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【18歳未満進入禁止】聖職者命令スレ Part18

1 名前:sage 投稿日:2021/04/22(木) 21:53:52 ID:f0v5qJ9o
ここはハァハァ鯖に住んでいる聖職者達にあんな命令こんな命令いっぱいして、
ハァハァしたり、ハァハァを鎮めるスレです。
ここは聖職者系(アコライト、プリースト、モンク等)専用スレです。

★板共通ルール★
ttp://www.ragnarokonlinejpportal.net/bbs2/test/read.cgi/ROMoe/1063859424/2
・マターリ厳守。
・荒らしは完全放置。
・ROと関連のないネタで盛り上がるのはダメ。
・コテハン叩きも、スレの雰囲気が荒れるからダメ。

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101 名前:訳あり戦乙女な少年司祭レイリとヴァレー 投稿日:2024/12/17(火) 23:39:57 ID:D.WMhadE
>>100

 シチュを考えていたら、どうしてもエロが薄めに…


 フェイヨン南部森林地帯。
 プロンテラ北東方面のそれと異なり温暖湿潤な気候で、一体にはアルベルタへの街道が整備されている。
 同時に多くの別荘が立ち並び、散策や森林浴用のため多くの専用道が整備されている。
 ジェダが保有する別荘もその例に漏れず、彼とその庇護下にある者のための、つまり『デート用』の道路が存在した。
「な、なあ…爺さん。さすがにこれは悪趣味じゃないのか?」
 ヴァレーは声を震わせながら、隣を歩く主に抗議した。
 褐色の少年がまとうのは、黒いラインの入ったの三分丈スパッツと、同じデザインのチューブトップのブラだけである。
「森林浴なのだ。全身に浴びるた方がよいだろう」
 そう言うジェダは虫除けの香が焚かれた香炉を手にし、腰に剣こそ帯びてはいる物の、木綿のゆったりとした服という出で立ちだ。
「これじゃ森林浴じゃなくて露出プレイじぇねぇか…悪趣味にも限度があるだろ」
 事の起こりは一時間と少し前。
 レイリがアルベルタまで食材の買い出しに行っている間に、デートに誘われたのが発端だ。
 むろん、暗黙の了解の上で、である。
 別行動を伴う何らかの指示は『そう言うこと』なのだ。


「…そ、そんなにじろじろ見ないでくれよ」
 彼らだけのために整備された石畳の道を歩きながらヴァレーは言う。
「おや。普段の気丈な態度はどこに行った?」
「そ、そりゃ…こんな格好…だぞ」
「案ずるな。ここにいるのは我々だけだ。」
 不安がるヴァレーに微笑んで返すジェダ。
 ひんやりとした空気の中、羞恥に火照る全身にさらなる熱がこもる。
「…すげぇ胆力だよ爺さん…こんな格好の従者連れて平然としてるなんてよ…」
「戦士だからな…」
 ジェダは言う。
「それに、生き残る事に比べればこの程度」
「あ…そ、そうだな…」
 先立たれるのは悲しい事だ。
「レイリに先立たれる事を想像して見ろ…そう言うことだ」
「よしてくれよ縁起でもねぇ」
 友の、レイリの姿を浮かべると、ちくりと胸が痛んだ。
「お主とて、あやつ捨て置けぬからこうして私の元にいるのだろう」
「そうだよ…」
 答えるヴァレー。


「お前から見て、レイリはどうだ?」
「どうだって…その…」
 逡巡するヴァレー。
「正直、お人好し過ぎる。煽てられて女装して愛人にされるし…」
「だから、放っておけない、と?」
 ジェダの問いに、ヴァレーは無言で頷いた。
「ま、まあな。正直、あの容姿だし、変態にかっさらわれたら…というか既にそうか 」
 はは、と笑うヴァレー。
「非道い言われようだ」
「そう言うお前もレイリを少女と見誤ったクチなのだろう」
「…そ、そーですよ」
 投げやりに答えるヴァレー。
「そう突っかかるでない。それはそうと、伽の場で時折鋭い視線を送っているが、どういうつもりだ?」
 咎めるつもりはないが、何か不満があれば言ってくれれば最大限善処する。
 ジェダは諭すように言う。
「そ、その…爺さんとレイリがしてるのをみてると、その…なんだ。苛つくというのとも違う。モヤモヤする」
「ふむ。正直でよろしい」
「でも、どちらに苛ついてるのかわからねぇ…」
「嫉妬か。司祭が抱いて良い感情ではないぞ」
「わ、わーってるよ…自分が未熟な事くらい」
 うなだれるヴァレー。
「そう落ち込む出ない」
 ジェダはそう言ってヴァレーのポニーテールをなでる。
「だから、お前もレイリに対する感情は包み隠すな。まあ、隠して モヤモヤしている様もそれはそれで楽しいのだがな」
 ジェダはそう言いながら、レイリの腰に手を回し、抱き寄せる。
「やっぱ…悪趣味…じゃねぇか…道の真ん中で」
 臀部を鷲掴みにされ、悶えるヴァレー。
「しっかりと鍛えられているな。悪くはない」
 引き締まった尻肉の感触を楽しみながら頷くジェダ。
「な、なあ…レイリと…どっちがいい?」
 そう言った直後、ヴァレーは自分の発言に狼狽する。
「す、すまねぇ…」
「聞き捨てならんな」
 くすりと笑うジェダ。
「わ、忘れてくれ…」
 ヴァレーがつぶやいたその時、足音が聞こえてくる。
 慌てて主から身を離し、その背中に隠れるヴァレー。
「帰ってきたようだな」
「そ、そういえばそんな時間か…」
 ヴァーレーはジェダの言葉に安堵した。



 二人の前に両手に食材を抱えたレイリが現れた。
「た、ただいま…戻りました」
 彼は軽装のジェダと、インナー姿のヴァレーに出迎えられ、主に後者の格好に戸惑いを見せる。
「ご苦労」
「おかえり。に、荷物…持つぞ」
 ヴァレーが半ば強引にレイリの荷物に手を伸ばす。
「で、でも…その格好…まだ躾中でしょ?それとも…お仕置き?」
「いや。森林浴をしていてな。特に仕置きも躾もしていない。露出プレイがそれらに値する行為かと問われれば、こちらも回答に窮するところだがな」
 ジェダは言う。
「それに、いろいろとおもしろい話も聞けたしな」
「え?それって…」
 きょとんとしたレイリはヴァレーの方を振り向くが、彼はばつがわるそうに顔を背ける。
「べ、別にお前の悪口を言った訳じゃねぇからよ」
「?」
「さ。日が落ちる前に帰るとするぞ。荷物は儂が持とう」
 ジェダは優しく、しかし有無をいわさぬ空気と共にに宣言した。
 そして荷物を受け取ると、屋敷に向け一人歩き出す。
「ど、どうしたの?」
「な、なんでもねぇ。行くぞ。まったく、主においてかれる従者とか笑いぐさだぞ」
 ヴァレーはそう言うと、レイリの手を取り歩き出した。

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