◆みんなで創る小説Ragnarok ♂萌え2冊目◆
[5:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2005/06/20(月) 02:43:57 ID:U4r/Agns)]
スレ立てお疲れ様です。
僭越ながら、さっそく投稿させて頂きます。
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……この頃、恋人のハンターがつれないんです。
俺が高熱出して一緒に狩りに行けない間、彼は俺を置いてどこかに行ってます。
省略35
[6:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2005/06/20(月) 02:45:50 ID:U4r/Agns)]
次の日の朝、沈んだ気分とは裏腹に俺の熱は少し下がっていました。とりあえず、起きて動き回れ
るぐらいには。
隣室からルイスが出かける準備をしている音が聞こえます。
俺は部屋の隅に置いている自分の剣と鎧に目をやります。さすがに、それらを身につけて出歩ける
ほど体力は回復していません。第一、いきなり俺がついていくと言っても、ルイスはよしとしないで
しょう。
省略35
[7:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2005/06/20(月) 02:46:44 ID:U4r/Agns)]
「こんにちは〜」
銀髪の可愛いブラックスミスの挨拶に、スイートジェントルを被ったブラックスミスと、狐面のブ
ラックスミスが応えました。
「よぉ」
と、スイートジェントル。
「こんちゃ〜」
省略39
[8:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2005/06/20(月) 02:48:00 ID:U4r/Agns)]
まず最初に甲高い悲鳴。
そしてガシャガシャという鎧の音。
その後は、馬のいななきや、蝙蝠の鳴き声、ぼこぼこという得体の知れない音などが一斉に聞こえ
てきました。
――テロだ。
条件反射的に剣をとろうと腰に手をやって、今日は一切武装していないことを思い出しました。
省略61
[9:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2005/06/20(月) 02:53:24 ID:U4r/Agns)]
三人のブラックスミスの活躍と、他の冒険者たちの活躍もあってテロは沈静化しつつあります。俺
は木の下で座り込んで何もやっていませんが。
ぶっちゃけ、今まで俺のところにモンスターが来なかった事のほうが不思議でした。
だから、最後の最後で彷徨う者が俺の目の前に立ったことも、ある意味自然なことです。
彷徨う者が腰の剣を引き抜き、俺に向けたのが、スローモーションのようにゆっくりと見えました。
――やっぱり、ルイスの事をちゃんと信じていなかった天罰かなぁ。
省略70
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