「ですよね。プリさんも大変ですねぇ」
「ん〜…。私の見た感じじゃ、私じゃなくて、剣士さんにつきまとってるきがするんだけど」
やっぱりそう見えるのかと、少し落ち込んでみたり。
「私も剣士さんねらってるんだけどね〜」
女騎士さんがすり寄ってくる。
「や、やめてくださいっ。私にそっちの趣味はないですからっ」
「嘘よ」
「だったら離れてくださいよぉっ」
女騎士さんを引き剥がす。
「そんなに嫌がらなくてもいいのに…」
「それはおいておいて。またお願いできます?」
女騎士がんと頷く。
「ツーハンドクイッケン!!」
騎士が金色に輝く。私の前をあるいていってナイトメアを刻んでいく。
「あの騎士くると鬱陶しくて狩りにならないんですよ…。近寄ってくる馬を全部プロボでもってっちゃうし」
「さて。あくまヘアバンドまで後一息の剣士さんのためにわたしもがんばるですぅ〜」
セージさんもついてきた。プリさんもその後ろをてくてくとついてくる。
パーティを組んで行動していればまだマシなのだ。
「やっぱりついてくるねぇ……あの騎士」
男騎士の方をちらちらと確認する騎士さん。
「まだ、なってすぐみたいねぇ。強さからみると転職してそれほど立ってないみたいね」
「あ、箱でたー」

ゲフェン中央塔。
そこで私は休憩していた。女騎士さん達は、おのおの休憩しにいった。私はここでしばらくの休息を得るはずだった。その騎士がくるまでは。
「すいません」
今まで声をかけてくることのなかった男騎士が声をかけてきた。
「何でしょう?」
「好きです、つきあってもらえませんか?」
私の時間が凍り付いた。なんで面識も無いようなやつとつきあわなきゃならないんだろう。第一、私にはプリさんがいる。こんな奴とつきあう気はさらさらない。
「だめよ、その子売約済みだもの」
騎士さんがかえってきた。すぐセージさんとプリさんもどってくる。
「そんなの関係ないです。それに、あなたをほったらかしておくような奴は消えれば良いんです」
この勝手者にはほとほとあきれた。
「それに、あまり物をおしえてもらってないんじゃないですか?剣士に良い狩り場は他にもあるでしょう?この厳しい狩り場に放り込むなんて、クズのやることです」
「あんたねぇ……」
男騎士につめよる騎士さんを片手でとめる。
「じゃあ、つきあってもらいましょうか?PVPルームにね……」
私は、ブチ切れていた。プリさんをけなされて黙っては居られない。
271486sage :2004/10/06(水) 20:13 ID:rzMX4ves
PVPフェイヨン。魔術で作られた仮想空間だ。どういった原理かはしらないが、殺しても死なない。
「ルールを設けましょう。回復剤の使用は無し。急所への攻撃(スタンバッシュの使用)は禁止。それだけ。さぁ、殺し合いましょう?」
「あんたには同情するわ……」
ついてきた女騎士さんが男騎士にそういった。セージさん女プリさんもついてきている。
「剣士ちゃんがんばれ〜」
「ツーハンドクイッケン!!」
剣を抜いてツーハンドクイッケンの状態になる騎士。さらに覚醒ポットを飲んだ。
大上段に構えた剣を振り下ろしてくる騎士。軽く受け流すと今度は返しの刃で横に斬りかかってくる。それも軽くうけながしていく。
「だいたい実力はわかったわ」
こんどはこちらが手を抜いて剣を振るうと、やっとと言った感じでそれを避ける騎士。
余裕だ。こんな奴は相手にならない。
「目を覚まさせてあげますよ」
目をさますのはお前だ、と言いたかったが。鬱陶しい口を止めさせるのが第一だ。
「それで?ごたくは終わった?」
「いえ、あなたが負けたら俺とつきあってもらいます。今の相方とは別れてください」
ああ、鬱陶しい。もう我慢の限界だった。生理的に合わない。
「消えて……私の前に二度と現れないで……!」
狂気ポットを飲み下す。ぐらりと、視界が歪む感覚。なんど飲んでもこの感覚にだけは慣れられない。
「なっ」
体が熱い。獣のように息をつき。騎士を、獲物を見据える。
「目障りなのよ…」
一気に騎士につめより、袈裟懸けに切り上げる。避けようとするが、私の方が早い。鎧の一部をえぐり取った。
「バッシュッ!」
気合いを込めて、騎士が満身の一撃を繰り出してくる。私はそれを軽くかわした。
「ふふっ、あっはははは……」
騎士の手首を切り落とす。剣が、手首と一緒に地面におちる。ひるんだのが騎士の敗因。
「殺してあげる……二度と私の前に現れないで!」
ケインとヘルムの間を、剣先が正確に捉える。殺った。
騎士が倒れ込んで、消えた。無意識に、騎士さんやセージさんを敵と認識する…。
「セージさん……ディスペルをっ…!」
「ディスペル!!」
狂気ポットの効果が抜けていく。
「はぁ……、はぁ……んっ……」
膝をつき、地面に突き刺した剣にもたれかかる。
「やっぱり体疼く?」
薬の効果が抜けてしまっても。体は熱い。と言うより、疼く。きっとあそこはもうべたべたになっているに違いない。
「GVの時とかディスペルされて何本も狂気飲んだらその後大変だったしねぇ」
「ぇ〜。狂気ポットが媚薬みたいになるのって、低LVの場合だけなんじゃないの?あと、禁止されてる職業」
女プリさんがよこからそんなことを言ってくる。
「ん〜、それほど激しくはないんだけど、体が疼いちゃうの。だからほら、普段狂気を使わずに覚醒つかってるでしょ?」
「あ、そういえば。でも剣士さん前は結構狂気使ってたような……」
「それは、相方さんがあとから処理するからよね?」
そんな話を振らないで欲しい。ふと、プリさんとしたときのことを思い出す。
「ワープポータル!!」
目の前にポータルが出現する。
「宿屋のベッドへ直行〜」

ポタに乗ると本当に宿のベッドだった。女プリさんたちがついてくる気配はない。
「んっ……あぅ…」
服を脱ぐのももどかしい。手早く鎧をはずして、スカートをまくり上げ、中に手を入れる。
「きゃふっ…はぁ…はぁ……。あっ」
あそこに触れると、案の定びしょ濡れになっている。下着をぬいで直にそこにふれる。
「んっ、あっ…あふぅっ…」
ここしばらくの間、行為をしていなかったせいもあり、体の熱はとどまる所をしらない。
指を秘所に潜り込ませてこする。水音と自分のあえぎが宿屋の一室に響き渡る。
「やっ…足りない……」
もう片方の手で胸を揉みしだき、指では足りない感覚を得るために短刀の鞘を自分の秘所に差し入れる。
「んあああっ……」
ぬるりと、それが飲み込まれていく。自分の体だ、感じる場所は全部心得ている。そこに鞘の先をこすりつける。
「っ、ひああっ…」
強い快楽に、意識が一瞬飛びそうになる。
プリさんの物が刺さっていると思うと、それだけで快楽が強くなるような気がする。本当は違うのにそれが、プリさんの物だと思える。
手の動きがどんどん加速し、私の体は絶頂へとのぼりつめていった。
「プリさん…!いっちゃう!いっちゃうよぉっ…!ふあああああ…」

三日後。
今日はプリさんが帰ってくる日だった。
ちゃんと再会出来た。何とか購入できた悪魔ヘアバンドを後ろ手に隠し、渡したくてうずうずしている私と対照的に、プリさんはとても暗い顔をしていた。
「どうしたの…?」
「もう、ここには来られない……」
涙を流しながらプリさんはそう言った。つまり、この世界に居られなくなったと言うことだ。それが理解できたのは数秒後。悪魔ヘアバンドが手から滑り落ちる…。
「そんな……!どうして!」
「すまない…」
謝って、プリさんはPTから私を除名して、ギルドを壊した。エンブレムが甲高い音をたててはじけ飛ぶ。
「うそ…、冗談だよね……?」
「さようなら」
プリさんが霧のように消えた。それきり、二度と彼に会うことはなかった。
272486sage :2004/10/06(水) 20:14 ID:rzMX4ves
萌えと燃えを両立させようとすると難しいですね。
精進しますのでこれからもよろしくです。
続編はあるかもしれないし、ないかもしれない……
273名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/06(水) 23:40 ID:03jHG9V.
えっと中途半端鬼畜かもしれないですが鬼畜な(つもりで書いた)ので一応断っておきます。


ゲフェンフィールド00。
何故こうなったのか。
俺は彼女と二人、二人だけの時間を楽しんでいたに過ぎない。
変わり映えのしない日常と彼女の笑顔。
それが一気に目の前でグシャグシャに壊されていく。
周囲の雑音のせいで聴覚は捉えなかったがBSの逸物が引き抜かれた一瞬、俺は彼女がこちらを向いたのを観た。
そしていつのまにか涙でボロボロの表情で俺を見て
一瞬後、その口が動いたのを確かに見た。
『タスケテ』
と。


攻城戦の日だった。
隣にはセミロングで銀色の髪の毛をハートのヘアピンで留めるプリーストの彼女。
俺は彼女と二人いつも人がいないゲフェンフィールド00、ゲフェンのすぐ右側の草原で座り込んでいた。
アルデバランやらゲフェンやプロンテラのような開発は一切なされていないありのままの自然が広がっていて、ちょろちょろと流れる水の音が感情を穏やかにしてくれる。しかし次に開発工事の魔の手が及ぶとしたらこんなモンスターも強くないような静かな場所なのだろうなと思うと少し物悲しくなってしまう。
そしてここは俺達のギルドの溜まり場。
蝶やポリンが時折目の前を通り過ぎる程度の全く危険の無いこのフィールドで俺達はいつも喋り込んでいる。
お互いの近況。レベル。世間話。
とかく世間話に花が咲くとそれだけでここにいる時間を終わらせてしまうこともしばしば。廃人のように狩って狩って狩りまくるためにここにいるわけじゃないから良いのだけれど。
そんなことを考えながら俺はいつものように口を開く。
「最近どう?」
ぽりんが可愛い音を立てて蝶を追いかけていく。
そんなのを傍目に俺は彼女を向いた。
「うーん。特に変わらずー」
少し考え込むような顔をしたが特に何事も無かったのか再び顔を上げた彼女は苦笑いで『面白味の無い返事でごめんね』というふうに言った。
「そっか」
俺も苦笑でそんなこと気にしなくて良いのにと笑った。
聞いた本人も特に何も無いのだからこの話は終わってしまう。俺は別に彼女とこうしてゆったりとすごしていられることが幸せなのでそれでも特に構わな―
「あー!」
ちょろちょろ流れる水の音に耳を戻そうとしていた俺の耳に入って来たのは水音ではなく彼女の怒鳴り声(?)だった。
「でもねでもね、ハートのヘアピン貰ったのは嬉しかったよ」
それが嬉しかったというよりは思い出せたことが嬉しかったというような響きを感じたが。それでも彼女はやはりとても嬉しそうににこにこ笑っていた。
ああ。
俺はこの笑顔だけで十分だ。会話も一緒に行く狩りも、贅沢すぎる。
「はは、ありがとう〜」
笑って、賛辞言う。
「大好きだよ」
彼女が頬を赤らめて俺を見ていた。
「俺も」
俺も彼女を見据えた。
「愛してる」
抱き寄せて、唇を合わせた。
274名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/06(水) 23:41 ID:03jHG9V.
「今日はそういや城攻めの日だね」
再び静寂が戻ったゲフェンフィールドで目の前を通り過ぎる芋虫をみながら独り言のように呟いた。
「そうだねー」
今度は彼女はあまり関心が無いと言った表情だった。
俺は芋虫を目で追いながらもそれはそうだ、と納得していた。
俺達のギルドは身内で寄り集まっただけのギルドでレベルも中堅。
対人装備や対人ステータスに振っている人など誰もおらず、そんなことしなくてもまったりと楽しんでいるタイプのギルドだ。
そんなギルドのマスターをしている彼女とそのギルドメンバーの俺。
城攻めの話なんかが続くわけも無くまたゲフェンフィールドに沈黙が戻ってくる。
ハズだった、が。
ゲフェンの街からのワープポイントから次々と人間が現れた。
それも5人や6人ではない。
軽く30人近くはいるだろうか。
しかもそれらはここの弱いモンスターを倒して経験を積もうというノービスや転職したての1次職ではなく。
彼らにはもう経験値を必要無い事を誇示する青白いオーラを纏った2次職達だった。
一日に10人人が通るかとおらないかくらい人気が無いここに常に腰を下ろしている俺達は思わずぎょっとしてしまっていた。
そして彼らは何処へ行くかと思えば思い思いの格好でその場に腰を下ろし始めたのだ。
そこでふと気付いた。
ああ、なるほど。
つまり彼らはここにいる俺達二人のことなど気にせずここを城攻めの拠点にしようということか。
隣をみると彼女も気付いたようだった。
同じギルドのエンブレムをしている俺にしか聞こえない声が彼女から伝わる。
『邪魔になったら悪いし、移動しよっか』
『そだね』
どいてやる義理も無いと思ったが彼女がそういうならついて行く。
一人立ち上がり溜まり場から離れて移動しようとする彼女の前に突然目の前に若い男の商人が現れた。
「いてっ!!」
「きゃっ!」
不意のことだったのでFLEEが低い彼女は商人との激突を避けられず正面衝突してしまった。
カートが派手な音を立てて引っくり返り、中身の瓶のようなものが割れて砂地に吸い込まれていった。
白ポだろうか。
「ご・・・ごめんなさ・・・」
「あー!!」
彼女が慌てて立ち上がり謝ろうとしたがそれを遮って商人の声がゲフェンフィールドにこだました。
同心円上に広がる声の中心を、俺もそこに集まっていたオーラ軍団もぎょっとして見やる。
しかし商人はそんなのも気にしていないという風に
「おい!攻城戦用に預かってたポーション!全部駄目になったじゃないかよ!」
顔を真っ赤にして怒鳴る商人。
ぶつかったのだからお互いが同様に責任が有るはずだ。
気の弱い彼女は気圧されてしまって何も言えないようだったので俺は間に割ってはいった。
「おい、突然こんなところに出てくると思わないだろうが。彼女にばかり怒鳴るのはヤメロ」
「ぐ・・・」
目の前の商人は納得いかないというような表情で俺を睨み付けたが俺も腐っても80代の騎士だ。
女に怒鳴り散らすような商人など黙殺してもつまらない相手だ。
「マ、マスター。どうしますか・・・?」
「それはちっと困るなぁ」
俺は振り返って舌打ちした。
オーラか・・・。
同じ騎士の格好をしているものの、ペコペコにまたがるその身体からは確かに最強の証が輝いている。
「俺達このままじゃ城攻られないじゃない?うん?」
「彼女は謝ってるだろ」
「謝ってもポーションは返してくれないんだろ?うん?」
ムカつく喋り方をする騎士だ。
争いの気配に後ろでは彼女が身を強ばらせてしまっている。
再び舌打ち。
このGvギルドの悪評は常々耳にしていたがここまで身勝手だとは。
「ポーションを時間までに全部弁償するのは無理だ。時間も無いだろう」
「それで?」
「俺に出来ることならなんでもするから、見逃してくれ」
こんな奴等に媚びるのは虫酸が走るが・・・彼女のためなら仕方が無いだろう。
「なんでもしよう。雑用だろうがギルメンの勧誘だろうが上納だろうが―」
「騎士君は、要らないなぁ」
にやにやと下卑た笑いを浮かべて騎士は口を開いた。
「そこのプリーストのお嬢さんに身体で払って――」
―俺は何も考えずに剣を抜いて斬りかかっていた。
ふざけるな。ぶっ殺す。
頭の中は真っ白で、怒りに身を任せて鞘から両手剣を引きぬいてコイツの首筋に―
「クァグマイア!!」
「スピアスタブ!!」
「ハンマーフォール!!」
必殺の一撃が、止められていた。
突如視界が緑色に染まり、剣を振り下ろす腕に抵抗を感じたかと思うと目の前の騎士のランスが俺の身体を吹き飛ばし、巨大なハンマーが俺の脳を振動させた。
その一瞬はスローモーションのようで、反撃されたの
だと気付くのに少し時間が掛かった。
ゲフェンの石壁に背を打った。
脳が揺れていて身体が動かない。
畜生、スタンしてやがる!
揺らぐ視界の中、俺の目に映ったもの―――
「・・・め・・ろ・・・っ」
脅える彼女の手を掴み無理矢理抱き寄せる騎士。
その目が口元が笑いの形に歪み、俺の方を見た。
そして。
先ほど、俺と合わせた、唇が、名も知らぬ、騎士に、奪われる。
身体は動かないが腕には折れそうなほどの力が掛かっていた。
運動神経が完全に麻痺している。バイタリティが少ないのでなかなか感覚が戻らない。
座り込んだ格好で動かない、唯一働いている視力。
――視力も働かなくなればよかったのに。
騎士は彼女の口内をゆっくりと味わいながら、視線はこっちに向けていた。
嘲笑を含んだ瞳で。
「おい、そいつを拘束しろ」
彼女の口を放した騎士は後ろの人間に指示を出した。
いかにもプライドが高そうなコロネットを装備した女のプリーストが手錠と足かせとロープを持って近寄って来た。くそ、ふざけるな。
お前も同じ女なら彼女があんな目に会うのを止めてくれ!
未だに運動神経が回復していない俺は声が出ない。声は出ているがおそらくは言葉になっていないだろう。
するとそれに気付いたプリーストは俺の耳元で囁く。
「きっとあの子、ここの男達みんなに犯されちゃうわよ・・・ふふ、攻城戦以外にやることが無いような人達だから・・・時間が終わるまでは解放されないでしょうね」
「・・・・む・・・・めて・・・くれ」
「あら、喋れるの?頑張るわね。でも無駄よ。そこで大人しく彼女が犯されるのを観てなさい・・・レックスディビーナ!」
声も封じられ、俺はすっかり拘束されてしまった。
これでは運動神経が戻っても抵抗は出来ないだろう。
夕方、夕日が沈んでいく時の闇のように俺の中に暗いものが広がっていく。
騎士は脅えて叫ぶことも出来ない彼女を草っ原に横たえる。
わずかに身じろぎのような小さな抵抗が垣間見えたがそんなものでオーラの騎士を止めるには及ばないだろう。
大きく割れたスリットが騎士によって更に大きく引き裂かれ、白い下着が露になる。
「やぁ・・・」というか細い声が聞こえた。
下手に喋ったら奴等が更に興奮するということも、沈黙状態のせいで伝えることも出来ない。
俺の上に座ったプリーストはどんな気分なのだろうか。
俺のアタマはいつまで正常を保っているだろうか。
頼む。やめてくれ。
「マスター、俺も混ざっていい?」
「ああ、但しその位置から顔をズラすなよ」
「え?なんで?」
「動いたらそこの騎士君から見えなくなっちまうだろ」
「ああ、なるほどね」
ナニヲ、イッテル?
俺のコワレていく思考なんてお構い無しに視界の中ではさきほどハンマーフォールを打って来たブラックスミスがGパンを下ろし、自己を主張するかのようにそびえ立った自らの分身を取り出した。
「はーい、それじゃあプリたん・・・俺のコレを咥えてくれよ・・・」
彼女の表情はここからも見えない。
しかしブラックスミスの表情が恍惚としたものになって。
俺は動けなくて。
ヤメロ。
やメろやめロヤめろヤメロやめろやメロヤメロヤメろヤめろやめロヤめろヤメロやめろやメロヤメロヤメろヤめろやめロヤめろヤメロやめろやメロヤメロヤメろヤめろやめロヤめろヤメロやめろやメロヤメロヤメろヤめろ。
ヤめテくだサイ・・・。
「さて。それじゃあ・・・」
俺の表情をみて何を思ったか騎士は
「こっちもいただくか」
と言い、顕になった彼女の下着を降ろした。
ヤメテクダサイ。


ゲフェンフィールド00。
何故こうなったのか。
俺は彼女と二人、二人だけの時間を楽しんでいたに過ぎない。
変わり映えのしない日常と彼女の笑顔。
それが一気に目の前でグシャグシャに壊されていく。
周囲の雑音のせいで聴覚は捉えなかったがBSの逸物が引き抜かれた一瞬、俺は彼女がこちらを向いたのを観た。
そして涙でボロボロの表情で俺を見て
一瞬後、その口が動いたのを確かに見た。
『タスケテ』
と。


―そして彼女は再びBSに顔を持っていかれ
―俺の精神は破錠した。これ以上語り部は続けられそうにない。
275名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/06(水) 23:42 ID:03jHG9V.
ここはゲフェンフィールド00。
焦点の定まらない両の瞳を宙に漂わせ、倒れた騎士。
その上に乗るプリースト。
そして
少し離れた場所で展開される陰惨な事態。
その中心にいるのはセミロングで銀色の髪の毛をハートのヘアピンで留めるプリースト。
口内は出入りするブラックスミスの逸物で犯され、一番大切な部分は先ほど心から愛していた彼を槍で突き飛ばした騎士に愛撫されている。
最初は脅えてなにも考えられなかったが、今は自分の置かれた状況を理解し、震え、涙を流していた。
初めてみる見知らぬ男の男性器は巨大な上、喉奥まで突き入れられていたために彼女は常に酷い吐き気に襲われていた。
「はぁぁ・・・プリたんの口の中・・・気持ち良いよ」
「んぐ・・・むぐぅ・・・んんっ!」
彼女の苦しみなどお構い無しに自らの欲望に任せて腰を振るブラックスミスは次第にそのスピードを上げていった。同時に秘所を刺激され否が応にも甘い声が漏れてしまう。
「感じてるの?可愛いね〜」
「んん・・・」
「こっちも濡れてきてるぞ・・・そっちの騎士君とはどれくらいヤってたんだ?」
閉じようとする両の足を無理矢理他の男が抑えつけ、無防備な秘所を容赦無く指や舌を以って刺激する騎士。
彼女は全く感じてなどいない、好きでもない男にこんな事をされても不快でしかなかったのだが身体は反応してしまう。
と、口内を犯していたブラックスミスが唐突に動きを早めた。
「はぁぁっ・・・イく・・・!!」
「――――!!??」
同時に口内のそれが激しく波打ち、彼女の喉奥に直接快楽の象徴を流し込んだ。
目を白黒させて、強烈な臭いのするそれを大量に流し込まれた彼女は吐き出そうとするが口はまだ大きさを失っていないブラックスミスの逸物で塞がっていた。止めど無く涙を流しながら彼女は無理矢理にでも嚥下しなければならなかった。
ブラックスミスがぶるぶると震えて口を塞いでいたものを取り出す。
「えっ・・・おえっ・・・けほっけほっ。いやぁ・・・いやぁ・・・」
「全部飲んでくれたね・・・ありがとうプリたん」
「終わったならどけろ、またあとでヤらせてやるし。後がつかえてる」
彼女が酷い嘔吐感に苛まれながら顔を上げると目の前にはブラックスミスの代わりにサングラスを掛けたウィザードがいた。
「俺はアイツみたいに乱暴しないから大丈夫だよ・・・ほら」
「んぐ・・・ん・・・」
再び口を塞がれた彼女。
酷い絶望感と失望感。
そして膣口にあてがわれる騎士のそれ。
意味を悟った彼女が必死に抵抗しようとするがオーラのクルセイダーとハンターに押さえ付けられていてどんなに頑張っても足は閉じない。叫ぼうとしても口が塞がれている。
「んー!んー!!」
「んっ・・・はぁぁ・・・初めてだったのか・・・そこの騎士君も甲斐性無しだな」
オーラを放つ騎士は、すでに死んだ魚のような目をした騎士をゴミでも見るような目で見て、再びプリーストを犯すことに集中した。
「んっんっんっんっ・・・」
騎士が腰を打ちつけるたびに口を塞がれたプリーストの喘ぎが漏れる。
血が滲む其処を、彼女の痛みや苦しみなどお構い無しと言った風に騎士は何度も何度も抉った。
流れ出る涙は留まるところを知らない。それは痛みか悲しみか、あるいは両方か。
口内の何倍もの苦しみを持って彼女の体内を犯す下腹のそれは、騎士の欲望の赴くままに何度も何度も打ち付けられる。
騎士は聖衣を更に破り、胸の部分を引き裂いて形の良い両の胸も揉みしだき始めた。
まるで彼女を独占しようとするかのように。
人のモノだった彼女を自分のモノにするのが何かの意味でも有るかのように。
「さすが処女だな・・・良い締まりじゃねえか」
くぐもった声。
限界の近い証なのだろう。
彼女もそれには気付いたが最早抵抗する余力も残されていなかった。
身体を折って胸に吸い付く騎士。
抵抗も出来ずただ刺激をひたすら受けるしかないプリースト。
段々と騎士の動きは速くなり
極度の痛みでプリーストの痛覚は麻痺していく。
「そろそろ・・・イクぞ・・・っ!」
「んん・・・ん・・・ん・・・」
しすれ最奥まで突き入れられた騎士の分身が大きく震え、さきほどのブラックスミスよりも大量の精液を体内にぶちまけた。
騎士はビクビクと射精を続けるそれを彼女の膣内に突き入れたまま恍惚とした表情を浮かべ、言う。
「ギルドの城攻めに出られなかった、が、それくらいの思いは出来そうだな。」
そして再び下卑た笑いを浮かべて拘束された騎士を見て、言った。
「お前らもあとは好きにヤッて良いぞ」
彼女は一瞬大きく目を見開き、自分のされたことの重大さ、これから起こることの陰惨さを思い最後の涙を流した。
だが唯一の救いはその涙が地面にぽたりと落ちる頃には彼女も最愛の男同様コワレていたと言うことだろう。後ろで控えていた城攻メンバーが、マスターがどいた後の彼女の身体に覆い被さっていった。


拘束された騎士は完全に死んだ目をしていたが、彼女の秘所同様握り締めた拳からは爪がグローブを破ったのか止めど無く血が流れ、下生えに吸い込まれていっていた。
276名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/06(水) 23:59 ID:03jHG9V.
以上です。
亀レスですがノビ陵辱の人激しくGJでした(*´Д`)
277名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/07(木) 02:51 ID:7YEvB1j.
文頭に陵辱の注意書きつけてくれっていたっだろ
そうしたら嫌いな人間はNGワードで見ずに済む
萌えは人それぞれだから、鬼畜とかもいいとはおもうけど
苦手な人もいるわけで、考慮してくれな
278名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/07(木) 03:01 ID:HA1E/gX.
>>277
ここはお前さんのためにある場所じゃないぞ?
つーか>>273の1行目読んだか?

>>273-276
ROらしいGv連中の外道加減がナイス。
ホントこのスレって腐敗要素がネタになりやすいですね。
279名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/07(木) 09:39 ID:xN5B27iA
>>278
ま、待ってくれ。BOT放置とかはともかくそのコメントはビミョーじゃないか。
280名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/07(木) 13:22 ID:CyK077qQ
実際そうだろ?
廃とGvを敵視してるの二連じゃあなぁ
281名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/07(木) 20:29 ID:3Gf6bdDE
>278
GvGが腐敗要素だと言ってるなら、
GvGに参加してる人にあやまれ(AA略
282278 :2004/10/07(木) 21:22 ID:NAneqXKk
>>281とか
言葉少なすぎたな。スマン。
Gv全部を腐敗要素って言ってるわけじゃないんだ。
”Gvやってる屑連中”が腐敗要素だって事。
あんな書き方じゃそうは思われないかも知れないけど
褒めてますよ?ホントに。
283名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/07(木) 22:20 ID:ICUlztto
>>276
うわ・・・なんというか・・・思わず自分の体験と重ねてしまった・・・
というのも、場所は違いますがタチの悪いGvギルドの連中に絡まれて、
相方のプリがチャHしないと晒すみたいなWISされて自分は粘着されたりと。

まぁスレ違いの私の話はさておき、このままじゃ二人が可哀そうすぎますよ・゚・(ノдと)・゚・。
読み終えた後でその後の二人の話のプロットなんぞ閃いてしまった訳ですが
(自分の経験じゃないです、念のため)
もし続きが無いなら書いて投下してもよろしいですか?
284名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/07(木) 23:43 ID:3Gf6bdDE
>282
いや、そういうことか。こちらこそすまなかった。

ってか、
>283みたいな話って実際にあるんだね・・。
話の続きがすごい気になる・・。
実際のROの中の話だとそういう連中は無視が一番です。
285名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/08(金) 00:00 ID:rDAE3L4M
>>283
続きとかは特に考えていないので
自分のSSが他の職人様のネタになるのなら嬉しい限りです。
是非是非投下してくださいませ〜
286名無しさん(*´Д`)ハァハァdame :2004/10/08(金) 05:15 ID:TNqfzrvk
>>273
すげえいいです(*´Д`*)
陵辱マンセー
287sage :2004/10/08(金) 12:16 ID:ZOfFz6Zo
486さんの270〜271、のSS、楽しく読ませてもらってたんですけど
最後の方でなぜプリさんにいきなり別れを切り出されるか分からない…。

とりあえず、このスレの最初の方にある前の分を読んでみても??
何か伏線見落としてるんでしょうか、誰か…解説を…_| ̄|○キニナッテネムレナイ
288名無しさん(*´Д`)ハァハァdame :2004/10/08(金) 12:45 ID:V8FPSGN6
続きで明かされるんじゃないのかな。
何となく、原因はストーカー♂騎士っぽいけど…。
289283sage :2004/10/08(金) 18:43 ID:YyioT4Fc
>>284
続きってどちらの続きだろう・・・?
もし私の話であるならば、気が向いたら若干の脚色(苦笑)を加えてSSにするかもしれません。
続編のほうだと・・・ゴメンナサイッ!にならないよう精進いたします。

>>285
許可ありがとうございます。
書きあがったら投下させていただきますので。

ところで、第三者視点とプリ視点、どちらがいいんだろうか・・・。
290名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/09(土) 09:51 ID:FCIV7EDg
流れをぶった切って質問を…
「。」の萌え絵BBSってどこでしたっけ…
昨日お気に入りが消滅してしまいました。
291名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/09(土) 12:32 ID:i92Ron6Q
こうして、このスレではGv参加者は不愉快になるから見ないで下さいという
テンプレが追加されましたとさ。
292名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/09(土) 13:04 ID:.rKcUjG2
>>290
RAGNAROK FAN info

>>291
もうそんな事言ってんのあんただけだよ
293名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/09(土) 14:36 ID:7QqDu.dM
くだらんレスには目を通さない俺の勝ち
294287sage :2004/10/09(土) 14:43 ID:Za6RJVew
ぐぁ、、あげてた_| ̄|○ゴメンナサイゴメンナサイ

>>288さん レスありです。
作者さんコメントで続きはあるかもしれないし、ないかもしれない、
ということなので、どこかに理解できる描写があったのかと…。

やっぱり気になるので486さん続き書いて下さいぷりーずm(_ _)m
295486sage :2004/10/09(土) 20:50 ID:YPtUpnsc
>>287 現在続きを執筆中です。
細部は秘密ですが(ぇー
楽しんでもらえたのであれば幸いです。
296287sage :2004/10/10(日) 04:20 ID:qFf.pJR2
(゚∀゚)!?

続き執筆中ですかっヤターヾ(゚∀゚)ノ゛アリガトー

あまり騒ぐのもなんなので以降は名無しに戻り虎視眈々と続きを待つことにします。
がんばってください〜。
297名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/10(日) 04:33 ID:f5a4uxAs
ここは…
開始数行のうちにエッチに突入しないとダメだったりします?
初作品書いてるんですがどうも前置きがここの作品に比べて長いような気がします

テキスト形式でアップローダにあげた方が良いかもしれませんね
間が長くても読ませる文章ならってのもあるんですが
自信もあまり無いですし、手っ取り早くを求めるきらいがやや強いようで
298139sage :2004/10/10(日) 06:26 ID:tz2dHDPQ
>>297

某ぼくっ娘の作者です。
それを言ったら私のは馬鹿長すぎる事になります(^^;

このスレとか保管庫を見てみると短い始まりのものばかりとも限りませんよ。

と言いつつ明らかに前より長くて修正かけまくってる私です。
>>268で言ってる通りさきに娘さん側が出来上がりそうだ orz


>>287氏&486氏
続きは私も期待済み。剣士さんに幸あれ!ってことで(何ぃ
ついでに

スランプから抜け出せないダメ作家のかず(2/20)

と言う事で


#最近名前を名無し指定のまま投下してた orz
299名無したん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/10(日) 09:08 ID:Sx5rjtxg
別に名無しでもいいんじゃないかな
なんか数字コテつけると嫌がる人が出てくるだろうし
自己主張激しいと嫌がられることが多いからねえ
300名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/10(日) 11:03 ID:f5a4uxAs
あ、文神さまにレス頂いてしまってすいません。
自分の中では139様の文章でも結構早く行為におよんでいると感じるので
はてさて…
今書いているのはびっしり詰めて70行以上はそういった表現がでてきません。
にゅ缶の小説板のほうがむしろ合ってるようなお話なのですが
性的表現もありーので、う〜ん。
とりあえず完成させてから悩むことにします。

P・S
139様の文章読ませて頂きました
転生ネタは今書いている文章の前にちょっとだけ考えたことがあるので
良いヒントにさせてもらいます。
301名無しさん(*´Д`)ハァハァdame :2004/10/10(日) 13:59 ID:Fzd5zfKw
>300

ttp://archer.s1.x-beat.com/main.shtm

どうしても前置きの長さが気になるなら、↑に投下したあと聞いてみるとか・・・・。
結局は作者判断によるんですけど。
.。oO(個人的にはある程度前置きというか説明というか、そんなものが欲しいと思う人)

執筆頑張ってください
302名無しさん(*´Д`)ハァハァ :2004/10/10(日) 18:50 ID:fF2eu2ko
転職したての♀ハイプリを旧オーラキャラで攻めまくる電波がトンデ
キターーー((( ⊂⌒〜⊃*。Д。)-з
303名無しさん(*´Д`)ハァハァdame :2004/10/10(日) 20:37 ID:OxzbXpNE
最近sage忘れ多いぞ、と
304名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/10(日) 21:02 ID:rJTYaRX2
>>261
マジ子がマン○に見えた
305名無したん(*´Д`)ハァハァ :2004/10/11(月) 00:33 ID:6PpcLVho
>>297
速攻エロ無しでもいいが、投下範囲内にエロが入らないで日を改めるというなら、
エロ無し部分は通常の萌え小説スレで良いんじゃないかとは思う。
306名無したん(*´Д`)ハァハァdame :2004/10/11(月) 00:34 ID:6PpcLVho
あ、すまん。
307名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/11(月) 01:18 ID:/kJbo8BU
>>297
気を使う事はない
どうせエロ目当てでハァハァしに着てる香具師らだ
好きなように投稿するが良い
308OoCsage :2004/10/11(月) 18:54 ID:5jnO93Ks
完成させた暁にはHPでも立ち上げて公開することにしました。
とりあえず人に文章を見てもらったことが無い上に、エロティックな表現というものが
全くわからないので、こつのようなものを御指南いただけると幸いです。


夜のにおいがして、僕らの感覚は研ぎ澄まされていった。
秋の透明な風が木々の葉を揺らし、僕らの気配や足音をそっとかき消していた。
風が強いな、と、僕は思った。
時折雲が痩せた月の光を遮るから、いくつか持ってきたランタンに火をつけて、僕らは進む。
言葉を発する者は誰もいなかった。


その小屋はフェイヨン弓手村の一角、ダンジョンに向かう道を右に曲がった突き当たりにある。
小屋の少し手前で、誰が言うでもなくランタンを持っている人は火を消す。
不意に風がやみ、それと同時に音が止まった。
ずっと高鳴っていた心臓の音が一層高まる。
僕らはまるでデザートウルフのように目を血走らせていたのだと思う。
誰かの、生唾を飲み込む込む音すら聞こえてきそうだった。
薄い月が雲に隠れたのを合図に、僕らは小屋の裏側に回りこんだ。
「……ッ…ァ……!…」
僕らは体をビクッとさせ、一瞬硬直した。
木枠の窓ガラスの隙間から聞いたことのない、とても淫靡な声が漏れだしていた。
その声がどういうもので、どういったときにでるのかということを、僕らはまだよく知らなかったけれど、
まるで不思議な力に引き寄せられるように、僕らは窓ガラスの方に向かっていった。
「ッ……アァッ!…んっ……」
声に混じってクチュクチュと、ベト液をかき混ぜたような音、それから高位の聖職者が焚く香のにおいが漂ってきた。
頭がクラッとするのを押さえ、僕らは予め決めたように、1人ずつ台になり順に小屋の中を覗き込んだ。
僕は一番最後だったので、とりあえず窓の下で四つんばいになった。
「ンッ!ッ〜…やっ……ふぁっ…アァッ!」
ピチャピチャという音と、肉がこすれあう音、それに頭の中に直接入ってくるような甘美な声で、僕は上に乗っている人の重たさすら忘れていた。
顔だけでなく全身がすごく熱くなって行くのを感じた。
鼓動にあわせて、下腹部のあれがビクビクと脈をうっていた。
子供には刺激が強すぎたのだろう。
僕らのローテーションは思いの外早く、最後の僕にもすぐに順番が回ってきた。
風は相変わらずやんでいて、細い月がほんのわずかばかり雲の間から青い光を溢しているだけだった。
最初に僕の視界に入ってきたものは、木の床に四つんばいになっている女プリーストと、
覆い被さるように後ろから彼女と体をあわせ、小刻みに動いている男だった。
彼女は法衣のスリット部分を横にずらしているだけのようで、それがかえって薄暗い中で彼女の白い太ももやおしりを引き立てていた。
「ひぁ!……ッ〜…ぁ…ぁぁ…ンッ…ンンンッ!」
鼻にかかる甲高い声が、チリチリと僕の脳を焦がし、口の中をカラカラにする。
日中みる彼女の凛とした雰囲気はそこには無く、長い黒髪もだらりと床に広がり、闇に溶けているようだった。
「あっ!?そこっ…ッ…メッ…ゥッ……ンアァああンッ…やぁぁ…」
粘りけのある水音が、彼女と男の合わさっている部分から断続的に湧き出ている。
男の動きが速くなり、それに合わせて彼女の声も高く上り詰めていく。
彼女のおしりがリズミカルに揺れ、肉のぶつかり合う音が速くなっていった。
床に突いていた2本の肘は力なく崩れ、彼女は肩で上半身を支えながら、イヤイヤをするように頭を激しく振る。
男は彼女に覆い被さるようにして、あいている手で彼女の法衣の上から胸を乱暴に掴む。
「ツッ!!…ダッ……メェエエェ!…ンッ!!」
不意に男が止まったかと思うと、僕の手首ほどもあろうかという太い棒が、クチャッという音とともに彼女の中から抜き出された。
彼女と男の間にツッと銀色の糸が橋を作る。
男は彼女の肩に手をかけ彼女の顔に向けて股間を近づけると、そのまま背をのけぞらして小さく震えていた。
こっちに向けられた彼女の下半身は、力なく両の足が開かれ、その付け根にはいつの間に出てきたのだろうか、月の光が反射し、とても淫らに光っていた。
彼女は片手を男の臀部に手を這わせ、もう片方の手で彼女のいやらしい部分をゆっくりと擦る。
淡い月の光に映し出された法衣は乱れ、深い紫色と透明な彼女の肌のコントラストが、酷く生々しかった。
現実離れした光景を目にしたせいか、背中をゾクリとした感覚が走った。


月が出てきてしまったことに気づいて、あわてて台から降り、そのまま僕らは逃げるように町に散っていった。
309OoCsage :2004/10/11(月) 19:00 ID:5jnO93Ks
投稿したのは導入の一部分ですが、やはり息づかいが足りないのと
このプリーストさんがどういった人なのか説明が無いことにはキませんか。
それと、書式もテキストファイルにべた書きなので、どういった形式が
適切なのか、手間がないのか、読みやすいのかといったところも
教えて頂けると喜びます。
310名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/12(火) 01:54 ID:LuPcHIgA
>>308
十分キました(*´д`)
会話の前後を1行あけると、読みやすさがupするかも。
311名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/12(火) 03:09 ID:Cqbdu9SA
駄文でちょっと借ります


『お礼に、ご奉仕させてください』
エルダーウィローを自慢のクレイモアで斬り捨てていたとき目に入った光景。
何匹ものエルダに囲まれ、ヒールで耐えながらも、今にも倒れそうになっている女アコライト。
颯爽とこれまた自慢のボウリングバッシュで残らず吹き飛ばして助けた後。
危ないアコを助けて、お礼の言葉を貰って、励ましの言葉と共に分かれるはずの、普通に考えればそれだけのシチュエーション。
しかし、一通りのお礼と共に男騎士にかけられた言葉はソレだった。
『意味くらいわかってます。させてください・・・お願いします』
男は、少女の無垢な微笑みに、断れなかった。それを許してしまった。
かくして――

「ん・・・・あむ」
ぴちゃ・・・
亀頭にぬめらかな舌が這う。小さくも柔らかく、暖かな感触は思わず身震いしてしまうほど。
おおよそ夢のような光景がそこにはあった。まだ幼げな容姿のアコライトが、ひざまづき、男の象徴に口付けている。
聖職にあるものを示す白いケープの裾を揺らしながら、愛おしそうな表情で奉仕する少女。
そのいかにもな背徳感、目の前で繰り広げられる淫猥なおこないに、男のソレはすでに痛いほどにそそり立っていた。
「うは・・ぁ・・おk・・・」
騎士装束に身を包んだ男は思わずうめき声をあげてしまう。
拙い刺激。ぎこちない動き。それでも男を欲情させてあまりある快感がそこにはあった。
びくり、びくりと勝手に腰が反応してしまう。少女の淫猥な口元から目が離せない。
「ぷぁ・・・ろうれふか?きもひいいれふか?」
舌使いをやめぬまま、アコライトの少女が上目遣いに男の顔を覗き込んでくる。
うっすら朱色に染まった頬と、どことなく潤んだような瞳が、なんともいやらしい。
「うは・・・・w・・・おkkw;;;」
騎士の男はそうとしか答えられない。首をゆっくりと縦に振りながらも、与えられる快感に流されそうになる。
自らの醜い男性自身に清らかな少女が奉仕する。その光景はあまりにも刺激的過ぎた。
「んちゅ・・・うれひいれす・・・もっと・・・んむ」
「うは・・・・・っ!」
決して大きいわけではない少女の口に、決して小さくは無い肉棒が飲み込まれていく。
熱く、ぬめついた感触が亀頭からカリまで広がっていくのが感じられて、思わず身震いがする。
「ふ・・・んっ・・・おおひ・・・ぃ」
ぷちゅ・・・ちゅっ・・・くぷ。
カリまで口に含んだところで、ゆっくりと頭が動き、かわいい唇がそれを優しくしごきはじめた。
どうやら幼げな少女にはそこまでが限界らしい。とろんとした瞳でそれを見つめながらの、浅いフェラチオ。
「おkkkk・・w・・・・・うは・・・うはぁ・・・」
だが、騎士の男にはそれだけでも十分だった。
聖職者の、しかも幼さの残る女の子に、淫らな奉仕を受けているという実感そのものが快楽となって、全身に流れ込んでくる。
本当はイケナイはずの行為。そんな普通の事がどうでもよくなるほど、気持ちいい。
「んむぅ・・・こうひゅると・・・もっといいんれふよね?」
カリをしごきあげながら、口の中で舌をもぞもぞと蠢かしはじめる少女。
その動きに敏感な裏スジが刺激され・・・暖かな口内に含まれた欲の塊がおもわずびくん、びくんと跳ね回った。
「ひゃふ・・・あばれひぇう・・・きもひいいんれふね・・・」
「う・・・はっ・・・。・・・おk・・おkk」
ざらついた舌先が敏感な場所を擦るたび、とろけるような気持ちよさが腰から背筋に走る。
足ががくがく震えて、いまにも膝が落ちそうになる。
「ぁふ・・・もっほひてあひぇまひゅね・・・んふぅむ」
ぴちゅぅ・・・ちゅぷっ。・・ちうっ、じゅぷっ。
ふわふわりと髪がゆれて、女の子の甘い香りが鼻の奥にとどく。頭の芯がぼうっとなってくらくらする。
312名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/12(火) 03:09 ID:Cqbdu9SA
とろけた瞳で、騎士に快感を与えようと唇と舌で一心に奉仕し続ける少女の口元から、つぅっと涎が零れ落ちた。
にゅちゅっ・・・ぐぷっ・・・にちゃっ。
男のモノから分泌されたものと、幼いアコライトの唾液が混ざり合い、やらしい水音が立つ。
耳と目。両方の刺激に、どんどん感情が高ぶり、男の肉棒が限界まで張り詰めていく。
「んむ・・・・もっとおおひく。。。んむぅっ!」
「うは・・・・ごめむり・・・みす・・・」
男はたまらずアコライトの頭に手を添えて腰を動かし始めた。より大きな、粘り気のある音があたりに響き始める。
小さな幼い口の奥まで熱い欲望が侵入し、蹂躙していく。まるで少女を犯しているかのような感覚に心の芯まで痺れていく。
「んぐっ・・・!んむっ・・・ぅ。んんぅぅぅー・・・っ!」
じゅぶ、ちゅぷ・・・にゅぐっ、ぷちゅっ、じゅぷ、じゅぽ、ちゅぽっ・・・
激しく喉の奥まで衝かれ、目の端に涙を浮かべながら、それでも舌を必死に蠢かして感じさせようとしてくれる。
その健気な感触に騎士のモノも頂きへ上り詰めていく。腰の奥から熱い塊が一気にせりあがる。
「うは・・・もう・・・無理・・・むり、サポ・・・シ・・・っうぇ」
ふるふると男の腰が震え、本当の限界を少女に知らせた。
「んーっ・・・らひて。。いっふぁぃっ」
「うは・・・・・・っ!おっ・・・kkkkkkk・・・っ!」
最後の一突きを少女の口に送り込み・・・・灼熱の欲望が喉の奥で弾けた。
どぷっ・・・どく、どくんっ!
張り詰めたペニスから、幼い口元から溢れ出すほど、大量の精が解き放たれる。
びゅくぅっ!どぷっ!どぷうっ!!
「ん、んーーっ・・・!・・・ごく・・んくっ・・・・んくん・・・っ」
少女は喉に受けた白い濁流を一心に飲み干していく。
飲み干せず、口元からあふれ出た男の精液が、聖職者の証を、えんじの衣服を、醜く、淫らに汚していく。
「んく・・・んぐ。・・・けほっ、けほっ!ぷあっ・・・はぁ・・ぁ。」
アコライトの少女は、少しむせた様に騎士のモノから口をはなした。
口に放たれきれなかった分の熱いものが、容赦なく幼いその顔に浴びせられていく。
顔じゅうにべっとりと男の欲望がまとわりつかせ、惚けた瞳で打ち震える肉棒を見つめる幼い聖職者の姿はとても淫靡だった。
「うは・・・ご、ごめ・・・ミス・・・みす・・・」
官能的なその光景と、汚してしまった背徳感に思わず謝罪の言葉が男の口をついて出る。
少女はそんな騎士男の様子ににこりと微笑むと、顔や衣服にこぼれた精液を指ですくい、ぺろりと、それを舐めとって。
「気持ちよかったんですね・・・・。こんなに出してくれて・・・嬉しいです」
まるで味わうように舌の上で転がし、飲み下すと、アコライトの女の子は再び男の男性器に手を添えると、そっと鈴口に口付けた。
「それに・・・さかげのおにーさんの。とってもおいしかったです・・・おつゆもせーしも」
いったばかりのものは、突然の敏感にびくびくと打ち震える。
「さかげのおにーさん・・・私ちょっと気に入っちゃいました」
ちゅぅ・・・ちゅぱっ・・・ちゅっ。
残った精液をすするように、尿道に吸い付き、周りについた分まで舐めとっていく。
ねっとりと、さっきよりも大胆な舌の動きがサオに、カリに、亀頭に、絡みついてくる。
「うは・・・あっ!」
いった後すぐの刺激と、予想以上の行為に、一度萎えた逆毛騎士のモノはすぐさま硬さを取り戻していく。
その様子を見た少女は嬉しそうに目を細めると、少女は開いた手で、長いスカートの裾を、すっとめくり上げ、
「・・・私にも、もっと白ぽ・・・くれませんか?今度は・・・こっちに・・・♪」
その奥の純白の下着をあらわにさせて、上目遣いに微笑んだ。
下着にうっすらと染みを滲ませる少女の表情には、すでに先ほどまでの幼さは微塵も無く、妖艶な女の色が浮かんでいた。
313名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/12(火) 10:23 ID:qV.xQYUI
>>311

うはwwwwwwwwwwwおkwwwwwwwwwwwっうぇ
314名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/12(火) 11:48 ID:jq6ZzObk
アコタンえろすぎwwwwwww修正されるねwwwっうwwwwwww
315名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/12(火) 15:50 ID:y3w6hWzc
アコたんは萌えるけど男のせいで激しく萎えた(;´Д`)
普通は「おっ・・・・kkkkkkkk・・・っ!」
なんていわないだろ。漏れもチャHしたりしてる身だからわかるが
大抵の人は気分萎えるぞ、いくらRPとはいってもな・・w
316名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/12(火) 15:59 ID:d6Ky4.r.
萎えたなら去れよ
317名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/12(火) 16:53 ID:BuI46lHE
騎士の言葉以外はGJかと。

きっと作者は逆毛が好きなんだよ!
318名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/12(火) 17:45 ID:3htF2cbE
お前ら逆毛プレイを楽しめよ。
319名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/12(火) 17:55 ID:I5q6L7U2
そこを笑えないと真の逆毛への道は遠い
320名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/12(火) 17:56 ID:3htF2cbE
む、途中で送信しちまった。

これ、騎士が普通の男と同じ反応だったら、淫乱アコがフェラするだけの話だ。
けど、文章自体は普通にエロ小説として描きながら、逆毛騎士だけはずっと逆毛語で
喋ってるというところに、この作品の肝があるんじゃないか。
このナンセンスさが良いのではないのかね?


っていうかね、

>普通は「おっ・・・・kkkkkkkk・・・っ!」
>なんていわないだろ。

創作物に対してこれ言っちゃダメだろ。
これ言っちゃうと、うpされてるSSの大半は、普通は「〜〜〜」なんて言わないだろ、
こんなことやらないだろ、で終わるんだが……。
321名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/12(火) 18:12 ID:YqDEdNpo
俺は逆毛好きだからゴッグだったけど…。
一度でいいからこういうプレイしてみたいなぁ。
322名無したん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/12(火) 18:55 ID:L6eKM0cA
棋士 : うはwwwwwwwwうはwwwwwww
プ利 : もっと腰振れよwwwwwww駄目棋士wwwwwwww
棋士 : うはwwwwwwもうwwwwwwwイクwwwwwwwラちゃんwwwww
プ利 : はやwwwwww
棋士 : 中でwwwイクwwwwwwwwラちゃんの母wwwwwwっうぇ
プ利 : 中はwwwwwwwwwwwwダメwwwだってwwwwwwwwミスwwwwミスwww
棋士 : 無理wwwwサポシwwwwwもうでるwwwwwでるでるでうrwwwwwwww
プ利 : うはwwwwwwwwwマジで中に出しやがったwwwwwww氏ねwwwっうぇ
棋士 : ソーリーwwwwwソーリーwwwwヒゲソーリーwwwwwwwうはwっうはwwっうぇ


こんなんですか!?わかりません!

すまんorz
323名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/12(火) 19:46 ID:GVBL1LKo
                 ̄ ̄ ̄ ̄-----________ \ | /  -- ̄
      ---------------------------------  。 ←>>322
           _______----------- ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                     ∧ ∧    / / |  \   イ
                    (   )  /  ./  |    \ /
                 _ /    )/   /  |     /|
                 ぅ/ /   //    /   |    / .|
                ノ  ,/   /'    /    |│ /|
 _____      ,./ //    |     /   .─┼─ |
(_____二二二二)  ノ ( (.  |つ  ./ ┼┐─┼─
              ^^^'  ヽ, |  |   /.  ││

許してなどやらん!
324名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/12(火) 19:48 ID:q1wTt/7g
やべ>>322に激しくうけた
325名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/12(火) 20:12 ID:cKxTMoXA
腹が捩れそうGJGJ
326名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/12(火) 20:13 ID:lLK8eVOk
>>311
>>322
うはwwwwwwwwwwGJwwwwwwwwwうぇ
327名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/12(火) 21:16 ID:V8YgoC8o
>無理・・・むり、サポ・・・シ・・・っうぇ

wwwwww吹いたwwwwwwwwwwwwww
うはwwwww修正されないねwwwwwwwwwwww
328名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/12(火) 23:58 ID:0LIcLRUw
知らせがないのはよい知らせ、というのは殊、この掲示板においては真逆ですね(苦笑
勉強勉強です。

>310
キて頂けましたか(笑
どういう感覚なのかいまいちよくわかってないのでさらなる研究が必要です。
官能小説でも読めば良いのだろうか…
せりふの前後に一行あけは、次からやってみたいと思います。
どうもありがとうございました。
329名無したん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/13(水) 01:24 ID:1SzUJKRI
俺も何か書いてみようと思った。
前フリで5KB超えた上に前フリの部分で書きたい部分書き切っちゃって( ´∀`)スキーリ

飽きずに一本書ききれる人が羨ましいっす。
330202sage :2004/10/13(水) 04:29 ID:VZ64blZE
>329
ここに投下させて頂いてる一人ですが、かなーり飽きっぽい方ですよ(´¬`)
構想だけで終わってるのが数本、前振り十数行で終わってるのも数本。

書き始めた日のうちに書き終わるのは余程電波が強い時かもしれません(;´∀`)
331名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/13(水) 04:30 ID:VZ64blZE
名前残ってた _| ̄|○|||
332名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/13(水) 05:42 ID:V8jw/jBg
>329

>>330同様投下させてもらってる者です
私の場合今現在はのんびり、時々お酒飲みながら書いてます。
(お酒飲まないとエチシーンの時恥ずかしくて暴走しきれないときが)
長くかかるときもありますしそこら辺はじっくりって感じでしょうか?

ってことで続き書いてきます
333名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/13(水) 05:54 ID:Y6IbWfXU
>>322
何てことしやがる。スレ間違ったかと思ったじゃねえか!!

面白すぎだwwwwっうぇwwwwwww
334名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/13(水) 09:51 ID:nfXDXG7o
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
335名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/13(水) 13:41 ID:DuP3dfTg
>329
結構前に投下してたけど、同じく酒入れながらでしたね
理由も同じ・・・
今は医者に禁酒令貰ってるので投下できないのがくやしいのですが
336283sage :2004/10/13(水) 18:40 ID:xjSRf5qw
えーと、余り待たせるのも原作者様に悪いかなと思い、
なおかつ皆様に意見をいただきたく思い書き込ませていただきます。
今現在投下できる部分は濡れ場手前のいわば前フリまでですが…
そこまで投下して前後に分けるか、書きあげてから一気に投下するか。
遅筆なので、皆様の意見をお聞きしたいと思った次第です。
ある程度レスいただいて判断させて頂きます。
無駄レス申し訳ありませんでした。

>311
蝶笑わせていただきました。
続きwwwwww希望wwwwwっうぇwwww
337311sage :2004/10/13(水) 23:09 ID:4L.BMjDg
まさかここまで反応があるとわorz
笑ってくれた方ありがとうございました。

これ元々2chのスレに持ってくために、ネタとして創ったものなのでこんなんです。
続きも考えたのですが・・・いらなかったので。

というか変なもの読ませてほんっっとゴメン。_| ̄|○
338名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/14(木) 13:51 ID:TcNGjZoE
ごめん、普通に笑えなかった
339名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/14(木) 17:49 ID:Pp5R1Ujo
いちいち言わんでいいっての
340名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/14(木) 17:51 ID:tE5jFCfo
>338
批評と非難は全くの別物だぜベイベー
341名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/14(木) 17:52 ID:tE5jFCfo
Σ
まさかこの時間差をおいてケコーンするとは(*ノノ)
342名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/14(木) 18:22 ID:8nNaNL4I
まて、339-340.338は 「普通に」 笑えなかったと言っている。
そして話題の331の作品とと合わせるに答えは一つ!

331「うはwwwおkwwww禿ワロチ」

ΩΩΩ<な、なんだtt

(331よ、ネタにしてスマソ。でも、好き嫌いで受け付けないものはスルー汁)
3438sage :2004/10/15(金) 13:25 ID:pjg0KO6k
物陰|・ω・)先生、構成段階で停止してる小説があるのですが
     完成したら投下して良いんですか?(注:逆毛系ではありません。
344どこかの8sage :2004/10/15(金) 13:25 ID:pjg0KO6k
_| ̄|○<・・・これからこう名乗ります
345名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/15(金) 14:18 ID:Tr02aJ2I
(・∀・)期待してるでありますニヨ
346名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/15(金) 16:00 ID:u/eLs9Lk
>>342
ワロタ。
347名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/15(金) 18:40 ID:U4FOyshU
>>343
逆毛系だろうがなんだろうが許可なんて必要ないから投下すればいい
それからウザ数字コテにならないように注意
348486sage :2004/10/15(金) 21:16 ID:jrKxPi5U
知り合い多数から熱烈な希望があったため剣士が転職します(何
もちろん騎士に。
349343sage :2004/10/15(金) 22:49 ID:pjg0KO6k
長い気がしたのでえろだに投下してきますた。
350名無しさん(*´Д`)ハァハァdame :2004/10/16(土) 10:18 ID:nMJVbnHI
駄文投下ー

――くちゅっ・・・ぐちゅ・・・ぐちゅ・・・
何時間たっただろうか・・・目の前に居る裸のハイプリーストが
ずっと俺らのモノを咥えて色んな穴でしごきあげている・・・
「ねぇっ・・・もっとっ・・・精液っちょうだいぃっ・・・」
目の前のハイプリが俺(アサ)のものを口でしごきながら
WIZのものを自分の秘所でしごき、そしてBSのものをケツの穴でしごいている
そう・・・この異常な宴は8時間以上前に遡る・・・


臨)90台支援職募集。現在)アサ,BS,WIZ
プロンテラ南の、臨時募集エリアにて俺らは出会った。
「なぁアサさん、いい加減支援なんてこないんじゃないのか?」
いい加減痺れを切らしたBSがそう言った
「ぉぃぉぃ・・・まだ20分しか経ってねぇぞ?
そんなに時間立ってないんだから少しは我慢しろよw」
WIZがそうBSをなだめていると一人の支援が入ってきた
「こん〜Lv90になったばかりのハイプリですがよろしいでしょうかー?」
――ぇ・・・?ハイプリで90だと・・?ありえない・・・そんなつい最近から
プリーストや一般の職業が究極に達すると一度ノビに還るという、
そしてもう一度その職業になれば物凄い経験を積んだ二次職になれるそうだ・・・
だが、その修行も相当辛く、一般の二次より二倍、三倍、とかかるらしい・・
だがそれより効率だ、OKするしかない・・・
「別にOKですよー^^僕らは少し経験が浅いから普通の二次ですけど^^;」
そう言い楽しそうな臨時になると思った矢先に・・・
「え・・?まだ、そんな弱いの・・?普通の二次なんて・・雑魚じゃない・・・」
ハイプリーストがそう言ったおかげで口喧嘩が起こった。
「―・・・そんなに雑魚だって言うなら一度Pvで戦ってみればいいじゃないかw俺らとw」
BSがふとそんなことを言った。
そしたらハイプリが・・・「判りました、あなたたちは私を倒せないでしょう^^。」
そして舞台は・・PvPヨヨモード無制限へ・・・

「バジリカッ!」
高位二次職であるハイプリ限定の技、一定の範囲内において自分に害のあるものは
近寄らせないというものである。
「そうそう、俺、ダチから聞いたんだよ。唯一バジリカの欠点をな?」
そういい俺らにWISをしてきた。そう、とても良い案のような気がした。
「―すれば、バジリカは効果を発揮しないんだよw」
そう言ってきた。
「なんですかっ?かかってこないならっあなた達の負けですよ?!」
ハイプリーストは苦し紛れに言う
そして、皆でバジリカの範囲内ぎりぎりにより。
あれを曝け出した。
そう、女であるハイプリは「女である。」という体の認識があり、
セックスすること、そう、生殖活動は人間には必須科目である。
それは体が認識しないのでバジリカは利かないのだ。
そして俺らはゆっくりとハイプリに近づいていき。
「きゃっ!?!なんでっ!?入ってこれっ?!」
そう言っている最中にBSが自分のものを咥えさせ
俺は手早く下着を切り濡れていないまま自分のものをぶちこんだ。
「いっつぅん!?なっにをっ?!」
ハイプリは言葉を発そうとするがBSが口の中を突いてきていえない。
「はっ、既に打ち合わせしていてなっ・・・俺のモノはクワドロプルサイレンスのカード効果が付属されているんだっ!」
強引に口にあれを押し込む
そして、俺のはトリプルクリティカルである・・・
WIZのはよくは知らないがトリプルブラッディのようだ
そして三人でハイプリを可愛がっている、そう、この最早精液奴隷になったハイプリを・・・・・。

駄文すまそ・・・出来れば感想よろろ・・・
351名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/17(日) 00:19 ID:QOS8Irws
わかりにくかった
352名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/17(日) 00:34 ID:6YZAy91I
>>350
顔文字つけるのは文章では変、かなぁ…。
あとバジリカを無効化する設定もいまいちわかりにくい気が。
353名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/17(日) 00:57 ID:ez..2ZR2
>350
ただこうゆう場での顔文字は挿絵代わりになって、俺にはいい感じがするんだが
354名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/17(日) 01:16 ID:/i5sMItM
>353
挿絵がなければ読者に伝わらない文章を、果たして小説と呼べるのか。
特異な用語が多く含まれるROの場合、純粋な小説とは言えないかもしれないが、
ゲームの雰囲気を忠実に再現する為の手法としての顔文字の使用は、有効だとは思う。
けれど、350氏の作品はそこまで徹底しているようには見えない。

失礼ながら、350氏はまだ文章を書き慣れていないように思えるので、
安易な顔文字に頼らず、そのニュアンスを自分の言葉で表現してみてはどうか。

後は瑣末なことだけれど、彼らのあれにはカードを挿す穴があるのか、
或いは湿布のように直接貼り付けてあるのか…ちょっと想像してしまった。
355名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/17(日) 01:41 ID:GrilPsn2
>354
同じ事を想像した奴の数(2/20)
356名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/17(日) 02:35 ID:HRWQUEkw
えぇっと…空気も読まず投稿します。
長文で申し訳ないことをあらかじめ断っておきます_| ̄|○
一応えろだのほうにも前回の話を含めUPしておきます。
感想とか罵倒とか誤字脱字とかいただけるとありがたいです。
ちなみにあらすじは♀プリオナニー(放尿したり)を覗いた少年アコ。
相手にばれて逃げるも捕まり、♀プリの前で強制オナニー。
んで、♀プリにぶっかけてるも脅されて自分で出した液を舐め取り
させられて、♀プリをクンニとかしていかせる。最後はすまたで終わり。
こんなカンジなのでやばそうなシチュがある方は避けていただけると
ありがたいです。こんな変なフェチシチュ好きなヒトのほうが
稀だとは思いますが…_| ̄|○
それではご賞味ください。
357名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/17(日) 02:39 ID:HRWQUEkw
「ん〜………」
「やっぱプリーストになるって大変だなぁー」
アコライトの少年は野原に寝転がりながら青い空を眺めそんな独り言を
つぶやいた。
最近は沢山のモンスターを倒さなければ強くならなくなってきた。
そしてモンスターを倒すには沢山精神力も使う。
体力はヒールで回復できても精神力の疲労は休まなければ回復しない。
そんなことで野原で休憩しつつ考え事をしていた。
「今頃ケミ娘さんは何してるんだろうなぁ〜?」
胸に下げたロザリオを手に握り考える。
少年にこのロザリオをプレゼントしてくれた少女のことを。
「あのときはお礼もいえなかったしなぁ」
「…元気だといいなぁ」

と、そんなことをあれこれ考えていると不意に後方でガサガサっと
草をかき分けるような物音がした。
「っ!なにかいる?」
がばっと起き上がり休憩から一気に警戒態勢に入る。
後方には林と少し背の高い草が茂って見通しがよくなかった。
背の高い草に身を隠し相手の気配を慎重にうかがう。
「(…モンスターか?それとも人かな?)」
「(こんな時間にこんな辺境のフィールドで自分以外の人間と出会うかな?)」
「(けどモンスターにしては動きがおかしいなぁ…)」
頭の中でいろいろ考えるが今ひとつ答えが出ない…
そんなときだった草の隙間から相手が見えた。
高い草のお陰か位置的に相手からは自分は見えないけど、自分からは相手が
丸見えのそんな好条件の状態だった。
「(あ、女のプリーストさんだ)」
少年の目にスタイルのいい女のプリーストが写る。
少女と女性の間くらいの「お姉さん」というカンジのプリーストだった。
「(ふぅ…モンスターじゃないなら安心だなぁ)」
そんな風に気軽に構え再び休憩に戻ろうとしたが、目の前のプリーストの
様子が気になった。わざわざこんな辺境に何の用だろうか?
「(なにしてるんだろう…?)」
そのプリーストはなにかそわそわしつつ周辺をうかがっている様子だった。
そして誰もいないことがわかるとしゃがみこみ、女プリーストは特徴的な
スリットの入った長いスカートのような布をめくり股間を丸出しにした。
「(えっ!?ど、どういうこと?)」
その様子を草の茂みからうかがってる少年は思いもよらないプリーストの
行動に驚いた。
さらに驚いたのは目の前の女プリーストは下着を着けてなかったのだ。
少年の目は思わずその股間に釘付けになった…外見とは裏腹に思ったよりも
濃い陰毛…そして既に愛液と思われる液体で濡れていた…
「んふぅ…やだ…もうこんなになってる」
ぐちょぐちょ濡れた陰部に視線と指を持っていったプリーストはそう
つぶやく…ほんのり頬を染めて。
「(…な、なんで?)」
「(最初は用を足すのかと思ったけど…明らかに様子が違う…)」
そんなことが少年の頭をめぐってる間にもプリーストは陰部に持っていた
指を動かしていた。
「あん…が、我慢できない…もう、我慢できない…」
「ん〜っ…き、キモチいい…ハァハァ…」
愛液でべっとり濡れた指でぷっくりと膨らんだクリトリスをいじくる。
すると全身に電気が走るような快楽が駆け抜ける。
「あぁ〜…いいー…いいのぉ〜」
「おまめがジンジンしていぃ…いいわぁ…」
熱っぽい吐息で歓喜の声を出しながら快楽を貪る。
見た目のプリーストの清楚さからは想像がつかないほどに…
クリトリスをころころ転がしながらさらに愛液を垂らし続ける。
愛液は股から太ももまで垂れている。
「はぁ…はぁ…いいわ…キモチいいわ…」
「あ、アソコが疼いて……入れたい…入れたい…」
うわ言のようにそう言うとべちょべちょになっている恥丘の奥に今度は指を
1本突っ込んだ。
「んんっ!」
指を入れると体はゾクリと跳ね「あぁーいぃ…」と喜びの声を上げた。
そしてその穴に入れた指をゆっくりと動かしだす。
穴からはぐちょぐちょと粘り気のある音が響いてきた。
「もっと…もっとぉ…」
そういうと徐々に指の数を増やしていった。
胸に目をやると下着を着けていないのか乳首が浮き上がっていた。
プリーストはその乳首が浮き上がった胸を、穴に指を2本入れたところで
服の上から乱暴に揉み始めた。
「はぁはぁ…こんな外で激しく手淫なんて…」
「誰かに乱暴されているみたいで…んんっ…いぃ……いいわぁ」
まるで自分に催眠をかけるかの様に妄想をつぶやく。
そして3本入れたところで限界が来たのか手の動きを激しくストロークさせた。
「ああぁっダメっ…もう、もうイっちゃうっイっちゃうわっ!」
周りに誰もいないと思っているプリーストは大声で喘ぐ。
「わ、わたし、こんな、こんな外でイっちゃうっ!」
「イっ、っ…イっくぅぅっ!!」
プリーストが絶頂の声を上げるとしゃがみこんだ体がびくびくっと跳ねる。
そして力が抜け体が後ろに倒れペタンとしりもちをつく。
すると別のところも力が抜けたのか股間からしゃぁぁぁっと黄色い液体が
流れ出す。
「あぁ…あ…で、でちゃった…」
「外でイっちゃって…おしっこ………で、でてる…キモチイイ…」
イった余韻を残したぼーっとした表情で自分の行為をつぶやいた…
その間もプリーストの股間からはしょろしょろと音を立てて小水が流れ出す。
358名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/17(日) 02:41 ID:HRWQUEkw
「(あぁ…イっちゃって、おしっこまで出しちゃったよ…)」
「(す、凄かった…)」
少年はプリーストの行為の一部始終を見て股間を熱くしていた。
「(け、けど、このまま気付かれないまま…逃げないと…)」
さすがにこの状況はまずいのでその場を離れようと体を動かした。
するとうっかりそばの草に触れてしまい「がさっ」と音を立ててしまった。
「(しまった!)」
少年は心の中でそう思ったが既に相手には気付かれてしまった。
放心していたプリーストはすぐに立ち上がり叫ぶ。
「だれっ!」
警戒心を丸出しにしてプリーストは歩き出し少年の方に向かってきた。
「(やばっ…)」
「(もう、一気に逃げ出すしかない…今ならまだぎりぎり距離がある…)」
「(全力で逃げれば逃げ切れる…っ)」
近寄ってくるプリーストとの距離をそう判断した少年はがばっと起き上がり
一気に走り出す。
「あっそこのアコライト、こら待ちなさいっ!」
後姿でアコライトとわかったのか後方でプリーストが声をかけるが無視して、一心不乱で走る。
「(このまま捕まったらただの覗きとして自警団に突き出されちゃう…(;;))」
心中穏やかではない少年は全力で逃げる。
最初の予想通り追いかけてくるプリーストとの距離はぎりぎりのところで
縮まらなかった。
「(このままいけるっ!)」
「こぉらぁっ!待ちなさいって言ってるのよっ!!」
そうプリーストが後ろで叫んだのと同時だった。
ぶぉんと鈍く風を切る音がしたかと思ったら
どごぉ!と横っ腹に鈍い痛みが走りその場に倒れる。
「げはっ…」
「(な、何が起こったの…?)」
自体が飲み込めない倒れうずくまる少年の前に仁王立ちの女プリーストが
立ちはだかる。
先ほどの痴態を見せていたプリーストとは思えないほど凛とした表情で。
そして明らかに怒気を含んだ声でつぶやいた。
「…チェックメイトね」
少年は立ちはだかるプリーストを目の前に観念した。
仁王立ちのプリーストの手には槍の様にとても長いメイスが握られていた。
先ほどの一撃、このメイスによるものだろう。
以前、聖職者の仲間に聞いたことがあった。世の中には槍のような
遠距離攻撃が出来るという珍しいメイスがあると。
そしてこのような武器を扱えるということはそれ相応の強さの人間だ。
この射程ではアコライトの少年に勝機はなくもう逃げられない…
「す、すみません…その、覗くつもりは無かったんです…」
「身を潜ませていたら出るに出られなくて…」
少年は素直に謝る。
「…覗く?…っまさか…さっきの…」
プリーストがそういうとこくんと少年はうなずいた。
そして顔を真っ赤にしてプリーストはさらに尋ねた。
「ど、どこから…どこまで見てたの?」
「その…最初から…最後まで…」
そう少年が素直に答えると、プリーストはほほを赤らめて、さらに怒った
口調でののしる。
「この覗きの変態アコライトがっ!」
プリーストが叫び座ったままの少年に蹴りを加える。
どかっばきっと音を響かせ何発か蹴りを入れた。
そして何発か蹴りこんで息を切らせながらこんなことを言い出した。
「はーはー…このままじゃわたしの気が収まらないわ。あなたにも
してもらおうかしら?」
「は?」
ところどころ蹴られて汚れた少年は聞き返す。
「わたしの見ていたんでしょ?変態アコライト君。」
「わたしがしていたのとおんなじことをしなさいって言ってるのよ?」
少年は一気に顔を赤らめる。
「そ、そんなの…む…」
そう言いかけた瞬間、プリーストは少年を追い詰める一言を放つ。
「…しないならあなたを自警団に突き出すわよ?」
少年の顔は一気に青ざめ冷え切る。
突き出されたらプリーストになるどころの話じゃない。アコライトも
失格になる。たとえ覗きが故意じゃないとはいえ覗いてしまったことは事実だ。
言い訳は出来ない。
「…置かれた状況がわかって?」
「あなたに選択の余地はないのよ、わたしの言うとおりにしてもらおうかしら。」
「なに、別にあなたがわたしと同じことをすればおあいこだもの、わたしは満足よ。
自警団には突き出さないわ」
「なによりわたしの強さ、さっきので理解したでしょ?絶対に逃げることは出来ないわ。」
「ほらどうする?…ふふっ」
完全に追い詰められてしまった少年はうなづくしかなくなってしまった。
今、プリーストへの道を失うことは出来ない。失えばあのロザリオをくれた少女に顔向けできない。
自分がプリーストを目指していると知って彼女はコレをプレゼントしてくれたのだから。
「…はぃ…わかりました…」
うなだれ小さい声で少年は返事をした。
「いい子ね…そういう素直な子、おねーさんはスキよ」
プリーストは勝ち誇った表情で少年を見下ろした。
「じゃぁ、自分で脱いでもらおうかしら?」
359名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/17(日) 02:43 ID:HRWQUEkw
そういわれた少年は立ち上がり、顔を赤らめもじもじしながらまずズボンを脱いだ。
「はい、次はそのおパンツも」
ニンマリと笑ったプリーストがそう声をかける。
少年は一瞬躊躇したが小さく震えながらゆっくりとパンツをおろした。
「ほら、手で隠さないで見せてもらおうかしら?」
手で股間を隠してる少年の腕を掴み横へ払う。
「あらまだ生えていないのね、可愛いね〜」
プリーストは少年の股間に顔を寄せてそんな感想を楽しそうに述べる。
少年は顔を真っ赤にしてこの恥辱に耐えていた。
そして毛も生えてない少年の陰茎を指で突付いた。
「っぁ」
軽く少年が反応した。
「…なに、もう濡れてるの?」
少年の陰茎の先っぽは既にカウパーで濡れていた。
「わたしに見られて感じてるの?」
突付いた指についたカウパーを見てプリーストは笑顔でそうつぶやいた。
「っ!!そ、それはさっき、お姉さんのを見て…」
少年が慌ててそう理由を述べると、プリーストはほんのり顔を染めて少年の腹に蹴りを入れた。
嗚咽と共に少年はその場にしゃがみこんだ。そしてプリーストは少しイラついた声で指示した。
「なら、さっきのを思い出してしてごらんなさい。」
「ほらここをさっさとしごきなさいよっ」
そう言い放ち少年の陰茎を足で擦り、蹴る。
「あぅっ!!」
うめき声をあげつつ少年は自分の陰茎を手で握り少しずつ擦っていく。
「そうそう、その調子、がんばってー」
機嫌のよさそうな声を出しつつ、少年の自慰行為を眺める。
「(ふふっむくむくと大きくなっていくわ)」
徐々に陰茎を大きく堅くしていく少年の様子を内心楽しむ。
「(あらっ思ったよりも大きくなるじゃない…)」
少年はしばらくしごいていたが射精まではイかなかった…
「うんっもー…じれったいなぁ…さっさとイきなさいよっ!」
プリーストがそう怒鳴ると少年が
「そ、そんな無茶なっ…む、無理ですよぉ…」
と、情け無い声を出しだ。
「(少年の自慰なんて珍しいもの見たらわたしも興奮してきたわ…)」
「(こんな人の来ない辺境にわたしと彼、二人しかいないし…)
「(あぁそれなら…)」
そう何かを思いついたプリーストはこういった。
「じゃぁわたしをオカズにオナニーしなさいよ」
「ほらぁっ」
そういうと少年と同様プリーストもしゃがみ込み、股間のやや毛深い恥丘を見せる。
「ほら、わたしをオカズにして見なさい」
すると少年の陰茎はさっきよりも大きく堅くなった。
「(ふふっ思った通りね)」
「はぁぁ…お、おねーさん、おねーさんのアソコ、キラキラ光って綺麗です…」
股間を広げて見せるプリーストに少年はそういった。
プリーストの股間は先ほどと同様、愛液でぐちょぐちょになっていった。
「ほらぁわたしのここあなたの見てこんなに溢れてきちゃったわ」
愛液で濡れてる恥丘を見せ付けるように少年の前に突き出す。
そして今度は服を脱ぎ始めた。
「こっちはどうかしら?」
そういうとぷるんっと片方の胸を見せた。当たり前のように下着はつけていなかった。
裸になったほうの胸もまだ隠れている胸もしっかりと乳首が立っているのがわかった。
「わたしの…どう?あんまり大きくは無いけど…」
プリーストの胸は大きくは無かったが小さいわけでもなかった。
世で言う「美乳」というところだろう…
胸を見せ付けられれ少年の手はますます早くなる。
「おねーさん、胸もあそこもみんな綺麗です…」
興奮して虚ろな瞳で少年はそうつぶやく…
「ふふっありがとう」
プリーストは素直に喜ぶ。
そしてだんだんと限界が近づいたのか少年の息が荒くなる…
「はぁはぁ…そろそろダメです…」
「もうイっちゃうの?もっとがんばりなさいよー」
と、プリーストは先ほどとは正反対のことを言う。
「そ、そんな…さっきとちがっ…」
さっきと違うと言い返そうとしたらプリーストが愛液がドロドロについた恥丘から
手を動かし、少年の陰茎になでるように自分の愛液を絡ませた。
「あぁっ…お、おねーさんの…おねーさんの液がぁ…っ」
少年がそう叫び、プリーストの愛液を絡ませた陰茎を一気に動かし絶頂に上りつめていった。
「ふふっ…イってしまいなさい…」
と、妖艶に微笑んだプリーストが言う。
「あぁっ…あっ…もうだめです…で、でます…」
「ほらぁここ、ここに飛ばしてみなさいよっ」
股間を突き出し割れ目を開きプリーストが熱っぽく挑発する。
「あぁ…い、く…イっくー」
そう少年が断末魔を上げると陰茎からびゅるびゅるっと精液が噴出し、
目の前のプリーストの割れ目や衣服、そして胸や唇、顔にまでドロドロと
精液がまとわりついた。
「あぁ…あなた、飛ばしすぎよ…それにとっても熱いわ…火傷しそう…」
プリーストはうっとりとした表情でそうつぶやいた。
しかし、少年はまだ姿勢を崩さずに陰茎をしごいた。
「ご、ごめんなさい…ま、まだ出ます…んんっ…」
申し訳なさそうに謝りつつもまだびくびくと躰を跳ねさせ精液を出し続ける。
しばらく出し続けてとても1回分には見えない量を出しようやく姿勢を崩した。
「うわぁ…あなた出しすぎよ…もうっ…体中精液まみれじゃない」
苦笑いしながらプリーストは怒って見せた。
「ご、ごめんなさい…そ、その…おねーさんがとてもエッチに見えて…」
「いつもより興奮して…その…こんなに興奮したの初めてで…」
恥ずかしそうに少年は言い訳した。
360名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/17(日) 02:45 ID:HRWQUEkw
「あなた、ずいぶん溜まっていたのね…まぁアコライト…修行の身だものね…溜まるわよね」
微笑み、呟きながら少年の言い訳に納得した。
「そ、その…その服、あとでちゃんと僕が洗いますので…」
そう申し出るとプリーストは断った。少年はこれからなにを言われるか
まだわかっていないようだった。
「なに言ってるの?別に洗わなくていいわよ。わたしが自分で洗うから…」
「何よりこれじゃ水浴びしないとダメだし…」
そう言って精液まみれを躰を眺めた。
「けど、その前に…こんなに汚しておいて謝って終わりってワケにはいかないわ」
「えっ!?」
少年は驚いた。これで終わると思っていたのに意外な返事が返ってきたから…
「ほら、わたしの躰についた精液、舐め取りなさいよ、あなたの出したモノでしょ?」
と、とんでもなく予想外のことを言った。
「そ、そんな…」
少年は困惑する、自分の精液を自分で舐め取るなんて…こんな屈辱的なことは無い。
「ほら、乾いたらかぴかぴになるじゃない…」
そういいつつ少年に促すけど少年は悩んでいる。
そしてプリーストは再び決定的な一言を吐く。
「それともこのまま自警団のところに行きましょうか?あなたに強姦されたって…ふふっ」
そう、少年はもうプリーストには逆らえない立場なのだ。
プリーストの言うとおりに動くしかないのだ。少なくとも言うとおり動けば開放して
くれる気配はある。
少年は覚悟を決めるとプリーストの衣服についた精液を舐め取り始めた。
「(うぇ…にがぃ…)」
顔をしかめながらプリーストについた自分の出した精液を舐め取る。
プリーストはその様子を満足そうに眺めていた。
少年はしばらく口の周りを精液で汚しながら舐め取っていたが、ふと声をかけられる。
「ほらぁ〜ココも…ココについた精液を舐め取りなさいよ」
そう言って微笑みながら胸を指差した。
少年は無言でその指示に従った。
「んんっ…そう…そうっ丁寧にね…んっ」
少年は子供のようにプリーストの乳首をちゅぷちゅぶとしゃぶったり、胸を舐めまわした。
丹念に胸を舐められたプリーストはぷっくりと乳首を立たせていった。
「ほらぁ…今度はこっち」
今度は反対側の胸も舐めさせる。既に舐められた方の胸には少年の手をあてがって。
「手は丁寧に揉むように動かして…んっそう、ゆっくり…」
「ほらっ口も舌も動かして…んんっ…いいっ…きもちいいわぁ…」
熱い吐息で少年に呟く。少年もその気になってきたのか今度は言われることもなく胸から顔に
口を持っていく。両手で胸を揉みながら。
「おねーさん…口の周りにもついちゃってる…」
少年はそうつぶやくとプリーストの口の周りや顔についた自分の精液を
火照った顔で舐め取っていく。
「はぁはぁ…んっ……」
プリーストは胸を揉まれて感じてしまっているのか力なく少年の行動を許した。
しばらく顔の精液を舐め取られ胸を揉まれた後、物足りなくなったのか少年に指示をだす。
「最後はココ…ココについたのを舐めなさい」
そう言って恥丘を指差した。もうそこには精液だけではなく
プリーストの愛液も沢山ついていた。
「もう…あなたのせいでここはもうぐちゃぐちゃねぇ…」
「こんなにネバネバしたのがついてる…」
ぐちゃぐちゃになってる恥丘に手をあててぬるぬるした液を触り感触を楽しんでる。
そしてその愛液と精液で汚れた手を少年の口に持っていく。
「ほら、あなたのとわたしのでこんなになってる…これ…舐めて…」
プリーストがそう手を突き出すと少年はペロペロとプリーストの指を舐めた。
そしてその勢いで恥丘も舐め始めた。
濃い目の毛で茂ったそこは多少舐めづらかったが少年は懸命に舌を動かしていった。
そして割れ目に到達すると軽く指で開いて舐め続けた。
「んっいいっ…そこ…クリも舐めてぇ…」
そういわれると割れ目の突起を丹念に…丁寧に舐めまわした。
「はぁぁあっいいっいいわぁー」
「いいっ…ほらっちゃんとあなたも舐め取りなさいよぉっ」
プリーストはそう言うがいくら愛液を舐めとっても舐めとっただけ再び割れ目から湧き出した。
少年は仕方が無いので割れ目の周りをずずずーと吸い込むようにしゃぶりついた。
「はぁっ!?ダメっ…それ、だめよっ…うんっ…っはぁ!」
「し、刺激が強いのっ…だめっいぃ!いいわっ!!」
少年が割れ目にしゃぶりついたらプリーストの躰が激しく動き出す。
しかしその反応が嫌がっていない様子と読み取るとますますしゃぶりついた。
「はぁあっ…そ、そんなに激しくしないでっ…ああ」
「もう…もぅダメよぉ…いっイっちゃう…」
そう絶頂を告知するとプリーストは足を折り少年の頭部に回し顔を
恥丘に固定して躰を堅くしていった。
「だめっいっくぅぅー!!」
プリーストは感電しているかのように躰をびくびく跳ねさせて絶頂を迎えた。
恥丘の奥からは軽く潮を吹いて少年の顔に浴びせかけた。
「うっ…」
少年は突然の潮に多少むせ返ったがすぐに恥丘に口を合わせて飲み干した。
その場に仰向けに倒れたプリーストはハァハァと息を切らせて絶頂の余韻に
浸っていた。
361名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/17(日) 02:45 ID:HRWQUEkw
しばらくはその体勢で休んでいたが落ち着いたところで起き上がり今度は少年を押し倒した。
「今日はとってもキモチよかったわ…あなたのもねぎらってあげるわ…」
そう微笑むと少年の股間のところに馬乗りになり恥丘をあてがう。
「さすがに聖職者だから入れるのはナシだけど…擦りあうだけならねっ」
「今度はわたしがしっかりイかせてあげるからたっぷり出しなさいよ」
うれしそうにプリーストは言った。
そういわれた少年も期待に胸の高鳴りと陰茎を大きくしていった。
「ふふっ…ホント、エッチね…ちょっとココを合わせただけじゃない…」
「もうガチガチにしちゃって…さっき、本当は覗くつもりで覗いていたんじゃない?」
プリーストはいたずらっぽく少年に言い放った。
「そ、そんなことないですっ…本当に偶然なんです…ただ…その…凄く魅力的で見とれてしまって…」
少年は真面目にプリーストの言った言葉に反論した。
「まぁいいわ…そんなこと今になったら…」
「わたしのここ…そんなに魅力的だったかしら?」
そういうと重ね合わさった恥部をじゅるっと擦り合わせた。
すると少年の躰がびくっと跳ねた。
「ふぁあ…柔らかい…凄いいいです…」
情け無い声を上げて少年は答える。
「もう…これからがいいんじゃない…いくわよ…」
そういうとプリーストは腰の動きを徐々に早めていった。
「ん〜…あなたの固くていいわぁ…」
「クリがあなたの…あなたの固いので擦れて…んんっ…」
恥丘を少年の陰茎に擦りつけながら腰を動かし上ずった声でそう呟いた。
「ほら…わたしのここ、キモチよくてどんどんエッチな液がでちゃうわ…」
「あなたの先っぽからも我慢汁が…凄く出てるわね」
そういわれて少年は擦り合わせているところを見てみるとローションでも垂らしたかの様に
粘っこい液が沢山付着していた。
そして重ね合わせた恥部は愛液とカウパーで満たされていきより滑らかにこすれあっていった。
「ああぁ…おねーさんっ…キモチいいです…凄い…あぁ…」
「んっ…こっちもいいわぁ…あなたの固くて…凄くいいわ…」
擦りあう接合部からはぐちゃぐちゃと粘質の音と男と女の淫臭を振りまいた。
馬乗りになっているプリーストは腰を激しくすり合わせ快楽を貪る。
乗られている少年の陰茎も柔らかいプリーストの恥丘に擦られ快楽を得る。
そして二人は徐々に上りつめていった。
「ぼ、ぼく…もうっ…もう出ちゃいそうです…んんっ」
「わたしも…わたしももうイくから……い、いっしょに…んっ」
二人とも絶頂が近いのかより激しく腰を動かし躰を重ね合わせた。
「んんっ…もう、もうイくわぁ…ん…」
「あ、あなたもイって…わたしとイってぇ…」
「もうっ…もう我慢できませんっ…で、でますっ…ああぁああ!」
「わ、わたしに…わたしのに熱いのかけてぇ…」
「もう、わたしもイくわぁっ…んんんっ」
「ダメっ…出ます…アレからまた沢山出ちゃいます、うぁあぁあっ!!」
そう絶頂を迎えると少年は擦れ合う陰茎からドボドボとプリーストの恥丘に精液をぶちまけた。
「ふあぁああ、熱い…熱いのがわたしのにかかってる…んんっダメっわたしもっ」
「わたしもイっくぅぅぅぅっ!!」
自分の恥丘に精液をぶちまけられたプリーストもその勢いで絶頂を迎えた。
二人は互いに躰をガクガクと震わせて、少年は大量の精液をプリーストは潮を噴出して絶頂の余韻に浸った…
そしてプリーストがお互い躰を重ねあうように倒れこみ少年を抱きしめる。
「ふふっ…あなたのとっても良かったわ…」
そう喜び微笑むと少年の唇と自分の唇とを重ね合わせた。
少年の口にプリーストの舌が入り込み唾液を絡ませる…
…………少年の記憶はここで途絶えた。
………
……
362350 :2004/10/17(日) 12:56 ID:.1sIIL4I
351
>わかりにくかった
申し訳ございません^^;
次回からは判りやすく書かせていただきますので、次回も是非^^;
352
>顔文字つけるのは文章では変、かなぁ…。
>あとバジリカを無効化する設定もいまいちわかりにくい気が。
えーと最初の感想の方ですがすいません・・RO病です・・お察しください・・・
バジリカ無効化は、ハイプリの女性としての本能が、生殖活動に必要な男のアレを
"必要"と認識してバジリカの魔法が利かなくなったという設定です^^;


353
>ただこうゆう場での顔文字は挿絵代わりになって、俺にはいい感じがするんだが
賛否両論があるのでこれは健闘させていただきます^^;
354
厳しい意見、ありがとうございます^^;
少し頑張って書きならして良作を書ける様に奮闘したいと思います^^;
354&355
カードの挿し方についてですが、水で薄く絵柄がはがれるのでそれを
アレにシールのように貼り付けるのです(ガンホーハイテクッ
363350dame :2004/10/17(日) 12:57 ID:.1sIIL4I
sagewasure-
364名無したん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/18(月) 01:28 ID:EdzDey2.
^^;
365名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/18(月) 02:16 ID:ruQmtryc
>>362
次回作期待してますよ
366ある所の24sage :2004/10/18(月) 15:11 ID:604dYLCA
何かと萌えが難しい♀ローグ書きです。燃えと萌えを勘違いしてる節が…
長々書いた文を何とか書きまとめてる所なんですが…
燃えばっかでエロくないどころかエロが無い…(;´Д`)ゴメンナサイ エロイヒト…

そんなエロくない分をここに書くのは気が引けるわけですが…
ここに書いちゃっていいですかね…?
どっかにうpした方がいいですかね…?

後々エロいの書きます!だから教えてエロい人!orz
367名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/18(月) 17:07 ID:abYHFeT.
>>366
エロなしで「燃え」で、♀ローグと♂プリのお話なら、
【萌え】みんなで作るRagnarok萌え小説スレ 第8巻【燃え】
http://64.246.40.80/~admin2/bbs2/test/read.cgi/ROMoe/1096969800/l50
↑でいいんじゃないだろうか。
こっちに前作があるって振りをしとけば、エロオッケーの人は
見に来れるだろうし・・・。
368486dame :2004/10/19(火) 02:10 ID:w.PnFEio
お待たせしました。続編投下したいと思います。
駄文ですいません_| ̄|○
369486dame :2004/10/19(火) 02:11 ID:w.PnFEio
「転職おめでとう」
「ありがとう」
私は騎士に転職した。
それは遅すぎる転職。LVが90代半ばにもなってから騎士に転職する剣士はおそらく私ぐらいの物だろう。
相方だったプリさんに別れを告げられた以上、あえて剣士で居る必要は無くなった。
転職を祝福してくれたのは、ゲフェンダンジョンで知り合った女騎士さん。今日から私も騎士さんの仲間入りというわけだ。
外見がかわっても、装備しているものは剣士のころと何ら変わらない。ただ、両手剣をもつので盾が要らなくなるということだけが違いだ。装備は、プリさんにもらったものが殆ど、そして+7木琴マフラーは返せないまま私の手元にある。
「ねぇ…、思い切って別の職業に挑戦してみない?髪型も名前もかえてさ、別の顔をつくるの。最初は私が手伝うからさ」
私の顔が曇ったのを見てか、騎士さんがそんな提案をしてきた。この装備には、特にウサ耳なんかには……思い出が染みつきすぎていて、なんだかつらかったから……。
「そう……ですね……」
私は思いきって別の顔を作ってみることにした。みんな別の顔をもつことは珍しいことなんかではなく、むしろごくごく普通のことだ。私が別の顔をつくったところでおかしいことは何もない。
それに、別の顔を作る理由はもう一つある。
「……」
プリさんが居なくなってから、またあの男騎士がつきまとい始めたのだ。ダンジョンに行けば姿を現す。顔を見せるなと言えば、耳打ちがとんでくる。鬱陶しいことこの上なかった。
「じゃあ、お願いします」

初心者修練場はスキップした。転送された先は、プロンテラの大聖堂裏。そこから、騎士さんに耳打ちをかける。
「こんにちわ」
そんなことを言いながら姿を現したのは、騎士さんの別の顔のプリースト。顔を合わせると同時にギルドへの加入要請。
「こっちでギルドにはいって、寂しくなったらこっちの顔で話できるでしょ?」
なんだかよくわからない説明だったが、騎士さんの気持ちはわかった。此以上騎士さんの厚意をはね除けたら、気を使ってくれている騎士さんに申し訳ないと言う気持ちもあり、私はギルド加入要請をOKした。
「何になるの?」
「プリーストになろうとおもっています。MEプリーストに……」
「相方さんと同じ……うん。わかった。行きましょう」
騎士さんに手伝ってもらってのLV上げは早かった。思い通りに動いてくれない体に苦戦しながらもポポリンを叩いて、すぐ転職出来るレベルまであがった。
アコライトに転職し、ヒールを収得後はアマツで鉄砲を撃ってくる敵を相手に、レックスエーテルナをかけた後でヒールをかける事を続ける。すごい勢いでLVがあがるのが分かる。
「ニューマ覚えた?」
「はい。もうホーリーライトも覚えられます」
「じゃあ、覚えにいこう!」
ホーリーライトを覚えてからは、1人でニューマとHLを駆使して鉄砲を倒しつづける。同じ事をつづけること数日。私はプリーストに転職した。

「剣士さんがんばったねぇ。普通この日数で転職ってきついわよ〜」
「ほんとにそうですねー……」
私はプリーストの姿でギルドのたまり場にいた。今はセージさんと女プリさんがいる。
「でも、まだMEは使えないんですよ」
「そりゃ、MEは完成に時間がかかるもの」
「そうですね」
「そう言えば、新しい人がギルドに入ったんですよー……」
セージさんにギルドの名簿を手渡される。確かに、アコライトが1人増えていた。
「今は居ないみたいですね。挨拶しておこうと思ったんですが……」
370486dame :2004/10/19(火) 02:12 ID:w.PnFEio
数日後。私は騎士の姿でたまり場に座っていた。新規にギルドに入ったメンバーとはタイミングが悪いらしく、まだ挨拶もできていない。
いまは、たまり場には私と女プリさんだけがいる。
「あ、剣……じゃなくて騎士さん。新しい人これからここに来るらしいよ」
「じゃあ、挨拶しないとだめですね」
やがて遠くにうっすら見え始めたアコライト。その姿が鮮明になってくるにつれ、私の鼓動は早鐘を打つよう早くなっていく。
そのアコライトの容姿は、プリさんそっくりだった。
「こんにち……」
私を見て、そのアコライトも硬直する。私も硬直してしまう。
聞き覚えのある声、見覚えのある顔。驚いたときの仕草。何もかもプリさんと同じ。私は我慢出来ず、そのアコライトに駆け寄り抱きついた。
「ごめん……」
アコライトがぽつりと言った。涙が混じった声。
「突然居なくなって……、本当に……」
「やっぱり……プリさんなの……?」
アコライトが頷く。
「どうして……」
ぽつり、ぽつりとプリさんが話しをはじめる。休止は実家に帰っていたので来れなかったこと。
帰ってきて、来ようとしたら、PASSが変わってしまっていて、こられなかったこと。本人の知らない間にPASSが変わるなんて、理由は一つしか考えられない。
「ハック……」
はっとした。あの男騎士、私は一言も言って居ないのにプリさんが居なくなった事をしっていた。
それを理由にまた言い寄ってきた。あいつがあやしい……。
「ワープポータル!」
突然足下にポタが現れる。
「えっ!?」
「宿屋のベッドに直行〜。水入らずで話してきたら?」

いつかの、宿屋のベッドに飛ばされた。
「え、えと……」
話の腰をポッキリと折られて言葉に詰まった。
「転職したんだね」
「あ……」
突然の言葉に自分の姿をみる。
「ごめんなさい」
「謝る必要なんか無い。可愛いよ」
そう言われて、顔が真っ赤になるのが分かるようだった。
「でも、そのスカートはやっぱり目の毒だな」
プリさんの目が私の下半身に向けられる。
少しずつ顔を近づけてくるプリさん。その唇が、私のふとももに触れた。
「ひゃぅっ…」
そのまま舌を這わせてくるプリさん。舌が通った後が熱い。ゆっくりと手がスカートに差し入れられて、下着を脱がされてしまう。
私のそこはもう濡れてしまっていた。もう、我慢できなかった。
ここ数日の間にずっとたまっていた性欲を押さえられる訳が無かった。プリさんに飛びついて押し倒し、ズボンを脱がせてしまう。
「お、おい…」
「んっ…」
馬乗りになり、プリさんの物に手を添えて秘所へ押しあて、私は一気に腰を沈めた。
「ふあぁっ……」
気持ちいい。短刀の鞘なんかとは比べ物にならない。プリさんの胸へ手をつき、腰を動かし始める。
「んっ、あっ、ぁぅっ……」
しばらくの間されるがままだったプリさんが、突然突き上げてきた。
突然作り出される強烈な快感に、一瞬目の前が白くなったきがする。それでも、体はさらなる快感を求めようとして動きを早めていく。
「やっ、はっ……んっ……だめぇっ…」
プリさんが手を伸ばしてきて私の服の前をはだけさせ、胸にじかに手を触れさせてくる。
少し冷たい手が心地よい刺激になる。乳房をやわやわと揉まれるたび、乳首をつままれるたび、私の身体がおどる。
「ふああっ…いいっ!いいよっ!」
秘所から漏れる淫猥な音が、突き上げられる感覚が、胸に感じる手の動きが。お互いの荒い息づかいが、私の身体を絶頂へと導いていく。
「もうだめっ……!いくっ、いくぅっ……!あああああっ!」
身体をのけぞらせて、私は達した。私に締め上げられたプリさんの物が私の中に精を放っているのを感じる。
ゆっくりとプリさんの上に倒れ込む。
「ごめんなさい……我慢できなくて……」
そんな私を、今はアコになってしまったプリさんがぎゅっと抱きしめてくれる。
「あ、あれ……」
涙が出た。理由は分からない。ただ、涙が止めどなくあふれ出てくる。
「嬉しいのに……、どうして涙が出るんだろう…プリさんが帰ってきてくれてこんなに嬉しいのに……」
「いいから泣け。好きなだけ泣かせてやる」
プリさんの胸に顔を埋めて私は泣いた。声を上げて思い切り泣いた。きっと、嬉しすぎたから……。もう会えないと思っていたのに帰ってきてくれて嬉しすぎたから……。

やっと落ち着いた私は、ふと思い出した。プリさんに渡す物があったことを。
「ねぇ……」
「ん?」
「渡したい物があるの」
プリさんの頭に、悪魔ヘアバンドを取り付ける。
「ずっと渡そうとおもってたの……でも、いままで帰ってきてくれなかったから……」
一瞬驚いていたけど、すぐにプリさんは笑ってくれた。
「片目めがねが合いそうだなぁ…」
「あはは、そうだね」
今は、何もかも忘れて、プリさんに甘えていたかった。プリさんにゆっくり抱きつくと、優しく抱きしめ返して頭を撫でてくれる。
「一緒だ。離れたりしないさ」
「うん……約束だからね……」
371486dame :2004/10/19(火) 02:15 ID:w.PnFEio
だんだん短くなっているような(汗
こんな感じになりました。
この続き?あるかもしれないし無いかもしれないです。
別の小説を考え中です。
372名無しさん(*´Д`)ハァハァdame :2004/10/20(水) 00:46 ID:eyiXuTdQ
何時の間にか神キテタ━━━(゚(゚∀(゚∀゚(゚∀゚)゚∀゚)∀゚)゚)━━━!!!
萌え死にそうです(;´Д`)
373長編アコ成長物語sage :2004/10/20(水) 02:05 ID:dsDZBqX.
|・`)・・・
|・`)以前ココでこのコテハンで投稿してたモノですが・・・
|・`)私情によりちょっと最近投稿が死んでますタ。
|・`)それで最近ヨウヤク暇取れて続編書けたnデスガ
|ω・`)・・・イリマスカネ
|)))))<テユウカ長編モノだから途中からだとヤッパわかりづらそう・・・・
|<明日マタ来ます
374名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/20(水) 02:49 ID:QbaR8QkM
そんなことないです!続編ずっと待ってました!!是非ここに投下して下さい!!!


…とでも言ってもらいたいのかと思う。最近のお伺いを見てると。

>>373
長編で間が空いてしまったと言っても、続編を待っていた人には関係ないだろうし、
前作を知らず、なおかつ今回の投下分で氏の作品に興味を持った人は
まとめサイトに行けば済むことでは。
375名無したん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/20(水) 13:59 ID:uOXEjRVU
アプローダーに以前の分まとめてあげておくとか?
376長編アコ成長物語sage :2004/10/21(木) 00:18 ID:cHR6Cy4g
今までのでつ
|ω・`)っ ttp://archer.s1.x-beat.com/cgi-bin/iconxb/20041021000924.zip

この続きは、もうちっと推敲したいんで、後日投下しまつ。
377collectorsage :2004/10/21(木) 23:55 ID:xWIj.RLA
えー、前スレでcollectorとか言うSSをアップしたものです。
あれから色々とあって随分と時間が経ちましたが、act1の後編です。
378collectorsage :2004/10/22(金) 00:00 ID:5IxYIi0A
collector『act1〜紫銀の聖者〜:C』


ガチャ……。

薄暗い蝋燭の炎のみで照らされる部屋。
その部屋に響く鎖の音。
セリエスは部屋の奥で鎖に繋がれて囚われていた。
周りを石壁で囲まれた部屋で少し肌寒いが、服を着ている事とセリエスが座っている辺りに布が敷いてある為何とか我慢できていた。
両手を上から吊るされる形になっている為、少々腕が疲れ気味ではあるが。
セリエスは自分の現状を何とか把握しようと周りを見渡すが……。

「……ベッドが在るだけで他には何もないですね」

後、あると言えば幾つか見える蝋燭くらいのものであって、窓さえこの部屋には存在しない。

「でも、一体どうして……?」

確か自分は今日の狩りを終えた後、その狩りを共にしていたシルヴェルの家でお茶を飲んでいたはずだった。
しかし、その辺りから記憶が途切れていてどうしてこうなったのかが不明である。
誘拐するにしても、ギルドにさえ入っておらずまたそこまで財産もない自分では理由がない気がするが……。
そんな事を考えていると、不意に部屋の外の廊下から足音が聞こえてきた。
恐らくはセリエスを閉じ込めた本人なのだろうが……。
だが、その足音には少なからず聞き覚えがあった。

ギギィ。

鉄製の扉が重苦しい音を立てて、開かれる。

「ん、何だ、目は覚めていたのか」

「ええ、お蔭様で……中々寝心地も良いのでもう少し寝ていても良かったのですが……少し寒くて」

軽い苦笑を浮かべながら少しだけ皮肉を交えて言葉を返す。
少し身動ぎすると、ジャラと鎖が音を立てる。

「あぁ、それは悪かったな……生憎此処には暖房設備の類は用意されてなくてな」

そう言いながら、ベッドの端に腰をかける。
ギシッとベッドが軽く軋む。

「あまり驚いてないようだな?」

「あの状況で私を捕まえれるのはシルヴェルさんしかいないでしょう?最も、理由は全然分かりませんけど」

さも当然と言った感じで、シルヴェルの問いに答える。
しかし、鎖で繋がれて囚われている割りには確かに彼女は落ち着いていた。
それは相手が多少なりとも知っているシルヴェルだから、と言う事も一因しているのだろうが。
と言っても、それは顔見知りだから……と言うわけではない。
いや、ある意味では知り合いだからとも言えるが。
つまりは二人の力関係である。
詠唱力と法力の二つを重点においているセリエスは、明らかにシルヴェルに対して不利なのは明白である。
更に言えば、現状彼女は服こそ着ているものの、その他の装備は全く手元にない。
この状況では、仮に彼女が鎖に繋がれていなくともシルヴェルに敵わないのは明らかであった。
それを認識している為、返って彼女は冷静になっているのである。
勿論、シルヴェルが彼女が唯一と言っても良いくらいに気を許せる相手である事も理由の一つではあるのだが。

「それでこれからどうするんですか?」

「お前はどうなると思う?」

問いに対して問いで返す。

「できれば何事もない方が良いのですけどね」

「だが、それならこんな事をする意味がない」

セリエスの返答に対し、即座に返答が返ってくる。
シルヴェルの言う事は尤もであるが。
鎖で壁に繋げ捕らえるなど、何かしらの目的がなければする意味はない。
と言っても、どんな目的であっても状況からしてあまりセリエスには「良い」と思えるものではないだろうが。

「まぁ、端的に言うとだ……時期が来たという事だ」

「……時期?」

しかし、その予想外のシルヴェルの言葉にセリエスは眉を顰める。
彼女にすれば何の時期だか全く不明だ。

「お前、セリエス・アクターを手に入れる時期さ」

説明を聞いても今一つセリエスには判らない。
いや、言葉の意味そのものは当然理解している。
だが、自分を手に入れるとはどういう事だろうか?

「少し言葉が足らなかったか?」

セリエスの表情を見て、シルヴェルは言う。

「つまり、お前のその髪、その眼、その腕、その足、その身体……そして心を……全てを手に入れると言う事」

そう、全て……セリエス・アクターを形成する全てを手中にする。
それこそが「collector」の目的。

「お前の全てを俺のモノにする……それが俺の目的」

「っ!!」

思わずセリエスは絶句した。
シルヴェルの眼は冗談でも何でもなく本気だと示しているから。
彼が彼を知っている僅かな人の間で、「collector」と呼ばれている事は知っていた。
本当に気に入ったモノ、心惹かれるモノはどのようにしても手に入れる事からついたと誰かから聞いた事がある。
だが、それが人にも当て嵌まるとは想像もしなかった。
しかも、その対象が自分。
流石の彼女も少しだけ混乱しかけてきていた。
そんな様子の彼女を見て、シルヴェルはベッドから立ち上がりセリエスに近づく。
それを見て、ビクッとセリエスは身体を震わせた。
今なら少し脅かすだけでも、大げさに驚きそうな程神経が過敏になっているようだ。
379collectorsage :2004/10/22(金) 00:02 ID:5IxYIi0A
collector『act1〜紫銀の聖者〜:D』


「ぁ……」

彼女の透き通るような声がほんのわずかだけ口から漏れる。
そして、そっとシルヴェルは彼女の首筋に口付けた。
つまりはこれが合図である。
これから始まる、シルヴェルがセリエスを手に入れる為の儀式の。
最もセリエスの拒否権は最初から剥奪されているのだが。

「ぅんっ」

セリエスの白い首筋を舌が蹂躙していく。
滑った感覚が上から下に、下から上に何度も往復する。
幾度か往復が繰り返された時、服の上から彼女の左胸に手が添えられた。
最初は添えられてるだけの手は、そこから少しずつ力が込められていき、服に指が沈み込んでいく。

「はぅ……シル、ヴェルさ……ぁん、ダ、ぁっ」

「ダメ」と言おうとしたセリエスの言葉は、しかし最後まで紡がれる前に塞がれる。
今まで蹂躙していた首筋から離れ、右耳を甘噛みされた所為である。
その間も、まるでセリエスの胸の大きさや形を確かめるかのようにシルヴェルは左胸を弄んでいた。

「悪くない感触だ……が、しかしやはり直の方が良さそうだ」

初めて与えられる感覚に翻弄されつつある為、直ぐにセリエスはその言葉の意味を察する事ができなかった。
ヒュッと風を裂いて、銀の刃が閃く。
すると、服の胸の谷間部分に縦の筋が入った。

「……あっ!?」

そこで漸く気付いたセリエスは大きく声を上げるが、シルヴェルは躊躇を一切見せずにそのままそこから大きく服を裂いていく。

「な、や、止めて下さい!!」

無駄だとは解っていても、抵抗する事を止めれるはずもなく、鎖に縛られた身体を必死に動かそうとする。
しかし、既に入れている切れ目をただ広げるだけの行為を行使するのに大した妨げにもなるはずもなく、その紫紺の服は縦に大きく切り裂

かれる事となった。

「ほう……意外と扇情的な下着をしているな」

大きく切り目が入ったプリーストの服を手で開くと、黒色のブラとショーツが露になった。
扇情的と言われて、セリエスは自分の顔が熱を持つのを自分で感じた。
最も、先程までの愛撫で既に桜色になっているのだが。

「しかし、中々似合っている」

そう言って、口を鎖骨辺りに近づけ、そこに口付けをして、先程の首筋同様舌で蹂躙していく。
左手もまた先程のように胸に添えて、ゆっくりと力を込めていく……先程よりも胸を守るモノが一枚減っているところが違うが。

「んっ、くっ……」

そして、おもむろに右手を太股に置いて、まずはその感触を楽しむかのように優しく手のひらで撫でる。
少しの間、そうして肌とストッキングの境目から太股を撫でていたが、段々と手を上にずらしていき、遂にはなだらかなデルタに辿り着く



「だ、めぇ……そ、んっ、こは……だ、あっん」

既に抗いの声も飛び飛びである。
まだそこまで時間は経っていないはずだが、彼女は頬のみならず、身体のいたる所を赤く染めていた。
どうやら多少感度が良い方なのかもしれない。
そして、それを告げてやればまた面白いかと考え、シルヴェルはセリエスの耳元で囁く。

「ふ、どうやらお前は感度が良いらしいな」

「んっ……そ、そんっ、なぁ、こ、とぁ……」

どうやら否定しようとしているらしいが、上手く言えずにいるらしい。
だが、そうしている間にシルヴェルは指をショーツの中へと潜り込ませていた。
濃くもなく薄くもない程度の陰毛を掻き分けて終着へと辿り着くと、そこは既に湿ってきていた。

「だが、既にここは濡れているじゃないか」

「ひぃんっ」

自らの秘所に侵入してきたモノに驚いたのか、今までよりも高い声を上げる。
だが、その侵入者は更に動きを活発化させ、まずはその割れ目を自らの腹でなぞり始めた。

「やぁっ、それっ、だ、めぇ、んぁあっ」

「ダメではなく良いの間違いだろう?」

胸の方もブラを上に押し上げて、直接揉み始めた。
それは服越しやブラ越しの時よりも、はるかに良い感触をシルヴェルにもたらす。

「見事な肌だ……まるで吸い付くかのようだな」

今までにシルヴェルが抱いた女性の中でも、肌の見事さは間違いなく一番だろう。
いや、ここまで綺麗な肌は恐らくこの国を探してもそうそうはいないのではないだろうかとシルヴェルは思った。

クチュクチュ

指を前後する度に、クレバスより溢れてきたモノが水音を立てる。
その音が立つ度に、セリエスは余計に感じてと言う循環が出来てきていた。
380collectorsage :2004/10/22(金) 00:03 ID:5IxYIi0A
collector『act1〜紫銀の聖者〜:D』


「膣内の具合はどうか確かめてやろう」

わざわざ告げる必要もない事を呟いて、シルヴェルはそのクレヴァスに指を埋めていく。

クチュズチュゥ

膣壁と愛液を潜って、第一間接までを埋まらせる。

「んっ、い、いた……」
痛みで眉を顰めるセリエス。
その僅かに埋まっている指にかかる圧力を感じて、予想は確信に変わった。

「まぁ、これまでの反応で既に解っていたが……処女か」

だが、これは実は彼にはあまり関心のある事ではない。
彼女が今までで経験が例えあったとしても、シルヴェルは既に「collector」として手に入れる事を決めている。
処女であろうとなかろうと、最早セリエスはシルヴェルのモノとなる事は確定してるも同然なのだ。
そして、一度指を膣内から抜くと、口を秘所へと近づけた。

「はっ、んっ……んぁんっ」

キスから始まり、舌で蹂躙されていく。
首筋・鎖骨の時同様にだ。
但し、今回は両手の指も動員して、秘所を刺激していた。

「はっ、あっ、んっ、い、いっ、んぁっ、いぃいんっ」

ガチャンガシャンとセリエスの両腕を吊るしている鎖が壁にぶつかる。
左手の指はアナルに回され、段々とその攻勢はリズムを上げていく。
そして、止めと言わんばかりに舌はわずかに膣内に差し込まれ、左手の指はアナルに侵入し、右手の指はクリトリスを摘んだ。

「い、ひゃああぁあぁああああぁっ!!」

甲高い声が部屋中に響く。
背中は弓なりに反り返り、身体全体がビクビクと震える。
今まで以上の液がクレバスから溢れ出てきて、下に敷かれた布をぐっしょりと濡らした。
秘所から顔を上げたシルヴェルはその様子を見て、ほんの少しだけ満足そうに笑う。
イッたばかりのセリエスは当然それに気付くはずもないが。

「また盛大にイッたモノだな」

そう言ってセリエスの鎖を外して、彼女の身体を抱き上げると部屋に一つだけポツンと存在するベッドに運ぶ。
と言っても、別に彼女を休ませるわけではない。
あそこまで盛大にイッたのなら、既に僅かにも抗う力は残っていないだろうと考えての事だった。
またこれからしようとしている、最後の仕上げはあの鎖で繋がれた体勢ではやり辛くもありそうなのも一因なのだが。
ベッドへと運ばれたにも関わらず、セリエスはどこかあやふやな視線を漂わせていた。

「絶頂の余韻に浸っているのは良いが、そろそろ仕上げをさせて貰おう」

セリエスがゆったりとした動きで視線をシルヴェルに向けると、既に彼はズボンを脱いでベッドに上がろうとしていた。

「……ぁっ」

それに対して小さく声を上げるのみで、何の行動も起こさない。
だが、気にせずシルヴェルはセリエスの脚を開かせ、その間に割って入っていく。
まだショーツは穿かれたままだったが、あえて脱がそうとせずにそのままショーツをずらすだけに止めた。
そして、腰を抱えて自分のモノをセリエスの秘所にピッタリとくっ付ける。

「いくぞ」

ズブブッ!!

その言葉と同時に、一気にシルヴェルはセリエスの中心を貫いた。
未開通の秘所にシルヴェルのモノが突き進んでいく。

「んぁあぁっ!?」

セリエスの悲痛な声が上がり、手はシーツをキツク掴んで、歯と歯が強く重なり合う。

「くっ、きついな……」

シルヴェルの言葉通りに、セリエスの膣内は狭かった。
未開通なのだから、当然と言えば当然だが。
その為、まだ処女膜を貫いてはいなかった。
もう一度腰を抱え直して、少しだけ勢いをつけてまた貫く。

スブッブチチッ!!

「いぅっ!!!」

紛れも無い破瓜の瞬間だ。
セリエスの身体中に、処女膜が貫かれる衝撃が響く。
恐らくは痛みの所為で声を上げる事さえできないのだろう。
秘所から股へと紅の液体が伝わる。

「奥まで入ったな……良いか、お前はこれから俺のモノだ」

そう宣言して、セリエスに深い深いキスをする。
痛みを感じながら、今言われた台詞を頭の中で反復する。
しかし、それを深く考える事はできなかった。
胸の突起を甘噛みされるのと同時に、膣内に侵入を果たしたモノが再び暴れ始めたからだ。

「んんっ!!」

腰を激しく動かしながらも、シルヴェルは胸やクリトリスへの愛撫やキスも交えた。
その為、幾分かは痛みも緩和されたが、しかしそれでも相手は処女である。
貫いた当初はシルヴェルさえ少しきつ過ぎたほどだ。
セリエスは比較にならない位の痛みを感じているだろう。

「ふっんっ……良い具合だなっ」

最奥へと届かせるように強く突き入れる。
それと同時に左手と口で両胸の突起を刺激する。

「あんぁっ!!」

流石に今のは堪えたのか、セリエスは少し背を反らして震える。
そして、段々と出し入れのペースが加速していく。

「そろ、そろ、出すぞ!!」

「あっ、で、でもっ」

セリエスが何か言おうとするのを防ぐようにして、最奥へと突き入れる。

「んぁあっ!!」

「くっ」

ドクッドクドク

堰を切って白濁が勢い良く流れ出る。


「ふぅあぁああぁあっ!!!!」

強く最奥まで侵略され、更に白濁液を膣内に出されて再びセリエスはイク。
女性としての本能か、セリエスの膣壁は少しでも多く搾り取ろうとシルヴェルのモノを締め付けていた。

「ぁあぁ……あついのが……」

焦点の合わぬ目を天井に向け、ポツリと言葉が宙に消えた。
381collectorsage :2004/10/22(金) 00:04 ID:5IxYIi0A
collector『act1〜紫銀の聖者〜:F』


「良く考えたら、こうなった切っ掛けって凄い酷い気が……」

セリエスがミルクティーを飲みながら、自らの目の前に座っている男に言う。
その手にしたカップは随分と高級そうな作りである。

「ん?そうか?」

「シルヴェルさんはGoing My Wayな人だから……」

苦笑しながら、セリエスの右隣でクッキーを摘んでいた少女―アトラ―が言う。
その格好は冒険者の職業の中でも、「賢者」と呼ばれプリーストとはまた違う数々の支援魔法を使うセージの姿であった。

「言っても多分わからないですよ」

くすくすとテーブルの真横の椅子についていた少女―ファナ―が笑う。
彼女は冒険者が着る職業の服ではなく、普段着を着ているがそろそろ転職間近の商人だ。
製薬アルケミスト志望な為に中々大変なようだが、何とか頑張っているらしい。

「俺は自分のすると決めた事をするだけだ」

「随分カッコいい台詞ですけど、時と場合による気がしますけどね」

とは言えども、あれから結局シルヴェルの言う「俺のモノ」になってしまった彼女が言えた事でもない。
まぁ、彼女にも人には説明できない心の内というモノがあるのだろう。
少なくとも現状に不満はないし、恐らくはこれからもなさそうなのでずっとこのままなのだろうと彼女自身気づいてはいる。

(……何となくこれで終わりとは思えないですけどね)

暖かい日差しが窓から差し込む。
セリエスが外に視線を向けると、二羽の小鳥が楽しそうに飛んでいた。

(まぁ、良いですか)

そう心の中で呟くと、口にクッキーを一枚放り込んだ。


――――act1〜紫銀の聖者〜 The・END
382collectorsage :2004/10/22(金) 00:12 ID:5IxYIi0A
これでact1は終了なわけですが……Dが二個ありますね(汗)
二個目はEに脳内変換をお願いします。

取り敢えず、これから暫くは書く時間が取れそうなので最低act2・act3程度は書きたいところです。
まぁ、まだ話の内容も18禁シーンのシチュも相手も決まってないんですけどね(ぉ
因みに性格などが考えるのが面倒なので、主人公は今回の騎士のまんまです。
まぁ、今回のヒロイン(?)だったMEプリも出てくると思いますが。

今後のヒロインの候補は、およそ考えれるROに出てくる女性キャラ全てです。
つまりはカプラやプロの兵士・教会にいる女クルセなどのNPCや女性型モンスター、
そして転生二次・GMまで含めたPCから選んでいこうと思います。
万が一、書いてみて欲しいと言う事があればここに書いて頂ければ、書く事もあるかもしれません。
また、シチュエーションなども同じように書く事もあると思います。
では、また近い内にお会いできると良いなと思いつつサヨウナラ。
383名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/22(金) 01:46 ID:xQCpWaKY
最近勢いがあってイイネ。
毎日チェックしてしまうよ。
文神様方GJ

激しくスレ違いだが、某お口ものシリーズの人が皇帝陛下完結させた。
もう何もいえないが一言で言うならこれしかない。
GJ
384名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/22(金) 02:02 ID:MR1ZTSCo
NNSのツヅキマダー?(さらにすれ違い
385名無したん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/24(日) 15:59 ID:7kJhlgsM
お口ものってどこだっ・・・!!_| ̄|○
386名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/24(日) 16:39 ID:q0Y122Gw
♂ハンタ×♀プリ×♀プリのらぶらぶ3Pモノです
萌えエロ小説スレの熱気にあてられ生まれてはじめての小説、しかもエロ、3P……無謀。
細かい設定や流れを考えずに萌えエロ魂に任せてキーを打つ。
結局、本番にいたるまでの道のりで息切れしながらも、一応まとまったので投下してみます。

処女作ということで勢いだけの拙い点も多々あると思われますが、お楽しみいただければ幸いです。
それでは皆様もよきROライフを!

同じもののテキストバージョンもあげておきます
ttp://techno08.hp.infoseek.co.jp/ss04/1024/1024.zip
387名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/24(日) 16:40 ID:q0Y122Gw
『急募、二極ハンタの飛ばない鷹 行き先ノーグロード』

 プロンテラの南門をくぐり、その先にある臨公広場。
 ソロの多いオレにとって、普段なら亀島へ行くための通り道でしかないこの広場。そこでふと目に付いた、微妙に失礼な看板。
 二極では無理、とは言わないがノーグロードならば普通は鷹師だろうと思いつつ、物珍しさに興味を引かれたオレはその看板を叩いた。

「ごきげんよう、ハンタさん。貴方のその鷹を、私が飛ばせてさし上げましょう」
「かわいい鷹さんですね、鷹さんー! わたしのほうが、お姉さまよりいっぱい鷹さんを飛ばせられるんですよー」
 入った途端にはじまった、聖女の二重唱にオレは圧倒され挨拶する間も与えられなかった。
「だから、私のグロリアのほうが効果が高いのだと言っているのです!」
 ウェーブがかかった金髪ロングのプリーストは、ウサギの耳をピクピクさせて荒げた声で言う。
「そんなことないですよ。わたしのグロリアで、いつもよりいっぱい鷹さんが飛んだって、みんな言ってくれますし」
 と、今度は銀髪ショートに黒ねこ耳の飾りをつけたプリーストが、多少幼げの残った口調でそう主張する。
 正直、状況もつかめず呆然としていたオレは、事情を聴こうと二人に声をかけようとするが、
「「さあ、私たちとノーグロードへ参りましょう!」」
 すでに開かれていた光の門へ、問答無用で背中を押され飛び込まされてしまった。

 光の先はジュノー、北端に連なる山脈の空に浮かぶ魔道と科学の都。
 緑の生い茂ったプロンテラ地方とは一変した、岩肌がむき出しの荒涼とした土地にオレは立っていた。

 オレの意見を聞きもせず、というか話す隙も与えられずに連れてこられた先で、これ以上の横暴は許さんと彼女たちに詰め寄る。
「で、二人はオレをどうするんです?」
「もちろん、鷹を飛ばして頂きます!」
 うさプリが妙に偉そうに言い
「ノーグロードへ行って、鷹さんをいっぱい飛ばすんですー」
 甘ったるい声で黒ねこプリも先ほどと同じことを言う。
 この妙にテンションの高ぶっている二人に理性的な説明など求めるのは、無理なのかと思いつつ、ダンジョンへの道すがらどうにか事情を聞き出した。
 結局、その事情はとてもシンプルで、グロリアの効果がどちらが高いのか勝負しようとのこと。そのため普段から鷹が飛んでいるハンターよりも、二極で鷹の飛ばないハンターのほうが効果が分かるし、堅いモンスターがいるノーグロードが最適なのだという結論に至り、臨公広場で募集していたという。

「いつもはこんなことないんです。ちょっとした言葉でケンカ……、じゃないんですけど、ね」
 しょんぼりとした表情の黒ねこプリの舌足らずで言葉足らずの言い方に、おおよその事情が読めたオレはそれにうなずく。
「何よ、いまさら良い子ぶっちゃって。勝負は勝負、きちんと決着をつけますわ」
 と、うさプリはプライドを傷つけられたのか素直に謝れないのか、それとも単に勝負事が好きなのかやる気は満々だった。

 なんとなくギクシャクした関係だったが、こんなことで命を落とす羽目になりたくはなく、オレは場を和ませる努力を試みた。
「あー、その前にひとついっておくことがある。こいつは鷹じゃぁない。……隼だ!」

「「そんなのどっちでもいいじゃない!!」」

 二人がハモり、萎縮しながらもオレはさらに言った、小声であったが。
「隼なんだもん……」
 とりあえず二人の気持ちを合わせることができたのだと、自己弁護しておく。
388名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/24(日) 16:41 ID:q0Y122Gw
 ノーグロードは細い岩の道と橋で構成されたダンジョンだ。そこから一歩踏み外せば二度と登れはしない険しい谷。その谷底には熱い溶岩が流れ、その熱を含んだ風が吹き上げてくる屈指の難所である。

 ダンジョンにもぐりそれほど経ってはいないところで、先行したうさプリがオレたちに手を振っている。ゲームの舞台として程よい一本橋を見つけたようだ。
「そろそろ始めましょうか」
 と、宣言しオレたちもそれに同意した。
「それではルールを説明します。一人が先頭に立って壁になり、残った一人がグロリアで支援します。効果が切れたら交代し、鷹が飛んだ数は不正がないように三人で数え、あとで確認することにします。よろしいでしょうか?」
「おーけーです」

 オレも黒ねこプリもなんだかんだ言っても楽しんでいる。彼女たちのわだかまりはすでに解けたようにも見え、和気藹々と進行していった。
 プリーストが二人もいればそうそうピンチも訪れはしないし、オレはただ弓を引いて気まぐれな鷹が飛ぶのを待っていればいいだけだった。
 彼女たちのゲームに付き合ったのは気まぐれだったが、結果的にこのところのただ上を目指す生活にひと時の潤いをオレに与えてくれた。

「速度増加! ブレス! それじゃあ、はじめまーす! グロリア!」
 祈りとともに普段は寸とも働かない鷹が勢いよく、ラヴァーゴーレムに向かって突撃していく。その姿にオレは今まで自分で鷹を操っていたつもりだったのが、実はプリーストたちが鷹を操っているのでは、と自分の存在に疑念を抱きつつゲームを見守る。
「四、五、六回……んー、もうちょっとです! がんばれ鷹さん! あーぁ……」
 祈りもむなしく時間切れとなり悔しがる黒ねこプリ。その猫の目のように変わる表情が彼女の性格を端的に現し、それがまた魅力なんだろうと矢を放ちながらぼんやりと思う。
「ふふふ……。残念でした。それでは次は私の番ね」
 対してうさプリはどこか良いところのお嬢様なのかと思わせる、優雅で余裕を持った振る舞いと仕草で祈りをささげる。
 オレの為には働かない鷹に苦笑しつつ、それに戯れる二人の聖女を眺め、眼福、眼福と至福の時を過ごしていた。

 だが、そんな時をダンジョンに棲むモンスターたちは許してはくれなかった。呼び寄せたのか沸いたのかはわからないが、橋の向こう側に大量のモンスターが待ち受けていた。もしかしたらこんなゲームをしているオレたちに怒ったのかもしれない。
 このままだといずれこちら側に向かってくるだろう。危険を察したオレがそのことを伝えようとした刹那、
「キャー!!」
 ラヴァーゴーレムの強烈な一撃が黒ねこプリを襲った。その体は宙へと舞い上がり頂点に達し、その次は引力に従い奈落の底へ落ちようとする。目を覆うような風景が脳裏を一瞬よぎったが、黒ねこプリはどうにか橋のぎりぎりで踏ん張り落下を免れることに成功した。しかし、体を支えるのは細い両腕しかない。それを救い上げるべく、オレとうさプリは駆け寄り引っ張りあげる。
「大丈夫!?」
「ハァハァ……何とか大丈夫です。お姉さま」
 派手に吹き飛ばされたおかげか、黒ねこプリに思ったほどのダメージはなく一安心と言いたいところだったが、モンスターは待ってはくれない。その足はゆっくりながらも、座り込んだオレたちの目前に迫ってきている。

 すかさず立ち上がろうとしたオレよりも早く、うさプリは立ち上がった。その拳は強く握り締められ、あの優雅さを微塵も感じさせない怒りの形相でモンスターに向かって叫んだ。
「よくも、妹を虐めてくれましたわね! このお礼は数倍……いえ、数万倍にしてお返ししてあげますわ!! 準備はよくって? ハンタさん!」
「いつでもどうぞ!」
「お姉さま!」
 立ち上がりの遅れを取り戻そうと、威勢のいい声でオレも返す。黒ねこプリもそれに続き戦闘態勢は整った。
389名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/24(日) 16:42 ID:q0Y122Gw
 白い石の壁に青い屋根で統一された建築物。それらを縫うように運河が張り巡り、そこを流れる水音とともに時を刻む巨大な時計塔を中心に持つ穏やかな街、アルデバラン。

 どうにかモンスターを撃退したオレたちであったが、さすがに消耗が激しくダンジョンをあとにすることにした。
 ゲームの結果発表と手に入れた収集品を分け合うため、この街の一角にあるカフェテラスでオレたちは一息ついた。
「なんだかいろいろあったけど、無事に帰れてよかったです」
 素直に生還を喜ぶ黒ねこプリ。
「そうね。一時はどうなるかと思いましたけど、貴方のおかげで助かりました。ありがとう」
 オレへお礼を言いつつ、妹へも微笑みかけるうさプリ。この二人の仲は元通りになったのだと改めて感じた。
「始まりは滅茶苦茶だったですけど、終わってみればいい臨公になりました」
 感想を述べたオレの言葉で思い出したのか、黒ねこプリが勢い良く立ち上る。
「さあっ! それじゃあ、結果発表しましょう!」
 と、黒ねこプリがポケットにある点数を書きとめた紙を探る。探る。探る。
「あれれ? どこかで落としちゃったようです」
「しょうがない子ね。私の書きとめた紙があるはずです。あら……? 私も落としてしまったようですね」
「きっとあの戦いの最中に落としたのでしょう。じゃあ、オレのを……ってオレも、なくしてしまいました」
 三人とも紙をなくしてしまったようで、勝負の結果はうやむやになった。だけどもそんな勝負ははじめからどうでも良かったのだと、互いに笑う彼女たちを見ればそう思う。

「それじゃあ、知り合いの商人に頼んでアイテムを換金してきます」
 今回の臨公の清算を済ますため、オレは席を立ち上がる。
「私も一緒に参ります。貴女は宿の手配をよろしくね」
「わかりました、お姉さま。ハンタさんは一人部屋でいいですよね?」
 普通の臨公なら、清算が終わればその場で解散だ。だが、気まぐれで始めた今回の臨公に、気まぐれが多少続いても構わないと思った。
 ――正直に言えば、彼女たちともう少し一緒に過ごしたい気分だったのだ。

「レアのスロット付きのプレートが出るなんて、プリさんたちは幸運の女神さまなのでは?」
 亀島通いの金欠に臨時収入が入り、しかも聖女の鏡といってもいいようなうさプリと並んで歩いている高揚感。普段よりも饒舌になっているのが自分でもわかるくらい舞い上がってる。
「まあ、お上手なこと。確かに神様も二人の美しく清らかな乙女の祈りがあれば、見惚れてお恵みを与えて下さるかもしれませんね」
 こちらも謙遜なのか、自信なのかよくわからない受け答え。それがどちらにとられたとしても、彼女の魅力が増すだけのことだと思ってしまうのは、すでにうさプリに惹かれている証拠なのだろう。
 そんな微笑を間近に受けながら、たわいのない会話は宿に着くまで続いた。

「あ、お姉さま、ハンタさん。スイマセン! お部屋が……」
 黒ねこプリが済まなそうな顔をして宿の前で待っていた。理由を尋ねると部屋が満室で三人部屋しか取れなかったそうだ。さすがに女性と同室するのはいけないかと思い、辞退しようとのどまで出かけた言葉をうさプリが遮った。
「あら、私は構いませんわ。貴方もそのほうがよろしいでしょう?」
「え……、いや、たしかにその方がお財布にもやさしいですし。え……と、じゃなくて、お二人と相部屋なんて、思っていもない光栄であり、ますが!」
 唐突なうさプリの提案に動揺し、しどろもどろになりながら返答する。
「貴女もそのほうが嬉しいでしょう? ハンタさんと、もっとお話をしたいように見えましたし」
「え、あはは。お姉さま、もちろんわたしも嬉しいです。ハンタさんもいいですよね! ネ!」
 始まりと同じく有無を言わさぬ成り行きで、相部屋することになった。傍から見れば羨ましがられるだろうこの状況も、当事者となってしまうと動転し、地面に足がついてるのが不思議に思えるくらい高揚していた。

「それでは先にお食事を済ませましょうか。ふふふ……。貴女も良くやりましてよ」
「お姉さまに褒められましたー。嬉しいです!」
 この二人のやり取りも耳に入らないほど、オレの気持ちは鷹よりもさらに高く舞い上がっていた。
390名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/24(日) 16:43 ID:q0Y122Gw
 食事を終え、談笑を重ねながら宿へ向かう彼女たちの様子をそれとなく伺う。お酒のせいかもしれないが頬はほんのりと赤く染まり、微笑みは絶えず、笑い声も一オクターブ高く聞こえ、上機嫌のようだった。

 部屋に戻り一息ついて、それから今日の成果を分配する。それが終れば、得物の整備と消耗品のチェックも怠らない。普段と変わらないそんな様子を、興味があるのかほかにすることがないのか、座ったままうさプリが覗いている。
 すべてが滞りなく進み、終了の合図の背伸びをし体の緊張を解きほぐす。
「お風呂が沸きましたので、お先にどうぞ。ハイ、タオルと石鹸です」
 と、黒ねこプリが絶妙なタイミングで声をかけ、タオルを手渡してくれた。
 しかし、オレが先に入って汚すのもどうかと思い、後にしてもらおうとする。だが、またもやうさプリに、その声は遮られた。
「今日は貴方が一番がんばりました。だからご褒美として、はじめに入ってください」
「でも……」
「「入ってください!」」
 二人の声が合わさり、さらに目をあわせこちらに向き直り、もう一度言われてしまった。そうまで言われてしまうと抗いようはなく、おとなしく部屋についている浴室へ向かう。
 そして、それを見届けてから動き出した二つの影に、オレは気づかなかった。

「お背中、流しに参りましたー!」
 勢いよく扉を開き、湯煙の覆う浴室に響く元気な声の主は黒ねこプリ。振り向いたその先にある、一糸まとわぬ白肌に遭遇したオレは目を白黒させる。
 だがそれも刹那の事で、ハンター生活で培われた観察力に加え雄としての本能が、黒ねこプリの肢体を隅々まで値踏みする。

 片腕で隠しているつもりなのだろうが、隠し切れないほどたわわに実った張りのある大きな乳房。その頂点にあるピンク色で小さな乳首は、ツンと起って存在を主張している。
「おっぱいはお姉さまにはかなわないですけど、まだまだ成長途中の有望株ですよ」
 オレの視線に気づいた黒ねこプリの自己アピールが入る。が、さすがに凝視されると恥ずかしいのか、もう片方の腕で乳房を包み込むようにし身体をひねらした。しかし、それは新たな目的地を示したに過ぎないことだと、彼女は気づいていない。
 視線をうなじから背中へ、そして細く折れそうな腰へ移す。さらに視線は下へ向かい、こちらも成長過程なのか細身ではあるが締まった形の良いお尻を眺める。
「いやー、もう、えっちなハンタさんですね。でも、お尻はキュッて感じで可愛いでしょ? お姉さまも褒めてくれますし」
 背中を向けつつこちらへ真っ赤に染まった顔を振り向き、オレの視線を追っていた黒ねこプリのアピールが続いた。

 黒ねこプリを追い返そうとしても、それは無理なことだとわかりきっていた。この事態を収集すべく、黒ねこプリの目的を遂行させようとこちらへ呼び寄せる。
「ハーイ。がんばります!」
 それに黒ねこプリは素直に促され、目的を果たすべく石鹸とスポンジをそれぞれの手に持った。
 当然、無防備状態の黒ねこプリが、風呂椅子に座っているオレの正面に辿りつくまでの数秒間、オレの視線が一点に集中したのは言うまでもない。
 それはなだらかな水平線を描く丘陵の、かわいらしいおへそのくぼ地からさらに丘を下ればあるはずの茂み。しかし、そこにはそのようなものは生えてはいなかった。ただシンプルな一筋のスリットが無垢な姿で存在していたのだ。

「うしろに向いてくれないと、困ります」
 背中を流すため黒ねこプリはオレに声をかてきたが、見惚れていたため反応が遅れた。
 風呂椅子に腰掛けたままで動きの鈍いオレを、反対方向へ向かすため黒ねこプリは手を肩に置いた。そして、その手に力を入れた瞬間、事故は起きた。
「キャッ!!」
 濡れた床の上で上半身に力を入れたせいで、重心を取られた黒ねこプリの身体が一瞬、宙に舞う。その緊急事態に反射的に反応し、浮いた身体を支えようと腰を取りこちらへ引き寄せた。
「あはははー。今日は二回も助けられましたね! ありがとうございます」
 言葉だけを見ればごく普通に、お礼を述べている黒ねこプリ。だがオレの右太ももに跨り、頭抱くように腕を回してその豊かな乳房で顔を挟み込んでいる状況はただ事ではない。

 柔らかい乳房に顔を埋めたオレの耳に聞こえくる、黒ねこプリの鼓動は激しい。それにシンクロするようにオレの鼓動も速くなっていく。
「あっ……」
 顔を挟んでいる乳房にかかるオレの息にくすぐったく感じたのか、黒ねこプリが軽く息を吐いた。
 それでも黒ねこプリはそのままの体勢で、抱きついた頭を放そうとはしなかった。むしろさらに強く腕を絡ませてくる。
「んっ……あ。はぁ……あぁ……」
 黒ねこプリの吐息はさらに熱くなり、オレはこのまま固まってしまうのではと心配した直後、

「ちょっと貴方たち! 何をなさっているのですか!!」

 突然のうさプリの、当然と思える抗議の声が浴室に響く。その驚きで鼓動が一瞬止まった気がしたが、事態はさらに加速していった。
391名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/24(日) 16:44 ID:q0Y122Gw
 絶体絶命とはこのことか。おそらくオレの真正面にいるであろう、うさプリの表情はノーグロードで見せた以上の怒りようだと想像するに難くない。まさに天国から地獄、明日の朝日を拝むことはかなわないだろうとオレは悟った。

「お姉さまー、遅いですよ。何をなさっていたのですか?」
 あまりの事態に固まっていたオレをよそに、黒ねこプリの場に似合わない妙に落ち着いた声が浴室に響く。
 黒ねこプリは後ろに振り向くため、抱きかかえた頭をゆっくりと離す。こうしてオレはようやく天国から解放された。しかし、黒ねこプリの絡んだ腕はそのままオレの首に回され、太ももに跨られている体勢はかわってはいない。

「お風呂に入るのにタオルを巻いてくるなんて、おかしなお姉さま」
 黒ねこプリの指摘でようやく、うさプリを直視することができた。湯煙の向こうに見えるうさプリは宿の備え付けの物だろうか、薄めの生地のバスタオルを巻いてこちらを睨んでいる。
「それは……もちろん殿方とご一緒するのだから……当然でしょう」
 その身体を締め付けているタオルに、圧迫された谷間からもはっきりとわかる大きな乳房。さらに薄い生地のおかげか二つの小さな隆起も確認できた。
 そんなオレの視線に気づいたうさプリは、顔を真っ赤にしてうつむく。
 黒ねこプリはもう一度こちらに向きなおし、オレの耳元に顔をよせて小さく息を吹きかけながら囁いた。
「お姉さまはね、あなたともっと思い出を作りたいと仰ったのです。そのためにわざわざ、このような素敵な宿を取らせたのです。
 ――もちろん、わたしもあなたのことが好きですよ」
 突然の衝撃的な告白に軽くめまいが起きた気がした。そのようにオレのことを想っていてくれたことに素直に感激し、意を決してうさプリを呼び寄せる。

「ハイ……。でも……」
「もうー、じれったいですー。早くこちらに来てください!」
 と、不甲斐ない姉に手を伸ばしこちらへ引き寄せる黒ねこプリ。しかし、力が強すぎたのか、うさプリの身体は勢い余ってオレの胸に飛び込んできた。
「あっ……!」
 オレの胸に顔を埋める形になったうさプリの鼓動は速く、吐く息は熱い。そのまま時間が過ぎ去るのを惜しいと感じたオレは、うさプリの腰に手をやり抱きかかえた。
 ちょうど黒ねこプリと同じ姿勢になったうさプリを、さらに抱き寄せて唇を奪う。
「んっ……」
 驚きで目をパチクリさせていたうさプリも、軽く唇を合わせて落ち着いたのか目を閉じて流れに身体を委ねる。
「チュッ……あっ! はぁ……。
 私の……初めてのキス、です」
 名残惜しそうに唇を離したうさプリの告白は、オレの衝動を喚起するには十分すぎた。
 あまりに衝撃的で刺激的なその言葉を受け、再び感触を味わおうと唇を合わせる。
「……んちゅ……ちゅ、はぁ……あぁ」

「お姉さまばかりずるいですー! わたしにも下さい!」
 そういってキスを続けていたオレの顔を、強引に向けさせ黒ねこプリがキスをする。この二人、仲が良いようで実は競争心が旺盛なのか、そのキスの時間はうさプリよりも長かった。
「あ……んッ……ちゅっ! はぁ……。
 これでわたしもお姉さまと同じになりましたね!」
 その言葉に煽られたのか、積極的になったうさプリが再び唇を寄せてくる。だが繰り返しに多少物足りなさを感じたオレは、唇をこじ開けようと舌を侵入させた。
「ちゅぱ……んちゅ……ちゅぽぉ……んっ! あ……ぁ。ハァ……ちゅぼっ」
 浴室に多少粘り気のある水音が不規則に響く。
 新たな刺激に驚きながらも、うさプリはそれを素直に受け入れ、そのうえ舌と唾液を絡ませようとオレへの逆侵入を果たす。

「……んちゅ……ぷはぁ、ちゅぱ。ちゅぷ……はぁっん……ん、ハァ……」
 ようやく唇が離れ、舌に絡んで伸びた唾液が糸を引きながら細くなり途切れた。
 そして、うさプリはふぅと一息吐いてから、勝ち誇ったかのように黒ねこプリに振り向く。
 当然、黒ねこプリも同じことを自分にもと、おねだりするようオレを見つめてくる。
 しかし、この際限のない競争に終止符を打つため、オレはそれを拒絶した。

 黒ねこプリの表情が一瞬にして暗転し、目には涙が浮かぶ。それを無視するようにして、今度はうさプリの様子を伺う。
 その表情は勝利を得た喜びのものではなく、また拒絶された黒ねこプリを哀れんでいるものでもなかった。
 ――うさプリの目にも、黒ねこプリと同じ涙が浮かんでいたのだ。

「姉の喜びは妹の喜び、妹の悲しみはまた姉の悲しみ。その逆も同じこと。二人はそれをわかっていながらなぜ、一つのものを争い、奪い合おうとするのですか。そこにはいったい、何があるのですか?

 ――だからこそ、二人の喜びが共にあればこそ、オレの喜びもまた共に存在しうるのです」

 強く二人を抱きしめた後ろ手で、髪を撫でながら諭すように優しく囁く。そして身体を少し離し、二人に微笑みかける。
 二人の目にはもう悲しみの涙はなく、喜びの涙が頬を濡らしていた。
「私は……貴方も、貴女も……二人とも失いたくはありません。
 貴女もそう思ってくださるのなら共に、悦びを分かち合いましょう」
「お姉さまっ……」

 再び手を取り合った聖女が見つめあい、キスをする。その唇が離れお互いにうなずき、真剣な眼差しでこちらに向き直す。

「「私たちはあなたのことが……大好きです!!」」
392名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/24(日) 16:44 ID:q0Y122Gw
 今まで息が触れ合うほど密着していたにも拘らず、そのことに気がつかなかったのは極度の緊張のせいなのか。二人は告白を終えた途端、ふと己の嬌態に気が付き思わず恥じらい、俯きながら立ち上がろうとする。しかし、腰に手を回して抱いていたオレは、それを許さない。

 太ももと密着していた股間との間に空間ができた。だがそれはわずかの間で、その空間は再び呼び戻された肉によって塞がれる。
「キャッ!!」
「アン! 何をなさるのですか!」
 今度は押さえつけられたため、秘裂の柔肉が太ももに強く擦り付けられた。二人はオレの強引な行動に抗議の眼差しを向け、声を上げる。
 だがそのままの姿勢でオレは太ももを前後に揺さぶり始める。そのため不安定になった身体を支えようとオレにしがみつき、落とされないようにと足を強く閉じてきた。
「あっ! ん……いやっ……アン!」
「なんだか……あそこが熱く……んッ……んはァ、はぁ……」
 直接敏感なところに響く刺激に耐えかね、声を漏らす二人。さらに揺すると合わせたように声を重ねる。
「アン! んぅ、イイ!! あそこにあたって……ああ! 駄目です、これ以上されると……!」
 うさプリのその声を無視して揺らし続けながら、これ以上されるとどうなるか詰問する。
「その……あッ……ン。ク……く、り……はァっん。だめぇ、言え……ませっン!!」
 今度はもっと強く揺らしながら、さらに問い詰める。
「あ、ク、クリ……クリトリスに! あ、当たって感じて、しまいますぅー!!」
「あんッ……ンッ。そんな言葉をんは……、いやらしい! お姉さまッ……ンッ、あァ……!!」
 黒ねこプリの非難の声も聞こえてないのか、次第に自ら腰を前後にスライドさせ更なる快感を得ようとするうさプリ。その姿にあてられ、同調するよう黒ねこプリの腰も動き出す。
「ああ……。クはっ! うん、あぁん。お、お姉さま……キャッ!! んんー、うぅ……あぅ!」
「ん……ッ、イイ! すごく、あそこにあたってます……これ、んッ、はぁ……イぃ! 堪ら、ないですぅ」
 浴室に響く二人の聖女の淫らな聖歌に聞き惚れていたが、オレは唐突にその動きを止めた。

 どうして、と言いたそうな二人の表情に満足したオレは、手繰り寄せていたローションを彼女たちに見せる。それが一体何なのか、興味深そうに見つめる黒ねこプリ。その期待に応えるため、黒ねこプリの深い谷間にローションを流し込む。
「キャッ!! ぬるぬるしてっ……ンッ! あぁ、冷たい……です、あン!」
 浴室にあるため特に冷えているとは思えないが、火照った身体にはそう感じたようだ。続けていまだにタオルで押し付けられ、苦しんでいそうなうさプリの乳房の谷間にもローションを垂らす。
 見る見るうちにローションは谷間からあふれ出し、タオルに染み込んでいく。うさプリは濡れたタオルが不快なのか顔をしかめた。
「ん……これは……なんですの?」
 火照った肌に直に垂らされた黒ねこプリと違い、タオルによって干渉されたのかうさプリの反応は鈍かった。
 オレはタオルに圧迫され解放を望んでいるだろう乳房に手をそっと添える。
「アッ……あの。……んはぁっ!」
 触るか触らないかのところで摩るように手を転がす。そのじれったさがうさプリには程よいのか、声がさらに高く鼻にかかったものと化した。
 軽く触れていた手に一点の障害物が引っ掛かった。それは濡れたタオルにちょんと浮き出した乳首。今度はそれを摘みそこ基点として手の腹で強く乳房を押すように揉みだす。
「ううん……んはっ! おっ、ぱい……そこ……乳首でぇ……だめっ……です、っア!!」
「んぁ……ハぁハァ……。んッ! あぁ……ヌルヌルして、おっぱい、気持ち……いイッ!」
 もう片方の手で黒ねこプリの乳房を弄ぶのも忘れてはいない。こちらは快感に素直に身体を委ね、左手は首に回したまま右手を乳房に当て自ら揉みしだいている。
 二人は乳房をオレに弄られながらも、密着した股間を擦り付けることを止めてはいなかった。そのうえ乳房から垂れてきたローションが股間にたどり着き、潤滑油となってさらにその動きを滑らかにする。

 うさプリの肌はタオルが強く結ばれたためにいまだ露になっておらず、オレはそれが無性に腹立たしくなり力任せに剥ぎ取る。
「アっ! 嫌ぁ……だめっ……です!」
 無駄な抵抗は文字通り無駄に終わり、ようやくその白美肌をオレの前に曝け出した。その美しさに一瞬、呆けてしまう。だが今まで焦らされた反動が剥き出しとなった乳房を襲う。
「ああっ! おっぱい吸っちゃぁ、ア……んあっ! だめッ……で、すぅ!」
 うさプリの乳首を甘噛みし母乳を飲むように吸いあげ、二つの乳房を行き来して味わった。数往復してからうさプリの乳房の味見を終え、顔を上げる。
 今度は黒ねこプリが甘えた声を出し、赤ん坊に与えるように乳房をもちあげオレに近づけてきた。
「んん……、すごい……。気持ち、いいです。ウン、もっと……んはっ! いいですぅ、吸って……吸って下さい!!」
 四つの乳房を自由に、気まぐれに行きかいし、思うが侭に搾乳する。
「ああ……おっぱい……すごく、イイッ! おっぱい……はぁ、ハァ……いっぱい吸ってくだ、さいッ」
「ん、はぁ……一生懸命、吸われますのね……。なんだか、とても、かわ……イイ、かも……はぁ」
 多少余裕が出てきたのかうさプリはそんなことを言いながらオレに乳房を押し当てている。オレが次の乳房を吸おうと離した時、うさプリの視線が下に向いていることに気がついた。

「私たちが……すべてを曝け出したというのに、貴方が隠し事をするのは……よくありませんよ、ネ?」
 そういって微笑みながら先ほどの逆襲といわんばかりに、勢いよくオレの腰を覆っていた短目のタオルを剥ぎ取る。

「「あぁッ……!!」」

 静まり返った浴室に、二人の生唾を飲む音が聞こえた。
393名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/24(日) 16:45 ID:q0Y122Gw
 その存在を忘れているはずはない。二人の肢体を味わいながら、彼女たちがいつそれに気がつくのか。敢てそれを意識しないよう二人を昂ぶるように追立てていた。そして、それは今、二人の聖女の前に姿を現し、さらに雄々しく反り勃っていた。

「ふふふ。これが男の人……ですか」
「わぁ……すごく、大きくて……すごく、太いです。それになんだかビクビクしています!」
 初めて見るそれに驚嘆の息をつきながら、しげしげと観察し感想が漏れた。抱き合った体勢は変わっておらず、オレを含めて六つの眼差しがそれに集中する。
「あの……これを私たちはどうすれば……」
 うさプリは戸惑いを隠せずオレに尋ねてきた。その問いに答える間もなく、肉棒にそっと手が添えられる。
「こうすればいいのですよね?」
 黒ねこプリの好奇心が躊躇せずそれを握らせた。添えられた手は柔らかく熱い。
「わぁ……。とっても熱くて固いですよ! ああぁ……。ほら、お姉さまも!」
 目を輝かせながら話しかけ、恐る恐る手を伸ばしてきたうさプリの手を引いて肉棒を握らせる。
「本当……ですね。あぁ、でも、なんだかビクビクして苦しそう……」
 慈しみの眼差しを向け、肉棒に添えた手をそっと上下にスライドさせた。柔らかな手と細い指に次々と蹂躙され、感覚がその先に集中していたオレはたまらず声を漏らしてしまう。それに驚いたうさプリは思わず手を離し、謝る。

「お姉さま! 手を離してはいけませんよ!」
 黒ねこプリの手はいきり立った肉棒を再び握る。うさプリもその手を伸ばしたが二つの手で握ってしまうと、自由が利かないことに気がついた。
 そこでうさプリはさらに下へと、固い肉棒の付け根にある隠嚢に手を寄せる。また違った感触のそれに触れた手は、細い五指を使って中の睾丸を弄んだ。
「ふふふ……。こちらはとても柔らかいのですね。それに二つもあるものは大きな……玉? ふふふ。おもしろいです」
 まるでおもちゃを与えられた子供のようにはしゃぎ、歓声を上げるうさプリ。その声を聞いて今度は自分もと、黒ねこプリが入れ替わり隠嚢を撫で回す。
「ホントです! あぁ……ふにふにしてポリンみたいです! キャッ!!」
 その感触がよほど気に入ったのか、黒ねこはプリは飽きもせずまさぐり続けた。あまり長いこと弄ばれたオレは流れを戻そうと、抗議を兼ねて二人の乳房を交互に摘み強く抱き寄せる。

「あンッ! 突然、どうなされたのです?」
 オレの抗議を意に介した様子もなくうさプリが問いかける。その表情は昼間の清楚なそれと変わらぬようでいて、瞳は怪しく輝き挑発的にオレを見据えていた。
「お姉さま……?」
 うさプリとオレの見つめ合うというより睨み合うかのような、緊迫した雰囲気に黒ねこプリは不安げに声をかける。その声でオレの瞳に写ったモノが見えたのか、うさプリが微笑み、均衡は崩れ去った。

「さあ、三人で……もっと気持ちよくなりましょう」

 うさプリのその声と共に、オレたちは快感を貪るために動く肉の装置のようになった。

「ンっ……アン!! 強く、噛んではァぁ……イイっ!! もっと……ああ! キャッ!! あン、あ、あぁ……」
「オッパイ、すごく……あぁ。ん、んはぁ……ぁあ! あ、あ、ウン! 強く、もっと吸ってぇー!」
 オレは二人の乳房を再び弄り始める。四つの乳房を楽器のようにリズミカルに、それでいてランダムに吸い上げ左右の手で揉みしだく。
「ああっ……クはっ! うぁ、う! ッん。あぅ……ハァぁ……。ああ……んチュッ、ぷはぁ……んチゅぅ」
 乳房を弄りながらも彼女たちの唇を吸い上げることにも余念はない。まるで小鳥が餌をねだる様に舌を伸ばして顔を突き出し、それに応えるためオレも舌を絡ませ唾液を交換する。
「んちゅ……ちゅぽぉ……。ンン! ああぁ……ハぁハぁ……んっチュッ。あぁ……すごくイイ、です! チュっ……ぱぁ」
 唾液と舌を絡ませその交歓を愉しんでいたが、細い糸を引き伸ばしつつ惜しみながら唇を離す。
 今度はその目標をうさプリの首筋から乳房に変え、糸を引くように舌を這わせながらキスの雨を降した。
「アン! そんなに吸ったら……ハァ、ンッ。イイ……あぁ、ウン。跡が……キスマークが……アァン!」
 キスの雨の前線は次は黒ねこプリへと移り、その地表に落ちた雨に嬌声が沸きあがる。
「もっと! ん、もっといっぱい、アン! キス、してくださ……イッ。あぁ……んッ! アン、アァ……アン! すごい、イぃよぉ!!」

 彼女たちもまたオレの肉棒に手を寄せ合い、その手を上から下へ交互にスライドさせ快感をオレに送り込む。
「ビクビク……してます、ンッ! あン! ここ、気持ちいいのですか? アアンっ!」
 始めはただ交互にスライドされていたその手も、時間が経つことで各々に役割分担がなされた。うさプリは左手を使い肉棒を上下にしごき、黒ねこプリは右手で隠嚢を情熱的に揉み撫で回す。
「ああぁ……ハァハァ、なんだか、先から……透明な液、が出てきましたぁ……んハぁ」
「ホント……う、ですわ。あ、ン! 粘ついていて……アハっん。とてもっ、ビク、ビクしてっ! 気持ちよさそう、です……わぁ……」
 その役割は恒久的なものではなくどちらともなく交代をしては、そのたびに流れ出したカウパーとローションが絡み合い更なる快感を肉棒と隠嚢へと伝えた。

 太ももに跨り秘裂を擦り付ける卑猥な運動も、先ほどのようにただ前後にスライドするだけの単純な動作ではなくなっていた。二人は執拗に秘裂の先端にある、敏感な器官を擦り付けようと上下左右に不規則に腰を振る。
「アアッ!! すごく、堪り、ま……せん。あ、クリ、トリスがぁっ……アンっ! ハァハァ……イイのぉ!!」
 太ももを濡らす液体はすでにローションよりも、その擦り付ける秘裂から染み出した清らかな愛液がほとんどを占めていた。
「アン、アッ……ウン! はぁぁ……うン! 気持ちぃ、いやぁン、んはぁ……アン! ああっ……ん、ダめッ! クはっ!」
 オレも擦り付けられるクリトリスを皮膚上に感じながら動きにあわせ、太ももを持ち上げたり軽く揺らしたりと彼女たちが貪欲に貪る快感を高めるために協力する。
「ん、アッ! アン! いいのっ! そこぉっ……アン。あ、ああぁ……ウン!
 はぁ、はぁっ……ダメ! ダメなのぉ……ぁあ! ぅン!!」

 その快感の循環装置と化していたオレたちにも、終わりの時が近いことが同時に伝わる。オレの肉棒の根元に溜まりに溜まった欲望が、二人の奥底から沸きあがってくる欲望が、頂点に達しようと加速し、果てようとしていた。
「アッ! ん、ダメ! んはぁ……アン、アン! あ、あ、あ、アゥン!
 あー、あッ! ダメ……だめっ! イぃ、ぁあ……ウン! あっ!!」
「もう……アン! なにか……来、ますぅ! あー、ああ、あ、ああっ!!
 アア!! ダメ! いっちゃい……ま、アアン!!」
 二人の腰の動きはさらに速くなり、オレの肉棒をつかんだ手もすでに止まりただ握っているだけだ。そしてオレの肩につかまった手にさらに力が入り、肉棒をつかんでいた手も首へ回され強く固定される。
 オレは二人を助けようとそれぞれの腰に手を回し、強く引き付け動きを加速させた。

「「ああ!! ん、ん、ん、ああぁ……ンッ! あ、あ、うんッ……アッ! ぃ……クぅ!!」」

 二人の腰が同時にビクンと律動し、背中を仰け反らせ空を仰ぎ頂点に達した。

 力の抜けた二人をオレは抱き寄せ、髪を撫でる。激しい呼吸で胸を上下にさせながら見せた表情は、恍惚として頬は紅潮し、卑猥でもあり、美しくもあった。


 呼吸を整えようと深く息をしている二人をそっと床に下ろす。
 そして桶に湯を張り、身体にまとわりついたローションと汗、愛液を流し落とした。
「あ、ん……温かくて、気持ちいい、です」
「ああ……。申し訳ありません。お背中を流すといったはずなのに、逆に私たちが貴方にお世話になってしまって……」
 そんなことは気にしなくても良いといったにも拘らず、うさプリは本当に済まなそうな顔をして謝る。
「あの、お姉さま……」
 黒ねこプリはしょんぼりとした姉の様子を伺い、そっと横に寄り添い耳打ちした。
 その進言はよほどのモノだったのか、見る見るうちにうさプリの表情が明るくなった。
 次いで、二人の瞳が獲物を見つけた獣のように、怪しく光る。

「「今度はベッドの上で、朝まで……愛を語り合いましょう」」

 二人の有無を言わせぬ物言いは、やはりオレを惑わせ魅了する。
 夜の街を照らす月はまだ、時計塔の真上に達してはいない。
394名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/24(日) 16:50 ID:q0Y122Gw
以上です。
掲示板に合わせた書き方をしていないので
読みづらいでしょうか、スイマセン。

このまま続きもありですが、次はまた違うものになるかと思います。ノシ
395名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/24(日) 17:23 ID:714g0A.6
初リアルタイムキーター。
いや、なんかもう(*´∀`)……。
396名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/24(日) 19:39 ID:SjY0yG2A
めっちゃハンタウラヤマシー(*´∀`)

つ、続きはないんですか・・・(つД`)
397名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/24(日) 22:08 ID:9sZkTWM6
ハンターの

隼なんだもん…

に萌えた(´д`*

え?ミルトコロチガウッテ?キニシナイ!!
398長編アコ成長物語sage :2004/10/24(日) 23:11 ID:qPK1K.a6
|∀’*)η3pィィ!

というわけで私も投下しまつ

|つミ

ピシッ!

フェイヨンの竹林に、乾いた矢を射る音が鳴り響く。
ここ、フェイヨンの森は、成り立て弓手の絶好の狩場である。
適度な新鮮の高台が敷き詰められており、
崖撃ちはもちろん、足の遅いウィローに対する逃げ撃ちをする練習にもってこいだからである。

エリス・キングの放った鉄の矢は、この竹林に多く生息するウィローの稼動部を見事捉えていた。
ウィローは途端に呻き声を上げ、身を爆ぜさせた。
ふぅ、と息をつき、薬剤の素になる若々しい枝を拾い上げる。
しかし、順調にいってるはずの狩りなのに、彼女の表情はどこか不満げが漂っている。
唇は少し空を向いているし・・・。

「あー・・・・もう!」

エリスはドカッと座り込むと、弓を置いて、自らの豊満な胸を押さえて言った。

「こンの胸当てキッツイのよ全くーー!
一番大きいサイズのはずなのに全然カバーできてないじゃない!
胸の形が崩れたらどうすんのよー!

あぁ・・・こんなんじゃ堂々とリムちゃんに会えないわ・・・・。
早くあのアーバレストを装備して、かっこいい所見せたいのになー・・・」

最後のほうの語調は沈んでいた。
エリスはノービスの時同じくノービスであったリムに出会い、一目で気に入ってしまったのだ。
彼女自身、レズビアン意識は皆無なのだが・・・・・。

ちなみに、彼女のいう『アーバレスト』とは、上級弓手が扱う大きめの弓だ。
まだ駆け出しアーチャーであるエリスには到底扱える代物ではない。
というよりも、アーバレストよりも使いやすく強力な『角弓』という
弓も存在するのだが、なぜアーバレストにこだわるのかは、彼女のみ知る、ということなのだが・・・。
まぁそれは置いといて。

「折角ウィロー狩って、自分サイズ用の胸当て作ろうとしてたのになぁ・・・。
これっぽっちじゃ薪にすらならないわょ・・・・」

・・・・薬剤目的で拾ってたわけではなかったようだ。
ヒョイと集めた枝を拾い上げて愚痴る。
エリスは可愛らしくとがった顎に、これまた可愛らしく白く熟れている指を添え、
竹林に潜む虫のざわめきに静かに耳を傾けていた。

「・・・・・・そうだ!」

エリスは何か思いついたようにスックと立ち上がった(と同時に豊かな双乳がフルンと揺れた)。
399長編アコ成長物語sage :2004/10/24(日) 23:11 ID:qPK1K.a6
「確かー、ここの東に〜・・・」

エリスはアーチャーギルドから拝借したワールドマップを目を凝らして見つめていた。
何かを探しているようだ。

「あ、いたいた!ここから東南の竹林に天下大将軍がいる!
・・・数は少ないけど・・・、仕方ないか」

どうやらウィローでは木材収集では埒があかないので、代わりに大将軍を狩ろうと思ったらしい。

「よ〜し、そうと決まったら行くわよ〜〜!」

エリスは鼻息をフンフンと鳴らし、意気揚々と湿った草地を闊歩していった・・・。


「・・・ひゃっ!!?」

エリスはびくっと身を震わせた。

「・・・なんだ、ソヒーか」

ソヒーの啜り泣きに驚いたようだった。
エリスが先ほどいた竹林から東南にある同じく竹林であるここは、
エギラとスモーキーとソヒー、そして天下大将軍が生息する場所。
大将軍を除いてノンアクティブモンスターが多いので、中級者に適した狩場である。
たまーに横沸きした大将軍にコテンパンにされることもあったりなかったり・・・・するが。

「さーて、偉大なる将軍様はどこだ〜」

エリスはキョロキョロキョロ顔を揺らしながら、ホシを探した。

「・・・・・あ!」

目の前に、細長く、かすかに聞こえる、身を軋む音。
間違いない、あれこそが私が追い求めてた偉大なる将軍様なのよ!!

・・・と妄想しながら、エリスはダッシュで将軍様に駆け寄った。

「ビンゴ!
ふふふ、ただ突っ立ってるだけなのよね、経験値も美味しいし、まさに二兎追うもの一兎も得ずね!」

・・・・いや、それ使い方違う。


「さぁ、行くわよ!」

エリスは距離を詰め、一気に弓を引いた!
・・・が
大将軍は突然細長く、鋭利に削られた腕を広げ、エリスの頭上に振り下ろした。

「・・・・きゃ!」

エリスは咄嗟に身を引いたが、斬撃はエリスの肩口をかすらせた。

「・・・・くっ!」

エリスは裂かれた肩を押さえながら、身を転がした。

「・・・・・あぁ、よかった・・・・、服が少し破けただけだ」

エリスはほっと胸を撫で下ろした。
そう、大将軍が確かにその場で突っ立ってるだけだが、異物が身に近寄ると、防衛反応を取るのだ。
その攻撃は、二次職でさえ圧倒する破壊力である。
エリスはその事をすっかり忘れていたのだった。

「はぁ・・・私ってドヂだなぁ・・・・。さて、気を取り直して・・・・」

エリスは大将軍から少し距離を置き、襲われない位置で、鉄の矢をスパン、スパンと続けざまに撃っていった。
やがて・・・大将軍は根元からポキリと折れた。
400長編アコ成長物語sage :2004/10/24(日) 23:13 ID:qPK1K.a6
「ふぅー、とんだアクシデントがあったけど・・・」

はみ出た肩口を押さえて、エリスは絶命した大将軍の木を拾い上げた。

「これだけ大きければ、十分ね」

目標が達成され、エリスはニコッと笑った。
と・・・・。
エリスはその、手に持った大きく、長い木を見つめていた。
どこか恍惚な風味をきかせながら・・・。

コクッと喉が鳴る。
大きい・・・・
長い・・・
太い・・・・


気が付くと、エリスは木の先端を、自らの秘所に擦り付けていた。

「ん・・・っ・・・・はぁっ・・・・ぁん」

人間のペニスに比べ、冷たく、硬く、そして圧倒的に太すぎるその怒張を、エリスは
無意識の中、ショーツ越しでスリスリ・・・・と押し込んでいった。

「ぁ・・・・・ひぅ・・・・」

ザラザラした触感が、エリスの敏感な突起物を刺激する。
始めは片手で行っていたが、もう一方の手を木に添え、両手で秘所を突き上げる形で、速度を速めて擦っていった。

「んんん・・・・・・くひぃ・・・・」

頬が蒸気し、吐く息にも暖かみが帯びていく。
エリスは持っている大木を秘所から離し、胸の前まで持っていった。
そして、自分で担いでいる大木を、豊満に育った乳房で挟んだ。

「あああああ・・・・ぃい・・・・これいいよぉ・・・・!」

擦る速さはすぐに上がっていった。
時折勃起した乳首も指でコリッと捻り、快感に拍車をかけていく。

「はぁ・・・はぁ、はぁ、はぁ・・・・」

胸を擦る速さが無尽蔵に加速する。
いつしか、騎乗位を思わせんばかりに腰も淫らに振り出す。

「ああ。。ぁああ・っぁあ・・・・・・・・」

そして、エリスの腰は反射運動の如く跳ね上がり、絶頂を迎えた。
終わった後には、空でざわめく鳥の声がざわついていた・・・・。

リムちゃん・・・・逢いたいよ・・・・。

エリスの瞳に、光るものが滲んだ。

続く


以上です。
|ω・`)エリスOnlyで全然アコ物語じゃないってのは内緒デツ
次回カラはリムが出て・・・くる・・・きます。
401どこかの166 えっちなしょーとしょーと劇場sage :2004/10/26(火) 05:07 ID:yjXPWGgk
「18禁プリ子に命令するスレ」

子バフォ「頼むから行かないでください義母上」
ママプリ「なんでよ〜?18禁でしょ?もーまんたいじゃない??」
子バフォ「干からびます。人だと」(真顔)

 この後の記憶は伝承されていないが、結局、ママプリがこのスレに顔を出す事はなかったという。


「MVP」

「ああああんんんっ!!」
 歓喜の声と共に今日何十回目の絶頂に浸るママプリ。
「はぁはぁ……」
 獣のように……しかも虫の息の声で息を吐き出すバフォ。
「まだするのぉ…もっと出してよぉ……んぁ」
「頼む…もう勘弁してくれ……」
「そんなこといっても肉棒はまだ硬いじゃない…んんっ!ぁ…」
「うっ……」
 バフォの体が震えて、最後の白濁液をママプリの子宮に叩きつけた瞬間。

 ぱんぱかぱ〜ん♪

「え?何?MVP!?って、バフォおきてよぉ……ちょっとっ!!経験値より白濁液ちょうだいよぉぉ!!」

ママプリ「こうして何度も何度もバフォを沈めた私はオーラへの道を駆け上がり……って冗談だからね♪」
ママプリ縁者一同(この人ならやりかねん……)


「大奥」

子バフォA「このままでは父上が腹上死してしまいかねん」
子バフォB「仕方あるまい。浮気を許可していただこう。世の女性が全て義母上みたいに精の全てを搾り取るまで腰を振るとは思えんし……」
子バフォC「問題は……それをどういう形で切り出すかだな……」
 長い長い協議の末、子バフォ一同がそろってママプリに面会を求めた。
子バフォ一同「お願いがございます。どうか父上が浮気をする事をお認め頂きたい」
ママプリ  「どうしてよぉぉぉ!!バフォの肉棒独占したいのにぃぃぃ!!」
子バフォ長兄「このまま義母上が子を産みつづけると、我ら別腹の子と義母上の子との間で派閥争いが起きます」(おもいっきり真剣)
ママプリ  「ぅ…………」
[週刊BOSS通信・経済]
 ・ バフォメットの妻浮気許可!!
 ・ 背後に子バフォ達の必死の献策「父を腹上死させる訳にはいかない」
 ・ 大規模ハーレム建設に向けてアマツに調査団派遣
 ・ 人間拉致ビジネス高騰!アコプリ相場最高値更新!バブルに踊るまーちゃん語る
402どこかの166 えっちなしょーとしょーと劇場sage :2004/10/26(火) 05:20 ID:yjXPWGgk
 ハーレムは漢の浪漫!
 というわけで、【18歳未満】プリ子に命令するスレ  1,5命令目【進入禁止】 http://www.ragnarokonlinejpportal.net/bbs2/test/read.cgi/ROMoe/1097617116/l50
に見事に感化されて、バフォのハーレムを作ろうと電波受信中。
 ……こういうときに何で「大奥」なんて見るかなぁ…私は…
 バフォのハーレムでママプリとそれに負けずにバフォを誘惑する女達……という本編に入る前の背景資料みたいなものですがちょっと長くなったのでネタとして先に投下。
 実は、ネタを書いた時点で結構満足してみたり……
 あと、悪ケミハウスは3箱目http://www.ragnarokonlinejpportal.net/bbs2/test/read.cgi/ROMoe/1097742624/l50
の27様考案の[週間BOSS通信]ありがたくネタとして勝手に再利用させてもらいました。(ごめんさいっ)
 当人の電波受信具合によっては、バフォのハーレムを書く予定。
 バフォVSママプリ含むプリたんずのエロエロプレイをお楽しみください。

(注)なお、スレの電波受信具合によって御覧になれない地域があります
403名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/26(火) 07:32 ID:VAJbRCA6
>どこかの166
今回も楽しませていただきました。
しかしこれってバフォの腹上死の危険性が余計増えてしまうような気が…
404名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/26(火) 08:32 ID:nanWblls
>どこかの166
子バフォの会議風景を想像して爆笑しました。

3箱目でのボス通信の”ミストレスとの密会”
を書いて欲しいとか思ったり。問題はニュマとJT使うから
どの職にすればいいか謎なとこかな・・・・
405名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/26(火) 18:29 ID:0J7NXLys
流れをぶった切って質問します
レムやリムやフィーム等のキャラが出てくる、ROのエロSSを書かれていた(現在は停止?)サイト様を探しているのですが、なかなか見つかりません
知っている方がいらっしゃったら、どうか教えて下さい
(作者様は以前萌えスレから追い出されたらしいので、マズイかったらスルーして下さい
406名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/26(火) 19:20 ID:OgmQgQQw
>>405

つ[ >>2 ]
保管庫を見れば幸せになれるかも?
407名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/27(水) 00:13 ID:78Ro3IaY
>>406
レスありがとうございます
しまったそこを忘れてたorz
しかし今しがた調べてみましたが、その方の作品は見つかりませんでした…
2003年より前の頃だったのかな…
(確か作者様のネームはlemかremだったような…
408名無したん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/27(水) 02:19 ID:9x6AXD.w
>>407
♀×♀18禁の前スレを保管庫の関連サイトの萌え板過去ログ倉庫からあさって
2003年11月付近を捜すと幸せになれるかもしれない
409名無したん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/27(水) 04:57 ID:a5Q83Xz2
>408
お前様いいやつなだ
410名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/27(水) 16:53 ID:h6X3Q53Y
痴女アコ×アサの話と、♀ケミにアコがロザリーの代購頼む話が大好きなんだが
あの文神様達は再度降臨されないのだろうか|-`)
411名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/27(水) 23:08 ID:b9XhmudM
>>407
ぐぐる場合は「レム」を「LEM」に変えると幸せになれるかもしれない
412名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/28(木) 00:44 ID:SNLUOx3o
>>408&411
うわぁぁぁ見つかりましたー!
どうも有り難うございます!本当に助かりました(ノД`)アリガトウゴザイマスアリガトウゴザイマスアリガトウゴザイマス
ご迷惑掛けてすみませんでしたorz
413名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/28(木) 00:45 ID:SNLUOx3o
レス遅れてすみませんでしたorz
414名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/28(木) 20:24 ID:XNoP9wzA
幸せになれるかもしれないと言ってレスをするお前らが大好きだ
415名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/29(金) 00:51 ID:pQVi8Ciw
ここは本当に身内に親身なインターネッツですね
大人向けスレでこんな親切なお前らは大好きだ
416名無しさん(*´Д`)ハァハァ :2004/10/29(金) 21:11 ID:ArLoraoQ
まぁ、持ちつ持たれつ。困った時はお互い様ってことかな
417名無しさん(*´Д`)ハァハァdame :2004/10/30(土) 02:41 ID:uz.F/yYc
                 ̄ ̄ ̄ ̄-----________ \ | /  -- ̄
      ---------------------------------  。 ←>>416
           _______----------- ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                     ∧ ∧    / / |  \   イ
                    (   )  /  ./  |    \ /
                 _ /    )/   /  |     /|
                 ぅ/ /   //    /   |    / .|
                ノ  ,/   /'    /    |│ /|
 _____      ,./ //    |     /   .─┼─ |
(_____二二二二)  ノ ( (.  |つ  ./ ┼┐─┼─
              ^^^'  ヽ, |  |   /.  ││

ageるな!
418名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/30(土) 16:22 ID:z8khIep2
今小説書いてるんだが…

ナニコレ

えち導入部だけで20KB超えそうですよママン

そんな作品ですが書きあがったら受け入れてくれますかね?
419名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/30(土) 17:03 ID:z/e0V8hU
受け入れるから早く書きなさい
420418sage :2004/10/30(土) 23:39 ID:z8khIep2
とりあえず書いてるが…

エロシーン突入まで30KBですよ奥さん
しかもエロなくても話として完結しちゃってますよ

( ゚∀゚)アハハハハ…ハ

orz


分割してうpするか書き直すか…ううウツダシノウ
421名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/31(日) 00:17 ID:.9XwLB12
投下開始します
♂モンク×♀騎士の初めてのえっちです
|つミ
422名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/31(日) 00:18 ID:.9XwLB12
 強し日差しの赤い太陽。穏やかな波が打ちつける白い砂浜。今日もココモビーチは絶好の狩り日和。群れて迫ってくるオットーを騎士の彼女が引き寄せ、モンクのオレが指弾で弾く。二人の共同戦線は揺るぎない。

「ウン、ウン! 今日もいい感じだネ!」
 数匹の群れを片付けこちらに振り向いて、剣を片手に高く上げ呼びかけてくる。今日は普段にもまして上機嫌のようだ。その理由について思い巡らすが、これといったものは浮かばなかった。
 そしてまたオットーがのしのしと、身体を引きずり襲ってくる。幾度目かの襲撃を撃退した彼女の頭上に、天使が舞い降りたのを確認しオレはようやく得心した。

「ありー♪ これで何回目の天使さまの光臨かな?」
 オレを試すような彼女の質問。当然、答えは知っている。だからわざと分からない振りをして、答えを待ってる彼女を焦らす。
 彼女は目論見に気づいているのか気づいていないのか、腕を組みワザとらしく悩むオレを覗き込み顔を寄せてきた。
 そして、見事に罠にかかった彼女の唇にそっと重ねる。
 やはり気づいていたのか、驚いた様子もなく目蓋を閉じ受け入れる。これは幾度となく交わした、儀式。
「ン……、チュッ! ……んっ、はぁ」
 彼女の唇は甘く艶やかで、柔らかく、飽きる気がしない。数度の軽い触れ合いに満足した彼女は、照れ隠しに笑って俯きながら離れた。

「これでわたしもようやく一人前かな? うふふっ……」
 再びの独り言のような問いかけに、オレは本気で悩むが彼女は気にした様子もない。その後も上機嫌な彼女に戸惑いながらも、オットー狩りは日が傾くまで続いた。


 プロンテラの城下町の人であふれかえった市場で二人は、はぐれないように手をつなぐ。これも「おめ♪ あり♪」のキスと同じ、馴染んだ行為。
 先輩たちに頼まれた雑貨を詰めた紙袋を片手に、ギルドで間借りして溜まり場にした家屋へ向かう。
「はやく雑用係から、解放されたいよー」
 唇を尖らせ彼女は不満を漏らす。ギルドで一番若いオレたちが、もっぱらの雑用係だ。
 自らの技量を高める為に集い日々その研鑽に余念のない彼らに、オレたちが追いつくのはいつの日かと取り留めのないことを思う。
「あっ、でも。君と二人でお買い物できなくなっちゃうから、やっぱそれはナシだよね」
 なにやら彼女の中で納得のいく答えが見つかり、オレに同意を求め微笑んだ。
「ウン、ウン。やっぱり頼れるお姉さんがいないと、君も心細いでしょ?」
 つないだ手の温かさと柔らかさにそっと力が込められる。そんな夕暮れ時の幸せな時間を楽しみ帰路についた。


 狩りに出た彼らが二、三日帰ってこないのは、別段珍しくもない。だが、一人も帰っていないというのは稀である。
 部屋が広い。それほど広い建物ではないのだが二人きりとなると話は別だ。
「あれー、誰も帰ってないのー? ただいまー!!」
 やはり返事はない。またもや唇を尖らせ、声を荒げた。
「あーあ、せっかくお祝いして貰おうと思ってたのに!」
 その怒りの理由に納得し期待に添えるようにと、少し豪華な料理を用意をして待つ。が、敢え無く料理は二人の胃袋を満たして役目を終えた。
 すでに彼女は食欲が満たされたせいか、誰も戻ってこないことに腹を立てている様子もない。逆に鼻歌を歌いながら皿を洗っている。
 一通り今日の成果を確認するためソファーに座り、テーブルに向かい合いながらのんびりと時を過ごす。狩場で二人っきりのときと違い、溜まり場ではいつもこの調子だ。
 オレたちがどういう関係だろうと、彼らが干渉することはないと思う。そう思いながらも二人で決めたわけでもないのに、溜まり場に戻ると何事もないように振舞っていた。

 そんな調子なのでその関係といっても、未だに一線を越えたわけでないのが現状であった。
423名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/31(日) 00:19 ID:.9XwLB12
 小さな小瓶がテーブルに載せられた。見覚えがある、バーサークポーション。オレはそれを見せられてから、彼女がそれを扱える段階になったことにようやく気がついた。そして一瞬の逡巡の後に、本日二回目のおめでとうのキスをした。

「ンっ……ちょっと君! ここではまずいでしょ!」
 昼の狩場のときとは違い戸惑い焦る彼女。自分もどうしようかと躊躇したが、ちょっと彼女を困らせてみたいという欲求が優先された。
「今日は……今は、誰もいないから……良かったけど、ネ」
 それは分かっている。彼女も分かっているから、本気で怒ってはいなかった。
 でも、彼女がまたひとつ新たな強さの段階に進み、オレは置いていかれた感じがして焦ったのだろう。そんな距離感を彼女との関係を進めることで縮めようとしたのだ。
 その気持ちを彼女はどう受け取ったか分からないが、半歩でも変われたと自分を納得させようとしていた。

「そうだ! ちょっと試しに飲んでみようか! ウン! ね、あはははっ」
 先ほどのオレの行動をけん制してのことなのか、笑いながら視線をそらす。そして彼女は小瓶のふたを開け、腰に手をあて一気に飲み干した。
「か〜っ! まずい! もう一杯!」
 普段テンション高いときでも、かまさないような寒いギャグ。それは、少し悲しく思う。
「どう? いつもと変わらないでしょ?」
 身体をくるっと回転させ無邪気に微笑んでみせる。
「ウン、ウン! 君ってば、やっぱり甘えん坊だね。にしし。
 だから、何も心配しなくてもいいんだ……から。君とわたしはずっと……一緒……に、ん! ハァ……ぁ」
 突然、肩を抱くようにして床に膝を着けた。オレは戸惑いながらも彼女の状態が気がかりで、そばへ駆け寄り覗き込む。
 その顔は紅潮し汗もじんわりと滲み、ときおり切なそうなため息を漏らす。
「大丈夫、だ……から。う、ん。横になってれば、すぐ元に戻るからぁ……」
 そういってソファーに横になろうとしたが、力が入らないのか立ち上がることもできないようだった。
 いつまでも床に座らせて置く訳にはいかないと、彼女の制止を無視して俗に言う、お姫様抱っこで抱きかかえる。
 オレの首に手を回している彼女の熱い吐息が軽く頬にかかる。それにくすぐったさを感じながらも、使命を果たそうとそっとソファーに横たえた。


 汗を拭くためのタオルを用意しようかと考え、抱いた腕を抜こうとした矢先。首に絡められた彼女の腕がオレの頭の後ろに回され、強く引き寄せられた。
「ン……チュッ!」
 いつものような唇を重ねるだけの軽いキス。その行動に驚きつつ身を任せていたが、舌がオレの口腔内に侵入してきたことにさらに驚かされ咄嗟に身体を引いてしまった。
「あ、ンチュ、ハァ……」
 切なそうにこちらを見つめ、驚きのためその瞳を凝視するオレに非難の相を感じたのか。彼女は必死になって謝る。
「ち、違うの! ……いや、違わないの! これは……さっきの、クスリのせい!
 こんな風に無理やりするなんてダメだよね。
 ……ゴメンね、ずるいよね。あんなクスリのせいにして……でも熱くて疼くのぉ……。
 時間が……経てばいつものわたしに戻るからぁ、それまで離れて……て」
 彼女は彼女で想い描いていた情景があるのだろう。それとはかけ離れた今の状況が許せないのか、泣きながらオレを突き放そうとする。
 しかし、オレは逆にその手を押し戻し上半身を、豊満な胸の上に重なるようにのしかかる。
 そして彼女の潤んだ瞳を見返してオレは謝った。

 オレがいつもどおり振舞っていれば、彼女が痴態を晒すことはなかったであろうこと。その行動の原因がオレの焦燥心にあること。
 ――そしてオレが彼女のことを好きなこと

 すべてをぶちまけて、謝る。

「わたしも……君と同じ気持ちだから、ネ。だから謝らなくていいから。
 ――わたしも……大好き、だよ」

 そういって再び強く抱き合い、唇を重ねた。
424名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/31(日) 00:19 ID:.9XwLB12
 その後の二人はたがが外れたように激しく求め合った。なかなか一線を越えることができない子供っぽいオレたちには、バーサークポーションのような刺激が無ければ想いを遂げるのも出来なかったのであろう。

「ちゅっ、んちゅぽぉ……んはぁ。ウン! あっはぁ……ンチュっ、ちゅっ! アウン! あぁ……」
 お互い今まで感じたことのない舌の交歓を飽きることなく貪る。強く抱きしめ合いながら髪を撫で、その匂いと柔かな感触を味わう。
「はぁ……。君の手って……優しくて、すごく気持ちいいよぉ」
 彼女もオレの髪を撫で回しながら、歓喜のため息混じりに囁いた。
 今度は唇を耳たぶから首筋に伝わせ、跡が残るくらい吸い付ける。そしてそのまま顔を彼女の胸に埋め、両手で揉みしだいた。
「あぁ、わたしのおっぱい、そんなにいいの? アン! もう、ホント甘えん坊なんだから、あはっ!」
 甘くとろけるような口調が、耳に心地よく響く。さらにその声を愉しもうと、上着の裾をたくし上げ直に肌に触れる。
「アッ、はぁん。ウン! あぁ、いいよぉ。もっと揉んでいいよぉ!! キャッ!!」
 彼女の要望に応えてさらに転がすように揉み、露になった乳房に吸い付いく。そしてその頂点にちょんと存在する、ピンクの乳首を指で摘まんで反応を試した。
「そこっ、キャン! 乳首、だめ……なの。アンッ、そんなに強く、摘まんじゃ……アッ、吸っちゃダメなのっ」
 片手で乳首を摘まみもう片方の乳首を、軽く噛み舌先で転がして愉しむ。見る見るうちに彼女の乳首が堅くなり、勃ったことが舌先に伝わった。
「今度はこっちもー。アン、いいよぉ。もっといっぱい吸っていい……からぁ。はぁん」
 自らオレの頭を持ち上げ乳房にあてがい、赤ん坊に母乳を与えるように抱きしめる。

 一度、その乳房から顔を離しスカートを脱がすため、横になっている彼女の腰を軽く持ち上げた。
「そんなに真剣な目で見ちゃ……だめ、だよぉ。恥ずかしい……はぁ、あぁ……」
 露になった太ももと、彼女のデリケートなところを包む小さくて白い下着に目を奪われた。鍛えられながらも女の子らしい柔らかい太ももに、手を這わし顔を近づけ口も使って感触を味わう。
 太ももの次は足の付け根から、順につま先に向かって舌を這わす。履いていたブーツも脱がして足の指の一本一本をしゃぶり、再び来た道を引き返した。
「ウン。はァ、すごい、いいよぉ……。なんか頭の中、真っ白になってく、気持ちいぃ……んはぁ!」
 もう片方の足も同じように味わいながら、いつも彼女の足をこうしたかった事を伝える。彼女はその告白の恥ずかしさのあまり、伸ばした足を引っ込めようとした。
 だが、それは彼女の両足に挟まれるような形でオレを、自らの股間に引き込むことになってしまう。

 オレの目の前に広がる白い空間。鼻先が軽く秘裂に触れ、そのたびに彼女は過敏に腰を律動させて反応する。そこに広がる汗の匂いと軽いアンモニア臭にオレの衝動は喚起された。
「アアッ!! あ、あ、アン! キャン! あ、ああ、イイぃ! すごいよぉ、アアン! すごい感じちゃう、よぉ!!」
 秘裂に沿って上下する舌と荒くなった鼻息とが敏感な肉芽に触れ、嬌声が一段と大きくなり腰が大きく揺れる。白い下着がオレの唾液と溢れ出す愛液によって染み出し透けてきた。その彼女の感じようはさながら、腰で飛び跳ねているように見えるくらい激しい。

 さらにその下着を横にずらし、その秘裂に直接触れるとその嬌声は感極まる。
「ああ! わたしのあそこ、君に見られてるよぉ。ヤん! だめ! 見ちゃダメだよぉ!! アアン!」
 オレの指が秘裂を左右に開きひだに沿って丁寧に、舌で音をわざと立てて愛液をすくう。
「アアン。そんなぁ……やらしい音、出して、あっ、あっ、あ。ダメっ! ダメだってばぁ……あ、ン!」
 今度はさらに舌をすぼめ、彼女の奥深くへ侵入しようと試みた。

「奥に舌が入って……ぁアン! すごく、アン! イイ! あっ、あッ、アッ、イクゥっ!!
 頭の中すごっ、真っ白に、なっちゃうよぉ!! 来ちゃう! 来ちゃうよ! あ、アッ……ああン!!」

 彼女は腰をブリッジをするように高く持ち上げ、オレが吸い付くよりも押し付けてくる力のほうが強くなり、さらに一段と持ち上がりガクンと一気に落ちて行った。

「はぁはぁ……いっちゃったぁ、あぁ。もう、息が出来ないくらい……凄くて。
 はぁ……気持ちよかった、あぁっ……」
 激しく胸を上下し、よほどの快感だったのであろうか、涙を浮かべてオレを抱き寄せる。

「今度はぁ……はぁ、君も一緒に、気持ちよくなろう、ネ!」
425名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/31(日) 00:19 ID:.9XwLB12
 すでに肉棒は堅く反り返って勃起し、彼女の膣へ侵入するのを今かと待ち構えていた。それを見つけた彼女は、おもちゃを与えられた子供のように瞳を輝かせて歓声を上げる。

「あはっ、これが君のおちんちんかぁ。ウン、ウン。これからヨロシクね! チュッ」
 彼女は調子の狂いそうな挨拶を分身にし、鈴口にそっとキスをした。そしてそのまま舌を伸ばし右手を竿に沿えて、亀頭を舐め回してくる。
「んちゅっ、レロレロ……んっあ、はぁ。ここが気持ちいいの? ちゅぽっ! チュッ、チュッ、じゅっ、ちゅぱぁ……」
 行為に慣れてきたのか亀頭を躊躇せず、飴を頬張るように口に含んできた。彼女の熱い口内とその中で暴れる舌が、亀頭にまとわりついて快感が先に集中する。
 初めはただ舐めているだけの動きも時間が経つにつれ、口をすぼめ顔を前後に大きく揺らしスライドしてきた。
「ウン、ふぅ……アむぅっ、んちゅぅ。ここ、きもちひぃのぉ? おひん……ちん、おぃひいぃ。じゅぽっ……ちゅぽぉっ、はぁ、ン!」
 彼女の頭を掴み、勢いをつけ腰を前後させる。今までに感じたことのない絶頂感を放出したいと狂わせた。
「ンはぁ……はげひ、ふぎるおぉ。あむぉ……らめ、くるひぃ、あはぁ……でひゃうの? だひてぇ、だひていいよぉ!!」
 さらに激しく喉の奥まで届くような突きに、苦しみながらも舌を動かし快感を与えてくれる。

 腰の奥から昇って肉棒の付け根に感じる熱い欲望が、解放を望んで先端に迫ってきた。
「びくびく、ひてきたよぉ……ん、ちゅぱぁ、じゅぽ、ン! んはぁッ!! ウンッ、あはぁ……はぁはぁ、ケホッ」
 欲望の塊が肉棒の中を突き抜け、ガクンと腰から力が抜けた。
 放出し力の抜けた肉棒を離そうとしたが、彼女は咥えたまま腰にしがみついてくる。
「はぁ、んちゅ……ちゅぽぉ。あはぁ、あむ。うむぅぅ……。
 ……ゴクっ!! ン、ウン、はぁ……」
 放出された欲望をすべて口で受け止め、喉を鳴らして飲み込んだ。
「はぁはぁ……君の、すごいいっぱい、出したねっ。はぁ……あぁ、精液……飲んじゃった」
 唇からこぼれた精液を、舌で舐めとりさらに味わう。あまりにも淫らで妖艶な微笑みに、オレの肉棒に再び力がみなぎる。

「あはははっ、ウン、ウン! 君ってば元気だネ! 今度はお姉さんの膣で、いっぱい動いていいから、あ……アン!」
 そう言い終らないうちに、オレは彼女に覆いかぶさる。彼女の足を肩に乗せるように持ち上げ、秘裂に肉棒を近づけた。
 秘裂はすでにオレの愛撫と先ほどの、フェラによる興奮で湧き出た愛液で濡れそぼっていた。その愛液を指ですくい肉棒に擦り付け滑り気を増す。
 そして、侵入を果たすため、隙間無く閉じられた秘裂に指を当て軽く開いてみる。
「あぁ……わたしのあそこぉ、開かれてるのぉ! ダメッ、アア!! お豆弾いちゃダメ、アアン!」
 再び奥から流れ出す愛液を確認し、今度は肉棒の先を軽く宛がう。その感触に気づいた彼女はオレに向かって、コクンと頷いた。
「アア!! おちんちん硬いのぉ! アン、あぁッ……入ってきたぁ。ウン、あ、あ、アアン!! 太くてぇ、はぁはぁ……ン! 奥に、キャン!!」
 途中、軽く肉棒を阻む感触があったが、さらに強く腰を押し込み突き進む。彼女もその抵抗を感じながらも、軽い悲鳴を上げただけで受け入れることができた。
 これもバーサークポーションによる興奮なのだろうが、想いの強さのおかげだと自惚れたい。

「アン、はぁ……あぁ、はぁはぁ……ウン。君のおちんちんがァ……膣に響くのぉ……強く感じるよぉ……あふぅ。アン!」
 奥に突き当てたまま彼女の膣の感触を感じ、様子を伺った。激しく胸を上下にさせ呼吸も荒いが、顔に苦痛は見られない。むしろ瞳を潤ませ、オレが動くのを今かと待ち望んでいるように見える。
 彼女に口付けをし、それを合図に腰をゆっくりと引き抜く。彼女の肉がきつく圧迫し、肉棒を追い出すように押しつぶそうとする。
 再び、入り口に差し掛かったところでその肉を、こじ開けるようにもう一度差し込んだ。
「あ、あ、ア! また、入ってくるぅ! アン、アン、すごぃ……ああン。アン、はぁ……はぁはぁ、ウン!」
 そのゆっくりとした律動を繰り返すうちに、彼女の嬌声も一段と高くリズミカルなものになってくる。
「アン、ア、ア、アン! アァ……アン! ウン、もっとぉ……硬いのいいのぉ……アン! おちんちん、いっぱい! 入ってきてー!」
 それが幾度か繰り返された後、二人の腰がさらに速く、それぞれが腰を打ちつけるように動き出す。
 それからはソファーが軋む音、肉と肉とがぶつかり合う音に、二人の獣のような声が部屋に響いた。

「ウン! アン、あ、あ、あ、ア! アン! アン、凄い、すごぃのぉ!! アン、もう我慢できないよぉ!!」
 腰を打ちつけ彼女は溜まらず喘ぐ。その腰の動きもただ打ち合うだけでなく、オレを導くように自分の一番感じる所へ向けさせていた。
 さらに昂ぶらせようと奥へとピストンを繰り返す。それが生み出す彼女の歓喜の声が耳に心地良かった。
「キャ!! アッ、あ、ア、アン! また、奥からぁ……来ちゃう! 来ちゃうの! ああ! ダメッ、ダメッ!
 アン! いっちゃいそうなのぉ! アアン!!」
 絶頂を迎えようとして腰の動きはさらに速く、単純なピストン運動に変わる。彼女はオレにしがみ付こうと、手を伸ばしきた。オレも応えるように手を繋いだ。
 それがラストスパートの合図となって上では舌と唾液を絡ませあい、下では肉棒を奥深くで達せさせようと腰に足を絡めてくる。

「ア、ア、ア、イクゥ……いっっちゃうぅう!! うぁ……くはぁ……。
 くはぁああっ! あはぁ、ああ〜ンンっ!!」
 膣の置く深くへ勢いよく欲望を注ぎ込み、彼女はビクビクと、二度三度腰を震わせ達した。

「あぁ……はぁはぁ……ウン。あ、はぁ……アン! 凄ぃ、初めてだったのにぃ……はぁ、すごく感じちゃったよぉ」
 オレは肉棒を膣から抜こうともせず、そのまま彼女の上に覆い被さった。
426名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/31(日) 00:20 ID:.9XwLB12
 ようやく息を整え彼女の膣から肉棒を抜いた。その肉棒には白い精液とそれに混じって、ピンク色に変わった破瓜の血が絡む。感慨深くをそれを眺めていると、彼女は恥ずかしそうに顔を真っ赤にしてそれを拭き取った。

「ああん。もう、そんなのどうでもいいじゃない!」
 そういって肉棒を拭い、照れ隠しに笑う。その手で綺麗に拭われたとき彼女の前には、雄雄しく勃起した肉棒が三度現れていた。
「アン。おちんちん、また大きくなっちゃったぁ。にしし。
 わたしも初めてであんなに感じちゃったけど、君はもっとエッチだったんだネぇ」
 彼女の言葉に否定なぞせず、逆にその言葉を肯定するようにキスをする。
「やっぱり……アン! 君がエッチだからぁ……わたしもエッチになっちゃうんだからぁ……!」
 今度はオレが押し倒され立場が逆転された。


 何度か交わったあとに二人は、まどろんで睦みあった。その時、オレの肩に身体を預けていた彼女が何かを思い出したのか、手をぽんと叩いて声を上げる。
「ああ! 前に先輩騎士が言ってくれてたの! 初めてバーサークポーション使うときは、体が慣れるまで何度か試しておきなさい、って。
 ああぁん!! そうかぁ……だから、あんなに身体が疼いたんだね。ウン、ウン!」
 今更な発言にオレは、わざとらしく肩をすくめる。それを見て彼女はぷんぷんと可愛らしく怒り、またもやオレに飛び込んで押し倒す。
「ああぁん! 初めてはロマンチックな場所で、って思ってたのにぃー!
 うあぁん、わたしのバカッ、バカ!
 それもこれも、君がいけないんだからネ! 君があんなにエッチだから!」
 そう言ってオレの胸を軽く叩いて怒る。それを軽く流しながら、彼女の耳元でそっと囁いた。
「……ウン、ウン。あはははッ! やっぱり君って……もう、そんなのダメだからネ!」
 オレの提案に満足したのか、胸の上に頭を乗せ抱きついてきた。
 くすぐったく感じる寝息が心地よい。二人は寄り添い、まどろみに落ちていった。


 唐突に開け放たれた扉の音と、そこから漏れる眩しい日の光によって、深い眠りからオレたちは呼び覚まされた。
 当然、シーツだけを羽織り、裸のまま寄り添うオレたちの姿を見て皆、目を白黒させる。

「あらあらあら、もうっ! いつの間にか大人になっちゃってー! おめおめー♪」
 照れながらも祝ってくれるウィズ。
「おおぉ! 何ということでござるか! 拙者、拙者は……もう! 娘を嫁に出した父親の心境でござるよー!! ウァァン!!」
 泣きながら崩れ落ちるアサシン。
「へぇー。君たちってば、なかなか隅に置けないねぇ……。もし彼女を泣かすような事したら、あたしの鞭で……お仕置きよッ!」
 鞭をわざと音を立ててしごき、怖い目でオレを見据えるダンサ。
 その後も戻ってきた先輩たちに、茶化されることになるのは当然の流れか。

 オレは地獄に落ちたかのような絶望的な心境に陥りながらも、そっと彼女を伺った。彼女もまた顔を真っ赤にし俯いてると思っていたが、みんなと和やかに笑って事のいきさつを話している。
 ――これからも彼女には敵わないのだろうと、オレは深く胸に刻んだ。

 そして再び扉が開かれ、マスターであるハンタと二人のプリが帰ってきた。
「それじゃあ、今日はお赤飯にしましょうか? キャッ♪ みんなで祝福してあげないといけませんよね、お姉さま!」
「うふふ……、それはすばらしいお話ですわ。あなたたちも、それでよろしいですね」
 うさ耳をピクピクさせて喜び、その誘いは避けられそうもなかった。

「あー、みんなもそれくらいにして。二人も困っているじゃないですか。うーん……一応、長として、ひとこと言っておきましょうか」
 その言葉に静まり、オレたちは息を呑む。
「ゴホン! 我々は職は違えどここに集い、互いに技を鍛え、競い、助け合う仲間です。その仲間が結ばれたことは、とても喜ばしく歓迎したいことだと思います。
 これからも二人で力を合わせて技を磨き、自らを高め、それを以って貢献してくださいね。二人に幸多からんことを……
 ――ああ、エッチなことばかりして、怠るようなことがあったら許しませんよ」

「「「あんたが言うなー!!」」」
 オレたち以外のその場にいた全員に、ツッコミを食らいマスターは撃沈される。しかし、ボコボコにされながらも、親指を立てオレたちを祝福してくれたことは見逃さなかった。
 みんなの注意をそらしてくれた事に感謝しつつ、それぞれの部屋へ戻ろうと彼女の手をとる。

「もう、マスターってば……。にしし、君もきちんと言い付けを守るんだよ!」
 彼女は笑いながらオレを小突く。そういう事でいいかと思いながら、改めてキスをする。

「……ウン、ウン! これからもヨロシクね!」
427名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/31(日) 00:22 ID:.9XwLB12
以上です
 前回、息切れして本番まで行けなかったのでとにかく、最後まで描き切るのを目標に仕上げました。
 キャラも二人ということで容量的にも減りましたが、エッチシーン自体の量は増えているはずです。
 やはり自分で使用していない職だと細かいことがわからず、スキルや特色を生かした展開に持っていくのは難しかったです。

また次回作で、お付き合いくださると嬉しいです。
同じもののテキストバージョンです
ttp://techno08.hp.infoseek.co.jp/ss04/1031/1031.zip
428名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/31(日) 00:25 ID:T.GNOIGg
リアルタイムキター

ああ、漏れの書いてる長いだけの文と比べるとなんとエロいことか…
一応確認しておきますとハンタプリ3Pのあの方ですよね?
すごくエロエロでグッジョブですた
429名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/31(日) 03:44 ID:LxxVwA0M
もう、GJとしかΣd(゜∀゜*)
430名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/10/31(日) 13:14 ID:IQpAKpoo
素晴らしい
431ある所の24sage :2004/11/01(月) 18:42 ID:QXE61Syc
えー、ずいぶんと遅くなってしまったわけですが…
>>367
すいません、小心者の私にはそれさえもできず…
ttp://archer.s1.x-beat.com/cgi-bin/iconxb/20041101182802.zip
えろだに上げて置きました。ちなみにホントにエロくないんで…
見たら見たで指摘をバンバンしちゃってください。
次はエロで行きます。(だから見逃してー)
432某スレ557(418)sage :2004/11/01(月) 23:52 ID:LMcHnJBc
クソ長い、テーマ薄い、エロくないと非常にはた迷惑な作品ですが許可は一応いただいているので。

転生ネタです。
といっても転生二次職は出てきません。♂wiz×♀剣士(元クルセ)です。
詐欺だ騙しだ謝罪と賠償を(ry といわずにお読みください

なお、この話は実際のROを適宜話しに合うように改竄しております。
ふざけんな( ゚Д゚)ゴルァ とお思いの方もどうか広い心でご容赦ください。

しかし……45KBもあるのか(遠い目
433某スレ557(418)sage :2004/11/01(月) 23:52 ID:LMcHnJBc
「ファイアーボルト! ……よし、今だっ!」
「うんっ!」

 十分以上に手加減された俺の魔法を食らって触手のほとんどを焼かれたマンドラゴラに向かってノービスの少女の剣が振り下ろされる。
 鋭い袈裟斬りの一撃を受けたバケモノ植物は体液を撒き散らして力なく地面に伏した。

「やったぁ!」
「カンが戻ってないってのにこれだけやれるのか……すごいな」
「そんなことないよ。グスタフがいなかったらきっともっと苦戦してたよ?」

 冒険の初心者、ノービスにあるまじき威力の攻撃に驚きを隠せない俺を彼女が上目使いで覗き込んでる。
 その笑顔に思わずドキッとさせられた俺は、照れ隠しに行くぞとだけ言い残してさっさと歩き出す。
 待ってよー、とあわてながら駆け足になる彼女をわざと引き離すように。


 第二の生


 俺と彼女――アリシアはお互いが剣士やマジシャンだったころから一緒に狩りを続けてる仲間だった。
 一次職のみで組んだ臨時PTで出会った俺たちの相性はことのほかよかったらしく、その時からパーティーを組むことになったのだ。
 体力に優れた彼女が前に出て、威力のある魔法で俺が後ろからしとめる。このスタイルはお互いが上級職になってからもありとあらゆるダンジョンで通用した戦い方だった。
 剣が得意で信仰心の厚かった彼女はクルセイダーになって益々その業に磨きをかけただけでなく、聖職者のみが使える癒しの力をも修めた。
 俺はというと更なる高度な魔術を求めてゲフェンで修練を積み、ウィザードとなっていくつもの古代魔法すら扱えるようになった。

 もちろん能力的なことだけでいつまでもチームを組んでいられるほどに俺は出来た性格ではない。
 あまり熱くならず慎重に物事を進めるタイプの俺とは逆に、アリシアは何事にも積極的で明るい性格だった。
 お互いを老けてるとか子供っぽいとか悪口を言い合った時もあるが、反対に近い性格がよかったのか、今まで決定的に決裂することなくやってこれた。

 そんな彼女だったからだろう、転生してみたい――などと言い出したのは。
434某スレ557(418)sage :2004/11/01(月) 23:53 ID:LMcHnJBc
 冒険者の中でまことしやかに囁かれている噂がある。
 曰く『伝説的な英雄や時代に偉い業績を残した人々にはヴァルキリーが現れ新しい人生を授けてくれる』というものだ。
 ジュノーにあるセージキャッスルの地下迷宮にあるヴァルキリー神殿に件の戦乙女が降臨するという。
 もしも彼女に会えたとしたら、それまでの経験が一度リセットされてノービスに戻る代わりに神の力の一部が授けられるという話だ。
 何人もの凄腕の実力者が神殿を訪れたらしいが、一人もヴァルキリーに会えたものはいない。だが、そんな噂が流れるのだから誰かは転生に成功したやつはいるのだろう。

 ともかく彼女は転生したいと相談してきた。フベルゲルミルの泉から帰ってきたときだった。
 このときは運悪く宿が盛況で、一部屋しか確保することができなかった。
 なんとか二部屋空けてもらえないか交渉する俺にアリシアが『私だったら別に一緒でもいいよ?』というからそのまま相部屋になってしまった。
 俺などはいくら気心の知れた仲とはいえ、神の名の許に魔を滅ぼすクルセイダーなのだ。もう少しけじめをつけてほしいと思う。俺の方が落ち着かなくなるから。

「ねえグスタフ、私転生してみたいな」
「……いきなり何を言い出す」
「グスタフは反対なの?」
「反対もなにもなぜ転生しようなどと思ったのだ? それがわからんことには何とも言いようがないだろう」

 俺がそう言うと、アリシアは長年の相棒である剣の手入れに戻ってしばらくしてからポツリと呟いた。

「……今よりも、もっと強くなりたいから」
「今のままでも十分に強いだろう? いたずらに力を求めた先にあるのは破滅だけだ。異大陸の伝承には蝋で固めた鳥の羽で大空を制した英雄は神の座である太陽に近づきすぎたが故に滅びることになるという一説がある。他にもその手の伝説には事欠かないぞ」

 ゲフェンで読んだ古文書にあった話しを語って聞かせる。
 ウィザードに転職するときにもきつく『汝が人間であることを忘るることなかれ』と戒められていた。
 圧倒的な力に魅せられ道を踏み外したものや自らが治められる以上の力を行使して暴走させるもの。俺たちはそんな輩を何人も目にしてきた。
 彼女を――アリシアをそんなやつらと同じにするわけにはいかない。

 いつもなら『わかったわよ。諦めるわよ。だから長〜いお説教だけは勘弁』と逃げ出す彼女だったが、このときばかりは違っていた。

「そっか〜。でも行ってみるくらいならいいでしょ? 私一度くらいヴァルキリー神殿って見てみたかったんだから」
「まぁ、見学に行くぐらいなら止める理由はないが……」
「はいはい。お説教はたくさんだよ。だぁいじょうぶだって。グスタフの言うとおりなら、力だけを求める私に戦乙女さまが姿を現してくれるはずないじゃないのよ」
「ふっ……それもそうか」
「あ〜、今笑った〜。鼻で笑った〜」

 ぶーぶーとうなりながら拳を振り上げる彼女から逃げ回りながらベッドに飛び乗った。
 ……男のくせに情けない話だが、体力のない俺は握りこぶしが直撃したらそれだけで伸びてしまうのだ。そんな失態は見せられない。
 同じ部屋だろうとぜんぜん気にしないのは、襲い掛かっても百パーセント確実に撃退できる自信があるからなのだろう。男として非常に不本意だがそれが事実なのだ。

 兎に角目を回すハメになるのは御免だ。横になってもう寝るぞと合図を出せばそれ以上追撃してくることはない。
 しばらくむぅーと不満そうにしていたようだが、どうやら諦めたようだった。

 このとき俺は、はなっから転生など出来るはずがないと思っていた。
 冒険者にとって思い込みは禁物であるとわかっていながら……。
435某スレ557(418)sage :2004/11/01(月) 23:54 ID:LMcHnJBc
 賢者の都市として名高いジュノーはウィザードである俺にとってこの上もない魅力的な街である。
 ウィザードの総本山ゲフェンにも図書館や書店街は多いのだが、それでもこのジュノーに比べると一歩も二歩も劣ってしまう。
 ヴァルキリー神殿に興味がないと言えば嘘になるが、それよりも古書街に心惹かれている俺はアリシアと分かれて街を巡っていた。

 流石に魔法関連の品揃えは豊富だ。予算と相談しながら足りないものを買い足し、それとは別に自分のものを買っていく。
 三時間ほど街をぶらついてから約束の集合地点に向かうときに、一組のパーティーとすれ違った。
 騎士、ハンター、アサシン、プリーストの四組で、一見しただけで相当な実力者だということがわかる。

「やっぱりヴァルキリーなんていなかったなあ」
「あたしは最初っからガセだって言ったじゃないか」
「……その割には乗り気だったようだが?」
「まあまあ、二人とも落ち着いて」

 どうやら彼らも第二の人生を求めてこのジュノーを訪ねたパーティーのようだった。話から判断するに、どうやらヴァルキリーには出会えなかったようだ。

(ま、そうだよなぁ)

 ヴァルキリーの伝説など一種の都市伝説なのだ。心配する必要も不安になる必要も、どちらもなかったのだ。
 壁に寄りかかって彼女がくるのを待つ。
 さて、どんな顔をして帰ってくるのやら。しょんぼり肩を落としているのか、ぷりぷり八つ当たりしているのか、それともやっぱりダメだったよ〜とこんなときでも明るいのか。

「もしもし?」

 俺に声をかけてきたのはノービスの格好をした少女だった。
 こんなところにノービス? 随分と珍しい。しかし、何か用があるのだろうか。

「すまないが今待ち合わせ中なんだ。用件があるなら手短に頼む」
「……待ち合わせって、もしかして女のクルセイダーさんとですか?」
「なに?」

 どうしてそれを知っている。
 横っ飛びに間合いをとって全身に魔力を行き渡らせる。既に戦闘態勢だ。すぐにでも施術に入ることができる。
 アリシアが――彼女を上回る使い手などそう多くはない。少なくとも俺が旅した間に出会ったやつで、彼女と互角以上に戦えるものなんて五本の指にも満たない。
 だが、もし複数だったら? 不意打ちだったら? 古木の枝を使われたら?
 アリシアだって完璧じゃない。もしかしたら……もしかしたら……。

「クルセイダーじゃここにこれませんよ。これない理由があるんです」

 俯いたまま冷たい口調で少女は告げる。
 くそっ! こんなことになるんなら分かれて行動するんじゃなかった。今更後の祭りだが……。

「彼女を……彼女をどうした」

 ああくそっ! 思いっきり声が硬くなってる。どうする……どうする。

「どうした? ふふっ、”どうした”んじゃないですよ。”どうかされた”んですよ」
「……なんだと?」

 なんだ? こいつは……なにを言っている。

「…………ぷっ。……くくっ。……あは、あははははははははっ!」
「なぁ……な、なにがおかしい!?」
「やったーっ! 成功成功大成功! グスタフったら本気になって……ははっ、あーおかしかったぁ」

 待て。
 待て待て待て待て。
 ここで俺がアリシアと待ち合わせしてることを知っていて、彼女が――いや、『クルセイダーが』ここにこれないと言って、彼女は”どうかされて”いて、それをわかっていて、そしてこいつはジュノーには普通いないノービス。
 ――以上の状況から導き出せる結論は……。

「おまっ、も、も、もしかしてっ! あ、アリシアかっ!?」
「ぴんぽーん。大正解」

 いやいや、つまり、ってことは……。

「も、もしかして……」
「うん。戦乙女さまに会ってきて、転生させてもらったのよ。やったね」

 るんるんとその場でステップさえ踏んでみせる。

 なんて……なんてこった。
436某スレ557(418)sage :2004/11/01(月) 23:54 ID:LMcHnJBc
 ふーんだ。グスタフの馬鹿。

 私ことアリシアは不機嫌だった。

 原因はいつものこと。イズルードの海底洞窟にもぐってみようと私が提案したらグスタフが猛然と反対してきたのだ。

『いいか、確かにイズルードは初心者から中級者への過渡期にある冒険者にとって絶好の鍛錬場だ。だが今のお前はやっと剣士に戻ったばかりだろう? しかも体のキレや戦いのカンはまだ戻りきってない。いや、育ちきってないと言ったほうが正しいか。仮に元はクルセイダーだといっても今はまだダンジョンに行くべきではない。俺が手伝うし、いざという時は守ってやるからしっかり力を蓄えて……』
『もういいよっ! グスタフの分からず屋っ!』

 そう言ってグスタフの顔面に枕を投げつけて、一人海底洞窟に挑んでいるのだった。
 彼はいつもそう。私がちょっと遠出しようって言うといつも反論してくるんだ。やれそこは複雑な地形だやれそっちはモンスターが強いだ……。
 ほとんどの場合私は彼に言い負かされて行き先を変えられてしまう。時々私の意見が通るときもあったけど。
 いつもいつも本ばっか読んでて、必要がないときは自分から口も利かないし、無表情だし…………。

 ホントはわかってる。
 彼の言うことが常に正しいってわかってる。

 グスタフはいつも冷静だ。初めて臨時PTでパーティーを組んだときも、浮かれる私たちを尻目にしっかりと現実を見つめていた。
 バランスの取れたチームだったからつい調子に乗ってモンスターを深追いした私たちは逆に強めの敵に囲まれてしまったのだ。
 体力も残り少なくなってたからもうどうしようもないって諦めた私たちの中で、彼だけは迷うことなく前に出てファイアーウォールで敵を足止めし、蝶の羽を渡してよこした。
 私たちが必死で逃げ出した後、少しして彼も重傷を負いながら蝶の羽を使って生還を果たした。

 彼は冷静なだけじゃない。勇気もあるし、決断力も判断力も持っている。知識だってセージに負けないぐらいに勉強してる。

 逆に私はどうか。
 体力と剣捌きには自信がある。簡単な癒しの力も使える。
 ……けど、それだけだ。

 純粋な戦闘になったら騎士には及ばない。癒しの力もそれが本職のプリーストには及ばない。グランドクロスの威力だって彼の魔法には及ばない。
 私にできるのはただ彼の前に立って、壁になって敵の力を削いで、自分の傷を治して少しでも長く耐え続ける、ただそれだけだ。
 性格だって積極的だとか明るいとかよく言われるけど、先走りすぎてヘマをやらかしてピンチを作ることが多い(そのたびにグスタフに迷惑をかけてる)
 その上背丈も低いしスタイルだってよくない。

 私は怖いのだ。彼に居なくなられるのが。
 ……ううん、彼に見捨てられるのが。

 私の代わりはいくらでもいる。
 体力自慢の騎士でも、回避に優れたアサシンでも、遠距離で足止めできるハンターでも、武闘派のプリーストでも、同じ事ができるモンクでも。
 彼の代わりはいない。
 圧倒的な破壊力をもつウィザードの代わりができる職種なんて存在しない。彼はどこでも引っ張りだこだ。

 せめて壁だけは誰にも負けないように頑張った。盾を磨いて傷を引き受けるディボーションも習得した。
 それでも……私の代わりはいくらでもいる。パーティーの人数が多くなればなるほど、彼の重要性は上がるのだ。

 だから……私は転生を決意した。
437某スレ557(418)sage :2004/11/01(月) 23:54 ID:LMcHnJBc
 そのことを切り出したときの彼の反応は予想通りだった。
 まずはそう思った理由を聞き、そして反対してきた。けれど私だって曲げるわけにはいかないんだ。
 一度引いてみせて、別の方向から切り込んで、仕上げに暴力。
 見事ジュノー行きを獲得し、私はヴァルキリー神殿を訪れた。

 神殿はいかにも古めかしく、荘厳だった。けれど私の求める人――まぁ、正確には人じゃないんだけど――はどこを探してもいなかった。
 仕方ないかなって思う。
 私にとって『剣なき弱き民の剣となり、盾なき虐げられし民の盾となる』っていうクルセイダーの誓いより、ただ一人、グスタフの剣であり盾でありたいと思ってるのだから。
 誓いを守れぬ堕ちた騎士に神の祝福は与えられない。そう思って出口に足を向けた私の目の前に言葉にできないくらい美しい女の人が立っていた。

 私はボキャブラリーが少ないけど、きっとグスタフがここにいたとしても彼女のことを”言葉にできないくらい美しい女の人”としか表現できなかったと思う。
 凛々しく神々しく美しく。人間がいかにちっぽけな存在であるかを思い知らせるような絶対の神の使い。
 そう、私は彼女が噂でしか語られないヴァルキリーなのだと直感していた。

「貴女はなぜ力を求めるのです?」

 言葉にできないくらい美しい女の人はその声も言葉にできないくらい美しかった。
 嘘を言ったら殺される。
 彼女の声と視線の前には、偽りの告白など即座に見抜かれてしまうだろう。

「強くなりたいからです」
「なぜ強くなりたいのです?」
「私は……私には、好きな人がいます。本当は彼の方が戦乙女さまの祝福を受けるのに相応しい人物なんです。けれど私は馬鹿だし、女としても魅力ないし、それに、それに心も身体も弱いんです。
 だから……だからっ! 私は少しでも強くなりたい! 彼に迷惑をかけたくないから。彼の足手まといになりたくないから。なによりっ……なにより彼の傍にい続けたいからっ! 心身共に強くなって……少しでも、少しでも彼に相応しい相手になりたいからっっ!!」

 それが。
 偽らざる私の本心だった。

 私が叫び終えるといきなり周囲が光に包まれ、目を開けた時にはヴァルキリーはいなくなっていた。まるではじめっからそんな存在はいなかったかのように。

「あ……」

 やっぱり……ダメだったか。
 がっくりきて手を胸に持っていくと、そこにはいつもあるはずの硬い感触がなかった。

「……ぅえ?」

 自分自身をあちこちためすすがめつしてみる。
 鎧がない。マントもない。剣は……あった。
 と、言うことは……もしかして。

 そのことに気づいたとき、頭の中にあの”言葉にできないくらい美しい声”が響いてきた。

『貴女の強さを認め、新たなる人生を与えましょう。より一層の修練を積み、心も身体も強くなりなさい。そして貴女が真に強くなったと思ったとき、再びここを訪れなさい』

 ヴァルキリーに認められたことが、新しい力を得られることが、もっとグスタフの役に立てることが、本当に嬉しかった。
438某スレ557(418)sage :2004/11/01(月) 23:55 ID:LMcHnJBc
 そんな私だから、早く強くなりたかった。
 転生するには経験が代償になるのだろう、ノービスに戻った私は自分の身体能力や技のキレに愕然とすることとなる。
 そんな壁役すら満足にこなせなくなった私にグスタフは根気よく付き合ってくれて、早々と剣士になる事ができた。
 それじゃあダメなんだ。
 迷惑かけたくないから転生を決意したのに、今の自分はグスタフの手を煩わせてばかりだ。

 手伝ってもらうのはまだいい。今までどんなダンジョンも協力し合って乗り越えてきたんだから。
 でも守ってもらうのだけは絶対にだめ。
 私が守るはずのグスタフに守られるなんて、そんなの私の存在意義がない。それじゃ私はただの肉人形だ。

 幸い大分感覚のすりあわせもできてきたのだ、独りでも……やっていける。
 ここらで早く彼との差を詰めなきゃ。

 けれど、現実はそんなに甘くなかった。

 最初のうちこそ快調にモンスターを狩れていたんだけど、すぐに体力や集中力の限界がきてしまった。
 そこらへんに座り込んで懐を探る。

「……あれ? あれ? あれれ?」

 ない。ポーションがない。緊急用の蝶の羽もない。何で?
 って、当たり前だ。
 今日の狩りを終えてゆっくり休もうと宿に入って、装備を外してすぐに口論になったんだっけ。とりあえず剣だけ引っつかんで走ってったんだ。

「あちゃー。これは早く帰った方がいいなあ」

 いつ万が一の事態が起こってもおかしくない戦場なのだ。ここでボーっとしてるのは危険すぎる。
 グスタフは……まだ怒ってるだろうし、帰りづらいけど、いざとなったら野宿すればいいんだし。
 そう思って身を起こしたとき――

「…………ッ!!」

 物音を立てずにできるだけ早く立ち上がり、静かに剣を引き抜く。
 まずい。モンスターの気配が一、二、三……十はくだらない。
 気づかなかった。疲労で集中力が途切れてたのもある。転生して身体が馴染んでいないというのもある。
 けどそれ以上にグスタフがいないから。
 彼がいるときはたとえ休んでいても一部の緊張を解くことなんて一度もなかった。彼を守るのが私の役割だし、なにより好きな人が傍にいるからだ。

「これは……包囲されてるわね」

 クルセイダーだったころは何ともない敵ばかりだろうけど、今の私では……。
 目をつぶって大きく息をはく。
 うん、覚悟完了。
 生きる希望は最後まで捨てないけれど、ここで死ぬのは避けられないみたい。
 さて、私の最期に戦う相手は――

「うえぇ。最悪」

 よりにもよってヒドラの群れ? これならいっそ早く死んだ方が気が楽かもしれない。
 戦闘能力を失った女がこいつになにをされるか、正直口に出して語りたくない。
 最後の最後まで抵抗してバケモノに弄ばれるか、それとも早々とリタイアして陵辱劇から逃れるか。
 まぁ、悪足掻きする以外の選択肢を選ぶつもりなんて毛頭ないんだけど。
 どうせだったら今まで守り抜いてきた純潔、彼に捧げてから死にたかったなぁ。

「ごめん、グスタフ……」

 よし、いくぞっ!
439某スレ557(418)sage :2004/11/01(月) 23:55 ID:LMcHnJBc
 目的はこいつらを殲滅することじゃなくて、ここから脱出すること。作戦は一番戦力の薄いところを突いて一点突破しかない。
 全力で疾走して触手を束ねてる壷のような胴体に一撃。ただでさえ反応の遅い植物系のモンスター、私の狙いはあやまたず一匹のヒドラを斬り倒した。
 止まってる暇などない。包囲網を突破すべく、今度は邪魔な触手だけを斬り落とす。突破口を塞いでいるヤツさえ倒していけばもしかしたら逃げ切れるかもしれない。
 横合いからの反撃をしゃがんで回避。低い体勢からうねうね行く手を遮る壁に斬りつけ、休むことなく剣を平らにしてそいつの本体を貫く。
 引き抜いて……階段に向かってダッ――

 ビターン!!

「っ……たぁ……」

 ううっ、顔が痛い。このゴツゴツした地面の感覚からするに……足を、捕まえられたんだ。
 あーあ、これまでかなぁ。

「まったく……ただでさえ低い鼻がこれ以上低くなっちゃったらどう責任とってくれるのよ」

 減らず口を叩くけど、もう体中に嫌な感触が伝わってくる。
 剣士の衣装のスカートの中にヒドラのぬるっとした粘液に包まれた触手が進入してきた。

「うっ……くぅっ……」

 内股を撫でてる、こいつ。
 両手両足を動かそうとどれだけ力を込めても完全に絡めとられてる。あっ、このぉ……根元を……なぞるんじゃないわよっ!
 剣はもう奪い取られてる。そのくらいの危険は察知できるのか。もう少し鈍かったら切り伏せる機会もあったのに。

 目の前がどんどん暗くなっていく。何で? 私はまだ絶望もしてないし、背筋を這い上がる感触に屈してもいないし、致命傷だって受けてない。

「もしかしてこれ……ヒドラの触手?」

 そっか。触手が密集して光が通ってこないから暗くなってくんだ。
 比喩じゃなくてホントに闇に包まれるなんて。
 …………ヤダ、よ。
 泣いちゃだめだってわかってるのに。わかって、るのに。

「助けて…………助けてよ、グスタフぅ……」
440某スレ557(418)sage :2004/11/01(月) 23:56 ID:LMcHnJBc
「…………ッ!!」

 急に世界が白く反転する。手足も自由に動くようになった。
 あれ? おかしいなぁ。ヒドラに捕まってたのに。身体は犯されても心だけは折られるものかって思ってたのに、存外だらしないなぁ、私も。
 もう私狂っちゃってるんだね。触手に弄ばれてないし、一番会いたかった人の姿が見えて声が聞こえるんだから。

「アリシアァァァッッッ!! ファイアーボルト! セイフティウォール!」

 グスタフのどこが好きって、こうやって戦ってるときの真剣な表情だ。
 普段あんまり表情を変えない彼が敵をまっすぐに見据え、作戦を練ってる戦の顔を見れるのは、私だけの特権。

「ファイアーボールッ! サンダーストームッ!」

 でも変だ。
 いつもの彼ならもっと相手を見て効率的に魔法を使う。あくまで冷静に、慎重に。
 今の彼はまるで駆け出しのマジシャンだ。やたらめったら魔法を乱発してる。
 ああ、そもそも気が狂った私が見てる幻なんだから、メチャクチャで当然なんだ。どうせ見るのならいつものカッコいい姿を見たかったのに。

「彼女から離れろッッ! メテオストーム! ロードオブヴァーミリオンッ! ストームガストォッ!」

 切り札級の魔法の乱発だ。ホンモノのグスタフならこんな無駄遣い絶対にしないんだろうなぁ。ゼーゼーって肩で息してるよ。
 夢でも幻でも狂気の産物でも、最期死ぬ前に一目でも会えてよかったよ。グスタフ……。

「アリシア!? おい、しっかりしろアリシア!! 俺だ。グスタフだ! わかるか!?」

 痛たたた。そんなにほっぺた叩かないでよ。そんな慌てて動揺して泣きそうな表情してるなんてらしくないよ?
 せっかくひとがいい気持ちで……。

「グス……タフ?」
「そうだっ! 大丈夫か? どこか痛くないか? 安心しろ。俺がいるから」

 もしかして、ほんとうに、ほんもの?
 ほんとうのグスタフが、たすけにきてくれた?

「うん……いたくないよ……」
「ああっ……よかった……本当によかった……アリシアっ……」

 小声だったけれど届いたみたい。今まで聞いた事のない情けない声出して、私のことぎゅーって抱きしめてくれた。
 ちょっと苦しいけど、グスタフの匂いがして、それですごく安心できて、

「……うっ……ひっく。ううっ……ぐずだふぅ……」

 嬉しくて、涙が止まらなかった。
441某スレ557(418)sage :2004/11/01(月) 23:56 ID:LMcHnJBc
 蝶の羽を使って俺たちはイズルードの宿屋に戻ってきた。
 俺の腕の中には胸に顔をうずめて嗚咽したままのアリシア。

 彼女はこんなにも小さかったのか。
 女性の中でも特に小柄なのは知っていた。だが、彼女はいつも重い鎧に身を包み、大きな盾を構えてモンスターと切り結ぶその姿からは重厚ささえ感じていた。
 剣も鎧も盾も持たない彼女がこんなにも軽く、こんなにも小さいこと、知ってはいてもわかってなかった。

 自分の愚かしさを痛感させられた俺だが、胸にかかる息が微妙に変化していた。
 見れば腕の中でぐずってたアリシアが何か言ってるみたいだ。

「…………なさい。…………ごめん…………なさい」
「どうした? 何を謝ってる」
「ごめんなさい……勝手なことしてごめんなさい…………。もうしないから、もうしないから私のこと見捨てないでぇ…………ごめんなさい……ごめんなさい」

 それだけ言うと、また顔を隠して泣き出した。

 なんだそれは。
 頭にきた。
 兎に角、ものすごく、この上もなく頭にきた。

 自分が冷静になっているのがわかる。目の前が真っ赤になるぐらいに頭にきてるのに、今までにない程に脳味噌が冴えている。
 多分俺は今、完璧な無表情になっているのだろう。鋼鉄の仮面をつけているかのように。
 俺は彼女の膝に手を回したままの体勢でベッドまで歩く。体力不足の上非力な俺でもまったく負担にならない。

「お前まだ転職したてだったよな」

 胸にうずめたままだがどうやらコクンと頷いたようだった。

「だったらなんとか力で対抗できるのは今のうちだけだよ……なっ!」

 彼女をベッドに放り出し、赤く泣き腫らした目で何が何だかわからないと訴える彼女の両手首を掴み、皮のスカートで覆われた二本の足の間に膝を入れて、有無を言わせず唇を奪う。

「? ……!? んんんんんっ!!??」

 突然の口づけに目を白黒させて逃れようともがくアリシア。
 俺は渾身の力を込めて手首の押さえつけ、足を絡めて逃亡を封じ、全体重をかけて拘束する。頭は動かせない。後ろに引けば柔らかい布団にめり込んで余計に動けなくなるし、前に出ればより深くつながるだけだから。
 頬にかかる鼻息がふっふっと余裕がなくなったところでゆっくりと頭だけを解放する。

「な、な、な、なっ……何するのよっ!」
「キスに決まってる」
「キキキキキスって……むうううっ!」

 キスと言葉を出しただけで真っ赤になる彼女の顔をもっと観察していたかったが、立ち直る時間を与えてしまってはいけない。
 たとえ俺が全力で彼女を抑えこんだとしても、彼女が全力で跳ね飛ばしにかかったら耐える事ができない。動揺と混乱で対応できないうちが勝負だ。

 ただ合わせるだけの口付けから、官能を引き出すキスへと変化。
 両の唇で彼女の上唇をゆっくりなぞり、下に移れば淡い色をくわえたまま舌を這わせる。そしてまた息をを塞ぎ口の端を舐めとる。
 緊張が解けて少しだけ覗いた白い歯の向こうに艶かしい彼女の口腔が見える。
 だが、焦ったら負けだ。
 鼻の頭にキスを降らせ、少しだけ舌を出して二枚の唇とあわせて三枚のなめくじで涙の跡を消していく。戸惑ってばかりの瞳まで届いたられろりと瞼に唾液を塗りこむ。
 もう片方も同じように清めていると、弱弱しい懇願するような声が耳朶を打った。

「なんで……なんでぇ? ね、今日のグスタフおかしいよ? こんなの……やめよ。ね? あ、やっぱり…………勝手なことしたから怒ってるの?」
442某スレ557(418)sage :2004/11/01(月) 23:57 ID:LMcHnJBc
 困惑して支離滅裂なことを口走るアリシア。それを聞いてますます止まれなくなった。
 ああ、クソッ! お前が悪いんだからな!? そうやって見当違いなことばかり言うから!

 自分を責める言葉しか出せない口なんて邪魔なだけだ。これ以上馬鹿なことを口にできないように蓋をしてやる。
 言葉を奪ってから吸って舐めて唇を味わう。顔を離してももう余計な言葉は喋れない。

 長く奇麗な藍色の髪を掻き分けると形のよい小さな耳があらわになる。この奇麗な耳を通してしっかり教え込まなければ。
 ぷりぷりとした耳たぶにいきなり歯を立てる。
 っやっ、と肩を震わせるが力はない。改めて力を加えずとも戒めは解かれない。
 あごを使って耳の中で一番柔らかい所をしごくと、くすぐったげな吐息をもらす。

「ったく、そんな風に思ってるならもっと早くこうしてればよかった」
「くぅんっ! 私、私はじめてだったのに……」
「ファーストキスだったって? それはよかった。もしお前が他の男にこんなことされてたら、俺の方が嫉妬で狂ってたよ」
「え……?」

 思考があちこち飛んでいても今の言葉は頭に入ったのか。
 よかった。
 耳の奥に息を吹き込むとビクリと身体を押し付けてくる。少しでも唇を震わせれば当たってしまいそうな近距離のまま溜め込んでいた想いを告げる。

「アリシア、俺はお前の事が好きだ。愛してる。ずっと前から。お前ときたらとにかくそそっかしくて危なっかしくて、どれだけ心配したと思ってる」
「……うそ」
「嘘なもんか。お前が壁になってモンスターの攻撃を受けるたびに、俺の傷を肩代わりするたびに、俺は自分の不甲斐なさが嫌になる。自ら選んだ道とはいえ後衛から援護するっていうウィザードの弱さがな」
「…………」
「愛する女を危険に晒して、それどころかそいつに守られっぱなしで平気でいられると思うか? 俺は、ずっとお前を守りたかったんだ」

 身体を浮かせて手首を開放し、アリシアの背中に回して抱きしめた。
 もう自由だというのに彼女は微動だにしようとしない。

「ずっとこうやって抱きしめたいと思ってた。お前の無防備な姿見せ付けられて俺がどれだけ自分を押さえるのに苦労したかわからないだろう? お前が無条件に信頼してくれて、嬉しかった反面苦しかったんだ」
「グスタフ……」
「今日お前が出てって、お前のことだから一人で無茶してるだろうって思って探しに行って、ヒドラに囲まれたのを見てどれだけ焦ったことか……。本当にあんなバケモノに何かされる前に助け出せてよかった……っ」
「あ……」
「さっき何でこんなことするって言ったよな? そんなの決まってる。お前の事が好きだからだ。愛してるからだ。
 おかしいっても言ったよな? ああその通りだ。今の俺はもう自分を抑えられない。
 やめようっても言ったよな? その申し出は却下だ。どれだけ暴れられようと止める気はさらさらない。
 怒ってるかとも言ったよな? 怒ってない。お前が無事で心の底から安堵しているんだ」

 そこまで言って改めてキスしようと正面から向かい合った。
 顔を近づけると俺が何をしようとしているのか悟ったのだろう、アリシアが両手で押し返す。

「待って……待ってよ! ちょっとだけ、ちょっとだけ私に時間貸して」
「嫌だ。今日は力づくででもお前を俺のものにする」
「ず、ずるいっ! 自分の想いだけ言っといて私の想いを聞こうともしないなんて」
「それを聞いたらお前を抱けなくなるからな。悪いが今日の俺は耳が聞こえない」
443某スレ557(418)sage :2004/11/01(月) 23:57 ID:LMcHnJBc
 だったら……だったらこうしてやるっ!!

 私の両手は自由だ。グスタフが聞く気がないっていうのなら、私は態度で示すしかない。
 彼と同じように背中に手を回して、負けないくらいにきつく抱きしめるとびっくりした表情が見える。組み敷かれたまま抱かれるのも悪くないけど、どうせなら私の想いも伝えたいから。

「グスタフ……好き」
「えっ?」
「私、貴方の事が好き。大好き。世界で一番愛してる」

 言葉もないみたいだった。
 へへっ、そうだよね。私も『愛してる』って言われたときに頭の中真っ白になっちゃったもん。

 それから私は自分の想いを告白した。
 ずっと前から好きだったこと、壁しかできなくて中途半端な能力しか持ってない自分を不甲斐なく思ってたこと。もっと彼の役に立ちたくて転生を希望したこと……。
 彼は目を丸くして私の話を聞いてたけど、抱きしめた腕の力は抜かなかった。
 特に驚いていたのは私がいつコンビを解消されて捨てられるかずっと不安だったことみたい。そのことを正直に言ったら『……お前、本物の阿呆だな』って馬鹿にされた。

 ん? でも、よく考えたら私とグスタフってず〜っとおんなじ想いをしてたってことじゃない。はぁ、それなら早く好きだって言えばよかった。

「転生したお前が弱くなってて……俺は嬉しかったんだぜ? いつも守られてばかりの俺がはじめてお前を守れるんだからって」
「あ、じゃあいつもよりお説教長かったのって……」
「そうだよ。お前が心配だったからつい、な」
「そっか。でも、心配してくれてたからだよね。……私は転生して弱くなって、すごく不安だった。壁にもなれない私に意味なんてないって思ってたから」
「…………流石にお前がそこまで考えなしだとは想像だにしてなかった」
「ひっどぉい」

 少し体が硬くなってきたから少し身じろぎして、私は自分から彼の唇にキスを求めた。
 グスタフの男の匂いが鼻に広がる。
 もちろんそれは不快なものじゃなく、私の頭をぐちゃぐちゃにかきまわす大好きな匂いだ。
 お互いの想いが通じ合ってるんだから遠慮なんてしてられない。ずっとこうしてほしいって思ってたんだから。

「ね……私本気よ?」
「わかってる」
「私で後悔しない? もっと背が高くてスタイルよくて美人でおしとやかで貴方にとって必要な人がいるかもしれないのよ?」
「その台詞はそっくりそのままお前に返す。本当に俺みたいなひ弱な男でいいのか?」
「ずっと夢だったの。貴方の剣と盾になることが」
「そう言われると男の立場がないと思わないか?」
「思わないよ。…………グスタフ、愛してる」
「俺もだ。アリシア…………」

 天にまします我らが神よ。
 どうかお許しください。
 自ら彼を求める罪深き私を。
444某スレ557(418)sage :2004/11/01(月) 23:57 ID:LMcHnJBc
 顔が近づいては離れ、離れては近づく。
 小鳥が餌をついばむように触れるだけの軽いキス。だがそれだけでは満足できない。どちらともなく瞳を閉じて長い接吻。

 先に動いたのは俺のほうだった。
 性格的に積極的なのはアリシアなのだが、いかんせん今日はじめてキスを交わすような初心な少女だ。自然と受身にまわっていく。

「んっ! ……あむっ…………ちゅっ」

 自然と半開きになっていた彼女の口の中に舌が入っていく。
 唇の内側を舌がうねり、唾液に濡れてる柔らかい肉が外側からでもわかるほどに変形する。

 それと同時に背中にまわしていた腕を解いて、彼女の胸のふくらみへと伸ばしていく。キスの甘い感覚に酔ってる彼女はそのことにも気づいていない。
 体を保護するためそれなりに丈夫に作られてる服の上からだが、全ての感覚に敏感になってるアリシアにとって十分すぎる刺激のようだ。

「あっ……く、くすぐった……あっ、あっ」

 撫でるような指使いから一転、胸の突起があると思しきところを親指で強く押しつぶす。
 一発であたりだっただろう。むずがるような抗議から急に喘ぎの混じった声質に変わった。
 更に乳首付近に指を這わせながら、アリシアの跳ねた舌を絡めとって深いキスへと移行する。舌先で満遍なく口の中を蹂躙し、さんざんに待たせてから味を感じる器官へと。

 彼女の目尻に涙が浮かび、頬が上気し筋肉がゆっくり弛緩していくのを感じた俺は二人を遮る邪魔な服を脱がしにかかった。
 ケープの留め金を外し、腰からベルトを引き抜く。直接肌に触れるものでないからか、彼女も特段抵抗しなかった。
 息をつくため舌を引き抜いていくとねっとりと唾液の橋が間に架かる。

「……あ、わわっ! ダメッ!」

 銀色の糸を切らさぬように食べている俺を虚ろな瞳で眺めていたアリシアが急に鋭く静止しようとした。
 上着もろともシャツを掴んだ彼が一気に胸をはだけたからだ。

 ダンサーやハンターと違って簡単な防具も兼ねる丈夫な服に包まれた彼女の肌は日焼け一つせずに白さを保っている。
 両胸の間に手をれて、動きやすいように胸を押さえつけるさらしを剥ぎ取ろうとすると抵抗が一層強くなる。
 真っ白な肌に次々と鬱血の跡をつけて、たまらず注意が分散した隙を突いて双丘を露にした。
445某スレ557(418)sage :2004/11/01(月) 23:58 ID:LMcHnJBc
「ヤダヤダ、ヤダってばぁ!」

 初めてなのだし少しは嫌がるとは思っていたが、この恥ずかしがりようは異常だ。ただ胸を開放しただけなのに。

「なぜヤなんだ?」

 必死になって慎ましやかなバストを隠そうとする彼女のお腹を撫でるとそっちを守ろうとし、お留守になった胸に口を付けるとあわてて押しのけようと腕を戻す。

「だ、だってぇ……」

 ふと顔を上げてみると大きな目から涙が溢れていた。
 塩味の水滴を吸い取りながら、慎ましやかな彼女の胸に手を這わせふにふにと揉みしだく。

「だって……ふぁん。わ、私胸……大きくないし、んぅん……んっ……。それに剣ばっかり持って……鎧着てたから、女の子らしく……ないんだもん」

 ああ、成る程。
 元クルセイダーの剣士として厳しい修練に耐えてきたその体が、女性らしいか弱さと無縁だと思ってるのだろう。

「確かに腹筋がうっすらと割れてるのはわかるし、背筋もぴっしり硬かったよ。……でもな」

 ぐいっと上半身を引き起こし、腕を俺の首に回させ、片手で乳房をなぞりながら、彼女が劣等感を感じてる白い腹部に手を伸ばす。
 触られるのさえ嫌なのか、左右に体をひねる彼女を黙らせるため、ぷっくりと膨らんだ胸の頂を口に含む。

「あああんっ!」
「……そんな風に悶えてると腹、触ってしまうぞ?」
「そ……それはヤダっ……うあああぁぁん!!」

 くわえた乳首を甘噛みし、反対側のを摘まんで引っ張る。改めて自由な手で背中を仰け反らせて伸びきったお腹を撫でる。
 すべすべしたいい感触だ。指に力を入れると簡単に沈んでいく。女性特有のこの柔らかさの下に強力なモンスターたちと渡り合う力があるなんて、彼女が戦ってる姿を見なかったら絶対に信じられなかっただろう。

「お前は馬鹿だな。無駄な肉がなくて奇麗だっていうのに贅沢言って」
「でっ、でもぉ……」
「表面は柔らかいのに中身は硬くて、ああアリシアを抱いてるんだなって感動していたのにな。それにこの胸も、背が低いからバランスがよくてちょうどいい」
「んんんっ! ……そんな、胸いじっちゃぁ」

 いやいやと首を左右に振る。まだコンプレックスを感じてる部分を触られるのにはためらいがあるみたいだが、さっきのように力いっぱい反撃してくるようなことはなくなった。
 脇腹を舐めたり臍を愛撫したりしてると、自然と彼女に覆いかぶさるように体勢が変わる。
446某スレ557(418)sage :2004/11/01(月) 23:58 ID:LMcHnJBc
 んんっ……はぁっ…………ああんっ!
 うう〜、どうしようどうしよう。グスタフに……体を弄られてるって思うだけで全身がすごく敏感になってる。それなのに手足は全然力が入んなくて、ふにゃふにゃだ。

「っ……んぅ…………ぅくっ……」

 声が、声が勝手に出ちゃう。
 がまん……我慢しないと。声なんか出したら、えっちな娘だって思われちゃうよ。
 なのに、なのに何で私が必死に耐えてるのにさわさわと手を動かすのよぉ!

「っっっっっ!! …………あ……なにしてるのっ」

 目をしっかり閉じて歯を食いしばって、むずがゆい感覚を意識しないようにしてた私が薄目を開けると彼が剣士の衣装の足首まであるスカートを引き上げてる。
 あわてて足を隠そうと裾を掴むけど、熱にほぐされた私の体は言うことを聞いてくれない。腕力だったら負けないはずなのに。

「相変わらずスカートの下にはタイツを穿いてるんだな」
「……子供っぽいって笑うんでしょ? 女の子のプリーストはガーターなのに」
「いや。お前らしくて安心できる。気取らない格好の方がアリシアには似合ってるよ」

 似合ってるって言われて気が緩んで、あっという間に大事なところまで捲り上げられた。
 彼の手が太腿を優しくなぞる。さっきのヒドラのおぞましくて汚らわしい触感じゃなくて身を委ねられる穏やかさで……。

「お前のここをあんな怪物ごときが好きにしたんだよな」
「……思い出させないでよ」
「ああ、二度と思い出させはしない。そんなこと、俺が忘れさせてやる」

 多分嫌な表情をしてた私にキスしてくれて、そう言ってくれた。
 でも、きっと忘れられないと思う。なんたって今日の出来事がなければ、グスタフとこうしていられなかっただろうから。
 彼の手がヒドラの触手に穢されたとこを奇麗にしてくれてく。だんだんその……大切な部分に近づいてくる。

「ひゃうううううんっ!?」

 い、い、今のなに?
 布の上からちょっと触れられただけなのに、背中がびりびりする。こんなのされ続けたら……。

「あっ! くんっ! ゎうんっ!」

 頭の中が真っ白になっちゃうよぅ。
 全力で体をよじって逃げようとするのに、全然彼の腕から逃れられない。

「脱がすぜ……」

 何だか熱っぽいグスタフの声が聞こえ、タイツと下着がまとめて膝上まで脱がされた。
 そこ、恥ずかし……それに……。

「すごく……奇麗だ。息をつくたび開いたり閉じたりして、透明な液が零れてきて……茂みがきらきら光ってる」

 うわわわわわわっ!!
 は、恥ずかしい。恥ずかしいよっ! 何でそんなに具体的にどうなってるか言うの!? グスタフの変態っ!
 見られないように足を閉じるけど、頭が邪魔になってる。
 それに私の足って……。

「筋肉ばっかりついてるとか言い出すんじゃないだろうな? まったくお前は気にしすぎだ。俺は今のお前がいいって言ってるんだぞ」
「あああああああっ!」

 な、舐め……てっ、そんな、汚いトコ……舐めないでっ。

「ひうあああっ!!」

 指、入って……かき回されて、すわ、吸われてるぅ。
 こんなんじゃ、声、抑えられないよ。なんか、くちゅくちゅって音がしてるし。

「いい匂いがするな。それに何だ、この水音は? 舐めても吸っても飲んでも、どんどん奥から溢れてくるぞ。大洪水だな」

 うあ、うあああああぁ……。

「そんなにしっかり足で挟んできて……もしかして、待ちきれないのか?」

 違う……違うのにぃ……。

「お、今キュって締まったぞ。事細かに説明されるのが感じるのか?」

 ああん、またぁ。

「もっと声出してもいいんだぜ。俺はお前の啼き声が聞きたい」

 グスタフがれろんって私の割れ目を下から上まで舐めて、指を奥まで突っ込んで、ちゅうって吸いあげると……

「んああああああああっっ!!」

 飛ん……じゃう。どこかに……いっちゃうぅ……。
447某スレ557(418)sage :2004/11/01(月) 23:59 ID:LMcHnJBc
「あっ、あっ、ああぁ〜〜っ!!」

 啼いてもいいという免罪符が与えられると、アリシアは声を抑えるという無駄な努力を放棄したようだった。
 太腿で俺の頭をしっかり挟み、腰を押し付けて快感を貪っている。完璧に理性の箍が外れたのだろう。

 彼女の秘所に二本の指を滑り込ませて弄ってやってるのだが、動かすだけで精一杯なほどにきつく締め付けてくる。
 止めどなく蜜を噴き出させてはいるが、こんな調子では最後まで事に及べるのか疑問に思えてくる。
 元々細身で小柄なのだ。ココも狭くてしかるべきだろう。このまま貫くのは無理だ。
 とりあえず一度昇天してもらって様子を見て、だな。

 粘っこい音をたてる女の子から指を抜いて顔を密着させ、わざと彼女にも聞こえるようにじゅるじゅると吸い上げる。

「ぃくああああっ! んあっ! んあっ! ヤダッ……すわ、すわないっく、あああああっ!」

 手足を振り回したり背をそらせたりしてるが、俺の舌の愛撫を受けてる腰だけは快楽から逃れようとしない。
 すっかり蕩けてる彼女をさらに責め立てるべく、両手でそれぞれ快感でふくれて硬くしこった胸を鷲づかみにする。
 汗が浮かんだ乳房は先程以上に俺の手に吸い付き、自由にその形を変えていく。ぐにゃぐにゃ形を変えると嬌声がひときわ強く上がる。

「もっ……ゆるして…………お、おか、おかしく……へんに……くるっ、ちゃう」

 哀願も嬌声に押されて途切れ途切れになっている。
 もちろん俺にその哀れな訴えを聞き届けるつもりなどはさらさらなかった。
 彼女の様子からもう限界が近いことを悟った俺は、女性が一番感じるところ――乳首と陰核に爪と歯を立て一気にひねりあげた。

「あああああああああっ!!」

 背骨が折れるんじゃないかっていうくらい背中を仰け反らせ、四肢を突っ張る彼女の柘榴から秘蜜が勢いよく飛び出してきた。
 こぼさないようにそれを全て舐めとると、限界まで跳ねた彼女から力が抜けてベッドに投げ出される。
 この反応は間違いない、達したのだ。まったく、はじめてだってのにものすごく敏感じゃないか。他の男に盗られなくて本当によかった。

 びくんびくんと痙攣する体を優しく撫でると、それだけでその部分が激しく震える。全身が性感帯の塊になって彼女の意思とは無関係な反応をかえしてくる。
 これは少し休ませてやらないとな。
 そんな俺の余裕は彼女の顔を見た瞬間に吹っ飛んだ。

 焦点の定まらない視線は虚ろ。目尻からはこらえきれぬ刺激が流させた涙。頬はほんのりピンクに上気し、閉じることのできない半開きの口の端からはだらしなく涎が垂れている。

「グス……タフ…………。好きぃ……だい、すき……」

 一発で理性が飛んだ。
 こんな姿見せられて、自分を見失わないヤツなんているはずない。

 スカートを捲り上げられタイツを半脱ぎにされただけのアリシアの足首を掴んでM字に開脚させる。まるでいたいけな少女を犯そうとしてるみたいだ。彼女は俺のすることを遠い出来事のように見ている。
 みっともないくらいに屹立した俺のモノに手を添え、小さな孔にあてがい一息に押し進む。

「うぁ……うあああああっ……いた、痛いよぉ……」

 誰の進入も許したことのない秘裂を左右にこじ開けながら進んでいく。苦しげな悲鳴が聞こえるが、それさえも俺の加虐心を煽り立てる。
 本能的に逃れようとする彼女の腰を押さえつけ拘束し、さらに肉棒を沈めていくと、明らかに今までと違う抵抗に突き当たる。
 この時点で彼女ははあー、はあーと苦しげに呼吸して息も絶え絶えな様子だった。
 優しい言葉をかけてやりたかったがそんなことをしていたら、このきつさのせいであっという間に果ててしまう。

「アリシア、もうちょっとだけ我慢しろ」

 残酷な一言を吐いて一度腰を引いて勢いをつけ、一気に彼女の純潔を貫いた。
 俺を拒んでいた処女膜がぷつん、と裂けると後はすぐだった。
 最後の抵抗を奪われたアリシアのそこは嘘のような滑らかさで最奥までモノを受け入れた。

「あ、ああっ……あああぁぁぁ……」

 自然と俺は彼女を抱きしめていた。
 一物の中ほどにとって強すぎた入り口の締め付けは、根元で感じても少しキツい。が、茎を包む襞はついさっきまで乙女だったとは思えない複雑な動きで絡み付いてくる。
 熱く濡れそぼったアリシアのそこは、俺が今まで抱いてきた女の誰よりも最高に具合がよかった。
 彼女の割れ目からは違うことなき処女の証の鮮血が流れ落ちているのだろう。

「全部……入ったぜ」
「はああぁぁ……全部…………わたし……グスタフの全部を……受け入れてる……の……」
「……っ、どうしてお前は、そういつも、俺を挑発することばかり言うんだ。……くそっ……もう動くぞ。お前が悪いんだからな」

 我ながら情けなくなるほどの責任転嫁だが、このままじっとしていられないのもまた事実。普段散々痛い思いをしてるんだから、こういうときこそできるだけ可愛がってやりたいのに。
 そんな心の制止とは裏腹に、俺の体はこの最上の女体を味わいつくそうと動き出す。引き抜いては押し入れる単純な前後運動だったのに、すぐそれに満足できなくなって円を描いたり上下に動いて彼女を責める。

「う……くくぅ…………あ、んはぁっ……」

 最初は膜の残りを擦られて痛いだけだったのだろうが、俺が抜きさす動きに変化をつけたころには苦しげな声の中にも喘ぎが混ざるようになっていた。
 今まで以上に狭い秘所が締め付けてきて、溢れる蜜が淫らな音を奏でる。

「はぁん……いっ……アン! いあっ! きゃうぅん……そ、そんなに激しく、ンァッ……はげしく、したらぁ……だめぇ……」
「嘘ばかり言うな。激しくされるのがイイんだろ? 体の方は正直だぞ……ぐぅっ……だからそんなに物欲しげに締めるなって」
「ああんっ! そんな、物欲しげって……アッアッ…………それに締めてなんか……いあああっ!」
「また嘘をつく。馬鹿の上に嘘つきなんて救い様がないじゃないか。……俺は正直だぞ。お前の身体、すごくイイ。今まで以上に溺れてしまいそうだ」
「うあっぁん! そ、それ、ホント?」
「だから俺は嘘はつかない。お前と違ってな。……ああ、先に言っておくが俺がイイって思ってるのは身体だけじゃないぞ。お前の全部が好きなんだ。だから身体だけでも俺のこと繋ぎとめられるのなら、とか思うんじゃないぞ」
「思わない……思わないよおっ! グスタフ大好きっ! 大好きだからこのまま……このまま……」

 皆まで言わせず身体をもって彼女の要求に応える。
 遮二無二腰をふり、細い路のありとあらゆる感じる所を擦りたて、子宮の入り口を突き立てる。

「あんっ、あんっ、あんっ、あんっ、ああっ……いあぁ……んあぁ……」
「まったく、お前本当に神の敵を打ち滅ぼすクルセイダーなのか? 初めてなのにこんなにも感じて……淫乱の素質もあるのかな」
「いやあぁぁ……そんなの、ちが……ああんっ!!」
「もっと声出せ。お前の喘ぐ声が聞きたい。俺の前では欲望にも素直になれよ」
「はぁ、はぁ……はしたない……って、思わない?」
「思わない」

 緩めていたピストン運動を再開する。
 ぱんぱんと肉と肉がぶつかる生々しい音が俺と彼女を高ぶらせる。

「あ、あ、あ、アア……死ん、じゃう……真っ白に……真っ黒になるぅ……」
「ははっ、イクんだな、初めてなのに。俺も……そろそろ」
「うはっ……くはぁあああああっ! あっ、あああんっ! 最後……最後まで……一緒に……」
「ああ、俺も……出すぞ。お前の……中に……」
「ああっ、ああっ、あああああああっっ!!」

 思いっきり強い最後の一突きを加えて、膣の一番奥に白濁した欲望を解き放った。
 どくどくと熱い塊が注ぎ込まれるのと同時に、彼女も絶頂を迎えた。

 一物を彼女の中に納めたまま脱力している小さな身体に覆いかぶさり、もう一度震える唇を啄ばんだ。
448某スレ557(418)sage :2004/11/01(月) 23:59 ID:LMcHnJBc
『以前とは見違えるほど強くなりましたね。よろしい。貴女に新しい力を与えましょう。驕らず、焦らず、一歩ずつ前へ進みなさい』

 この前会った時と同じようにまばゆい光を残してヴァルキリーは去っていった。
 その後に私の姿が変わってるのも――予想したとおり、この前と同じだった。
 私が身に纏っていたのは、クルセイダーだったころに使ってた鎧とマントだったと思う。
 思う、というのはそれが前使っていた時とは違った形になっていたからだ。ぴかぴかに磨きぬかれてずっと上等な防具になってるみたい。
 これも神様から与えられた力の一つなのかな。

 セージキャッスルから出てグスタフとの待ち合わせ場所につくと、やっぱり前と同じように彼は壁に寄りかかって私を待っていた。
 よ〜〜し。

「もしもし?」
「…………アリシアだな」

 な、何でわかっちゃったの!? この前みたいにびっくりさせようと思ったのに。
 私が転生して声をかけたときぐらいに彼が表情を変えるのは、戦ってるときか、その……同じベッドにいるときか、それくらいだったのに。

「同じ手が二度通じると思っているのなら、やはりお前は馬鹿だな。いや、単純といった方がいいか」

 目を細めてふふんと私のことを馬鹿にする。
 く、悔しい。なにか、何か言い返してやらないと……。

「…………新しい力を授かって、鎧も前のを強くしてから返してもらったんだけど、どう?」

 はい、馬鹿で単純な私じゃそれくらいしか考えられませんでしたよ〜だ。
 またなんか言われるんだろうなぁって思っていたら、グスタフはいつかの時みたいに一人でさっさと歩いていった。

「ちょ、ちょっと待ってよぉ」
「…………その臍だしの格好はどうかと思う」

 へ? えーっと、一緒に寝るときはいつも私のお腹を奇麗だって言ってくれるけど……あ。
 それって、もしかして。

「もしかして、他の人に見られるのがイヤだ、とか」
「五月蝿い」
「ねぇ、グスタフ」
「うるさいうるさいうるさいうるさい。早く行くぞ」

 そっか。いつも言ってくれることって、ホントにホントだったんだ。

「うんっ! 早く行こっ」

 腕に抱きつくとものすごく驚いた表情してる。へへっ、なんか得した気分。


 大好きだよ。グスタフ。
449某スレ557(418)sage :2004/11/02(火) 00:01 ID:G3SMDkXM
いじょ。馬鹿みたいに長い話でした
ヒドラのショクーシュプレイを期待した人、ごめんなさい。ヘタレだから書けませんでした。

……もっとダメじゃん、俺 orz


告白シーンとか最後のシーンとか ゲェー○| ̄|_ って砂糖吐きながら書いてました。
少しでも萌えーとかハァハァしてもらえたら幸いです。もちろん感想をもらえれば嬉しいです。それを教訓にしてタイプにブレッシングがかかる……かもしれません(ぁ
それでは〜。
450名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/11/02(火) 01:36 ID:dV/CygFE
(; `д´)読むのに疲れた
451名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/11/02(火) 02:02 ID:yrQpu4g.
GJ(; `д´)b
452名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/11/02(火) 02:19 ID:y0t3Pnh.
(; `д´)甘々ですね・・・最高です!萌えました!ゾ●ドを思い出させるWizさんに!
453名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/11/02(火) 05:34 ID:1QS1.1cQ
ラブラブカップル(; `д´)イイッ
454某スレ557(418)sage :2004/11/02(火) 23:33 ID:F8pQ4Ai.
過去ログ漁ってたら♂ウィズ×♀クルセの話をハケーン。しかも激しく展開が同じ。
さらに遡っていたらアリシアって名前のクルセの話もハケーン。

ゴメンナサイゴメンナサイ モウニドトイタシマセン○| ̄|_

ああ、己の貧相な発想力が嫌になる。
ご気分を害された方、本当に申し訳ありませんでした。

こんな漏れでもここに居ついていいんでしょうか……
455名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/11/02(火) 23:54 ID:auWU1LsE
いや、材料はともかくできた料理は全然違うと思う。
故に気にする必要も無いんじゃないかな。

とりあえずここまで砂吐き気分になったのは久々だ・・・・・
456名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/11/03(水) 04:31 ID:6c.WGntA
激しくGJ(*´∀`)
甘々さ加減に逆にはまってしまって萌えてしまった
ちょっとヤバいかも。
457名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/11/05(金) 00:44 ID:z4qVfnRA
物凄く時間かけて読み耽った。どっぷり。GJ!
458名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/11/06(土) 12:15 ID:O7Qfyiz6
(*´Д`)ハァハァ
459名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/11/08(月) 01:48 ID:aRdTiOL.
(; `д´)陵辱パワーを補充したいぜ!
460486sage :2004/11/08(月) 07:40 ID:5B65qAJg
凌辱系じゃぁないんですが。
この前と別種の物を執筆中。
♂騎士+♀アルケミを予定してます。
461名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/11/09(火) 13:24 ID:X8CLHPqc
読むの疲れた(2/20)
それでも最後まで読み切れたのはこういう純愛系が好きなせいだったんだろうな
2人には幸せになってもらいたいと思うと同時に
今大好きな相方と自分を重ね合わせちゃってちょっとホロリ
前置きは良いとして言いたいことは一言しかないだろう

GJ(; `д´)b
462名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/11/09(火) 14:25 ID:pisJPLlo
自分も今1つ書いてます・・・でもやたら長くなりそうなヤカン(;´Д`)
とりあえずある程度書き上がったら投下させてください。
ちなみに♂アサ×♂プリ×♀ハンタの予定。
463保管庫のひとsage :2004/11/09(火) 21:21 ID:ch6IA5H.
お久しぶりです。保管庫の中の人です。皆様いかがお過ごしですか。
先日、aaacafeさんより通知があったりしまして、保管庫のアドレスが
http://f38.aaa.livedoor.jp/~charlot/pukiwiki2/pukiwiki.php
になったので告知っ。

あと、登録を肩代わりしてくださってる方、本当にありがとう。
作者の方、読んでいないので感想もかけませんが、お持ち帰りさせていただきます。
464某スレ557(418)sage :2004/11/09(火) 21:58 ID:e7dOJG6s
えー、どうやら甘いもの食べ過ぎちゃったようなので、口直しに苦いの置いておきますね。
他の文神さまが降臨なさるまでのつなぎにお使いください。

凌辱+羞恥プレイです。ちょこっとした(ホントにちょっと)拷問描写もあります。苦手な人はスルーしてください。
前回の教訓を生かして短くまとめたつもりです。実用性も重視したつもりです。芸風も変えたつもりです。でもつもりです。相変わらず長いです。エチくないです。あんまり期待しないで読んでください。
ROプレイして誰もが思った『アサシンってどこが暗殺者やねん!』って突っ込みに対して挑戦してみました。それとリアルノービスから見たPvPやGvGの世界にも。

それと、保管庫の人お疲れ様です
465某スレ557(418)sage :2004/11/09(火) 21:59 ID:e7dOJG6s
 この世界には”ギルド”と呼ばれるものは二つある。
 一つはシーフやアーチャーといったある職業についているもので構成されるもの。
 もう一つは複数の冒険者が集まって構成されたもの。
 後者は各地にある砦を本拠地として活動しているのだが、その砦の数には限りがある。砦を占領すると、砦でしか手に入らない多くのアイテムと砦の便利な機能を利用することができるので必然的に戦いの火種となっていた。


 闇の住人、その任務


「うああぁぁっ!! あんっ、あんっ、あんっ……イヤ、イヤァァァァ……」
「はん、なにがイヤァだよ、この好きものが。オラッ! この締め付けはどういうことなんだ!?」
「やめてっ……もう……うあああっ! ヤダ、イヤ、許して……許してぇ……」

 見上げるほど天井の高いレンガ造りの丸い部屋に女の悲鳴が反響する。
 健康的に日に焼けた肌を少しの布キレが覆っているが、それは胸や股など大切な部分を隠す役に立ってない。悉くあらわにされている。
 足に引っかかったごくごく短いスカートと無残に千切られたスパッツから判断するに、女はハンターなのだろう。
 だが、一流の狩人の証である弓も、共に魔物を狩る鷹の雄姿もそこにはない。
 あるのは、高々と万歳の体勢で手首を縛られて男の肉棒に秘所を貫かれ、必死になって許しを請う哀れな女だけだった。

「くくくっ……そろそろ喋ったらどうだい、ええ、ハンターさんよぉ!」
「いあああああっ! ……しゃべっ、誰が……誰がしゃべ……アッ、アッ、あがっ! や、やめて……これ以上動かないでぇ!」
「ははっ、随分と言ってくれるがちっとも続かねえじゃねえか。……まあその強情さは認めてやるがな。オイッ! 後ろの穴も可愛がってれ!」
「ヘイッ! 親分。ぐへへっ、ハンタ娘ちゃんよぉ……こっちのヴァージンも奪ってやるぜ」
「はぁ……くうっ! ……な、なにを……ヒイィィッ!!! や、やめてやめてそれだけは!! それは、そこはっ! そんな……不浄の穴に……っくああああああっっっ!!! いぎあああああぁぁっ……裂ける……裂けるっ! やめてぇぇぇぇぇっっ!!」

 処女の鮮血を纏わりつかせた一物に責め立てられる少女にとっては、よりにもよって排泄器官で行為に及ぶなど想像さえしなかったことだった。
 侵入者を拒むために硬くすぼまった菊座にグロテスクな肉の凶器があてがわれてミシミシと音をたてて進入してくる。
 放射状に皺の広がる肛門が、ささくれ立った男の指に無理やり広げられ、入るはずのないものを強引に受け入れさせられる。

「いやあああぁぁぁぁぁぁっっっ!!!」
「はははははっ! ケツにブチ込まれて感じてんのか。この淫売がっ!!」

 前の穴だけでなくアヌスまで串刺しにされた女の絶叫は石の壁に虚しく吸収された。
466某スレ557(418)sage :2004/11/09(火) 21:59 ID:e7dOJG6s
 そもそも事の始まりはとある攻城戦だった。
 ゲフェンのある砦を、あるギルドが攻撃した。
 昨今では攻城戦の激しさを鑑み、貴重な冒険者が無駄に死ぬのを避けるためにある決まった時間以外に戦闘を行うことが禁じられるようになっている。
 そのため防衛側のギルドは戦力を集中させ、個々人の能力だけでなく見事なチーム同士の連携で攻撃側を撃退したのだ。

 これに我慢がならなかったのが返り討ちにされたギルド。
 彼らは冒険者の中でも最底辺の人種だった。
 他人の獲物を横取りする、危なくなったらすぐに逃げ出す、取り分だけは余計に要求する、騙し賺しは毎度のこと、表ざたにはできない事件は数知れず。

 砦の恩恵は受けたい。だが、タイマンならともかくパーティ同士、ギルド同士の戦いでは勝ち目がない。ならばどうするか。
 彼らが思いついた方法は防衛情報の入手と人質をとることだった。

 人質の条件はギルドの中枢メンバーであり構成員の技量及び装備を知っていること。また、当日の戦力配置を知っていること。女であればなおよい。
 その条件に当てはまる人物を監視し、一人になるところを見計らって襲撃。鮮やかな手際で自分たちのアジトへと誘拐してきた。
 この時には思い出すのも忌々しい敗戦の後で追加人員としてスカウトしてきたアルケミストとアサシン、二人の男が大いに役に立った。
 アサシンのハイディングの技術はこのギルド一の使い手が首元にナイフを突きつけられるまで悟られない程の見事さで、アルケミストの方はポーション作成だけでなく誘拐に必要な即効性の睡眠薬など製造に関してずば抜けた能力を持っていた。

 ともかく、どんな手段をもってしても砦を落とそうとする彼らに捕らえられた女ハンターを待っていたのは地獄という言葉も生ぬるい尋問の嵐だった。


「オラオラッ! とっととゲロっちまいな」
「あぐあっ! ヒアアァァァッ! やめてっ! お尻動かさないでェッ!!」
「俺らとしては別に喋ってくれなくてもいいんだが……なっ! ねえ、親分」
「がははははっ! その通りよ。お前がだんまりを決め込むって事は俺たちが愉しむ時間が増えるってことだからな」
「そ、そんなぁぁぁぁ……うあっ! ひがっ! イヤ……やぁぁぁぁ」

 親分と呼ばれたギルドマスターのローグとシーフの腰の動きが一層激しくなった。前から後ろから、絶妙な動きで彼女に九割の苦痛と一割の快感を送り込んでいる。恐らく、前にもこうやって二人がかりで一人の女を犯した事があるのだろう。
 健康的な魅力に溢れたハンターの少女が処女を散らされ、同時にアナルも犯されるというこれ以上ないくらい淫靡な光景に、周りで見ていた他のギルドメンバーがごくりと生唾を飲み込む。

「さて、ハンタ娘さんよ。そろそろ強情張るのは止めたらどうだ? 攻城戦があるときの配置図とアンタんとこの装備と、それだけ教えてくれたら俺は許してやるんだからよ」
「……くっ、くうぅっ! ハァ、ハァ、アッ、アッ……わたしが……自分可愛さに仲間を売るように見えるか? 見くびるなよ下種が……貴様らと……一緒にするな」

 唾を吐いて拒絶の意思を明らかにする。
 初めてで二穴責めというあまりにも酷すぎる体験をしながら、彼女の瞳から力は失われていない。跨っているギルドマスターを氷のような視線で見下して、彼女は仲間との情義を果たそうとしていた。
 だがそれは……完全な逆効果だ。
 情報を聞き出したら勝者の余裕で彼女の子宮に精を放ち、部下をけしかけようと思っていたローグは青筋を立てて容赦なく命令を下す。
 最も正直に仲間の秘密を喋ったところでこの陵辱からは逃れられなかっただろう。許してくれるのはあくまで”俺”だけなのだから。

「……なるほど、確かに見くびってたよ。テメェら、この嬢ちゃんを教育してやれ! 好きなように遊んでいいぞ」
「へ、ヘイッ! しかし穴ァふさがってますが……」
「バァロウッ! 口でも胸でも手でもどこだって使えるだろうがッ! トンマかテメエラは! 使えそうなところは全部使え。このアマに男ってモンをたっぷり教え込んでやるんだよッ!」
467某スレ557(418)sage :2004/11/09(火) 22:00 ID:e7dOJG6s
 口角泡を飛ばしながら怒りのままに腰を突き上げ生意気なハンタ娘の開通されたばかりの膣を抉り取る。菊門を責めてるシーフもその突然の動きに遅れることなく肛虐を開始する。
 最初はどうしたものか考えていた部下たちだが、急所を苛む激痛と、否が応でも感じてしまう悦楽に頬を赤く染めながら、眉間に皺を寄せ身体は好きにされても魂までは自由にさせないと睨みつけてくる不屈の姿勢に欲望をそそられ一人また一人と陵辱劇に参加していく。

「じゃあ俺らはそのお手々でしごいてもらうぜ」
「そうだな。ケケッ、せいぜい愉しませてくれよォ」
「な、何でお前らの汚らわしいモノなど……いあああっ! んあああっ、んあああっ、くあぁぁっ! こわれ、壊れるぅっ! ……ああああっ!!」

 ハンターの少女に拒否権はない。
 がすがすと両穴を激しく突きたて、心より先に身体から抵抗を奪うとロープをナイフで切って腕を取り、白い喉を反らせて逃れようとする彼女の手をとって興奮しきった息子を握らせた。

「うあっ! うあっ! く、くそ……くそぉぉぉ……」
「潰そうとか変な気ィ起こすんじゃねえぞ。……ま、そんな様子じゃぁその気力も湧いてこないだろうけどな」
「うっは〜〜、いい感触だなハンタ娘ちゃん。ほらほら、もっとちゃんと掴んでくれないとね〜〜」

 げらげら嘲笑いながら手淫を強要する二人。彼女の反撃は前と後ろからのピストン運動の前に全て完封されていた。
 勝手に目が潤んでくるが、凌辱者ごときに涙は見せまいと歯を食いしばるってこの悪夢に耐える。だが、その強がりは正面に立たれた男に粉砕されることとなった。

「それじゃ俺はお口で咥えてもらおうかな」
「…………っ! ッッ! く、口で……んぁっ! 咥える……だと……」
「うひひっ、そぉーよ。フェラチオって言ってな、口で俺のモノに奉仕するんだよ。男はそれで気持ちよくなれるからなぁ」

 初心な少女にとって、それは肛門責めと同等に想像だにしなかったおぞましい行為でしかなかった。
 未開通だった女や本来と逆の使い方で尻穴を犯されるのも死んでしまいたいくらい耐え難い屈辱であるが、口を犯されるという嫌悪はそれを遥かに上回った。
 好いた男と愛を交わすための唇。言葉を発し、息を吸い、物を食べる生きるために最も大事な所に最も汚い所を押し付けられる……心が折れてしまいそうになる。
 ある程度慣れた女でも、セックスはできてもフェラは嫌だというものが少なくない。ましてや無理矢理強制されているとあっては……。

「ヒッ! いや……いやぁ……」
「さっきの威勢はどぉこに行っちゃったのかなぁ? ん〜、いいねぇ。その怯えきった表情。……オラァッ、口開けな」
「んーっ、んーーーっ!」

 強烈な異臭を放つ肉棒を鼻先に突きつけられて目を限界まで見開き、受け入れまいと必死に顔を逸らしてなんとか逃げようと最後の抵抗。
 熱く硬い屹立したモノで頬を叩かれ、絶望の涙を流す。
 それは男の嗜虐心、残酷に燃え上がる欲望に油を注ぐだけ。

「んん〜〜〜っ! っ! んぁっ、アッ、アッアアーッ! ヤッ……やだ…………むごぉっ!」

 貝のように固く閉ざした口は、蜜壷と直腸の異物によって力づくでこじ開けられた。
 延々と続く責めは、彼女の女としての悦びをその意に反して徐々に開発していた。迫る口虐の恐怖に注意が向いた瞬間の一突きが意思の防壁を乗り越えて、ただ辛いだけの性交に一つの変化をもたらした。
 つま先から頭のてっぺんまでを貫く甘美な刺激で上がった嬌声が彼女の口を大きく開かせる。それは同時に屈辱的な奉仕の始まりを意味していた。

「うごぉっ、ぅっ……んっ、んっ……ぅぇほっ! ……ひゃ、ひゃれれぇ……ひゅるひれぇ……」
「何言ってるか全然わかんねーや。歯ァ立てるんじゃねえぞ。ま、それどころじゃぁないみたいだけど。ははっ」
「おうおう、こっちの滑りも大分よくなってきたな。狭さは処女だったんだから当然だが、こいつぁとんだ拾いモノかもしれねぇぞ」
「なんっすか、それ?」
「ば〜〜か、こいつが淫乱な雌豚だってことだよ。ああ、しかしいい具合になってきやしたぜ、ケツ穴の方も」
「ずりーなー、親分たちは。……オイッ! 手がお留守になってんぞ! もっとこう強く擦るんだよッ!」
「うっ、うっ、えぉ、がごっ! あっ、おっ、ろっ……」

 喉の奥までモノを咥えさせられての前後運動。こみ上げてくる気持ちの悪い吐き気はそのモノゆえに開放を許されない。
 亀頭を吸ったり鈴口を舐めたり裏の筋に舌を這わせたり、そういったテクニックとはまったく無縁だったが、穢れを知らない少女に口腔奉仕をさせているという事実はいっそう男を興奮させる。

 いいように罵られ、最悪なものを咥えさせられ、触りたくもないものを触らされ、五人もの男に同時に犯される。
 大きく見開かれた目から涙がこぼれるのは決して肉体的な苦しみからだけではない。
 じゅぷりじゅぷりと処女の証と痛みを和らげるために溢れた愛液が攪拌され、アナルからモノが引き抜かれるたびに肛門がめくれ上がり、イチモツをしごく両手はは先走りのべと液にまみれ、肉棒を含んだ口からは唾液がこぼれる。

「くっは〜〜、俺もう限界。ハンタちゃん、ちゃんとお尻の奥に出してあげるよ。いいっすよね、親分」
「……んんんんんんっ!!」
「ああ。俺もそろそろ出るからな。……しかしあれだな、二人で犯すと締まりはよくなんだが男のモノが当たっていけねぇ。まぁいい。おめえら三人も俺がどけたら出していいぞ。間違っても俺にかけんじゃねぇぞ」
「んぐっ、んぐっ! ……んんんん……んんんんっ!!」
「たっぷりナカに注ぎ込んでやるよ。受け取りな、仲間思いのハンタさんよぉっ!!」

 中に納まっていたモノが一際大きく膨らんだかと思うとどびゅどびゅっと音まで聞こえてきそうな勢いで大量の精液を吐き出した。

「んんああ〜〜〜〜〜ッッ!!」
「へへっ、んじゃ俺も。しっかり注いでやるぜ」

 胎内に入り込んだ熱い液体に絶望の悲鳴をあげた彼女に容赦のない追撃が降りかかる。本来は出すための部分に灼熱の液体が放たれたのだ。

「〜〜〜〜〜〜〜っ!!」

 ずるりと小さくなった男根がぼったりと充血した秘所から引き抜かれ、処女の血と快感の証の潤滑油と出された汚濁とが混じってピンク色になった体液が零れ落ちる。
 尻の穴も同様で、腸液で薄められた粘液がとろとろと流れ出る。すぼまっているはずのその穴は、激しすぎる凌辱に晒され開放されても閉じることを許されなかった。

「あ〜〜畜生、もう出そうだぜ……っ」
「随分早ぇえじゃん。お前もしかして早漏れか?」
「そういうお前こそもう出そうなんだろ。まぁ俺もなんだけど。散々親分たちが犯ってるところ見せ付けられたんだからしょうがねえんじゃねえの? お前らは手だけど俺は口だしよ」
「それじゃ……」
「三人一緒に……」
「ブッかけてあげますかね」
「……ぁぁ…………ぁぁぁぁぁ…………」

 限界まで彼女に刺激させたモノの狙いを定め一人は顔に、もう一人は胸に、黄みがかった液体を噴きかける。最後の一人は喉の奥にすえた臭いの粘っこいものを放出し、糸の切れた操り人形のような彼女に嚥下させた。
468某スレ557(418)sage :2004/11/09(火) 22:01 ID:e7dOJG6s
 ひとしきり男たちの欲望を満足させた彼女は冷たい石の床にうつぶせに倒れこんだ。普通火照った身体にその涼気は心地よいものなのだろうが、半ば以上正気を失いつつある彼女にとってそれはどうでもいいことだった。

「はぁ……、はぁ……、はぁ…………」
「さて、もうちょっとしっぽりヤらせてもらおうかなぁ」
「…………ぅぁ……、ぁ……。やめ……て……」
「いや〜〜っ。ゲハハハハッ!」

 処女を貫かれている最中の彼女の叫びを揶揄した否定の言葉に、取り囲んでいた男たちが一斉に笑い出す。
 口から、女陰から、尻から精液を垂らしてるハンターの少女は、声には力と覇気が欠けていた。その瞳には絶望しか映っていないのだろう――それすらも怪しいが。
 男を知らぬ女体を味わいつくそうとギルドマスターのローグが一歩を踏み出す。

「…………何のマネだ、新入り」

 ただ一人この場にいながら彼女の凌辱に参加していなかった男――最近加入したばかりで手柄を挙げたアサシン――が腕を伸ばして制止してきた。手には特有のカタールと呼ばれる武器が握られている。

「彼女を攫った目的は情報収集だろう?」
「そうよ。だからこうやって可愛がりながらゲロさせようってんだ」
「だからこそ心を砕いてしまっては意味がない。代わりの女だったら色町でいくらでも抱ける。だが、彼女に代わりはいない」

 もし彼女から聞き出せなくなったらもう一度誘拐しなくてはいけなくなるからな、とアサシンは付け加えた。
 目標のギルドはパーティ同士の絆が深い。恐らく今頃は急に姿を晦ましたハンターの少女と連絡を取ろうとあちこち駆けずり回っているのだろう。誘拐は誰にも見られないよう手早くやったし、連絡を取れるようなものは全て捨てているが安心はできない。
 万が一の事態を考え相手も警戒を強めているだろうし、大事の前に小事を起こすわけにも行かない。

 このギルドのマスターは鼻つまみ者だったが無能というわけではなかった。ハイエナのような獲物に対する嗅覚と、リスクとリターンを天秤にかけて最小の被害で危険を切り抜ける判断力を持っている。
 アサシンの提案は是であった――身体の方は満足していなかったが。

「だったらどうするってぇんだ」
「正直あんたたちのやり口は俺にとってはまだるっこしい。もし許可をもらえるなら効果的に尋問できるが?」
「へっ、俺らを追い出して自分だけ愉しもうってハラじゃねえだろうな?」
「見張りを付けてくれても構わない。親分さんたちもそれじゃ納まりがつかないだろ?」

 それは事実だ。もう二、三発ぶちこんでやらないと、とてもじゃないがやってられない。どうせ抱くならあばずれの娼婦より初々しい少女の方がいいに決まっている。
 しかし、この男の言うことも事実だ。それこそ女なんざどこでも抱けるが、こいつが握ってる情報は今後の方針を決めるにあたってのライフラインだ。

 得体の知れない暗殺者風情の言うことを聞くのは癪だが、ここは実を取ったほうがよさそうだ。自分から見張りを付けてくれと言った以上変な気もおこさないだろうし。

「よし、ベン! テメェこいつを見張ってろ」
「へ? 俺がっすか」
「そうだ。文句あっか!?」
「い、いえ滅相もない……トホホ、後で抜いとこう」

 情けないことを口に出すものの従順に言うことに従うBSに満足した笑みを浮かべて彼らは外へと向かう。目指すは花街売春宿。
 だが――

「おい、なんでテメエもついてくんだ、新入り」
「尋問道具を取りに行くためだ。一応大体のものは揃えてるが、足りないものがあったら借りる。それと最近加入したアルケミストに薬の事を聞きたいんだがいいだろうか?」
「ケッ、好きにしろ」
469某スレ557(418)sage :2004/11/09(火) 22:01 ID:e7dOJG6s
 独り寂しく見張りを命じられたベンと呼ばれたBSの目の前には新入り自前の尋問道具――正確には拷問道具なのだが、彼には区別がつかなかった――が並べられる。
 頑丈なロープ、女をいたぶるための一本鞭、九本の有刺鉄線が束ねられた鉄輪、M字型で中心にボルトがついた変な道具、アルケミストが調合した妙な薬。
 その中でも彼の目を引いたのは――

「あったかいタオル?」
「これは尋問には必須の道具だ。……それと言いにくいんだが、俺のやり方にケチをつけないでほしい」

 そう言って彼は温かいタオルをとって凌辱の残滓で痛ましいハンターの少女を抱き起こし、涙と涎と精液で見るも無残な彼女の顔を拭き始めた。
 奇麗な金の髪にまで飛び散った白濁液をぬぐい、口腔内にこびり付いたものを吐き出させ、青ハーブを煎じたお茶で洗浄する。
 手桶にはったお湯で一度タオルをすすぎ、軽く絞って首や脇や腕を。直接辱められた手や胸は念入りに。汚れの溜まりやすい場所はしっかりと。大事な場所は優しいタッチで。浮いた汗も一緒にまとめてきれいにしていく。
 全身を一周したら、今度は水にさらしたタオルで熱を冷ますように。温度の差が気持ちいいのか彼女は「んっ……んっ……」と甘い声をあげる。

「おい、お前何してんだよ!?」
「彼女の体を拭いている。男の出したものにまみれたのを相手にしたくないし、これも尋問の一環だ」
「尋問の一環って……どこをどう見ても手当てしてるようにしかみえねえぞ」
「ただ痛めつけるだけが方法じゃないという事だ」

 今度は試験管に入った妙な色合いのゲル状の物質を、彼女の大事なところにすりこんでいく。ローションに近い成分なのか指は滑らかに進入していった。
 それが終わると力なく半開きになったままの口に試験管をあてがい、これまた妙な液体を注ぐ。それが喉に達すると、筋肉が反応してそれを飲み込む。
 そしてううっとうめく彼女の細いごつい黒皮の鎖がついたバンドを嵌めていった。手首には二つが鎖で繋がった手枷、足首には鎖に鉄球の繋がれた足枷を。

「…………くぅ…………あ……?」
「ふむ、自慢の品というだけあってよく効くな。この気付け薬は」
「……っ! お、お前は……」
「これから尋問をはじめる。こっちが聞きたいのはあんたのギルドの戦力配置と個人の装備やスキルだ。今吐いてくれるならこっちとしては余計な手間がかからなくていいんだが」
「ふざけるなっ! そんなこと、言うと思うかっ!」
「そういうのなら身体に聞く事になるんだが……それでもいいのか?」
「くどいッ!!」

 看護されて――彼女はそれに気づいていなかったが――幾分か元気を取り戻し、責められていたとき以上にかたくなな態度で噛み付いてくる。手足が自由だったら今にも掴みかかってきそうだ。
 ほれ見たことかと監視役のBSは思う。こいつ、自信がある様子だったが本当に大丈夫なのか?

「それじゃぁ仕方ないな」

 その一言を聞いた瞬間、ハンターの女の子は背中にぞくりと圧倒的な恐怖を感じた。淡々とした事務的な口調はさっきと特に変わらない。顔の下半分がマスクに隠された表情だってまったくの無表情だ。どこにも恐れる理由がない。それなのに……。
 アサシンに拘束された腕をつかまれ、鎖をフックにかけられて腕を高々と上げさせられたときに、彼女はその正体に思い当たった。声に抑揚がないのだ。顔に表情がないのだ。
 まるで――人形のように。

「私は……貴様などに屈しないっ!!」
「そ」

 張り上げた声を完全に無視して、白く健康的な太腿に同じように皮のバンドを付けていく。彼女も逃れようと足を揺らすが、足首のおもしが邪魔になって効果をあげない。
 物理的に抗う術のない彼女は、こんなものをつけて何になる、とこれから降りかかる予測もつかない責めに対して精一杯の虚勢を張る。
 アサシンはそれについていた穴にロープを結ぶと、壁の鉤を支点に梃子の原理を利用して一息に引っ張り片足を最大まで開脚させた。

「やああああああああっ!!」

 女を辱められることは覚悟していても、まさかこのような形で恥部を晒す事になるなどとは、まるっきり想像の範疇から外れていた。
 大股開きになって最も見られたくないところをあらわにされ、悲鳴をあげてもがいてもジャラジャラと鎖が冷たい音を立てるだけだ。もう片方の足も簡単にロープで吊るされ、哀れな少女は変則的な磔に処された。

「くっ……こんな、こんな……」

 真っ赤になって加害者を睨みつけるが、こんな身動きの取れない体勢ではまったく格好がつかない。なんとか足を閉じようともじもじしていれば尚更だ。
 そんな彼女に追い討ちをかけるようにアサシンはこの場にそぐわしくない奇妙なものを用意していた。それは彼女も見たことがある。床屋には付き物の顔剃りで使う髭剃りクリームだ。

 ふと彼女は考えたくもないことを考えてしまった。
 こんなものは髭を剃るときにしか使わない。――正確には、毛を剃るときにしか。それは、つまり……。
 その嫌な予感を肯定するように、たっぷりとクリームがとられた刷毛が薄い茂りに塗りたくられた。

「う……うそでしょ…………ね、ねえ、冗談だって言ってよ…………ヒッ!」
「ヘタに動くと大事なところが傷つくぞ」
「そんな……ああっ…………やめ……お願い、後生だからぁ……」

 柔らかい人間の肉など簡単に切り裂く冷たい剃刀の刃をあてがわれ、心だけは折るまい、もし油断があったら反撃してやる。そんな強気な気持ちは奇麗さっぱり消し飛んでいた。
 恐怖と羞恥でカタカタ歯をならし、涙をこぼしながらもアソコが切れるかもしれない恐怖で動けない。
 一刀目は蟻の門渡りだった。くすぐったい感覚と固い板が滑る感触が背筋を駆け上がると、白い泡と一緒にわずかに生えていた縮れ毛が奇麗さっぱりなくなっていた。

「あああああぁぁぁぁ…………」

 尻穴のシワを一本一本伸ばされて極薄の刃が次々と産毛を刈り取る。後ろが終わったら次は前。形のよいデルタ地帯がズッ…ズッ…と手入れされて他の部分より一層白い地肌が明らかになっていく。
 正三角形を二等辺三角形に変えてから桃色の肉丘が征服されていく。アサシンは指に引っ張られてわずかに開いたビラビラを慎重に剃っていく。
 クレヴァスの片丘が裸にされると、緊張と冷たい刺激とでツンと勃ちあがったクリトリス付近に次の標的を定める。
 動きたくとも動けない恐怖、もっとも感じる部分を命さえ奪える凶器で弄ばれる恐怖。その二つがただでさえ磨り減っていた彼女の神経にじりじりとヤスリをかけていく。

「ひぁぁあ……やぁぁぁぁ…………怖い……こわいぃぃ……」
「もう少しで一番危ないところは剃り終える。じっとしてれば大丈夫だ」

 肉芽を隠す陰毛を全てはぎとられても剃毛は終わっていない。もう半分の女の証が殊更にゆっくり、絶望を染み渡らせるように削られる。
 もはやハンターの少女には凌辱されながらも仲間は絶対に裏切らぬと言い切ったした凛々しい姿も、拷問を前にして屈したりしないと断言した誇り高い姿のどちらもなかった。
 哀れに、ただ哀れに死にも勝るはずの恥辱を受け入れさせられ、弱弱しい剥き出しの少女の心が悲鳴をあげている。

「一通り剃り終えたな。まるで月経を迎える前の少女のようだ」
「うあっ…………ううっ……ううぅぅ……」

 明け透けなアサシンの言葉に、とうとうがっくり項垂れて声を出して泣き出してしまった。


 その後も彼女への羞恥責めは止むどころか激しさを増していった。
 利尿剤を飲まされてたらいに小水を溜める事になった。お尻に浣腸液を注入され男の見ている前で排泄させられた。羽箒で乳首と陰核をくすぐられ気を遣らされた。媚薬を使われ何度も何度も強制的絶頂を迎えさせられた。
 息も絶え絶えの彼女は食事を食べさせてもらい、毛布を与えられた。必死に許しを請うた相手に世話されるのは屈辱の極みだったが、疲れきった身体は残酷なまでに休息を求めていた。

 眠りから目覚めた彼女は、今度はどんな恥ずかしい目にあわされるのか身構えていた。だが、待っていたのは道具を使った辱めでも、甘美な愛撫と言葉責めでもなかった。
 床につかない短い鎖に鉄球を繋いで三角木馬に乗せられ、枷を嵌められたままの手を親指締めで破壊されては醜い悲鳴を上げさせられる。キャット・オー・ナインテイルという看守用の特殊な鞭で背中の皮を破られて、血を流し続ける傷口に塩水をぶっかけられて地獄の痛みで失神する。洋梨の形をした鉄器を口にいれられて内側から口を裂かれながら掌に五寸釘を打ち込まれ蝋燭を立てられる。

 気を失う事は最高の贅沢だった。わずかな休息はそれを上回る激痛で中断させられる。彼女の悲鳴が次の拷問の合図だった。
 嘘でこの場を乗り切ろうと考えようとすることも本当のことを喋ろうとすることも、どちらも許されず手加減なく痛めつけられた。
 その上気が触れそうになると途端に一切の拷問が止み、傷ついた恋人にするような手つきで薬を塗られる。そして余裕を取り戻したかと思うとすぐさま拷問。

 三つの白ポーションを使い切ったところで、アサシンはようやく聞いてきた。聞いてきてくれた。『喋る気になったか』と。
 もちろん返事は決まっていた。
 彼女は自分の知っていることを洗いざらい吐いて、そして意識を失った。今度は余計な横槍が入ることはなかった。
470某スレ557(418)sage :2004/11/09(火) 22:02 ID:e7dOJG6s
 次に彼女が目覚めたとき、手こそ縛られたままだったが、きちんと身なりは整えられていた。寝ている間になにかの凌辱が加えられた形跡はない。
 不思議に思っているとシーフの男がやってきて、ロープの端を掴んでまるで犬のように彼女を引っ張っていった。直感的に今日が何曜日かわかってしまう。罪悪感で頭が一杯になる。たとえどれだけ厳しい責めだったとしても、自分可愛さに何よりも尊い仲間を売ってしまうなんて。

 ギルドマスターのローグが何か言っていたようだったが、彼女には届いていなかった。自分は万が一の時のための人質なのだ。最後の最後までみんなに迷惑をかけることになるのだ。なんと罪深い。なんと愚かしい。
 横になって体力は回復しているはずなのに、一歩一歩が重い。精神的な問題もあるが、それ以上にあまりに拷問が酷過ぎて弱りきっていたからだ。足がもつれて転ぶたびにいいように罵倒された。
 城攻めのメンバーの中にあのアサシンの姿は見えなかった。聞くともなしに耳に入ってきた会話によれば、単独で遊撃の任務を与えたそうだ。彼に捕まってしまった友達が自分と同じような目にあうのだと思うと、生き延びられても顔を出すことはできない。

「さて、この前は苦渋を味わわされたが、今度はそうはいかんぞ」
「なんったってこっちには誰がどこを守ってるか筒抜けっすからね」
「応よ! 男は皆殺しだが気に入った女は好きにしていいぜ」
「さっすが親分。話がわかる」

 ああ、みんな。ごめんなさい。もし私の声が届いてるなら今すぐにでも逃げて。裏切り者の私はどうなっても構わないから。
 心の声はもちろん、こんな距離ではどれだけ喉を酷使してもその音が伝わることはない。砦は音もなく静まりかえっていた。

 もうだめだ。そう思ったとき――


「プロンテラ自由騎士団だ! 卑劣な悪党ども、大人しく縛につけっ!」
「な、なんだとッ!?」

 松明に照らされて浮かび上がったその姿は紛れもなく王国自由騎士団の勇壮な姿だった。それぞれが完全武装で身を固めて抜剣している。
 この王国自由騎士団は志願者で構成された集団である。一種のギルドといってもよい。高い規律を誇る王国お抱えの彼らは、治安維持を任され国民からも絶大な信頼を寄せられている。
 その中でも一際強さを感じさせる白い髭の老ウィザード――隠者という言葉が相応しそうだ――が高らかと告げる。

「お前たちが数々の犯罪に手を染めていることはわかっていますぞ。もはや逃れぬところと観念なさい!」
「くっ……てめえら、王国のイヌどもに舐められんじゃねぇっ! 殺っちまうぞ!」
「おおぅっ!!」
「仕方ありませんね……ヘルパー、ランク、懲らしめてやりなさい!」

 殺気立って雄たけびをあげならが突っ込んでくる相手の前に騎士とモンクが立ちはだかる。
 この二人の実力はとにかく頭抜けていた。
 美丈夫の騎士は迫る剣を弾き飛ばしたかと思うと左から突きこまれた槍を半ばから断ち切り右の敵を棟で強打し気絶させる。音速で放たれた矢を切り払い鍔迫り合いを制してまた一人。
 いかつい顔をしたモンクもリーチの差をものともせず懐に入り込んで拳や手刀を叩き込む。桁外れの剛力で相手の腕を取って武器を自由に使わせない。組み合うとどこをどうされたものか空と地面が反転する。
 ものの数分たたずに大部分の戦力が無効化された。

「お、親分! こいつら強すぎます!」
「あわてんな。……おいテメエら、これを見ろっ!!」

 万が一のときのための切り札が切られる。
 武器も相棒もなく、体力も失いロープで縛られたハンターの少女の首にナイフが突きつけられる。
 騎士団員が動きかけたが、ぐいと人質を前に出されてはなす術もない。

「へっへっへっ、それでいいんだよ。オラッ、武器を捨て……ぐああっ!!」

 勝ち誇ったローグの手に風を切って飛んできた何かが刺さる。

「か、風車……だとぉ!?」

 思わずナイフを取り落とした彼の手に突き刺さっていたのはアマツの民芸品の一つ、風車だった。
 驚く暇も与えず黒い人影が飛び込んできてローグの手中から少女を奪還した。人質がいなくなってはたまったものじゃないと斬りかかる短刀は彼の持っていたダマスカスで弾かれた。

「貴方は……」
「あっ! テ、テメエはっ!」

 マスクで口を隠したその男は、見間違えるはずもない。このギルドの一員にして少女にこの世のものとは思えない拷問を科したアサシンだった。

「セブンアロー!」
「う、裏切りやがったな!?」
「残念。表返っただけだ」

 感情を感じさせない声でそういうと、ハンターを戒めている縄を切る。
 ローグとシーフ、二人が一斉に彼に向かうが動揺しきった攻撃で捉えられるはずがなかった。あっという間にそれぞれ武器を叩き落され、ここに不貞な計画を立てていた一つのギルドは壊滅した。
471某スレ557(418)sage :2004/11/09(火) 22:03 ID:e7dOJG6s
エピローグ

「この前のギルドメンバーは残らずミッドガルド大陸から追放されました。また、装備や資産は全て没収です。我々にも国の方から報奨金がでました。これでしばらくは任務に専念できそうですね」
「うむ。ご苦労でした」
「しかしよろしいのですか、ハーミット。あの……」
「ハンターの女の子ですか」
「はい。結局は自責の念でしょうか、所属していたギルドから脱退。今では連絡もつかないそうですが」
「こればっかりは自分で立ち直らなくてはいけません。あなたの作る薬でも治すことはできないでしょう?」

 任務の報告をしていたアルケミスト、彼もまた潜入捜査に従事して悪徳ギルドの一員として行動していた一人だった。こうしてみると彼らの計画は最初から成功するはずがなかった事がよくわかる。
 悪党にはつき物の悪足掻きは、セブンアローと呼ばれたアサシンの二人が固めた物的証拠と、彼の裁判の場での見事な弁舌の前には言葉どおり”悪足掻き”でしかなかった。

「彼女がどうするか、それは彼女が決めることです。ただ……」
「ただ?」
「近々、私たちに新しい仲間ができるかもしれませんよ」

 意地の悪い笑みを浮かべたご老体の言葉は、後日、証明される事になる。
472某スレ557(418)sage :2004/11/09(火) 22:04 ID:e7dOJG6s
GvG怖いよGvG、と前置きして(謎

気になるネタをばら撒きながら終了。……え? 気になんないって。
微妙に調教されちゃったハンタ娘さんのその後とか、アサシンの前の任務とか、ケミ太郎のお薬シリーズとか、興味ありませんかそうですか。
羞恥責めはともかく、拷問シーンは某スレ専門でしょうけど。

最後の殺陣はご想像の通りです。ええ、もう。これは王道でしょう(笑
一応わからない人のため解説しますと、
老ウィザード:ハーミット=隠居
騎士:ヘルパー=助っ人
モンク:ランク=格付け
アサシン:セブンアロー=七つの矢
ってな具合にコードネームを日本語に直すと……これ以上言わせるのは勘弁してください(ぁ
最初はアサシンが二刀流だったから長七……ウワナニヲスルオマイラー

どこがアサシンやねん、ただのスパイやん。或いはどこがアサシンやねん、ただのNinjaやんってツッコミ以外のあらゆる感想をお待ちしています。
それとしばらくは大人しくROMに徹しますね。
473名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/11/09(火) 22:32 ID:Ek32/Cs6
>>472
ねぇ、うっかりなエイトの人は? ねぇ?
…出てくるの楽しみにしてたのに…。
_| ̄|○
474名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/11/09(火) 23:17 ID:hDDfWpks
輪姦シーンはかなーり力が入っててイイ!!
激しく萌えます。
475名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/11/10(水) 14:07 ID:qXL2zyjE
あれですか、ハンタ娘の名前はシルバーですね?

何はともかく・・・GJです
476名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/11/10(水) 18:20 ID:f9ozIGwY
>>473
うっかりエイトの人はドジっ娘だからきっと次の主役なんだよ!
477名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/11/10(水) 19:19 ID:LhtgjUxk
嫌がるハンタ子タン(*´д`)
輪姦陵辱は萌えますのー
478名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/11/10(水) 19:50 ID:lyHEw6S2
>>476
次の話はハンタ娘の入浴シーンに決まってるだろ!(チガ
479イシス×男アサsage :2004/11/10(水) 21:28 ID:nuwABjuY
流れに乗りつつ軽く投下。イシスたんと男アサシンネタです。
イシス口調、やや鬼畜、やや男マゾ受け、モブと人間ネタ、ですのでご注意下さい。



私の名前はイシス。いえ、正確には私自身の名前があるのですけれど、ボスも
イシスと呼ぶのでそれで良いのです。そして此方のアサシンが私のボス。
グラストヘイムの地下監獄1Fで一番の実力を持つリビオを華麗にクリティカルを
連続して繰り出し倒す素敵なお方ですわ。

イシス「今日はコンディションが良さそうですね。」
男アサ「………当然のことだ。」

大変に寡黙なお方ですの。ですけれども、言葉はなくても私への愛情は感じますわ。
その証拠に…

イシス「お腹空いていませんか?」
それとなく尋ねますと、私にはペットフードを、そしてボスは黙ってミルクを一気飲みなさいます。
其のお礼に私は…自慢の乳房をボスの背中に押し付けて、耳元でお礼を囁くのです。柔らかく
私の乳房は潰れてボスの背中に広がります。

イシス「サンキュー、ボス。ムシャ、ムシャ、よろしければ一緒に召し上がりませんか?」
ペットフードを飲み込んでから、ボスの銀色の髪を抱えて唇を覆い奪うのです。
丁寧に、丁寧に、唇の裏側から舌の付け根まで舐めて私の唾液をボスに差し上げます。

男アサ「うぐ……離せ………リビオが…」
イシス「ボスなら避けられるでしょう?ん…――ボスの唇はミルクの味がしますわね。」
味のことに触れると、ボスは顔を真っ赤にして俯かれます。

リビオ「…殺……ソニック…ブロウ!!」
男アサ「……ぐっ!!」
あっさりと。それはもう、あっさりと。運悪く強力なソニックブロウを受けたボスは倒れましたわ…。
それにしても何故、ボスのソニックブロウは弱いのにリビオのは強いのでしょう?

イシス「あぁ…、ボス…。とても気持ちよさそうですね…ところでいつまでそうしているのですか?」
私は嘲笑を浮かべながら、ボスの身体に身を寄せるのです。

「情けないと思わないのですか?リビオごときに一撃でやられて、よく平気でいられますね。
なんて頼りのないボスなのでしょう。正直、見損ないましたわ。」
HPが0で身動き一つ取れないボスの股間を撫であげるのです。今ならば、何をしてもボスは抵抗が出来ないから…

「あら…ボス、少々大きくなっておられませんこと?もしかして、期待なさっておられますの?
倒れて動けないのに私に撫でられて、これからの快楽に身を任せようとなさるだなんて…」
端整なボスの顔、形の良い耳に唇を添えて、ほっそりとした胸板に私の乳房を強く押し当てて囁きます。
「変態。」
…って。そうしますと、ボスは恥ずかしいのか、耳まで赤く染まるのです。

アサ男「イシスが……キスなどをするからだ…」
イシス「私のせいになさるおつもり?見苦しいですわ。」
罰として、私はボスのパンツを脱がせてペニスを引っ張り出して亀頭に爪を立ててアゲました。
苦痛に呻く声がたまらなく魅力的ですわ。

イシス「キスをされたくらいで隙だらけになるボスが悪いのですわよ。爪を立てて痛めつけられてるのに
勃起させておられますね?ボス。」
私の言葉に従うように、ペニスは真っ赤に充血して勃起し、凶悪なまでの外見になりました。
愛しいそれに唇を押し当てて、ボスに良く見えるように舌を唇から覗かせて、蛇のようにチロチロと
敏感な亀頭を執拗に狙って舐めあげます。

「今こそボスの貫禄を見せるときでは御座いませんの?大人しく舐められるだけだなんて、それでも殿方?」
ボスの返事がありません。だから私は、乳房を両手で持ち上げてペニスを包み込み両脇から強く
押さえ込んで裏筋を刺激してあげます。私の胸でも包み込めない立派なペニス。先端の鈴口から毀れる
透明な液体を舐めて、強くちゅっと吸いあげました。

アサ男「うぅ……」
イシス「私の胸はいかがです?ボスのが胸にすっかり隠れてしまいましたわよ?
もう出したいのでしょう?いいですわよ……ボスが私のペットでマゾの変態男だとお認めになられたらね。」
ボスを虐めたのは2度や3度では御座いませんの。けれど、其のたびにはっきり言わせてますわ。
私がボスのペットなのではなく、ボスが私のペットで玩具で所有物で奴隷だということを認めさせるのです。

アサ男「く………っ……」
なかなか言わないボス。オシオキにフェラをやめてボスを冷たい瞳で見下すと、仔犬みたいな可愛い
縋る眸で私を見上げてきます。嗚呼…――素敵。

イシス「私は別に構いませんわ。街でお会いしましょう。」
アサ男「待ってくれ………――俺はイシスのペットでマゾの変態男だ―…だから…最後まで、頼む…出させてくれ…

…」
イシス「最初から素直にそう仰れば宜しいのです。無様に出すトコロ、じっくり拝見させて頂きますわね。」

御褒美に、玉袋を揉みしだき睾丸にマッサージを加えながら乳房で挟み、力いっぱい頬をへこませて
先端を吸い上げながらカリ首を舐めあげます。徹底的に責めてあげれば…ボスは1分も持ちませんわ。
たちまち、ただでさえ大きなペニスを一回り大きくさせて、噴水のように白濁液を噴出するのです。

アサ男「あぁ……はぁ……はぁ………」
ボスの喘ぎ声を聞きながら、先端から激しく吹き上がる白濁液を顔で受け止めます。白く穢れる私の顔。
それがボスを興奮させるのを知っているから…。まだ放たれている精液を、唇でペニスを扱いて吸い、飲みました。

イシス「今日のボスのはいつもより濃いみたいですわね。」
ボスが見ている前で、顔を覆うたっぷりとした濃厚な液体を指で掬い、唇へと運びました。

イシス「ん……美味しい………ボス、出してからが勝負でございます。」
快楽に顔を歪ませるボス。構わずにペニスに指を絡めて扱くと苦痛に喘ぎ、倒れていても暴れだすのですが…
私の玩具に何をしようが私の勝手。玩具などに、私に逆らう権利などありませんわ。

一滴残らず徹底的に搾り取りましょう。



イシスですから本番が出来ないのは仕様です!
480名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/11/10(水) 21:45 ID:VHCgWv1Q
>479
♂アサ受け・・・いいですな(´Д`*)
続きをぜひとも読みたいです
481名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/11/11(木) 01:22 ID:tyJ9Tim.
>>479
GJ、激しくGJだがイシス本番不可とはまだまだ甘い。
その先の境地にに手をかけたくば角煮の人外萌えスレと
ttp://monster-girl.homelinux.net/
あたりを参照されるがよろしかろう。至ったが最後、帰ってこれる保証はないが。
482名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/11/11(木) 02:23 ID:rCJn3Su6
とてもいい作品だ。でも、とある一文が凄く悲しいというアサシンの戯言。


orz
483名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/11/11(木) 03:47 ID:jwQrskEM
>>479
GoodJob!!でーす
♂が攻められるシチュの方がいい(笑)
後ろの穴とか攻めて屈辱を味あわせてください(´ω`)
484名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/11/11(木) 09:36 ID:U9.YuTUk
面白い話だ。だが言わせてくれ。

ソニックブローの事は言うなーーーー(泣
485479sage :2004/11/11(木) 15:02 ID:u/QAgi76
>>480
頑張りたいですが…どんなに極めても、乳や口を使っても責めどまりですよ?

>>481
途中で帰りますた。最後まで至る気力は御座いませぬ。

>>482
orz=後ろから責めて欲しいという意味に捉えて宜しいでしょうか?

>>483
大変に恐縮です。後ろの穴…ですね。
孤高の暗殺者がアナルを責められて屈辱に悶えるのは萌えます。

>>484
SBのことで涙を流すアサのために、きっとイシスはSBについて
言及するのです。タブン。
486名無しさん(*´Д`)ハァハァ :2004/11/13(土) 11:24 ID:d2vrbBQQ
痛々しい
487名無しさん(*´Д`)ハァハァdame :2004/11/13(土) 13:52 ID:G.FOociM
ageちゃだめだって
488ある所の24sage :2004/11/14(日) 09:18 ID:HphKnupk
やっと出来たよ…orz
ようやく本番が書きあがった♀ログ書きです。
前作(>>431より、「師」)では全くエロくないという痴態を晒してしまいましたが…
今回のエロさでカヴァーなるか如何に?!みたいなノリです。

Q:前作見てなくても話分かるの?
A:出来るならば、見てください。無意味に長く、エロ無しですが…
  まぁエロ目的ならば前作見なくてもいいかnウボァー
489決着、そして…(1/6)sage :2004/11/14(日) 09:23 ID:HphKnupk
ドサッ……

深いフェイヨンの森の中で1つの戦いの終止符が打たれる。
糸が切れた人形のように、膝からうつ伏せに倒れこむクモ。

「あっ…!やりすぎたか…」

慌てて駆け寄り楽な体勢を取らせ、傷ついた体にヒールと解毒をする。
ヒールをかけながらその顔を覗き込むと、目蓋を閉じながら微笑んでいる。
普段の凛とした顔とは違うその微笑みは、吸い込まれてしまいそうなほど美しく――見惚れてしまう。
そうしているとクモの目蓋が開かれる。
しかし、ふと気が付いたようにクモの顔が俯き陰る。そうして、

「…本当に…私なんかでいいの…?
 盗みも…殺しも…、生きるためなら何でも、沢山…沢山やってきた…そんな汚い私なんかで…」

口惜しそうに、懺悔する様に…呟いた。
その言葉ごと、クモを抱きしめる。

「いいよ…俺はあなたを愛してしまったし、何より手放したくない…
 それと、自分自身を汚いなんて言っちゃダメだ。」
「…たしかに無益な盗み、殺しはしてないけど…
 でも私は生きる為、守る為とはいえ殺し、盗んだのは紛れもない事実!だから私は汚れている…」
「じゃあ、俺が浄化してやるよ…」
「え?…、あっ―…!」

着させたぶかぶかの法衣の合間に右手を差し込み、胸を鷲摑みにする。
平均より大きめなその胸は、形も良く、言いようの無いほどの心地よい弾力があった。

「ぁっ…ん、ちょっと…」
「ん、どうした?」
「んっ…えっと、森の中とは、いえ…人がきたら大変だから…他で、あうっ!?」

胸の硬くなった先端部を抓り、意地悪な質問をする。

「何だかんだでしっかりと感じてるようだけど…?
 それとも、野外だからかな?」
「ひゃぅ!?、そ、それ、は…、あ、きゃっ!」
「その心に陰るモノ、浄化してあげるよ…」
490決着、そして…(2/6)sage :2004/11/14(日) 09:24 ID:HphKnupk
片手だけで弄るのにまどろっこしさを感じてクモを草むらに仰向けに押し倒す。
ぶかぶかの法衣を肌蹴させ、生々しい、白い胸が露になる。
クモは顔を真っ赤にさせ、恥ずかしそうに横を向いている。

「や…」
「…ん?」
「…優しく…してね…」

その言葉に最後の理性が焼き切れた。
白く豊満な胸に口を近づけ、吸い付いた。

「ぇ?!、あふっ…、ん」

それでも足らぬと、両手で胸を愛撫する。
さっきの言葉とは裏腹に胸を激しく攻め立てていく。

「はっ、…ぁ、んっ〜〜〜!」

艶っぽい喘ぎ声にさらに気分が高揚していく。
両手はいつしか、クモの体全体を愛撫していく。
顔、首筋、腕、胸、腰、太腿…その華奢で白い、肉付きのいい体を愛撫していくうちに、壊してしまいたい衝動に駆られる。

「ぷはっ…、」
「っ…、はぁ、はぁ…、んっ!?!」

胸から口を放し、今度は荒々しく息をするクモの口にキスをする。
昔と立場逆転だな…と思いながら左手で胸を優しく揉む。

「んっ、ちゅ…んんっ…、ゴク…」
「っ…ゴク、んっ…ちゅ…んっぁ…」

長いキスをしながら、お互いの唾液を交換する。

「はっ…ぁ、」
「ぷはっ…、はぁはぁはぁ…んっぁ?!」

休む事もさせず右手でジーンズの上から股間を強く弄りながら、左手で胸の突起を摘まむ。

「くぁっ!激し…いっ、もっと優し…んふっ!?」

さらに口で言葉を遮る。優しくなんてできそうにない。
舌で口内を蹂躙し、左手で胸を犯し、右手で股間を攻め立てる。

「んっ!、んん?!!ん〜〜!!」

じたばたと慌て暴れるクモは、冷静な普段とは違いすぎて…さらに気分を高揚させてくれる。

「ぷはっ…、あっ!くぅん!!ダメッ!!!イクっ!!」
「はあっ、…イっちゃいな」

耳元でそう囁きながら、激しく攻め立てる。
491決着、そして…(3/6)sage :2004/11/14(日) 09:25 ID:HphKnupk
「あっ…、あああああぁぁぁっっ!!!!」

森に響き渡るほどの喚声を上げながら背中を仰け反らせ、全身が痙攣する。
それでもぐったりするクモを起こし、四つん這いにさせる。
自分のズボンのチャックを開けて肉棒を取り出す。
もう我慢できないと言わんばかりに先端から涎を垂らしている。
そうしてクモの頭を掴み、その小さな口に肉棒を突き刺す。

「はぁ、はぁ、はぁ、あっ!むぐっ!?」
「………っ!」
「んっ?!んん!、んふっ!!?」

今まで溜めていた感情が爆発する。
爆発した感情は言葉ではなく、行為そのものに反映された。
そして我武者羅に犯した。クモの苦痛に歪む顔は背徳感を高める。だから狂ったように口内を犯した。

「んっ!んぐっ、もご…、んふぅ…ちゅぱ」
「…うっ、ん…、ぁ…っく!」

しかしその内に激しく頭を前後されながらも、的確に裏筋や雁首を舐めてくるようになった。
その顔は苦痛に歪みながらも恍然としていて、顔を赤らめている。
その表情に心臓が爆発する。肉棒が激しく脈を打ち、背筋に電撃が走る。

「んぁ、ちゅぱ…、」
「あ、っぐ…!!」
「?!?!、んぐっ…、んっ、んっ…、コクッ、コクッ…」
「はっ!はっ!はっ!…はあはあはぁ、はぁ…」
「コクン…。ぷっは!はあはぁ…、もぅ…優しくしてって言ったのにぃ…」
「はぁ…ぁ、ご、ごめん…つい…」

欲望の塊を吐き出した事によって、思考が冷静に戻る。
そうしてさっきまでの獣の様な行為を思い出し、ただただ謝っていた。

「もぅ…、しかもいきなりイっちゃうし…
 …何か、凄く量多かったし…濃厚だったけど…そんなに我慢してた?」
「そりゃ…クモの顔が…凄くエロかったから…」
「え?!、っ〜〜〜―――――?!」

素直な感想を述べると、顔を真っ赤にさせる。反則的に…可愛いな…。
堪らず抱き寄せ、耳元で呟く。

「ぁぅ…、」
「可愛いよ…、好きだ…」
「ぇ、ぁぅ……私も…好き、です…
 …えっと…ジーンズ、脱がして欲しいな…」
「え…?」
「だって、したい、でしょ…?」
「…今度は優しくするよ。」
492決着、そして…(4/6)sage :2004/11/14(日) 09:26 ID:HphKnupk
優しく仰向けに寝かせて、愛液で濡れたジーンズを脱がす。
扇情的な網タイツも愛液でびしょびしょに濡れていて、秘所がうっすらと現れていた。

「…えっと、…もしかして穿いてない?」
「ぇ…ぅ、ショートジーンズだと…パンティ見えちゃうし…」
「………」

顔を赤らめ、恥ずかしそうにそっぽを向く。くっ…だから反則だって…
秘所にあたる網タイツに手をかけ、一気に引き裂く。

「えぁ?!、ちょ、ちょっと!」
「ごめん、可愛すぎ!耐えれない!」
「ま、まって!」

制止する声も聞こえず、覆い被さる。射精したばかりだというのに肉棒は既に屹立している。
右手で秘裂を確認し肉棒をあてがって、一気に突き入れる。

「ダメだって!!!?、づっ!?、あぐっ、う―…!」
「…?!?!、え…」

糸が切れる感覚に、ハッとする。
慌てて起き上がり結合部の隙間からこぼれてくる赤い液体を見て思い知る…

「え……、初めて…?」
「…………意外…だった?」

疑問に思った事が口から呟きとなって零れた。
クモは真っ赤にした顔をそっぽに向けながら答える。

「えっ?…ぁ、そうじゃなくて…」
「普通のローグじゃ…ありえないよね…処女のローグだなんて…ね。
 ……でも、初めてがあなたでよかった…今まで守り抜けてよかった…」
「…クモ」

再び覆い被さり、クモの体を抱きしめ耳元でそっと呟く。

「ありがとう、凄く嬉しいよ。」
「ぁ…、うん…
 んっ―、くぁ…んぅ…」

真っ赤な顔のクモを見ているだけでも心臓は躍り、肉棒は脈を打つ。
そんなモノを膣に入れてる事実を考えただけでも身震いしてしまう…
だけど足りない。もっとクモを感じたい。
覆い被さったまま、ゆっくりと腰を動かす。

「はぁ、っ…キツ…」
「…っ、ん」

初めての行為のためか、クモの膣はきつく肉棒を限界まで絞ってくる。
だが絞るのは肉棒だけではなく意識さえも絞るかの如く、行為に熱中させる。
血液は全て肉棒に流れ込み、腰の動きはスピードを増していく。

「はっ…ぁ、はっ…あ!」
「んぅ…、づあっ…!」

一際大きな苦悶の声に、ふと我に返り、腰の動きを止める。
激しい攻めが止まった事に「何で?」と訴えるクモの瞳には…涙が浮かんでいた。
…それで自分の愚かさを悟る。
493決着、そして…(5/6)sage :2004/11/14(日) 09:27 ID:HphKnupk
「ぁ……、私は大丈夫だから…好きなように動いちゃって、…って?」
「ごめん…優しくするって言ったのに…乱暴にしちゃって…」

ギリギリと締め付ける膣からゆっくりと肉棒を引き抜く。
そのまま裏筋を秘所に押し当て、お互いの液体を円滑油に撫でるように擦り合わせる。

「んん…ぁふぅ…、」
「今日はコレくらいにしよっか…」
「はふぅ…なんだか…切ないよぅな…くぅ、ん…」

腿を閉じさせて肉付きのいい太腿とクリトリスのぷっくりとした感触を肉棒で楽しむ。
緩急をつけて裏筋とクリトリスを擦り合わせる。

「はぅん!いい…かも、きゃぅ!」
「ホント…鍛えてるからだろうけど、いい肉体…えろい…
 特にこの胸とか…凄く柔らかい。手に吸い付きそうな触り心地だよ…」
「ぇぅ、一々説明しなくても…恥ずかしい、ふぁぁ!?」
「その恥ずかしがってる顔が可愛いから、説明するのさ〜♪」
「ぅ…、意地悪…」
「…ふーん。(ぐにぐに、ぎゅっ!)」
「あふっ、ん…ひゃぁぁ…、もうっ!えっち!」
「ははは、可愛いっ!」
「ぅぅ…、地が出ちゃう…」
「可愛いよ、クモ。愛してるよ。」
「うん、私も…って!」

行為の最中にも関わらず、クモは何かを思い出したように大声を上げたと思えば
バツが悪そうに尋ねてきた。

「ごめん、名前まだ聞いてなかったよね…」
「あ、そういえば…」
「名前も知らない相手を好きになって、そのままエッチしちゃうなんて…何してるんだか、私…」

乾いた笑いをしながら淡々と呟くクモ。
昔、名乗られたときに名乗って無かったな…後悔。
494決着、そして…(6/6)sage :2004/11/14(日) 09:28 ID:HphKnupk
「ヴィント、だ。」
「ヴィント…」
「風、って意味だよ。」
「え…風…、んひゃっ!いきなっ、り!」
「お互いの名前も分かった事だし、再開といこうか。」

いつの間にか止まっていた腰を動かし、両手で張りのある感覚を楽しむ。

「っ…いぃ、ヴィントぉ〜…」
「クモ…、っぁ!」

俺の名前を呟きながら、クモもこちらの動きに合わせて腰を肉棒に擦すり合わせてきた。
擦り合わされる肉棒と秘所、羞恥と期待に満ちた目、顔にかかる熱い吐息。
その一挙一動、全てに惹かれ、魅了され、虜にされた。

「私っ、もう…イクぅ…」
「俺も、耐えられないっ!」

腰の動きを一気に速める。擦られる裏筋が熱くなるのが分かる。

「ぁ、んくっ…イクっっ!!」
「っ――……!!」

クモが達したのか、太腿の締め付けが強くなりこっちも達してしまう。
良く鍛えられたクモの腹部を肉棒から勢い良く発射された白濁液で汚していく。

「ふはぁ…ふはぁ、はぁ、はぁ…」
「ぜぇ…はぁ、はぁ…」

勢い良く発射された白濁液はクモの腹部だけではなく、胸にまで達していた。
一呼吸したあと、クモがニッコリ微笑みながら告げる。

「で、どうやって町に戻ろっか?
 誰かさんが激しくするから精液まみれなんだけど?」

あ、怒ってる…笑顔の中に血管が浮き出てる…
皺だらけの法衣のホコリを掃い、かける。

「とりあえず、コレで!」
「却下。」

サッと後ろに回り込まれ、背中に飛び乗ってきた。
今更ながらに、背中にあたる胸の感触が…

「よし、町に戻れ〜♪」
「ははは、(随分性格違うなぁ…)」
「ん、…いいじゃない…今まで甘えれなかった分…今日くらい甘えさせてくれても…」

こちらの意思を読み取ってか、耳元で聞こえる呟き。
物騒な世の中を独りで気丈に生きてきた女ローグ…その気丈さは偽りで本当は…

「今日だけじゃなくて、ずっと、甘えてくれていいよ。」
「ぇ……?」
「その代わり…他の男には甘えないでくれよ。」
「…うん♪」

傾いてきた夕日に向かって歩き出す。
これから楽しくなるだろう、明日に向かって…

きっと終わり?
495ある所の24sage :2004/11/14(日) 09:30 ID:HphKnupk
今回も感想、指摘、注意など、ドシドシ希望!
毎回ビクビクしながら読んでます。諌めになったり元気になったりします。

Q:きっと終わり?
A:多分書く(ぉ
Q:鬼畜?純愛?
A:ツンデレです(ぁ
Q:それじゃ妹分のハンタ娘はー?
A:出します?3Pにでも…?(ぉぃ

諸君ノ意見ヲ求ム。
 諸君ノ意見デ変化スルカモ。
496名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/11/14(日) 10:16 ID:V7DhgnNI
GJ!!!
なんだけど、こういう文章で「ら」抜き言葉はよくないと思いますた
497名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/11/14(日) 13:01 ID:E1wpwdOA
>>496に同意
でもGJ
498前スレ8sage :2004/11/15(月) 23:42 ID:TDkyZaZ.
随分と長い間投下していませんでしたが、ようやく一作書き上がりましたので、投下させて頂きます。
ブランクがあったため、若干軽め。ほんの少し調教気味なので、苦手な方はご注意下さい。
499クラフトマンシップ(1/3)sage :2004/11/15(月) 23:44 ID:TDkyZaZ.
「……その頭に乗っかってる代物は、いったい何だ?」

 溜まり場に帰ってきた相方のハンターの姿を見て、最初に男の口をついたのはこの台詞だった。

「ん? 何って、黒い猫耳。似合うでしょ」

 黒猫耳に手をやってぴこぴこ動かしながら、彼女は答える。可愛らしい仕草だが、ほんの少し動揺が滲み出て
いる。
 確かに似合っている。彼女自身の黒髪と相まって、見事なコーディネイトと言える。
 だが彼が訊いているのはそういう事ではない。

「確かお前、+7のハンターボウが欲しいって言ってたから、俺が金を貸したんだよな。
 なのになんで相場が同じかちょいと上のソレがお前の頭に乗っかってんだよ?」
「露天で探してるうちにさ、手が届く値段で見つけちゃって思わずかっちゃった。あはは……」
「ったく……。じゃぁ、またしばらくは今まで使ってた+5って訳か」
「……それがその……」
「うん?」
「ちょうど倉庫にオリが2個あったから、精錬すれば丸々お得かなーって思って……」

 びき。

 彼の顔に、聖職に似合わぬ険が宿り、こめかみには青筋が浮かんだ。

「……結果は?」
「くほほ……「あほかあああああぁぁぁぁぁっ!!」ひゃぁっ!?」

 常ならぬ怒鳴り声に、思わず彼女は自前の耳をふさいでしゃがみ込む。

「衝動買いしたあげく、手持ちの弓までクホるたぁ、何考えてやがるっ!」
「ご、ごめ……「ごめ、じゃねぇっ!」ひっ!」
「大体弓一本精錬所に持っていって、一発で+5から7に上げようなんて、どんなリアルラックだ!?
 どこぞの占い師に『夢から覚めなさいー』とでも言われなきゃわからねぇか、あぁ!?」

 あまりの剣幕に彼女はますます身を竦ませ、謝罪の声も小さく、か細くなっていく。

「ほんとに、ごめん。ちゃんと、お金貯めて、返すから……」
「罠使いまくり&トリガーハッピーで万年消耗品貧乏のお前だから金を借りたんだろうが。
 同じ金稼ぐのにどれだけかかるんだろうな?」

 それでも途切れ途切れに謝罪する彼女に向けて、更にまくし立てた後、彼は大きく溜息を一つついた。

「もういい。とりあえず、今日の狩りは中止だ」
「ごめん、なさい……」

 今にも涙を零しそうな彼女の様子を見やり、ふむ、と独りごちる。

「もういいって言ったろ。明日は狩りに行くから、今日は解散だ。な」
「うん……」

 そう言い残して足早に去っていく彼の背中を見送った後、彼女はしばらくの間、深くうなだれていた。
500クラフトマンシップ(2/3)sage :2004/11/15(月) 23:46 ID:TDkyZaZ.
 そして翌日。

「あ、あの、いちおう転職前に使ってた角弓持ってきたんだけど……って、きゃっ?」

 溜まり場にやってくるなり放ってよこされた物を見て、彼女は驚きの声を上げた。
 ハンターボウだったのだ。それも+7の。

「こ、これ……」
「露天で探してきた。それ使いな」
「あ、ありがと……。でも、これじゃますますお返しできないよ……。
 あ、せめてこの猫耳売って、最初に借りたお金だけでも……」
「いや、ソレはもういい。まだ売ってなくてよかったくらいだ」

 そんな言葉に、怪訝な表情をみせる彼女。

「その代わり、コレも一緒に着けてもらおうか」

 言いながら、更に彼はザックから取り出した何かを放る。受け取った彼女はそれが何なのかを理解すると目を
丸くした。


■黒い猫の尻尾[0]■
 真っ黒で細長い猫の尻尾の形をしたアクセサリ。
 モロクに居るヒュッケが着けている尻尾を真似て作ったに違いない。
 装備すると外見に反映される。
 系列:アクセサリ 防御:0 重量:50
 要求レベル:45 装備:全ての職業

 作成材料:
  ロープ[4]×1
  やわらかな毛×600
  黒い染料×1
  でっかいゼロピー×1


「……こんな装備って、あったっけ?」
「俺が昨日作った。聖職とはいえ、こちとら高速詠唱型で器用さにも自信は有るんだ。
 ちょいとクラフトマンシップ発揮すればこれくらいは出来る」
「そういうものなの……? でもコレ、可愛いね。喜んで着けちゃう」

 受け取った物をしげしげと眺め、指で撫でたりしながらはしゃぐ彼女。
 ふとある事に気付いて、彼に視線を向ける。

「でも、どうやって着けるの? 服に縫いつけるとかかな。先っぽに削ったゼロピーが付いてるけど……」
「あと、こういう物もある」

 問いに答えないまま、彼は更に薬瓶を取り出した。中には白く、どろっとした液体が満たされている。

「白ポとべと液を混ぜた、軟膏みたいなもんだ。ちなみにべと液はポリン産な」

 普通に頷いて感心する彼女に、溜息をひとつ。

「……察しが悪いな」
「え……?」
「じゃ、着けるのを手伝ってやるよ。コレを使って、な!」
「きゃっ!?」

 言うなり彼は彼女の肩を掴み、うつぶせに押し倒した。

「や、やっぱりまだ怒ってる……?」
「反省して今後二度とやらなきゃもういい。コレはその為のものだ。言わばおしおき、だな」

 腰布をめくり上げ、突きだされた尻の谷間をスパッツ越しに指先で撫でる。何往復かさせて目的の場所をさぐ
り当てると、その部分の布地を小さく裂いた。さらに下着を指でずらすと、彼女の後ろのすぼまりが露わになる。
 そこに先程の軟膏を塗りこみ、尻尾の、ゼロピーの付いた側をあてがい、押し込んだ。

「ひあぁぁんっ!」

 いきなりの侵入に、悲鳴のような声をあげる彼女。ちなみに、押し込まれたゼロピーは丸みを持たせた円錐形
に加工されている。いわば、プラグの形である。強引に押し込んだせいでわずかに肛腔が傷ついたが、軟膏の効
能でそれもすぐに癒えてしまった。

「これでよし、装備完了、と」
「ふあ、やぁ……」
「さ、狩りに行くぞ」
「え……、このままで……?」
「当然。さ、乗んな」

 彼はそう言ってさっさとワープポータルを開いた。


「ふ……ぅんっ! く……っ」

 アンクルスネアに掛かった魔物に矢が続けざまに放たれ、屠られてゆく。

「どうした? その程度の相手なら罠無しでも狩れるんじゃないか?
 それにハイスピも使ってないみたいだが」

 それなりの重量がある尻尾は、彼女が動く度に揺れて、その振動が肛腔を刺激していた。回避運動をしたり矢
を放つ速度を上げたりすれば、その分刺激が大きくなってしまう。彼女の狩り方の違いはそういう理由だったの
だが、それを解っている上で彼は意地悪く問うていた。
 当然、常よりも殲滅速度は落ち、徐々に二人を取り囲む魔物の数が増えてゆく。

「……増えてきたな。ちょいとやばいか?」
「くぅ……ん」

 仕方なく彼女はハイスピードポーションを呷り、攻撃速度を上げた。アンクルの設置も間に合わない相手が増
え、その分回避運動も増えて、尻尾からの振動も激しくなる。

「はぁ、はぁ、んぁ……っ! だめ、もうダメぇ、これ、抜いてぇ……!」
「いいのか? じゃ……」

 彼女の懇願に、彼は無造作に尻尾を掴んで引っ張った。

「んやあぁぁぁっ!」

 体内に入りこんだ部分の方が太く、肛腔もほとんどほぐされていない状態でそんな事をしても抜けるものでは
無く、むしろ今までで最大の刺激を与えられて、彼女はとうとうへたり込んでしまった。

「……いい加減限界か。引き上げるぞ」

 そんな彼女の様子を見やり、彼は手早くポータルを開いて彼女を引っ張り込んだ。
501クラフトマンシップ(3/3)sage :2004/11/15(月) 23:47 ID:TDkyZaZ.
「あうぅ……」
「結局、今日も狩りにならなかったな」

 彼の言葉に何か言いたげに視線を向ける彼女。だが、その大元の原因が自分自身にある事を考えると、言い出
すことが出来ない。

「さて、お尻こっちに向けてみな」
「え、あ、その……」
「ほら」
「う、うん」

 そろそろ尻尾を抜いてもらえるのか、と彼女は四つん這いになり、お尻を彼に向ける。
 実は狩りの間も彼の目を盗んで何度か抜こうと試みていたのだが、慣れない異物感と、お尻の力の抜き方が分
からないせいで、却って刺激を増すばかりだったのだ。
 すぐに抜くかと思えばそうでは無く、彼は尻尾の根本ではなくその周辺を指でなぞる。と、スパッツが湿った
音を立てるのが彼女自身の耳にも入った。

「ふうん、ぐっしょりだな」
「やぁ、言わないでよ……」
「狩り中にまでこんな所を濡らしてる、発情中の猫さんには……」

 尻尾を押し込む為に開けたスパッツの裂け目に指を差し込み、彼女の秘裂に向けて広げる。
 そして、自分の怒張を取り出して先端をあてがい……

「ちゃんと種付けをしてやらないとな!」

 一気に、濡れそぼった彼女の秘裂に突き入れた。

「んゃああぁぁんっ!」
「……っ、入ったぞ、猫さん」
「やだぁ……前戯も無しで簡単に根本まで入っちゃってるぅ……っ」

 ぞくぞくと全身を震わせて、挿入の刺激を受け入れる彼女。

「うん? ほかの所も触って欲しかったのか。でも前戯をする猫なんて聞いた事もないしな。
 ……ああ、猫っていうか、動物はこんな格好でするんだったな」

 そう言って、彼女のお腹に腕を廻して抱きつき、背中に覆い被さるような体勢になった。そのまま激しく腰を
動かして、突き上げるように彼女の膣内を怒張で犯す。更に、腰が密着しているせいで尻尾までつられて動き、
彼女の肛腔までもが同時に刺激された。

「ひぁ、に、ゃあっ! やぁ、らめぇ、しっぽが、お尻までぇ、動かしちゃだめぇ……!」
「言葉はともかく、声の感じからしてずいぶんと悦んでいるようだが……?」
「ふぁ、はいぃ、いい、です。猫みたいなえっちされて、私気持ち良いですぅっ!」
「ああ、俺も気持ちいい。……っ、そろそろ、出るぞ……」
「は、いっ! いっぱい、私の、猫の中に、種付け、して下さいっ、ご主人様ぁ……」
「……っ!」

 彼女の、喘ぎながらも甘い響きの懇願に、彼は一層腰の動きを激しくする。ぽたぽたと愛液が飛び散り、彼の
怒張が膣内を、尻尾の根本が肛内を、激しく動き回る。そんな激しい行為にもやがて限界が訪れ……

「う、おぉお……っ!!」
「ふ、んゃあああぁぁぁああっ!!」

 彼女の膣が収縮し、彼はその締め上げに負けじとばかりに最奥まで突き込んで、精液を出せる限り注ぎ込んだ。


 そして、次の日。彼は溜まり場で彼女の到着を待っていた。
 ちなみに彼女の尻尾は先日の行為の後、彼が抜いていた。

 が、しかし。

「お前、それ……?」
「えへへ……」

 彼女の頭の上には黒い猫耳。そして、そのお尻からは、昨日抜いたはずの尻尾が垂れていたのだ。
 さらに、首には……


■鈴付きの首輪[0]■
 金色の鈴が付いた赤い首輪。綺麗な音が聞こえる。
 装備すると外見に反映される。
 AGI+1
 系列:アクセサリ 防御:1 重量:20
 要求レベル:35 装備:ノービスをのぞく全ての職業

 作成材料:
  マーターの首輪[0]×1
  赤い染料×1
  金の鈴×1


「私だって手先には自信あるもの。思わず作っちゃった」
「ほう。なかなか良い出来じゃないか。全体で調和もとれてるしな。
 ……ところで、尻尾は自分で着けたのか?」
「あ、う、うん。似合う?」
「……言葉遣いがなってないな」

 彼女の問いに答えず、彼はその耳元に口を寄せ、首筋を撫でてやりながらささやく。彼女は頬を赤らめてぶる
っと身を震わせ、わずかに潤んだ目を細めた。

「似合って、いますか……?」
「ああ、良く似合ってる。さ、狩りに行くぞ。
 我慢できなくなって発情したら、またたっぷり種付けしてやるからな」
「はい、ご主人様……♪」
502498sage :2004/11/15(月) 23:49 ID:TDkyZaZ.
という訳で、妄想アクセサリ2連発でした。
では、失礼をば。
503名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/11/16(火) 03:12 ID:/.MYjX12
ね、ねこぉぉ(*´ω`)ニャーン
GJです!
504名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/11/16(火) 10:07 ID:jcHx5ICA
激しくネコハンター可愛くてGJ!
追加アクセサリ欲しいぜ!

なんだが、次スレたてないか
変更点は保管庫のアドレスだけかな。
505名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/11/16(火) 13:35 ID:gZwvTOW.
次スレ
http://www.ragnarokonlinejpportal.net/bbs2/test/read.cgi/ROMoe/1100643993/
506名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/11/16(火) 19:13 ID:w95fzuFk
スレ埋めも含めて…

>>498
507506sage :2004/11/16(火) 19:16 ID:w95fzuFk
メアド欄にsage入れたときにEnter押しちまった。
かなりすまんorz

で、尻尾引っ張られてへたり込むハンタ娘に萌え。

間違った後だと本当に格好つかんなorz
508名無しさん(*´Д`)ハァハァsage :2004/11/16(火) 19:42 ID:/2lX93rQ
>>498
やっべ、萌えた(*´Д`)
激しくGJ
509某スレ557(418)sage :2004/11/16(火) 22:17 ID:4dlIcEOk
前作の感想をくれた人ありがとー。
しっかし大半が肛門(違 ネタですか……はは、は
_| ̄|○

……気を取り直して埋め立て兼誘導をば
510某スレ557(418)sage :2004/11/16(火) 22:18 ID:4dlIcEOk
「ああぁんっ! アッ、アッ、アッ……はげ、激しすぎるぅ……」
「うわっ、そんなに締めるなって」

 プロンテラ郊外にあるとある家では、一番高くなる時は過ぎたがまだ日も高いうちから熱烈な情交の真っ最中であった。

「だ……だって、だ……くううぅぅんっ!」
「ま、最近は随分ご無沙汰だったからなぁ。だけどすごい乱れようだな」
「あはぁぁっ! そ、それはあなたが……やぁん」
「ハンターの格好って元々露出多いし、胸んトコずりあげてスパッツ破ればそれだけでヤれるんだし。まぁ今は片足だけ抜いてるんだけど……あ、今蜜があふれてきた」
「やぁ……そんな、辱めないで……」
「なにが”辱めないで”だよ。全然説得力がないぞー。鷹の飲み水にできそうだな」

 ブラックスミスの肉棒が出し入れされるたびにじゅぷじゅぷと卑猥な音楽が奏でられる。
 二人は最近狩りに製造に色々と忙しく、なかなか二人だけの時間が取れずにいたのだ。たいした前戯もなしに挿入に及べるくらい何度も身体を重ねあった仲だけに、どちらもかなり貯まっているのだ。

「ほら、クリちゃんもこんなに充血してるし」
「きゃあああああっ! やっ……あああーーーっ!!」

 前後に動きながら一番感じる部分をつまんでやると、鷹も飛ばせる二極ハンターの彼女のほっそりと引き締まった四肢が小刻みに痙攣し、一際大きな声を上げて気をやってしまう。
 同時に肉壁も射精を促そうと複雑な動きで絡み付いてくるのだが、口で一度イっている彼は何とかそれに耐える。

「っ…………ぁぁ……はぁ、はぁ……え、や、ちょっと待って! わたしイっちゃったばっか、あっ! ふああああぁっ!」

 めくるめく快楽の世界から戻ってきて、脱力した体で荒い息を吐いて達して力を失った彼女に休む間を与えずに腰を振る。
 強すぎる快感が苦しさに変わり、それが一線を越えて更なる快感に昇華されていく。

「ああっ、イイっ! イイっ! すご……すごく気持ちイイよぉっ!」
「俺も……すっげえいいぜ。お前の身体」
「あん、あん、あん、ああぁんっ! わたしも……めちゃめちゃになっちゃうよぉっ!」

 正常位から対面座位に移ってお互いの昂りを交換し合う。
 身体と身体を密着させて深いキスを交わしながら下から一番奥を突くと、絶息寸前のかすれた嬌声があがる。

「ああっ! ダメッ、ダメッ! イっちゃ……イッちゃうぅぅぅ……」
「イっちまえよ。サカリのついた獣みたいによ……っく」
「あ、あああぁっん! ヒクッ、あ、わたし、イクっ! あなたに犯されてイっちゃうっっ! んあぁぁっ! イクゥゥゥッ!!」
「くっ……出すぞッ!」

 彼女が二度目のより高い絶頂に達するのと同時に、彼も彼女のナカに熱く迸る樹液を注ぎ込んだ。
511某スレ557(418)sage :2004/11/16(火) 22:18 ID:4dlIcEOk
「ただいま……って! 姉さんっ! なにしてるのっ!?」

 二人がベッドでぐったり気だるい身体を休めていたところに金切り声が響き渡る。ハンターの妹、アコライトの制服を着たより幼い女の子が買い物から帰ってきたのだ。
 ハンターの少女はぼうっとした瞳で、BSは余韻も吹き飛んで気まずそうに視線をそらす。

「二人ともなんで……っ。……姉さん、一体どういう……っきゃあっ!」

 口を上下させて複雑な表情を浮かべた彼女が一歩を踏み出した瞬間、つるりと床が滑ってしりもちをついた彼女の小さな体をベッドの脇にまで運んでいったのだ。
 何が起こったのかわからない二人。その中でさっきまで情事に耽っていたとは思えない速さでハンターの少女は妹の手を取り、彼女をベッドの中に引きずり込んだ。

「な……? ちょ……ね、姉さん!?」
「はぁ〜〜。こんなこともあろうかと滑り床仕掛けといてよかったぁ」
「え、あ、お?」

 妹の手首を取って組み敷いた彼女の目が妖しく光る。
 快活な森の狩人が半脱ぎで股の間から熱情の残滓をこぼしながら、神に仕える純潔の少女の上に覆いかぶさる姿はこの上もなく扇情的だ。

「わたし知ってるのよ? あなたがこの人のこと好きだって……ううん、愛してるってこと」
「!!??」
「もしかして隠してるつもりだったの? この人と一緒にいるとあなたすごく浮かれてたわよね。それにわたしたちがペアで狩りに行ったときなんか射殺すような視線向けてたじゃない。まぁ、上手く誤魔化してたみたいだけど」
「なっ……」

 真っ赤になって言葉に詰まる彼女からは、姉のその指摘が事実であることを物語っていた。
 お前の妹って可愛いよな、と何度か漏らしていたBSもこれには驚きを隠せなかった。

「さっき怒ったのだって真っ昼間からナニしてたからじゃあなくて、大好きなこの人の相手が姉のわたしだったからでしょ?」
「……っ!」
「『姉妹なのにどうして姉さんだけ』って思ってたのだって、わたしはちゃぁんと知ってるのよ」
「…………」
「それにわたしたちが身体を重ねた後で、この人のこと思いながらあなたが独りで自分を慰めていたことも、ね」
「あっ……ああっ……」

 彼の目の前でずっと隠し通してきた想いを暴露されただけでなく、絶対に知られたくなかった淫らな秘め事まで言い当てられた彼女の目尻に小川ができる。
 彼女を絶望のどん底まで突き落とした姉はふふっと妖艶に笑うと、

「ねぇ、この子のこと可愛いって言ってたわよね」
「え……あ……そ、そりゃ、確かに言ったが……」
「じゃあ、この子のこと……抱きたい?」
「いっ!?」
「姉さん!?」
「感謝しなさい。あなたの言えない願い、わたしがかなえてあげる。ねぇ、男の人って三人でするのってロマンなんでしょ?」

 彼も何とか言おうと口を動かしたり体をゆすったりしていたが、息子の方はその魅惑的な提案の前に早くも臨戦態勢を整えている。

「あ、やっぱり。それじゃ、続きはhttp://www.ragnarokonlinejpportal.net/bbs2/test/read.cgi/ROMoe/1100643993/でね?」

 夜の帳が落ちるのには、まだ早い……

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