月夜花だけに(*´Д`)ハァハァ
[146:名無したん(*´Д`)ハァハァ(2005/11/05(土) 04:38:37 ID:9pQtUgqY)]
遺跡は基本的に地層が下のものほど古いってことを考えると、フェイヨンDから
フェイヨンの歴史を推察するとこうなる。
古 代
↑ 5F(ソヒー・ドケビ・ヤファ・天下大将軍) どう見ても朝鮮文化圏
| 4F(ソヒー・天下大将軍 − ムナック・ボンゴン) 朝鮮文化圏に中華文化が流入を始める
| 3F(ムナック・ボンゴン) 中華文化圏にほぼ完全に飲み込まれる
| 2F ソルスケ・アチャスケしか居ないのは戦乱が続いたことを示す?
| 1F 現在の埋葬場と思われる
現 代 フェイヨン市街 両方の文化が混在
・・・当初は独自の文化をもっていた地域が、隣接する大国の文化に一旦飲み込まれ、
そして改めて自国の文化を掘り起こすという、東アジアの歴史上の典型例のような気がしますな。
なお、九尾狐は「山海経」に『獣がいる、そのかたちは狐のようで九つの尾、その声は嬰児のよう、
よく人を食う。これを食べた者は邪気におそわれなくなる。』と描かれてはいるものの中国各王朝では
瑞獣として史書に登場します。漢代の壁画に、西王母が九尾狐を引き連れているものもあるようで。
狐は中国・朝鮮・日本に広く分布しており、朝鮮にも九尾狐の伝承がいくつも残っているため判断が難しく、
今回は考察から省きました。
以下は私見ですが、ROでは月夜花(ウォルヤファ)自身も狐の姿をして九尾狐を眷属として従えていることと、
韓国では九尾狐は悪役として描かれることがまずないことを考えると、ヤファは古代朝鮮の(おそらくは悲劇の)
王女、九尾狐は彼女に付き従った臣下達であると思われます。
なおFD5F中央の仏像は、中華文化圏に飲み込まれて以後施された封印ではないでしょうか。土着の信仰を
新たな宗教で置き換えるためによく使われる手段の一つでしょうし。
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