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【百合も】生体DOP達に萌えるスレB2F【801も】

[131:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2013/04/03(水) 21:47:50 ID:PsDBeDsI)]
セリアとフラメルが話をしていた場所より僅か数メートル先、
物陰に隠れて様子を窺っていた5つの影がざわつき始める。

「あちゃー。フラメルには悪いことしちゃったね、二人には後で謝っとこ」

事の端末を見守っていた紫色の長髪の女性が、
頭を掻きながら申し訳なさそうに呟く。

「おい。あれは止めた方がいいんじゃねえの」

白髪の背の高い男がぶっきらぼうに口を開くと、
辺りから「うーん」という何人かの唸り声が聞こえた。
紫の髪の女性は頷き、口元に手を添える。
真剣な面持ちを振舞ってはいるが、その目は笑っていた。

「確実にセリアに変なスイッチ入ったねぇ…。ここはやっぱ、リーダーが止めに」
「悪いが無理だ」

女性が言い終わるよりも早く、
今度は茶髪のポニーテールの男性がぴしゃりと言い放つ。

「でも凄いですよね、フラメルくん。
嫌われたくない一心であんなことするなんて…正に愛です!」

ぱあと顔に喜色を浮かべ、桃色の髪を二つ結びにした女性がやや興奮した様子ではしゃいでいた。
その隣で、金髪の男性が腕組みをしてコクコクと頷く。

「ボクのトレンティーニへの愛に比べたら、彼はまだまだ未熟だけどね」
「アルフォ…」

桃色の髪の女性がうっとりと見上げれば、
二人はたちまち吸い込まれるように見つめ合う。
固有の結界を形成し始めた二人に、紫の髪の女性が苦笑まじりでため息を吐いた。

「まー、ほっといてもいいかもな。フラメルもセリアになら何されたって本望だろ」

白髪の男性の言葉を皮切りに、一同は「あー」と声を上げ頷く。

「せっかくセリアさんが望んで二人きりになったんだから、邪魔しちゃダメですね」
「そうだな。私は部屋に戻って報告書を纏めてくる。何かあったら呼んでくれ」
「ボクも戻って新しい歌を作ろうかな」
「じゃ、各自解散〜ってことで。チェン、筋トレ手伝ったろーか?」
「ん、宜しく頼む」

各々顔を見合わせた後、片手を上げて目的の場所を目指しその場から立ち去る。
先程まで賑やかだった野次馬空間には、たちまち静寂が訪れた。


この後、部屋に連れ込まれたフラメルがセリア様のおみ足をペロペロする展開が
脳内では構成されているが、いざ文章に起こしたら非常に恥ずかしかったので断念。


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