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アコたんvsメカアコたん Part6

[164:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2006/03/05(日) 01:50:55 ID:Ein3QAMo)]
〜アマツにひな壇が設置されました〜

アコたん「メカアコたん,知ってる?アマツにひな壇が出来たらしいよ」
メカアコたん「ひな壇ってなに?」
アコたん「さぁ?私も知らないの。だからね・・・見に行こうよ!」
メカアコたん「うん!」

プリたん「ふぅん,そう。アコたん達はアマツへ行ったのね…」
白薔薇「紅薔薇は心配じゃないのですか?彼女達はあの『ひな壇』を見に行ったのですよ!」
プリたん「別に。私は私の妹を信じているわ。それに私たちだって8歳で修了したじゃないの。貴方と私で」
白薔薇「わ,私だって自分の生徒を信じていますよ!アコたんは才能のある生徒だから,きっと…」
プリたん「だから,ね。貴方の授業の成果ってやつを見に行かない?」
白薔薇「やっぱり行きたかったのですね…」

アマツ
海の果てにあるこの国に,そのひな壇は不思議と調和していた。
道ばたに脈絡もなく現れたこの巨大なひな壇を,街ゆく人々がそれぞれの表情で眺めている。
もちろんアコたんとメカアコたんも,ひな壇を見上げていた
メカアコたん「大きいね〜」
アコたん「うん。でも少し不気味なお人形…,それに真っ赤だし…」
大陸育ちのアコたんにとって,アマツ風の人形は馴染みがなかった。人形は薄笑いを浮かべており,壇の敷物は血の色だ
しかし,メカアコたんはそんなことお構いなしに,もっと近くで見ようとしてひな壇に近づいていく。その姿にアコたんが
何となく不安を覚えたとき,パンッという軽い破裂音とともに,メカアコたんの頭部が軽く揺らいだ

アコたん「メカアコたん大丈夫!?」
メカアコたん「うん,かすっただけだから。でもどこから…」

メカアコたんの熱感知センサーがめまぐるしく動き,一点を捉えた。三人官女の持つ柄杓から硝煙が立ちのぼっている
メカアコたん「まずっ…アコたん私の後ろにッ!」
アコたん「う,うん!」
アコたんが慌ててメカアコたんの後ろに隠れた一瞬後,アコたんのいた空間を,残り二人の官女が放った銃弾が切り裂いた
アコたん「何なの,これー!」
メカアコたん「分からないけど,やるしかないみたいだね!」
そしてメカアコたんは,担いでいたパニッシャーを一振りし,戦闘モードのスイッチを入れた


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