アコたんvsメカアコたん Part6
[166:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2006/03/17(金) 20:15:49 ID:Nz56UI7w)]
時事ネタ『プリたんのホワイトデー』
チョコレートを両腕に抱えたプリたんを,白薔薇が半ば感心したような視線で見ている
「相変わらずすごい人気ですねー」
「いや,まあ。はは…」
送り主は主にプロンテラ教会のアコライトの女の子達からだ
省略29
[167:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2006/03/17(金) 20:17:22 ID:Nz56UI7w)]
今の詠唱から感じるに両方とも相当な使い手だ。ミッドガルド大陸でもほぼ最高クラスの。そして声に聞き覚えがある
「白薔薇,貴方ね?そして…青ちゃん?」
プリたんの声に答えるようにして,壁の陰からひょっこりと幼なじみのプリーストとウィザードの二人が現れた
青ちゃんと呼ばれたオペラ仮面で素顔を隠しているウィザードが遠慮がちな声をかけた
「あの,できればその呼び名は止めてほしいのだが…」
省略32
[168:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2006/03/17(金) 22:38:43 ID:eihcEmXU)]
「あれだけ大見得きっといて,何やってるのよ!少しは加減したらどう?」
「紅薔薇こそ一番手加減しやすそうな素手プリじゃないですか!」
「氷系魔術ならアイスクッキーが・・・」
体術,神術,魔術それぞれ最高位の術者三人が不毛な論争を続けているところに,とてとてと歩み寄るアコたん
「お姉様〜」
省略30
[169:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2006/05/16(火) 20:35:07 ID:oIqs7p7w)]
プリたんがロードオブデスと戦っていた頃,城門の前には無数のブラッディマーダーの死体が積み重なっている
その死と破壊の中心に立っているのは一人の騎士。そしてその騎士トリスも,彼が作った死体と同様の重傷であった
「ぜぇ・・・はぁ・・・俺も死ぬかも・・・」「お前に死なれると困る」
このような状態でも至極冷静な右腕の声に答える余裕もなく,彼は死体から残った敵に向けて視線を上げた
「ハハハハハハ!うめぇ,うめぇ。大したもんじゃねえか。やっぱりやるなぁ」
ぱちぱちとからかうように拍手をしながら,他より二回りほど大柄なブラッディマーダーがトリスの前に歩み寄る。相手の表情は
省略29
[170:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2006/05/16(火) 20:35:35 ID:oIqs7p7w)]
「じゃ,他のマーダーも・・・」
「そうよ,ぜーんぶ今までお前が殺してきた奴らだぜ。全く罪深い騎士様だ,俺の殺した人数の何倍だよ?」
ショックを受けるトリスに囁く
「でも・・・でも俺は自分の愉しみで殺したんじゃない・・・騎士として,民衆のためにやっただけで・・・」
「てめぇの都合なんざ,死んだ方は関係ないぜ。てめぇを殺して,恨みを晴らすのさ!」
そして,うなだれるトリスの頭上にブラッディマーダーの手斧が振り下ろされた。ウスラーが警告を発する
省略26
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